Tableau コネクタ SDK を使用して構築されたコネクタ

Tableau には、ほぼすべての場所のデータを視覚化できる優れた接続性があります。Tableau は、多数の組み込みコネクタとパートナーが作成した追加のコネクタ (Tableau Exchange(新しいウィンドウでリンクが開く) で入手できます) に加えて、カスタマイズされたコネクタを Tableau コネクタ SDK で構築するためのツールを提供します。

注: Tableau コネクタ SDK を使用して構築されたコネクタは、データに接続できるように Tableau にプラグインを接続するため、プラグインとも呼ばれます。

Tableau コネクタ SDK とコネクタ ファイルについて

Tableau コネクタ SDK を使用すると、カスタム コネクタを構築できます。パートナーが作成したコネクタ (自分または他のユーザーが作成したコネクタ) は、通常、組み込みの Tableau コネクタとほとんど同じ機能をサポートします。これらの機能には、データ ソースの定義(新しいウィンドウでリンクが開く)データの視覚化(新しいウィンドウでリンクが開く)サーバーへのパブリッシュ(新しいウィンドウでリンクが開く) (サーバーにコネクタがある場合) などが含まれます。

各コネクタは、XML ファイルと JavaScript ファイルのセットで構成され、パッケージ化された単一の .jar ファイルに圧縮されて、".taco" ファイル拡張子が付けられます。この TACO ファイルは、開発者が信頼できるパブリック認証局を使用して署名します。XML ファイルと JavaScript ファイルは、次の内容を記述する構成ファイルです。

  • データ ソースへの接続を作成するときに、ユーザー入力を収集するために必要になる UI 要素
  • 接続に必要なダイアレクトまたはカスタマイズ
  • ODBC または JDBC ドライバーを使用して接続する方法

Tableau コネクタ SDK を使用して開発されたコネクタは、SQL を使用してインターフェイスとして機能する ODBC または JDBC ドライバーへの接続に適しています。この基盤テクノロジーは、リレーショナル データベースで適切に機能します。

注: パートナーが作成したコネクタは、Tableau ではサポートされていません。ただし、Tableau Exchange にあるパートナーが作成したコネクタを使用する場合は、そのコネクタのページの [サポート] リンクをクリックしてヘルプを参照してください。

独自のコネクタを構築する

独自のカスタマイズされたコネクタを構築するには、GitHub の Tableau コネクタ SDK(新しいウィンドウでリンクが開く) リポジトリにあるツールと手順を使用します。

注: SDK、またはいずれかの開発者サンプルに問題が見つかった場合は、GitHub に問題を報告してください(新しいウィンドウでリンクが開く)

コネクタを Tableau Exchange に提出する

コネクタを Tableau Exchange に提出する場合は、Tableau コネクタ SDK で概説されているステップに従います。

Tableau コネクタ SDK で構築されたコネクタを使用する

Tableau コネクタ SDK を使用してコネクタを作成した後、次の手順に従って、Tableau でコネクタを使用します。

  1. コネクタ ファイル ([コネクタ名].taco) をダウンロードします。
  2. .taco ファイルを次のディレクトリ (既定の場所) に配置します。
    • 2021.2 以降の場合:
      Tableau Desktop の場合Tableau Prep Builder の場合Tableau Server、Tableau Prep Conductor、Tableau Prep Flow Authoring の場合
      • Windows の場合: C:\Users\[Windows ユーザー]\Documents\マイ Tableau リポジトリ\Connectors
      • macOS の場合: /Users/[ユーザー]/Documents/マイ Tableau リポジトリ/Connectors
      • Windows の場合: C:\Users\[Windows ユーザー]\Documents\マイ Tableau Prep リポジトリ\Connectors
      • MacOS の場合: /Users//Documents/マイ Tableau Prep リポジトリ/Connectors
      • Windows: :\Program Files\Tableau\Connectors

      • Linux: /opt/tableau/connectors

    • 2021.1 以前の場合:
      Tableau Desktop の場合Tableau Prep Builder の場合Tableau Server、Tableau Prep Conductor、Tableau Prep Flow Authoring の場合
      • Windows の場合: C:\Users\[Windows ユーザー]\Documents\マイ Tableau リポジトリ\Connectors
      • macOS の場合: /Users/[ユーザー]/Documents/マイ Tableau リポジトリ/Connectors
      • Windows の場合: C:\Users\[Windows ユーザー]\Documents\マイ Tableau Prep リポジトリ\Connectors
      • MacOS の場合: /Users//Documents/マイ Tableau Prep リポジトリ/Tableau
      • Tableau Server:[Tableau_Server_Installation_Directory]/data/tabsvc/vizqlserver/Connectors

      Prep のコネクタを有効にするには、次の場所に taco を追加する必要もあります。

      • Tableau Prep Conductor: [Tableau_Server_Installation_Directory]/data/tabsvc/flowprocessor/Connectors
      • Tableau Prep Flow Authoring: [Tableau_Server_Installation_Directory]/data/tabsvc/flowqueryservice/Connectors
  3. 接続する前に、ODBC または JDBC ドライバーをインストールしておきます。データの参照元で提供されるドライバーのインストール手順に従います。

コネクタをインストールすると、Tableau のコネクタのリストに表示されます。

データへの Tableau の接続

  1. Tableau を起動し、[接続] でインストールしたばかりのコネクタの名前を選択します。データ コネクタの完全なリストについては、[サーバーへ] の下にある [詳細] を選択します。
  2. 要求された情報を入力して、[サインイン] を選択します。
  3. コネクタがデータを Tableau に取り込むまで待機します。
  4. シート タブを選択して分析を開始します。

コネクタのロード順序について

コネクタのクラスが既に登録されているコネクタのクラスと同じである場合、新しいコネクタは拒否されます。つまり、2 つのコネクタが同じクラス名を共有している場合、最初に読み込まれたコネクタが優先されます。

Tableau は、次の順序でディレクトリごとにコネクタを読み込みます。

  1. Tableau のネイティブ コネクタ
  2. C:\Program Files\Tableau\Connectors (Windows) または/opt/tableau/connectors (Linux) にあるコネクタ
  3. My Tableau Repository/Connectors にあるコネクタ
  4. (オプション) -DConnectPluginsPath で指定された開発パス内のコネクタ

関連項目

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