tsm コマンド ライン リファレンス

このセクションのトピックには、Tableau Server をサポートする Tableau サービス マネージャー (TSM) コマンド ライン インターフェイス (CLI) の参照コンテンツが含まれています。

TSM は、Tableau Server のインストールおよび構成の管理に使用されます。TSM の詳細については、Tableau Services Manager の概要を参照してください。

TSM API を使用して、TSM CLI によってサポートされているインストールと構成を自動化できます。プレリリース (アルファ版) TSM API の詳細については、「Tableau サービス マネージャー API」を参照してください。

tsm CLI の使用

tsm コマンドは、第一ノード (TSM がインストールされているノード)、またはクラスター内の任意の追加ノードで実行できます。

tsm コマンドを実行するには、Windows コマンド プロンプトを開く必要があります。PowerShell を使用して tsm コマンドを実行しないでください。PowerShell を使用すると、予期しない動作が発生する可能性があります。

  1. クラスター内のノード上で、管理者グループのメンバー アカウントを使用して Windows コマンド プロンプトを開きます。

  2. 必要なコマンドを実行します。第一ノード以外のノードからコマンドを実行する場合は、-s オプションを含めて第一ノードの URL を名前 (IP アドレスではない) で指定し、TSM ポートの 8850 を含めます。

    第一ノードから TSM と Tableau Server のバージョンを確認するには、次のコマンドを実行します。

    tsm version

    追加のノードから TSM と Tableau Server のバージョンを確認するには、次のコマンドを実行します。

    tsm version -s https://<inital_node_name>:8850

    例:

    tsm version -s https://myTableauHost:8850

tsm CLI での認証

Tableau Server 2019.2 リリースから、次の条件が該当する場合に、Tableau サービスマネージャーコマンドを実行する必要はありません。

  • コマンドを実行しているアカウントが TSM承認リストグループのメンバーであり、Windows PC のローカル管理者グループである。
  • Tableau Server 管理コントローラー サービスを実行している Tableau Server でローカルでコマンドを実行している。既定では、Tableau Server 管理コントローラー サービスが、分散展開の最初のノードにインストールされ構成されます。

Tableau サービスマネージャー CLI へのローカルでのログイン

Tableau サービスマネージャー 承認グループのメンバーであるユーザーアカウントを使用して、ローカルコンピューターで Tableau サービスマネージャーコマンドを実行している場合、パスワードを指定する必要はありません。この場合は、たとえば、次のようにコマンドを実行します。

tsm version

tsm CLI へのリモートでのログイン

Tableau Server 管理コントローラー サービスが実行されていないクラスタ内のノードから TSM コマンドを実行している場合は、コマンドを実行する前に、リモート コンピューターの Tableau Server 管理コントローラー サービスとのセッションを認証する必要があります。たとえば、次のコマンドを実行します。

tsm login -s <server_name> -u <account_name>

ここで、 <server_name> は Tableau Server 管理コントローラー サービスが実行されているノードの名前であり、<account_name> は TSM 承認グループのメンバーであるアカウントです。

このコマンドを実行すると、パスワードの入力を求められます。アカウントが認証されたら、Tableau サービスマネージャーコマンドを実行できます。

セキュリティのベスト プラクティスとして、TSM ポート (既定では 8850) をインターネットに公開しないでください。

Tableau サービスマネージャー CLI でのスクリプト作成と自動化

Tableau サービスマネージャーはバッチ ファイルです。別のバッチ ファイルで Tableau サービスマネージャー コマンドを実行するには、callコマンドを使用します。たとえば "call tsm maintenance ziplogs" です。このようにすると、バッチ ファイルに対する制御が返されます。

スクリプトファイル内のパスワードを使用せずに Tableau Server でオートメーションを実行するには、最初のノードおよび適切なTableau サービスマネージャー承認グループのアカウントでスクリプトを実行します。上記の「認証」セクションを参照してください。

シェルでヘルプ コンテンツを表示する

コマンド ラインから最小限のヘルプ コンテンツを表示するには、tsm help カテゴリを使用します。

シノプシス

tsm help [category] [command]

コマンド

tsm help

すべての tsm コマンドのヘルプ。

tsm help <category>

特定のコマンド カテゴリのヘルプを表示します。たとえば、tsm help authentication のように使用します。

tsm help <category> <command>

特定のコマンドのヘルプを表示します。たとえば、tsm help authentication open-id のように使用します。

tsm help commands

上位のすべてのコマンドまたはカテゴリをリストします。

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