コマンド ラインからフロー出力ファイルを更新

: JDBC コネクタまたは ODBC コネクタのいずれかを使用した接続を含むコマンド ラインからのフローの実行は、バージョン 2019.2.3 以降サポートされています。

また、Google BigQuery などのクラウド コネクタを含むフローは、コマンド ラインからは実行できません。代わりに、手動でフローを実行するか、Tableau Server または Tableau Online のスケジュールに基づいてフローを実行します。

フローの出力ファイルを更新する場合、Tableau Prep Builder でフローを開いて実行しなくても、コマンド ラインからフローを実行できます。この方法を使用して、一度に 1 つのフローを実行できます。このオプションは、Tableau Prep Builder がインストール済みの Windows または Mac の両マシンで利用できます。

Windows マシンでは、Windows タスク スケジューラを使用して、このプロセスのスケジュールを設定できます。Windows タスク スケジューラの詳細については、Microsoft オンライン ヘルプの「Task Scheduler (タスク スケジューラ)」 (英語) を参照してください。

コマンド ラインからフローを実行する際、Tableau Prep Builder によりフローの出力がすべて更新されます。

また、Tableau Prep Conductor を使用し、Tableau Server または Tableau Online でフローの自動的な実行をスケジュールすることもできます。Tableau Prep Conductor を使用したフロー実行の詳細については、フロー データを最新に維持するを参照してください。

注: ファイルの出力場所は、Tableau Prep Builder のフローを実行するときに、フローの出力ステップで指定されます。コマンド ラインからファイルを更新する場合、このプロセスは同じ出力場所を使用し、フローの以前の出力ファイルは、更新されたファイルで上書きされます。

フロー ファイルの出力場所の指定方法に関する詳細は、コマンド ラインからフロー出力ファイルを更新を参照してください。

コマンド ラインからフローを実行するには、次が必要になります。

  • フローを実行しているマシンの管理者権限。

  • Tableau Prep Builder のインストール パス。

  • データベースを接続していて出力ファイルをサーバーにパブリッシュしている場合は、必要なすべての認証資格情報を含む .json 認証資格情報ファイル。

  • Tableau Flow (.tfl) ファイルが置かれているパス。

フローを実行する前に

データベース ファイルやパブリッシュされたデータ ソースに接続するフロー、またはサーバーに出力ファイルをパブリッシュするフローを実行している場合は、これらの場所への接続に必要な認証資格情報を含む .json ファイルを作成する必要があります。

プロセスを実行すると、認証資格情報の .json ファイルが提供するホスト名、ポート、ユーザー名が使用され、一致する接続が Tableau フロー ファイル (tfl) で検索され、プロセスの実行前に更新されます。

パブリッシュされたデータ ソースに接続する場合は、入力接続にホスト名と contentUrl を含めます。ホスト名は Tableau フロー ファイル (tfl) 内で一致する接続を検索する際に必要となります。また、contentUrl を使用してサーバーへの接続を確立します。

注: フロー接続後の出力先がローカル ファイルの場合や、Windows 認証 (SSPI) を使用するネットワーク共有上に保管されているファイルまたは入力ファイルの場合は、このステップをスキップします。Windows 認証の詳細については、Microsoft オンライン ヘルプの「SSPI Model (SSPI モデル)」 (英語) を参照してください。

ファイルを再利用する予定がある場合、Tableau Prep Builder のインストール プロセスによって上書きされないフォルダにファイルを配置してください。

次の表に、.json ファイルに含める必要がある認証資格情報をリストします。接続に必要でない場合は、ポート ID とサイト ID は任意です。

入力の接続 出力場所
  • ホスト名 (サーバー名)
  • contentUrl (パブリッシュされたデータ ソース) のサイト ID。これは Tableau Server または Tableau Online にサインインしたときに URL の /site/ の後ろに表示されます
  • ポート (ポート ID)
  • username
  • パスワード
  • serverUrl
  • contentUrl (サイト ID。これは Tableau Server または Tableau Online にサインインしたときに URL の /site/ の後ろに表示される情報です)
  • username
  • password

次に、パブリッシュされたデータ ソースに接続するときに認証資格情報の .json ファイルに使用する構文例を示します。

{
"inputConnections":[
  {
    "username": "jsmith",
    "contentUrl": "my-testing-site",
    "hostname":"https://my-server",
    "port":123,
    "password": "passw0rd$"
  }
],
"outputConnections":[
  {
    "serverUrl":"https://my-server",
    "contentUrl":"my-testing-site",
    "username":"jsmith",
    "password":"passw0rd$"
  }
]
}

次に、2 つのデータベース (Microsoft SQL Server と Oracle) に接続するときに認証資格情報の .json ファイルに使用してサイト ID を含むサーバーにファイルを出力する構文例を示します。

{
"inputConnections":[
  {
    "username": "jsmith",
    "hostname":"mssql.example.lan",
    "port":1234,
    "password": "passw0rd"
  },
  {
    "username": "jsmith",
    "hostname":"Oracle.example.lan",
    "port":5678,
    "password": "passw0rd" 
  }
],
"outputConnections":[
  {
    "serverUrl":"http://MyServer",
    "contentUrl":"FinanceTeam",
    "username":"jsmith",
    "password":"passw0rd$"
  }
]
}

認証資格情報ファイルの作成に関するヒント

Tableau Prep Builder は、フロー ファイルと認証資格情報の .json ファイルからの情報を使用して、リモート接続がある場合にフローを実行します。たとえば、リモート接続のデータベース名と、出力ファイル用のプロジェクト名はフローからの情報で、サーバー名とログイン用の認証資格情報は .json ファイルからの情報です。

フロー実行時のエラーを防ぐには、認証資格情報ファイルが次のガイドラインを満たしている必要があります。

  • Tableau Prep Builder バージョン 2018.2.2 から 2018.3.1 までを使用している場合は、入力または出力でリモート接続しない場合でも、"inputConnections" 配列と "outputConnections" 配列を常に含めるようにします。これらの配列を空白のままにします。Tableau Prep Builder バージョン 2018.3.2 以降を使用している場合、空白の配列を含める必要はありません。

    • リモートの入力接続がない場合は、.json ファイルの冒頭に次の構文を含めます。

      {
      "inputConnections":[
        ],
    • リモートの出力接続がない場合は、.json ファイルの末尾に次の構文を含めます。

    • "outputConnections":[
        ]
      }
  • 入力接続用のポート ID がない場合は、.json ファイルの "port":xxxx, 参照を含めないようにします。これは、"port": "" の場合も同じです。

  • "serverUrl": を参照するときに、アドレスの最後に "/" を含めないようにします。たとえば、"serverUrl": "http://server" のようにします。"serverUrl": "http://server/" とはしません。

  • 入力用または出力用の接続が複数ある場合は、接続ごとの認証資格情報をファイルに含めるようにします。

  • パブリッシュされたデータ ソースに接続する場合は、入力接続に必ずホスト名と contentUrl を含めてください。

フローの実行

重要: 以下の例には、"Tableau Prep" バージョン 2019.1.2 から "Tableau Prep Builder" への名称の変更が含まれます。本製品の以前のバージョンを使用している場合、代わりに "Tableau Prep" を使用してください。

  1. 管理者としてコマンド プロンプトまたはターミナル コマンド プロンプト (Mac) を開きます。

  2. 以下のいずれかのコマンドを実行します。

    • ローカル ファイルまたはネットワーク共有上に保管されているファイルに接続し、ローカル ファイルやネットワーク共有上に保管されているファイルにパブリッシュするか、Windows 認証を使用するフローはでは次のように実行します。

      : ネットワーク共有上に保管されているファイルに接続するかこのファイルに出力する場合、パスに UNC 形式を使用します: \\server\path\file name。パスワード保護は利用できません。

      Windows

       "\[Tableau Prep Builder install location]\Tableau Prep Builder <version>\scripts"\tableau-prep-cli.bat -t "path\to\[your flow file name].tfl"

      Mac

      /Applications/Tableau\ Prep\ Builder\ [Tableau Prep Builder version].app/Contents/scripts/./tableau-prep-cli -t path/to/[your flow file name].tfl
    • データベースに接続するかサーバーにパブリッシュするフローでは次のように実行します。

      Windows

      "\[Tableau Prep Builder install location]\Tableau Prep Builder <version>\scripts"\tableau-prep-cli.bat -c "path\to\[your credential file name].json" -t "path\to\[your flow file name].tfl"

      Mac

      /Applications/Tableau\ Prep\ Builder\ [Tableau Prep Builder version].app/Contents/scripts/./tableau-prep-cli -c path/to/[your credential file name].json -t path/to/[your flow file name].tfl
    • フロー ファイルまたは認証資格情報ファイルがネットワーク共有上に保管されている (パス: \\server\path\file name に UNC 形式を使用) 場合は次のように実行します。

      Windows

      "\[Tableau Prep Builder install location]\Tableau Prep Builder <version>\scripts"\tableau-prep-cli.bat -c "\server\path\[your credential file name].json" -t "\server\path\[your flow file name].tfl"

      Mac: 検索でネットワーク共有を /Volumes にマップし永続的にしてから、/Volumes/.../[your file] を使用してパスを次のように指定します。

      /Applications/Tableau\ Prep\ Builder\ [Tableau Prep Builder version].app/Contents/scripts/./tableau-prep-cli -c /Volumes/.../[your credential file name].json -t path/to/[your flow file name].tfl

    サンプル コマンドの例は、構文例を参照してください。よくあるエラーと解決策については、コマンド ラインを使用してフローを実行する際の一般的なエラーを参照してください。

コマンドオプション

オプションのヘルプを見たい場合はコマンドラインで -h を含めます。

コマンドオプション 説明
-c ログイン情報ファイルへの接続パスです。 認証資格情報ファイルが置かれている場所へのパスが必要です。
-d フロープロセスのデバッグを行います。 このオプションを含めることで、フローの更新時に発生する問題のデバッグに役立つ詳細情報が表示されます。ログ ファイルは次の場所に保管されます。My Tableau Prep Builder Repository\Command Line Repository\Logs
-dsv SSL 検証の無効化 (MacOS) MacOS でコマンド ラインを使用してフローを実行すると、キーチェーンのユーザーとパスワードを要求するダイアログが表示されることがあります。Tableau Prep Builder バージョン 2019.3.2 以降では、次のような追加パラメーターを渡してこのキーチェーン ダイアログを無効にすることができます。例: /Applications/Tableau\ Prep\ Builder\ [Tableau Prep Builder version].app/Contents/scripts/./tableau-prep-cli -dsv -c path/to/[your credential file name].json -t path/to/[your flow file name].tfl
-h 構文オプションのヘルプを表示します。

ヘルプ オプションあるいは構文エラーには次のような情報が表示されます。

usage: tableau-prep-cli [-c <arg>] [-d]  [-h] [-t <arg>]
-c,--connections <arg>        Path to a file with all connection information
-d,--debug                    This option is for debugging
-h,--help                     Print usage message
-t,--tflFile <arg>            The Tableau Prep Builder flow file	
-t .tfl フローファイルです .tfl フロー ファイルが置かれている場所へのパスが必要です。

構文例

以下のコマンド ラインは、下記の条件でフローを実行する場合の 3 種類の例を示したものです。

  • Tableau Prep Builder のバージョン: 2019.3.1

    重要: 以下の例には、Tableau Prep バージョン 2019.1.2 から Tableau Prep Builder への名称の変更が含まれます。本製品の以前のバージョンを使用している場合、代わりに "Tableau Prep" を使用してください。

  • フロー名: Flow1.tfl

  • フローの格納場所: C:\Users\jsmith\Documents\My Tableau Prep Builder Repository\Flows

  • 資格認証情報ファイル名: Flow 1.json

  • 資格認証情報ファイルの格納場所: C:\Users\jsmith\Desktop\Flow credentials

  • ネットワーク共有上の資格認証情報ファイルの格納場所: \tsi.lan\files\Flow credentials

フローの接続先とパブリッシュ先がローカル ファイルの場合

Windows

"\Program Files\Tableau\Tableau Prep Builder 2019.3.1\scripts"\tableau-prep-cli.bat   -t "\C:\Users\jsmith\Documents\My Tableau Prep Builder Repository\Flows\Flow1.tfl"

Mac

/Applications/Tableau\ Prep\ Builder\ 2019.3.1.app/Contents/scripts/./tableau-prep-cli  -t /Users/jsmith/Documents/My\ Tableau\ Prep\ Builder\ Repository/Flows.Flow1.tfl

フローの接続先がデータベースでパブリッシュ先がサーバーの場合

Windows

"\Program Files\Tableau\Tableau Prep Builder 2019.3.1\scripts"\tableau-prep-cli.bat -c "\C:\Users\jsmith\Desktop\Flow credentials\Flow1.json" -t "\C:\Users\jsmith\Documents\My Tableau Prep Builder Repository\Flows\Flow1.tfl"

Mac

/Applications/Tableau\ Prep\ Builder\ 2019.3.1.app/Contents/scripts/./tableau-prep-cli -c /Users/jsmith/Desktop/Flow\ credentials/Flow1.json -t /Users/jsmith/Documents/My\ Tableau\ Prep\ Builder\ Repository/Flows.Flow1.tfl

フローのパブリッシュ先がサーバーで認証資格情報ファイルがネットワーク共有上に保管されている場合

Windows

"\Program Files\Tableau\Tableau Prep Builder 2019.3.1\scripts"\tableau-prep-cli.bat -c "\\tsi.lan\files\Flow credentials\Flow1.json" -t "\C:\Users\jsmith\Documents\My Tableau Prep Builder Repository\Flows\Flow1.tfl"
Mac/Applications/Tableau\ Prep\ Builder\ 2019.3.1.app/Contents/scripts/./tableau-prep-cli -c /Volumes/files/Flow\ credentials/Flow1.json -t /Users/jsmith/Documents/My\ Tableau\ Prep\ Builder\ Repository/Flows.Flow1.tfl
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