Tableau Server メトリクス サービス
従来のメトリクス機能の廃止
Tableau の従来のメトリクス機能は、2024 年 2 月の Tableau Cloud および Tableau Server バージョン 2024.2 で廃止されました。2023 年 10 月に、Tableau は Tableau Cloud および Tableau Server バージョン 2023.3 に従来のメトリクスを埋め込む機能を廃止しました。Tableau Pulse では、メトリクスを追跡し、データについて質問するためのエクスペリエンスが向上しました。新しいエクスペリエンスの詳細については、「Tableau Pulse を使用したメトリクスの作成」を参照し、廃止される機能のについては、「メトリクスの作成とトラブルシューティング (廃止)」を参照してください。
メトリクス サービスは、Tableau Server でメトリクス データの読み取りと書き込みを行います。メトリクスが正しく機能するためには、このサービスが必要です。メトリクス サービスの可用性を高くするには、1 つまたは複数のサービスのインスタンスをクラスタの複数のノードに構成します。アプリケーション サーバー (VizPortal) を実行している各ノードに、最低 1 つのインスタンスを設定することをお勧めします。
プロセス | |
ステータス | tsm status -v コマンドを使用して [TSM ステータス] ページとコマンド ラインから表示されます。詳細については、サーバー プロセス ステータスの表示を参照してください。 |
ロギング | にあります。詳細については、Tableau Server ログとログ ファイルの場所を参照してください。 |
メトリクス サービスに障害が発生した場合の影響
メトリクス サービスは、Tableau Server でメトリクスが正しく機能するために必要となります。問題を最小限に抑えるには、サーバーのインストール時にサービスの複数のインスタンスをインストールします。Tableau Server のシングルノード インスタンスがある場合は、ノード上で最低 2 つのサービス インスタンスを設定します。メトリクス サービスが動作を停止すると、処理中のメトリクスの要求がすべて失敗します。後続の要求は、正常なサービスのインスタンスにルーティングされます。
マルチノード クラスタ内のメトリクス サービス
メトリクス サービスは、Tableau Server でメトリクスが正しく機能するために必要となります。問題を最小限に抑えるには、サーバーのインストール時にサービスの複数のインスタンスをインストールします。マルチノード インストールでは、アプリケーション サーバー (VizPortal) を実行している各ノードにメトリクス サービスのインスタンスを最低 1 つ構成することをお勧めします。これにより、冗長性と最高のパフォーマンスが得られます。
メトリクス サービスのログ ファイル
メトリクス サービスにより以下の 2 つのセットのログ ファイルが作成されます。
control-metrics*.log
。これらのログには、開始したり有効にしたりするサービスに関する情報が含まれます。metrics_*.log
。エラーや問題は、ここに記録されます。
詳細については、ログ ファイルのスナップショット (ログのアーカイブ)を参照してください。