データへの接続

Tableau Prep Builder を使用してデータのクリーニングと準備を行うには、Tableau Desktop と同様にデータに接続して新しいフローを開始します。既存のフローを開き、中止した時点に移動することもできます。

スタート ページの右側で最近のフローを表示してアクセスできるので、進行中の作業を簡単に見つけることができます。データに接続したら、フローで操作するデータを識別するため、インプット ステップで別のオプションを使用します。

フローの開始またはオープン

Tableau Prep Builder は一般的なタイプのデータや Tableau データ抽出 (.tde または .hyper) への接続をサポートしています。Tableau Desktop でサポートされているコネクタが、お使いの Tableau Prep Builder のバージョンではまだサポートされていない可能性があります。それぞれの新しいバージョンで新しいコネクタが追加されるため、[接続] ペインでコネクタが利用可能かどうかを確認してください。

: コネクタがサポートされていないバージョンでフローを開くと、フローを開くことはできますが、エラーが発生する可能性があったり、データ接続を削除しない限り実行されません。

Tableau Desktop と同様に、カスタム SQL クエリを使用して今すぐデータに接続することもできます。詳細については、Tableau Desktop と Web 作成のヘルプの「カスタム SQL クエリへの接続」を参照してください。

データに接続できるかを確認するには、Tableau Prep Builder を開いて [接続の追加] ボタンをクリックし、データに対応するコネクタが左側のペインの [接続] に記載されているかどうかを確認します。

: 一部のコネクタではデータへの接続には、ドライバーのダウンロードとインストールが必要な場合があります。ドライバーのダウンロード リンクとインストール指示を入手するには、Tableau Web サイトのドライバーのダウンロード ページを参照してください。

新しいフローの開始

  1. Tableau Prep Builder を開き、[接続の追加] ボタンをクリックします。

  2. コネクタのリストより、ファイルの種類またはデータをホストするサーバーを選択します。プロンプトが表示される場合には、サインインおよびデータへのアクセスに必要な情報を入力します。

  3. [接続] ペインで次のいずれかを実行します。

    • ファイルに接続した場合は、テーブルをダブルクリックするか、[フロー] ペインにテーブルをドラッグしてフローを開始します。

      単一テーブルの場合、データをフローに追加すると、Tableau Prep Builder は [フロー] ペインで自動的にインプット ステップを作成します。

    • データベースに接続した場合は、データベースまたはスキーマを選択してから、テーブルをダブルクリックするか、[フロー] ペインにテーブルをドラッグしてフローを開始します。

既存フローを開く

既存フローを開くには、スタート ページで次のいずれかを実行します。

  • [最近のフロー] でフローを選択します。

  • [フローを開く] をクリックし、フロー ファイルに移動して開きます。

[ファイル][新規作成] の順にクリックして、新しいワークスペースを開きます。

SAP HANA への接続 (バージョン 2019.2.1 以降)

Tableau Prep Builder では、Tableau Desktop と同様に SAP HANA を使用したデータへの接続をサポートしますが、いくつかの違いがあります。Tableau Desktop と同じ手順を使用してデータベースに接続します。詳細については、「SAP HANA」を参照してください。接続して表を検索した後で、表をキャンバスにドラッグし、フローの構築を開始します。

フローを開くときに変数とパラメーターを求める機能は、Tableau Prep Builder ではサポートされていません。代わりに、[入力] ペインで [変数とパラメーター] タブをクリックし、使用する変数とオペランドを選択します。その後、事前設定された値のリストから選択するか、カスタム値を入力することで、データベースにクエリを実行して必要な値を返します。

: Tableau Prep Builder のバージョン 2019.2.2 以降では、初期 SQL を使用して接続をクエリし、変数に複数の値がある場合はドロップダウン リストから必要な値を選択できます。

変数を追加することもできます。[変数] セクションでプラス ボタン をクリックし、変数とオペランドを選択してからカスタム値を入力します。

: このコネクタは、Tableau Prep Conductor バージョン 2019.1 ではサポートされていません。このコネクタを使用するフローを作成すると、フローをパブリッシュすることはできますが、Tableau Server のスケジュール機能を使用してフローを実行することはできません。代わりに、コマンド ライン インターフェイスを使用してフローを実行して、データを最新の状態に保つことができます。コマンド ラインからのフロー実行の詳細については、コマンドラインから出力ファイルを更新を参照してください。バージョンの互換性の詳細については、Tableau Prep とのバージョン互換性を参照してください。

ODBC を使用した接続 (バージョン 2019.2.2 以降)

[接続] ペインにリストされていないデータ ソースへ接続する必要がある場合は、SQL 標準をサポートするその他のデータベース (ODBC) コネクタを使用して任意のデータ ソースに接続し、ODBC API を実装できます。その他のデータベース (ODBC) コネクタを使用したデータへの接続は、Tableau Desktop での使用方法に似ていますが、いくつかの相違点があります。

  • 接続できるのは、DSN (データ ソース名) オプションを使用する場合のみです。

  • Tableau Server でフローをパブリッシュして実行するには、サーバーが一致する DSN を使用して構成されている必要があります。

    : その他のデータベース (ODBC) コネクタを含むコマンド ライン (Tableau Prep Builder) からのフローの実行は、現在サポートされていません。

  • Windows と MacOS の両方に単一の接続エクスペリエンスがあります。ODBC ドライバー (Windows) の接続属性の確認を求める機能はサポートされていません。

  • Tableau Prep Builder でサポートされているのは、64 ビットドライバーのみです。

接続の前に

その他のデータベース (ODBC) コネクタを使用してデータに接続するには、データベース ドライバーをインストールして、DSN (データ ソース名) を設定および構成する必要があります。Tableau Server にフローをパブリッシュして実行するには、サーバーが一致する DSN を使用して構成されている必要があります。

重要: Tableau Prep Builder でサポートされているのは、64 ビットドライバーのみです。32 ビット ドライバーが既に設定および構成されていて、ドライバーで両方のバージョンの同時インストールが許可されていない場合は、32 ビット版をアンインストールしてから 64 ビット版をインストールする必要があります。

  1. ODBC データ ソース アドミニストレーター (64 ビット) (Windows) または ODBC Manager ユーティリティ (MacOS) のいずれかを使用して DSN を作成します。

    お使いの Mac にユーティリティがインストールされていない場合は、www.odbcmanager.net などからダウンロードするか、odbc.ini ファイルを手動で編集できます。

  2. ODBC データ ソース アドミニストレーター (64 ビット) (Windows) または ODBC Manager ユーティリティ (MacOS) で、新しいデータ ソースを追加してからデータ ソースのドライバーを選択し、[完了] をクリックします。

  3. [ODBC Driver Setup (ODBC ドライバーのセットアップ)] ダイアログで、サーバー名、ポート、ユーザー名、パスワードなどの構成情報を入力します。[テスト] (ダイアログにこのオプションがある場合) をクリックして接続が正しく設定されていることを確認してから、構成を保存します。

    : Tableau Prep Builder では、接続属性の確認を求める機能はサポートされていません。DNS の構成時にこの情報を設定する必要があります。

    次の例では、MySQL Connector の構成ダイアログを示します。

その他のデータベース (ODBC) を使用した接続

  1. Tableau Prep Builder を開き、[接続の追加] ボタンをクリックします。

  2. コネクタのリストから、[その他のデータベース (ODBC)] を選択します。

  3. [その他のデータベース (ODBC)] ダイアログで、ドロップダウン リストから DSN を選択し、ユーザー名とパスワードを入力します。次に、[サインイン] をクリックします。

  4. [接続] ペインで、ドロップダウン リストからデータベースを選択します。

初期 SQL を使用した接続のクエリ (バージョン 2019.2.2 以降)

対応するデータベースへの接続時に初期 SQL コマンドを指定できます。このコマンドは、データベースへの接続時に実行されます。たとえば、Amazon Redshift に接続する場合、データベースへの接続時に、インプット ステップでフィルターを追加するときのように、SQL ステートメントを入力してフィルターを適用できます。SQL コマンドは、データがサンプリングされ Tableau Prep Builder に読み込まれる前に適用されます。

データを更新して初期 SQL コマンドを再度実行するには、次のいずれかの操作を行います。

•初期 SQL コマンドを変更して、接続を再確立するようにインプット ステップを更新する。

•フローを実行する。初期 SQL コマンドは、すべてのデータを処理する前に実行されます。

•Tableau Server で実行するフローをスケジュールする。初期 SQL は、フローが実行されるたびにデータの読み込み操作の一部として実行されます。

  1. [接続] ペインで、リストから初期 SQL をサポートするコネクタを選択します。
  2. [初期 SQL の表示] リンクをクリックしてダイアログを展開し、SQL ステートメントを入力します。

重要: Tableau Prep Builder の初期 SQL では、パラメーターがまだサポートされていません。Tableau Desktop と同様にパラメーターを試行および入力しようとすると、エラーが表示されます。

Tableau データ抽出の操作

Tableau データ抽出に接続すると、Tableau Prep Builder は抽出をアンパッケージし、hyper が展開されます。フロー操作が結果の生データに適用されるため、大量の一時容量を使用します。

つまり、そのサイズのファイルに対応する大量の RAM とディスク容量が必要となる可能性があります。たとえば、列が 18、行が 120 万ある抽出ファイルは 360MB (非圧縮で 8.5 GB) あり、これを解凍すると、ファイルをサポートするには最大 32GB の RAM、16 コア、500GB のディスク容量が必要になる可能性があります。

インプット ステップでのデータの更新

フローの操作を開始した後でインプット ファイルや表のデータが変更された場合は、インプット ステップを更新して新しいデータを取り込むことができます。

ファイルのインプット ステップのタイプ

ファイルのインプット ステップを更新するには、次のいずれかを実行します。

  • フロー ペインのトップ メニューで、[更新] ボタンをクリックしてすべてのインプット ステップを更新します。単一のインプット ステップを更新する場合は、[更新] ボタンの横にあるドロップダウン矢印をクリックし、リストからそのインプット ステップを選択します。

  • フロー ペインで、更新するインプット ステップを右クリックし、メニューから [更新] を選択します。

ファイル、データベース、または Tableau 抽出のインプット ステップのタイプ

データベースまたは Tableau 抽出のインプット ステップを更新するには、次のいずれかの操作を実行します。

  • 接続の編集を試行します。

    : パフォーマンスを維持するには、Tableau Prep Builder で大きなデータ セットをサンプリングします。データをサンプリングする場合、プロファイル ペインに新しいデータが表示される場合と表示されない場合があります。インプット ステップの [データ サンプル] タブでデータをサンプリングする方法の設定を変更できますが、これによりパフォーマンスに影響が出る可能性があります。データ サンプルのサイズに関する設定の詳細については、データ サンプルのサイズの設定を参照してください。

    1. [接続] ペインで、データ ソースを右クリック (MacOS では Ctrl を押しながらクリック) して、[編集] を選択します。

    2. データベースにサインインするか、ファイルまたは Tableau 抽出を再度選択して、接続を再確立します。

  • インプット ステップを削除した後でフローに再び追加します。

    1. フロー ペインで、更新するインプット ステップを右クリックし、メニューから [削除] を選択します。

      これにより、フローは一時的にエラー状態になります。

    2. 更新されたファイルに再び接続します。

    3. 表を、フロー ペイン内のフローの 2 番目のステップの上 (インプット ステップを追加する場所) までドラッグします。[追加] オプションの上にドロップすると、表がフローに再び接続されます。

Data Interpreter を使用したファイルのクリーニング

Microsoft Excel ファイルを操作する場合、Data Interpreter を使用してデータのサブテーブルを検出したり、関係のない情報を削除して分析用データの準備を行うことができます。Data Interpreter をオンにすると、これらのサブテーブルを検出し、[接続] ペインの [テーブル] セクションで新しいテーブルとしてリストに記載します。

その後、[フロー] ペインにドラッグできます。Tableau Prep Builder バージョン 2018.1.2 以降を使用している場合は、[複数ファイル] タブで [ワイルドカード ユニオン] オプションを選択し、見つかったすべてのサブテーブルをフローに含めることができます。インプット ステップでのワイルドカード ユニオンの使用の詳細については、インプット ステップでのファイルおよびデータベース表のユニオン作成を参照してください。

Data Interpreter をオフにすると、これらのテーブルは [接続] ペインから削除されます。これらのテーブルがフローで既に使用されている場合は、データの欠落のためフローでエラーが発生します。

: 現在、Data Interpreter は Excel スプレッドシートのサブテーブルのみを検出します。テキスト ファイルとスプレッドシートの開始行の指定はサポートされていません。

以下の例は、[接続] ペインで Excel スプレッドシートに Data Interpreter を使用した結果を示しています。Data Interpreter が 2 つの追加サブテーブルを検出しました。

Data Interpreter 使用前 Data Interpreter 使用後

Data Interpreter を使用するには、以下の手順を完了します。

  1. [データへの接続][Microsoft Excel] の順に選択します。

  2. ファイルを選択し、[開く] をクリックします。

  3. [Data Interpreter の使用] チェック ボックスを選択します。

  4. 新しいテーブルを [フロー] ペインにドラッグし、フローに含めます。古いテーブルを削除するには、古いテーブルのインプット ステップを右クリックし、[削除] を選択します。

インプット ステップでのファイルおよびデータベース表のユニオン作成

単一データ ソースの複数のファイルやデータベース表を操作する場合、ワイルドカード検索を使用してファイルや表を検索した後でデータをユニオンして、インプット ステップにそのファイルまたは表のデータをすべて含めることができます。ファイルをユニオンするには、ファイルが同じ親ディレクトリまたは子ディレクトリにある必要があります。

データ表をユニオンするには、表が同じデータベースにあり、データベース接続でユニオンに対するワイルドカード検索の使用がサポートされている必要があります。次のデータベースでこのタイプのユニオンがサポートされています。

  • Amazon Redshift

  • Microsoft SQL Server

  • MySQL

  • Oracle

  • PostgreSQL

ユニオンの作成後にファイルや表を追加または削除する場合、インプット ステップを更新し、新しいデータや変更されたデータでフローを更新できます。

: 現在、この機能は Excel および .csv (テキスト) ファイルと、上記の特定のデータベースに保存されたデータ表にのみ適用できます。このオプションは、Tableau データ抽出では使用できません。

ファイル用のワイルドカード ユニオンは、Tableau Prep Builder バージョン 2018.1.2 以降で使用できます。データベース表用のワイルドカード ユニオンは、Tableau Prep Builder バージョン 2018.3.1 以降で使用できます。以前のバージョンでこのタイプのユニオンを含むフロー接続を編集すると、エラーが発生する可能性があります。

異なるデータ ソースのユニオン データが必要な場合は、ユニオン ステップを使用して行うことができます。ユニオン ステップの作成の詳細については、データの結合またはユニオンを参照してください。

ファイルのユニオン

既定で、Tableau Prep Builder は接続先の .csv と同じディレクトリのすべての .csv ファイル、または接続先の Excel ファイルのすべてのシートでユニオンを作成します。データ インタープリターを使用して Excel ファイルのクリーニングを行っており、Tableau Prep Builder バージョン 2018.1.2 以降を使用している場合は、データ インタープリターが見つけたサブテーブルのユニオンや追加を行うためにワイルドカード検索を使用することができます。

既定のユニオンを変更する必要がある場合には、以下の条件を使用し、ユニオンに含める必要があるファイルまたはシートを検索してください。

  • [次の場所で検索]: ファイルの検索に使用するディレクトリを選択します。親フォルダーのサブディレクトリにあるファイルを含めるには、[サブフォルダーを含める] チェック ボックスをオンにします。

  • [ファイル]: ワイルドカード検索条件に一致するファイルを含めるか除外するかを選択します。

  • [一致パターン (xxx*)]: ワイルドカード検索パターンを入力し、ファイル名にその文字を含むファイルを検索します。たとえば、「ord*」と入力すると、そのファイル名を含むすべてのファイルが返されます。指定ディレクトリにあるすべてのファイルを含めるには、このフィールドを空欄のままにします。

ユニオン ファイルにワイルドカード検索を使用するには、次を実行します。

  1. [接続の追加] ボタンをクリックし、[接続] で .csv ファイルの場合には [テキスト ファイル]、Excel ファイルの場合には [Microsoft Excel] をクリックしてから、ファイルを選択して開きます。

  2. [入力] ペインで [複数ファイル] タブを選択し、[ワイルドカード ユニオン] を選択します。

    以下の例は、一致パターンを使用したワイルドカード ユニオンを示しています。[フロー] ペインの "Orders_Central (オーダー_中央)" インプット ステップにあるファイル アイコンのプラス記号は、このステップにワイルドカード ユニオンが含まれていることを示しています。ユニオンに含まれるファイルは、[ファイルを含める] に記載されています。

  3. 検索、ファイル、および一致パターンのオプションを使用し、ユニオンを作成するファイルを検索します。

  4. [適用] をクリックして、ファイルのユニオンを作成します。

フローに新しいステップを追加する際、プロファイル ペインの [File Paths (ファイル パス)] フィールドにはデータ セットに追加されているすべてのファイルが表示されます。このフィールドは自動的に追加されます。

データベース表のユニオン (バージョン 2018.3.1 以降)

  1. [接続の追加] ボタンをクリックし、[接続] の下で、ワイルドカード ユニオンがサポートされているデータベースに接続します。

  2. 表をフロー ペインにドラッグします。

  3. [入力] ペインで [複数の表] タブを選択し、[ワイルドカード ユニオン] を選択します。

  4. 検索、[表]、および [一致パターン] のオプションを使用し、ユニオンする表を検索します。

    ユニオンに含めることができるのは、[接続] ペインの [表] セクションに表示される表だけです。ワイルドカード検索では、スキーマやデータベース接続内を検索して表を見つけることはできません。

  5. [適用] をクリックして、表データをユニオンします。

    フローに新しいステップを追加する際、プロファイル ペインの [Table Names (表名)] フィールドにはデータ セットに追加されているすべての表が表示されます。このフィールドは自動的に追加されます。

ユニオン後のフィールドのマージ

インプット ステップでユニオンを作成後に、フィールドをマージする必要が生じる場合があります。これはその後の任意のステップで行うことができますが、インプット ステップと出力ステップは例外です。詳細については、フィールドをマージする際のその他のオプションを参照してください。

インプット ステップでのデータの結合

Tableau Prep Builder バージョン 2019.1.3 以降では、リレーションシップ データを含む表があるデータベースに接続すると、Tableau Prep Builder は表内のどのフィールドが一意の識別子として識別され、どのフィールドが関連フィールドとして識別されるかを検出および表示できるようになったほか、そのフィールドの関連する表の名前も表示できるようになりました。

[リンクされているキー] という名前の新しい列が [入力] ペインに表示され、存在する場合には以下のリレーションシップが表示されます。

  • 一意の識別子。このフィールドは、表内の各行を一意に識別します。表には一意の識別子が複数ある可能性があります。フィールドの値は一意である必要があり、空欄または null にすることはできません。

  • 関連フィールド。このフィールドは、表をデータベース内の別の表に関連付けます。表には関連フィールドが複数ある可能性があります。

  • 一意の識別子と関連フィールドの両方。このフィールドは、この表内の一意の識別子で、表をデータベース内の別の表にも関連付けます。

これらのリレーションシップを利用し、関連する表をすばやく検索してフローに追加したり、インプット ステップから結合を作成したりできます。この機能は、表のリレーションシップが定義されているサポートされる任意のデータベース コネクタで使用できます。

  1. 一意の識別子や関連フィールド (外部キー) など、フィールドのリレーションシップ データを含むデータベース (Microsoft SQL Server など) に接続します。
  2. [入力] ペインで、 関連フィールドとして、または 一意の識別子と関連フィールドの両方としてマークされているフィールドをクリックします。

    関連する表のリストが表示されているダイアログが開きます。

  3. 追加または結合する表にカーソルを合わせ、プラス ボタンをクリックして表をフローに追加するか、結合ボタンをクリックして選択した表との結合を作成します。

    結合を作成すると、Tableau Prep Builder は定義済みのフィールドのリレーションシップを使用して表を結合し、結合の作成に使用する結合句のプレビューを表示します。

  4. または、[フロー] ペインのメニューから関連する表を結合することもできます。プラス アイコンが表示されるまでステップにカーソルを合わせ、[結合の追加] を選択して関連する表のリストを表示します。2 つの表の間のリレーションシップを構成するフィールドに基づき、Tableau Prep Builder により結合が作成されます。

    : 表に定義済みの表のリレーションシップがない場合、このオプションは使用できません。

結合の操作の詳細については、データの結合を参照してください。

データ セットの構成

フローに含めるデータ セットの量を判断するため、データ セットを構成できます。データに接続する、またはテーブルを [フロー] ペインにドラッグすると、インプット ステップはフローに自動的に追加されます。これは常にフローの最初のステップになります。インプット ステップを右クリックすると、名前の変更や削除を行えます。Excel またはテキスト ファイルに接続している場合、インプット ステップからデータを更新することもできます。

インプット ステップではデータ セットのメタデータ プロファイルを表示できます。ここでは、フィールドの検索やサンプル値の表示のほか、データ セットのサイズを削減するアクション (含めるフィールドの選択、操作するデータ サンプルの選択、選択したフィールドまたは行に対するフィルターの適用など) を実行できます。

また、フィールドのデータ型やフィールド名を変更することで、フィールドのプロパティを構成することもできます。テキスト ファイルの場合は、テキスト設定も構成できます。

: 角かっこが含まれるフィールド値は自動的に丸かっこに変換されます。

カスタム SQL クエリへの接続

データベースがカスタム SQL の使用をサポートしている場合、[接続] ペインの下部あたりに [カスタム SQL] が表示されます。[カスタム SQL] をダブルクリックして [カスタム SQL] タブを開き、ここでクエリを入力してデータを事前選択したり、ソース固有の操作を使用することができます。クエリによりデータ セットを取得した後、データをフローに追加する前に、含めるフィールドの選択、フィルターの適用、データ型の変更を行うことができます。

カスタム SQL の使用の詳細については、Tableau Desktop と Web 作成のヘルプの「カスタム SQL クエリへの接続」を参照してください。

フローに含めるフィールドの選択

[入力] ペインにはデータ セットに含まれるフィールドのリストが表示されます。[検索] フィールドを使用してリスト内のフィールドを検索してから、チェック ボックスを使用して含めるまたは除外するフィールドを選択できます。フローですべてのフィールドを含めるまたは除外するには、グリッドの左上にあるチェック ボックスを切り替えます。

フィールド プロパティの構成

テキスト ファイルを操作する際、[テキスト設定] タブが表示されます。ここでは、テキスト ファイルのフィールド区切りなど、テキストのプロパティを構成したり、接続を編集したりできます。また、接続ペインでファイル接続を編集することもできます。

テキスト ファイルまたは Excel ファイルを操作する際、フローを開始する前に誤って推測したデータ型を修正することもできます。データ型の変更は、フローの開始後に [プロファイル] ペインのその後のステップでいつでも行なえます。

テキスト ファイルのテキスト設定の構成

テキスト ファイルの解析に使用する設定を変更するには、以下のオプションから選択します。

  • 最初の行にヘッダーが含まれます (既定): 最初の行をフィールド ラベルとして使用するには、このオプションを選択します。

  • フィールド名を自動に生成: Tableau Prep Builder でフィールド ヘッダーの自動生成を行う場合は、このオプションを選択します。フィールドの命名規則は、Tableau Desktop と同じモデルに従っています。F1F2 などです。

  • フィールド区切り: 列の区切りに使用するリストから文字を選択します。カスタム文字を入力するには、[その他] を選択します。

  • テキスト修飾子: ファイルで値を囲む文字を選択します。

  • 文字セット: テキスト ファイルのエンコードを記述する文字セットを選択します。

  • ロケール: ファイルの解析に使用するロケールを選択します。この設定は、使用する小数点および桁区切りを示します。

データ型の変更

フィールドのデータ型を変更するには、次を実行します。

  1. フィールドのデータ型をクリックします。

  2. メニューから新しいデータ型を選択します。

フィールド名の変更

フィールド名を変更するには、[フィールド名] 列で名前を選択し、フィールドに新しい名前を入力します。フィールド グリッドとフロー ペインで、インプット ステップの左に注釈が追加されます。変更内容は、[変更内容] ペインでも追跡されます。

データ サンプルのサイズの設定

Tableau Prep Builder は既定で、ピーク パフォーマンスを維持するため、データ セットの代表的なサンプルに対するフローに含まれるデータを制限しています。データ サンプルは、データ セットに含まれる合計フィールド数とそれらのフィールドのデータ型に基づき、最適な行数を計算することにより決定しています。その後、Tableau Prep Builder は可能な限り迅速に、計算された量の最初の行数を取得します。

サンプルを計算する方法および返す方法に応じ、結果のデータ サンプルに必要な行がすべて含まれる場合もあれば、そうでない場合もあります。期待したデータが表示されない場合は、データ サンプル設定を変更し、再度クエリを実行できます。

注: データがサンプリングされる場合、[サンプリング済み] インジケーターが [プロファイル] ペインに表示され、追加するすべてのステップで保持されます。行った変更は、フローで操作しているサンプルに適用されます。フローを実行すると、すべての変更がデータ セット全体に適用されます。

データ サンプル設定を変更するには、インプット ステップを選択し、[データ サンプル] タブで以下のオプションから選択します。

  • 既定のサンプル量 (既定): Tableau Prep Builder により返す合計行数が計算されます。

  • すべてのデータを使用: サイズに関わらず、データ セットのすべての行を取得します。パフォーマンスに影響したり、Tableau Prep Builder がタイムアウトする原因となる可能性があります。

    : パフォーマンスを維持するには、この設定に関わらず、100 万行というデータ サンプル制限を常に集計、結合、ユニオン、ピボットのステップ タイプに適用します。

  • 固定の行数: データ セットから返す行数を選択します。推奨される行数は 100 万未満です。行数を 100 万超に設定すると、パフォーマンスに影響する可能性があります。

  • クイック選択 (既定): データベースが可能な限り迅速に、要求された行数を返します。これは最初の N 行であるか、データベースが以前のクエリのメモリでキャッシュした行である可能性があります。

  • ランダムなサンプル: データベースは要求された行数を返しますが、データ セットのすべての行を確認し、すべての行のうち代表的なサンプルを返します。このオプションは、データの初回取得時にパフォーマンスに影響する可能性があります。

インプット ステップでのフィールドへのフィルターの適用

フィールドをフィルターするには、次を実行します。

  1. ツールバーの [値のフィルター] をクリックします。

  2. 計算エディターにフィルター条件を入力します。

追加のフィルター機能は、フローの他のステップで使用できます。詳細については、値のフィルターを参照してください。

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