Tableau Server プロセス

このトピックでは、プロセス構成の設定オプションについて説明します。Tableau Server プロセスを構成するには、各ノードでどのプロセスのインスタンスをいくつ実行するべきかを指定する必要があります。これには、tsm topology set-process コマンドを使用します。詳細については、ノードのプロセス数を変更するを参照してください。

下記の表で明示的に示す場合を除き、プロセスに変更を適用すると、変更の適用時に Tableau Server が実行中の場合は、それを停止します。変更の適用後、Tableau Server はプロセス構成前の状態に戻るため、適用時にサーバーが実行されていた場合は、再起動されます。

重要:使用するプロセス トポロジは組織のニーズによって異なります。

ライセンス プロセス

Tableau Server の一部としてインストールされた一部のプロセスは "ライセンス" プロセスです。ライセンス プロセスを実行するには、有効な Tableau Server ライセンスが必要です。Tableau Server の一部としてインストールされている他のプロセスは、有効なライセンスと結び付けられません。これにより、次のような影響があります。

  • ライセンス プロセスはすべて、定期的に最初の Tableau Server コンピューター上で実行する Tableau Server ライセンス マネージャー サービスに定期的に接続する必要があります。有効なライセンスがあることを確認できない場合や、最初のノードが利用できない場合、プロセスは実行されず、Tableau Server は適切に機能しない、または安定して機能しない場合があります。

  • コア ベースの Tableau Server ライセンスを持っている場合、ライセンス プロセスを使用するノード上のコアは、ライセンスを持つコアの合計数に対してカウントされます。

    注: データ管理 とコアベースのライセンスを持っている場合は、各ライセンスに含まれるライセンスを持つコアの合計数に対してライセンス プロセスがカウントされる方法を理解する必要があります。詳細については、データ管理 のライセンスを参照してください。

以下の表の "ライセンス" 列は、有効なライセンス プロセスと、コアベースのライセンスのコア数に影響を与えるプロセスを特定します。

Tableau Server プロセス これらのプロセスは、Tableau Server の実行時にステータスが running になり、Tableau Server の停止時に stopped になります。
tsm status -v に表示される名前tsm topology set-process で使用される名前目的ライセンス
分析拡張機能のマイクロサービスanalyticsextensions分析拡張機能のマイクロサービスでは、分析拡張に式を渡すための一連の関数がサポートされ、R、Python、および Einstein Discovery と統合できます。

アプリケーション サーバー (VizPortal) がインストールされているノードに自動的にインストールされます。

なし
アプリケーション サーバーvizportalアプリケーション サーバー (VizPortal) は、Web アプリケーションおよび REST API 呼び出しを処理し、参照と検索をサポートします。アプリケーション サーバーがインストールされている場合は、データ エンジンもインストールされます (ノードにデータ エンジンのインスタンスが含まれていない場合)。

アプリケーション サーバーの最初のインスタンスがノードにインストールされると、インタラクティブなコンテナー サービスもインストールされます。

はい
データに聞く手動で構成することはできません。「データに聞く」サービスは、「データに聞く」機能により使用されます。Data Server が実行中のすべてのノードで自動的に実行されます。いいえ
認証

追加: 2022.1

手動で構成することはできません。認証サービスは、アイデンティティの移行プロセスおよびアイデンティティ プールを処理します。

アイデンティティの移行プロセスの完了後、認証サービスはアイデンティティ プールの管理の一環として、以下を行います。

  • 適切なアイデンティティ サービス テーブルでユーザー アイデンティティ検索し、返されたユニバーサル一意識別子 (UUID) を使用して、従来の system_user テーブルに対してクエリを実行します。適切なシステム ユーザーが見つかったら、ユーザー セッションを付与し、認証ワークフローが完了します。
  • 構成されたアイデンティティ ストアが外部 (AD または LDAP) の場合は、変更不能なユーザー アイデンティティと追加のユーザー属性をインポートします。
このプロセスのステータスは、tsm CLI を介してのみ使用できます。

ユーザー アイデンティティ プールを設定するには、アイデンティティの移行が完了し、アイデンティティ サービスがオンになっている必要があります。詳細については、「ID の移行について」および「アイデンティティ プール (ID プール) を使用したユーザーのプロビジョニングと認証」を参照してください。

いいえ
バックグラウンダーbackgrounderバックグラウンダーでは、抽出の更新、サブスクリプション、「今すぐ実行」タスク、tabcmd から開始したタスクなどのサーバー タスクを実行します。

バックグラウンダーがインストールされている場合は、データ エンジンもインストールされます (ノードにデータ エンジンのインスタンスが含まれていない場合)。

バックグラウンダーは単一スレッドのプロセスです。ノードにバックグラウンダーのインスタンスをさらに追加し、ジョブを並行で実行するためにノードの容量を拡張することができます。

多くの場合、サーバーを停止して再起動しなくても、実行中のサーバーの既存のノードでバックグラウンダー インスタンスの数を増減できます。ただし、データ管理のライセンスが付与されている場合やバックグラウンダーの最初のインスタンスをノードに追加する場合、またはノードからバックグラウンダーの最後のインスタンスを削除する場合を除きます。詳細については、Tableau Server の動的トポロジの変更を参照してください。

はい
キャッシュ サーバーcacheserverキャッシュ サーバーは、サーバー クラスタ全体で分散および共有されるクエリ キャッシュです。このインメモリ キャッシュは、さまざまなシナリオにわたってユーザー エクスペリエンスを高速化します。VizQL Server、バックグラウンダー、データ サーバー (アプリケーション サーバーも限定的に含む) は、ユーザーまたはジョブの代わりにキャッシュ サーバーへキャッシュ要求を行います。キャッシュはシングル スレッドのため、より優れたパフォーマンスが必要な場合は、キャッシュ サーバーの追加インスタンスを実行する必要があります。

各ノードが 2 個以下になるように制限して、最大 6 個のキャッシュ サーバー インスタンスをインストールすることをお勧めします。当社のテストでは、Tableau Server インストールに合計 6 個を超えるキャッシュ サーバー インスタンスをインストールしてもパフォーマンスの向上が見られず、パフォーマンスに悪影響を与える可能性があることが示されています。

いいえ
クラスタ コントローラーclustercontrollerクラスタ コントローラーは、さまざまなコンポーネントの監視、障害検出、および必要に応じてフェールオーバーの実行を担当します。各ノードに自動的にすべてのインストールされます。いいえ
コレクション

追加: 2021.2.0

collectionsコレクション サービスは、コレクションとお気に入り機能のメタデータを提供します。コレクション サービスは、アプリケーション (vizportal) がインストールされている最初のノードにインストールされます。

高可用性を実現するため、アプリケーション サーバーのインスタンスがインストールされているすべてのノードでコレクション サービスのインスタンスをインストールすることをお勧めします。詳細については、Tableau Server コレクション サービスを参照してください。

いいえ
接続プール

追加: 2023.1.0

 接続プール サービスは、リポジトリへのデータベース接続をプールするオプションを提供します。接続プール サービスは、すべてのノードに無効な状態でインストールされています。TSM 以外では有効にすることはできません。

Tableau サポートからの指示がない限り、有効にしないでください。

いいえ
コンテンツの探索

追加: 2021.1.0

contentexplorationコンテンツ探索サービスを使用すると、Tableau Server の検索機能と参照機能が拡張します。その操作は、Index and Search Server に依存します。コンテンツ探索サービスは最初のノードにインストールされています。

高可用性を実現するため、アプリケーション サーバーがインストールされているすべてのノードでコンテンツ探索 サービスのインスタンスをインストールすることをお勧めします。詳細については、Tableau Server コンテンツ探索サービスを参照してください。

いいえ
データ エンジン手動で構成することはできません。データ エンジンで、データ抽出を作成し、クエリを処理します。ファイル ストア、VizQL Server、アプリケーション サーバー (VizPortal)、データ サーバー、Prep フロー作成、またはバックグラウンダーをインストールする場合は、自動的にインストールされます。

注: ファイル ストアが外部で構成されている場合、データ エンジンがファイル ストアと共にインストールされることはなくなりました。詳細については、Tableau Server 外部ファイル ストアを参照してください。

はい
データ プロファイリング

追加: 2021.4.0

dataprofilingデータ プロファイリング サービスは、仮想接続エディターの列プロファイリング要求を処理します。データ管理 ライセンスを持っている場合にのみインストールされます。その場合、バックグラウンダーがインストールされているノードに自動的にインストールされます。はい、データ管理 ライセンスが必要です
データ サーバーdataserverデータ サーバーは、Tableau Server のデータ ソースへの接続を管理します。データ サーバーがインストールされている場合は、データ エンジンもインストールされます (ノードにデータ エンジンのインスタンスが含まれていない場合)。はい
データ ソース プロパティ

追加: 2020.1.0

tdsserviceデータ ソース プロパティ サービスは、「データに聞く」などのクライアント サービスに、パブリッシュされたデータ ソースのメタデータを提供します。データ ソース プロパティは、既定では初期ノードに追加されます。1 つの Tableau Server インストールに少なくとも 1 つのインスタンスが含まれている必要があります。パフォーマンス上の理由から、アプリケーション サーバー (VizPortal) がインストールされているノードにデータ ソース プロパティ サービスをインストールすることをお勧めします。いいえ
データ ストーリー

追加: 2023.1.0

 データ ストーリー サービスは、データ ストーリーのダッシュボード拡張機能を動作させる分析エンジンを処理します。データ ストーリーは、Tableau Server インストールのすべてのノードに自動的に追加されます。手動で構成することはできません。いいえ
Elastic Server

追加: 2019.1

削除: 2022.1

バージョン 2022.1 以降では、代わりに Index and Search Server が使用されます。

elasticserverElastic Server は、「データに聞く」およびコンテンツ探索サービスで、検索可能なコンテンツのインデックスを作成する際に使用するものです。Elastic Server プロセスは、クラスタ内の複数のノードで実行できます。任意のノードに移動することもできます。実行される Elastic Server プロセスの数は奇数にすることをお勧めします。

Elastic Server のヒープ サイズは、elasticserver.vmopts TSM 構成オプションを使用して構成できます。詳細については、tsm configuration set のオプションを参照してください。

いいえ
抽出サービス

追加: 2021.4.0

extractservice抽出サービスは、仮想接続の抽出を管理します。データ管理 ライセンスを持っている場合にのみインストールされます。その場合、バックグラウンダーがインストールされているノードに自動的にインストールされます。はい、データ管理 ライセンスが必要です
ファイル ストアfilestoreファイル ストアは、Tableau Server 上でローカルに実行するか、SAN または NAS ストレージを使用して外部で実行するように構成できます。

ローカルで構成した場合、ファイル ストアは、データ エンジン ノード全体で抽出を自動的にレプリケートします。

ファイル ストアのインストール時にデータ エンジンもインストールされます (ノードにデータ エンジンのインスタンスがすでに存在する場合や、ファイル ストアが外部で構成されている場合を除く)。

ローカル ファイル ストア: いいえ

外部ファイル ストア: Advanced Management ライセンスが必要です。

ゲートウェイgatewayゲートウェイは、ブラウザー、Tableau Desktop、およびその他のクライアントから Tableau Server へのすべての要求を処理する Web サーバーです。VizQL Server、Vizportal、Tableau Prep フロー作成のインスタンスがあるノードで必要です。いいえ
インデックス作成/検索サーバー

追加: 2022.1

indexandsearchserverIndex and Search Server は、AWS OpenSearch に基づいています。Tableauは、Open Search の検索機能を使用して「データに聞く」およびコンテンツ探索サービスのデータにインデックスを作成します。

このサーバー プロセスは、バージョン 2022.1 以降で使用されなくなった Elastic Server に代わるものです。

バージョン 2023.3.0 では、このプロセスは検索と参照から置き換わります。

Index and Search Server は、クラスタ内の複数のノードで構成できます。

実行する Index and Search Server プロセスの合計数は奇数にすることをお勧めします。3 つ以上のノードを持つ Tableau Server クラスターでは、少なくとも 3 つの異なるノードで Index and Search Server を構成することをお勧めします。
Index and Search Server のヒープ サイズは、 indexandsearchserver.vmopts オプションを指定した tsm set configuration コマンドを使用して構成できます。詳細については、「tsm configuration set のオプション」を参照してください。

いいえ
内部データ ソース プロパティ

追加: 2020.1.0

tdsnativeservice

手動で構成することはできません。

内部データ ソース プロパティ サービスは、データ ソース プロパティ サービスとのみ通信する内部サービスです。データ ソース プロパティのインスタンスがある各ノードでは、内部データ ソース プロパティの 1 つのインスタンスが自動的に構成されます。

いいえ
メッセージング サービス

追加: 2019.4.0

activemqserverメッセージング サービスは、Tableau Server のマイクロサービス間の通信をサポートするために使用されます。Tableau Server をインストールする際に、各ノードに自動的にインストールされています。サービスのインスタンスが 1 つ必要です。

Tableau Server の分散インストールでは、メッセージング サービスを別のノードに移動できます。バージョン 2020.1 では、一定の冗長性を提供するために、追加のノードにメッセージング サービスの 2 番目のインスタンスを追加できます (2019.4 では、クラスター内に複数のインスタンスを構成することはできません)。詳細については、Tableau Server メッセージング サービスを参照してください。

いいえ
メトリクス サービス

追加: 2020.2.0

廃止: 2024.2

metricsメトリクス サービスは、Tableau Server でメトリクス データの読み取りと書き込みを行います。Tableau Server をインストールする際に、1 つのインスタンスが初期ノードに自動的にインストールされます。サービスのインスタンスが 1 つ必要です。

必要に応じてインスタンスを追加できます。

Tableau Server のマルチノード インストールでは、各ノードにメトリクス サービスのインスタンスを最低 1 つインストールすることをお勧めします。詳細については、「Tableau Server メトリクス サービス」を参照してください。

(従来のメトリクス機能は、2024 年 2 月の Tableau Cloud、Tableau Server バージョン 2024.2 で廃止されました。詳細については、「メトリクスの作成とトラブルシューティング (廃止)」を参照してください。)

いいえ
Minerva Service

追加: 2021.4.0

minervaMinerva Service は、仮想接続に対してクエリを実行します。データ管理 ライセンスを持っている場合にのみインストールされます。その場合、バックグラウンダーがインストールされているノードに自動的にインストールされます。はい、データ管理 ライセンスが必要です
非リレーショナル ストレージ サービス

追加: 2023.1.0

廃止: 2024.1.0

注: このサービスはバージョン 2023.x の CLI に表示されますが機能しません。

nrs非リレーショナル ストレージ サービスは、他の Tableau サービスによって内部的に管理および使用されるマイクロサービスです。

Tableau Server の第一ノードに自動的に言インストールされます。このサービスは、システム管理者が管理することはできません。

いいえ
仮想接続サービス

追加: 2021.4.0

publishedconnections仮想接続サービスは、仮想接続に対するクエリを処理します。データ管理 ライセンスを持っている場合にのみインストールされます。その場合、バックグラウンダーがインストールされているノードに自動的にインストールされます。はい、データ管理 ライセンスが必要です
クエリ ゲートウェイ マイクロサービス

追加: 2021.4.0

querygatewayクエリ ゲートウェイ マイクロサービスは、クエリのタイプとソースに応じて、クエリを適切なマイクロ サービスにルーティングします。データ管理 ライセンスを持っている場合にのみインストールされます。その場合、バックグラウンダーがインストールされているノードに自動的にインストールされます。はい、データ管理 ライセンスが必要です
クエリ ポリシー サービス

追加: 2021.4.0

廃止済み: 2023.3.0

querypolicyクエリ ポリシー サービスは、クエリを処理するときにデータ ポリシーに関する情報を提供します。データ管理 ライセンスを持っている場合にのみインストールされます。その場合、バックグラウンダーがインストールされているノードに自動的にインストールされます。はい、データ管理 ライセンスが必要です
リポジトリpgsqlPostgreSQL リポジトリは、Tableau Server 用のメイン データベースです。ワークブックとユーザーのメタデータを保存します。Tableau Catalog (または Tableau メタデータ API) が有効な場合、リポジトリには Tableau のコンテンツと外部アセットのメタデータが保存されます。1 つのクラスタに追加できるリポジトリ インスタンスは最大 2 つに制限されます。また、2 つ目のリポジトリ インスタンスを追加するには、少なくとも 3 つのノードがクラスタになければなりません。

 

いいえ
リソース制限マネージャー

追加: 2022.1

"Resource Limits Manager"Tableau Server リソース制限マネージャーは、設定されたリソース制限に対するバックグラウンダー リソースの使用状況を追跡し、リソース制限が正しく適用されていることを確認します。リソース制限マネージャーは、既定で Tableau Server の初期ノードに自動的にインストールされます。Tableau Server の追加ノードで、プロセスを追加したり、これを構成したりすることはお勧めしません。

いいえ

Advanced Management が必要です

SAML サービス手動で構成することはできません。SAML サービスは Tableau Server と SAML アイデンティティ プロバイダー (IdP) 間のプロキシとして機能します。Tableau Server をインストールした各ノードに自動的にインストールされています。

サイトの SAML が有効でない限り、stopped 状態で tsm status -v 出力にリストされます。

SAML サービスは手動で構成できません。

いいえ
検索と参照

廃止済み: 2023.3.0

searchserver検索と参照サービスは、サーバー上のコンテンツ メタデータの高速検索、フィルター、取得、および表示を処理します。バージョン 2022.3.0 以降、検索と参照は使用できなくなりました。インデックス作成/検索サーバーがこのサービスに完全に置き換わります。バージョン 2023.3.0 以降、インストールされません。

注: Tableau Server バージョン 2022.3 または 2023.1 を実行している場合は、どのインストールでも検索と参照のインスタンスを複数構成しないでください。インスタンスを複数構成すると、まれに安定性の問題が発生することがあります。

いいえ
Tableau Prep ConductorflowprocessorTableau Prep Conductor はフローを実行し、Data Catalog で取り込めるようにフローを処理します。このプロセスでは Tableau Server のスケジュール調整機能および追跡機能を活用しているため、フロー実行を自動化してフロー出力を更新することができます。既定では、バックグラウンダーが有効になっているノードで自動的に有効になります。ノード ロールがフローを除外するように設定されている場合、そのノードには Tableau Prep Conductor はインストールされません。詳細については、ノード ロールによるワークロード管理を参照してください。2020.4 以降、Tableau Server でこのプロセスを有効にするために データ管理 を使用する必要はありません。はい
Tableau Prep フロー作成

バージョン 2020.4 での追加

floweditorブラウザーで Prep のインタラクティブなフロー エクスペリエンスを提供します。Tableau Prep フロー作成 (floweditor) がインストールされている場合、データ エンジン、Tableau Prep フロー サービス (flowqueryservice)、ゲートウェイもインストールされます。ただし、ノードにそれぞれのインスタンスが既に存在していない場合に限られます。はい
Tableau Prep Minerva Service

バージョン 2020.4 で Tableau Prep フロー サービスとして追加され、バージョン 2021.2 で名前が変更されました。

flowminerva

注: 旧称 flowqueryservice

Tableau Prep フロー作成 (floweditor) で、データソースのクエリを実行するために使用します。既定では、Tableau Prep フロー作成 (floweditor) が有効になっているノードで自動的に有効になります。はい
Tableau 統計サービス

追加: 2022.1

廃止済み: 2023.3

statsserviceTableau 統計サービスは、「データの説明を見る」および予測モデリング関数の統計エンジンを管理します。VizQL がインストールされているノードに自動的にインストールされます。

詳細については、「Tableau 統計サービス」を参照してください。

いいえ
VizQL ServervizqlserverVizQL Server は、ビューを読み込んでレンダリングし、クエリを計算して実行します。VizQL Server がインストールされている場合は、ゲートウェイとデータ エンジンもインストールされます。ただし、ノードにゲートウェイとデータ エンジンのインスタンスが含まれていない場合に限られます。

たいていの場合、サーバーを停止、再起動せずに実行中のサーバーの既存のノードで VizQL インスタンスの数を変更できます。ゲートウェイとデータ エンジンをインストールする VizQL やその他のプロセスがなかった既存のノードに VizQL を追加する場合は例外です。詳細については、Tableau Server の動的トポロジの変更を参照してください。

はい
VizData サービス

追加: 2024.2

vizdataserviceVizData サービスは、Tableau Server 上のパブリッシュされたデータ ソースへの接続を管理します。VizData サービスのインスタンスは、Data Server のすべてのインスタンスにインストールされます。はい
VizData ネイティブ サービス

追加: 2024.2

vizdatanativeserviceVizData ネイティブ サービスは、Tableau Server 上の VizData サービスと通信します。VizData ネイティブ サービスのインスタンスは、VizData サービスの各インスタンスに追加されます。はい

Tableau マイクロサービス コンテナ プロセス このプロセスは、 バックグラウンダーまたはアプリケーション サーバーの最初のインスタンスがノードに追加されるときに自動的に追加されます。バックグラウンダーまたはアプリケーション サーバーのすべてのインスタンスがノードから削除されると、マイクロサービス コンテナ プロセスも削除されます。

コンテナーのステータスは、コンテナー内のマイクロサービスのステータスによって決まります。すべてのマイクロサービスを実行中の場合、コンテナー プロセスのステータスは running です。すべてのマイクロサービスが停止している場合、コンテナー プロセスのステータスは error になります。1 つまたは複数のマイクロサービスが実行され、それ以外は実行されていない場合のコンテナ サービスのステータスは degraded です。詳細については、Tableau Server マイクロサービス コンテナーを参照してください。

インタラクティブなマイクロサービス コンテナ Tableau Server 内部マイクロサービス向けのコンテナー プロセス。展開を容易にするため、またスケーラビリティ目的で一緒にバンドルされています。これらのコンテナーとそれに含まれるマイクロサービスは手動で構成できません。マイクロサービスは時間の経過とともに変化する場合があります。いいえ
インタラクティブでないマイクロサービス コンテナnoninteractiveTableau Server 内部マイクロサービス向けのコンテナー プロセス。展開を容易にするため、またスケーラビリティ目的で一緒にバンドルされています。これらのコンテナーとそれに含まれるマイクロサービスは手動で構成できません。マイクロサービスは時間の経過とともに変化する場合があります。いいえ
Tableau サービス マネージャー (TSM) プロセス これらのプロセスは、TSM の初期化が完了するとステータスが running になり、Tableau Server が停止されてもその実行状態を維持します。
アクティブ化サービス

バージョン 2021.1 での追加

手動で構成することはできません。アクティブ化サービス (実行承認サービス (ATR) とも呼ばれます) を使用すると、ライセンスを使い切る前に、Tableau Server をアクティブ化することができます。プロダクト キーの有効期限が切れるまで、構成可能な期間中に短期リースが提供されます。バージョン 2023.1.3、2022.3.7、2022.1.15 以降では、初期ノードに自動的にインストールされます。

それより前のバージョンでは、ATR が有効になっているときに、初期ノードに自動的にインストールされます。

いいえ
管理エージェント 手動で構成することはできません。TSM エージェントは、構成またはトポロジーへの変更がないか調整サービスを監視して、新しい構成を各サービス (構成) へ提供するか、新しいサービスを展開して古いものを削除します (トポロジー)。Tableau Server をインストールした各ノードに自動的にインストールされています。

管理エージェントは手動で構成できません。

詳細については、Tableau Server 管理エージェント を参照してください。

いいえ
管理コントローラー別のノードに移動する以外は、管理コントローラーを手動で構成することはできません。詳細については、初期ノードの障害からの回復を参照してください。TSM コントローラーは、TSM への要求を処理し、構成とトポロジの変更、およびサービス プロセス全体のワークフローを調整します。コントローラーは REST API のエンドポイント (HTTPS) としても機能します。TSM を最初のノードにインストールする際に、自動的にインストールされます。

別のノードに移動する以外は、管理コントローラーを手動で構成することはできません。詳細については、初期ノードの障害からの回復を参照してください。

詳細については、Tableau Server 管理コントローラーを参照してください。Tableau Server 管理コントローラー

いいえ
クライアント ファイル サービスclientfileservice複数ノードのクラスタ内でほとんどの共有ファイルを管理するのが Client File Service (CFS) です。例えば、認証関連の証明書、キー、ファイル (OpenID、相互 SSL、SAML、Kerberos)、カスタマイズ ファイルなどが CFS によって管理されます。自動的に最初のノードにインストールされます。他のインスタンスは、ユーザーが明示的に構成しない限りインストールされません。クライアント ファイル サービスの構成を参照してください。

マルチノード展開では、調整サービスを展開する各ノードで CFS のインスタンスを構成することを推奨します。調整サービスを再展開しても CFS に影響はありません。

CFS は [ステータス] ページや [構成] ページには表示されませんが、tsm status -v コマンドの出力では表示されます。

CFS のインスタンスを表示または設定するには、tsm topology コマンドを使用します。

いいえ
調整サービスtsm topology set-process では設定できません。調整サービスは唯一の真実の参照元の役割を担います。自動的に最初のノードにインストールされます。新しく調整サービス アンサンブルを明示的に展開しない限り、他のインスタンスはインストールされません。詳細は、調整サービス アンサンブルの展開を参照してください。いいえ
サービス マネージャー手動で構成することはできません。サービス マネージャー自動的にすべてのノードにインストールされます。

サービス マネージャーは手動で構成できません。

いいえ
ライセンス マネージャー手動で構成することはできません。ライセンス マネージャーはライセンシングを取り扱います。最初のノードに TSM をインストールすると、自動的にインストールされます。

このインスタンスは、Tableau Server に 1 つだけインストールされます。ライセンス マネージャー プロセスは、最初のノードに障害が発生したときのみ手動で構成されるべきです。詳細については、初期ノードの障害からの回復を参照してください。

いいえ
Tableau Server メンテナンス プロセス これらのプロセスは、ジョブを完了するためにアクティブに実行されている場合を除き、ステータスが stopped になっています。
データベース メンテナンス手動で構成することはできません。データベース メンテナンス サービスは Tableau Server リポジトリの保守操作を実行します。Tableau Server をインストールした各ノードに自動的にインストールされています。

データベース メンテナンスを積極的に実行中でない限り、stopped 状態で tsm status -v 出力にリストされます。メンテナンスにはリポジトリへのリモート アクセスを可能にするための更新およびリポジトリにアクセスするために使用されるパスワードの変更が含まれます。

データベース メンテナンス サービスは手動で構成できません。

いいえ
バックアップ/復元手動で構成することはできません。バックアップと復元サービスは Tableau Server リポジトリおよびファイル ストアに保管されているデータのバックアップおよび復元操作を実行します。Tableau Server をインストールした各ノードに自動的にインストールされています。

バックアップまたは復元操作を実行中でない限り、stopped 状態で tsm status -v の出力にリストされます。

バックアップと復元サービスは手動で構成できません。

いいえ
サイトのインポート/エクスポート手動で構成することはできません。サイトのインポートとエクスポート サービスはサーバー クラスタ間で Tableau Server を移行します。Tableau Server をインストールした各ノードに自動的にインストールされています。

インポートまたはエクスポートを実行中でない限り、stopped 状態で tsm status -v の出力にリストされます。

サイトのインポートとエクスポート サービスは手動で構成できません。

いいえ

プロセス ワークフロー

Tableau Server プロセスとその連携方法は、どのようなアクションやアクティビティが行われているかによって異なります。たとえば、使用されているプロセスや、それらのプロセスの連携方法は、ワークブックをパブリッシュする場合と SAML を使用してサインインする場合とで異なります。プロセス ワークフローの一部のインタラクティブ ビューについては、以下のワークブックを参照してください。特定のワークフローを選択し、初めから終わりまで順を追って従うことができます。

免責条項: このワークブックは Tableau Public でパブリッシュされており、Tableau ドキュメントにより保持されていません。最新バージョンの Tableau Server に対応する最新版であることは保証いたしかねます。

 

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