tsm status
tsm status
コマンドを使用して、Tableau Server と、Tableau Server の一部として実行される個々のサービス (プロセス) のステータスを表示できます。
シノプシス
tsm status [global options]
オプション
-v, --verbose
オプション。
Tableau Server クラスターのすべてのノードのステータスを表示します。
tsm status
は、Tableau Server ノードに関して可能性のある次のいずれかのステータスを返します。
RUNNING
: ノードは、どのサービスまたはプロセスについてもエラー ステータスなく稼働しています。DEGRADED
: ノードが稼働していますが、1 つまたは複数のプライマリ サービス (リポジトリなど) がエラー状態です。メッセージング サービスのインスタンスが 1 つあり、そのインスタンスに障害が発生した場合、Tableau Server は引き続き機能しますが、ステータスには「低下」と表示され、イベント メッセージが失われる可能性があります。詳細については、「Tableau Server メッセージング サービス」を参照してください。ERROR
: ノードですべてのプライマリ サービスまたはプロセスがエラー状態です。STOPPED
: ノードは停止しており、エラー ステータスはありません。
tsm status
に --verbose
オプションを指定して実行すると、TSM は個々のサービス (プロセス) のステータスを返します。可能性のあるステータス メッセージは次のとおりです。
is running
: サービスは実行中です。status is unavailable
: ステータスを判定できません (サービスの起動時など)。is in a degraded state
: サービスは実行中ですが、エラーが返されました。このステータスは、サービスが適切にインストールされなかった、構成されていない、または何らかの形で失敗したことを示しています。is in an error state
: サービスは実行中ですが、エラーが返されました。このステータスは、サービスが適切にインストールされなかったか、構成されていないことを示しています。is synchronizing
: ファイル ストア プロセスがファイル ストアの別のインスタンスと同期しています。is decommissioning
: ファイル ストア プロセスの使用を停止しています。is running (Active Repository)
: アクティブなリポジトリが実行されています。これは期待どおりのステータスです。is running (Passive Repository)
: パッシブ リポジトリが実行されています。2 つのリポジトリが構成されている場合、これは予期されたステータスです。is stopped
: サービスが停止しています。このステータスは、サービスにエラーまたは問題が発生していることを意味するものではありません。一部のサービスは、必要なときにのみ実行されます (たとえば、データベース メンテナンス サービス)。
グローバル オプション
-h, --help
オプション。
コマンドのヘルプを表示します。
-p, --password <password>
アクティブなセッションがない場合は、必要に応じて
-u
または--username
と一緒に使用します。-u
または--username
で指定されたユーザーのパスワードを指定します。パスワードにスペースや特殊文字が含まれる場合、パスワードを引用符で囲みます。
--password "my password"
-s, --server https://<hostname>:8850
オプション。
Tableau Services Manager で指定したアドレスを使用します。URL は
https
で始まる必要があります。また、ポート 8850 を含めるとともに、IP アドレスではなくサーバー名を使用します。例:https://<tsm_hostname>:8850
。サーバーが指定されていない場合は、仮にhttps://<localhost | dnsname>:8850
とします。--trust-admin-controller-cert
オプション。
このフラグは、TSM コントローラーで自己署名証明書を信頼するために使用します。証明書の信頼および CLI 接続の詳細については、TSM クライアントの接続を参照してください。
-u, --username <user>
アクティブなセッションがない場合は、必要に応じて
-p
または--password
と一緒に使用します。ユーザー アカウントを指定します。このオプションが含まれていない場合は、コマンドがサインインに使用した認証資格情報を使用して実行されています。