Web 上の Tableau Prep

Tableau Prep では、フローの Web 作成がサポートされるようになりました。バージョン 2020.4.1 以降では、Tableau Prep BuilderTableau Server または Tableau Online のいずれかを使用してフローを作成し、データをクリーニングおよび準備することができます。また、Web 上でフローを手動で実行することができ、Data Management アドオン は必要ありません。

Web 上でも Tableau Prep Builder の同じ機能の大部分がサポートされていますが、フローを作成して操作する場合には、いくつかの相違点があります。

重要: Web 上でフローを作成および編集するには、Creator ライセンスが必要です。ただし、Data Management アドオンは、Tableau Prep Conductor を使用してスケジュールに従ってフローを実行する場合にのみ必要です。

インストールと展開

ユーザーが Web 上でフローを作成および編集できるようにするには、サーバーでいくつかの設定を構成する必要があります。これらの各設定の詳細については、Tableau Server ヘルプの「Web 上でのフローの作成と操作」(Link opens in a new window)を参照してください。

  • Web 作成: ユーザーが Tableau Server または Tableau Online でフローを作成および編集できるかどうかを制御します。
  • 今すぐ実行: [今すぐ実行] オプションを使用して、ユーザーまたは管理者のみが手動でフローを実行できるかどうかを制御します。Web 上でフローを手動で実行するには、Data Management アドオン は必要はありません。
  • Tableau Prep Conductor: Data Management アドオンが有効になっている場合、このオプションを有効にすると、ユーザーは Tableau ServerTableau Online でフローをスケジュールおよび追跡できます。
  • Tableau Prep 拡張機能 (バージョン 2021.2.0 以降): ユーザーが Einstein Discovery に接続してフロー内のデータに対して予測モデルを適用および実行できるかどうかを制御します。
  • 自動保存: この機能は既定で有効になっており、数秒ごとにユーザーのフロー作業を自動的に保存します。

Tableau Server では、管理者は Tableau Prep のフロー作成プロセスの構成を微調整できます。詳細については、「Tableau Prep のフローの作成」を参照してください。

サンプル データと処理の制限

Web 上のフローを操作する際のパフォーマンスを維持するために、フローに含めることができるデータの量に制限が適用されます。

以下の制限が適用されます。

  • ファイルに接続する場合、最大ファイル サイズは 1 GB です。
  • すべてのデータを含めるデータ サンプリング オプションは使用できません。既定のサンプル データの制限は 100 万行です。
  • 大きなデータ セットを使用する場合にユーザーが選択できる最大行数は、管理者によって構成されます。ユーザーは、その制限までの行数を選択できます。詳細については、Tableau Server ヘルプの「tsm configuration set のオプション」(Link opens in a new window)を参照してください。
  • Tableau Online では、1 日あたりのフロー実行の数もサイト管理者によって制限されます。詳細については Tableau オンラインヘルプの「Tableau Online サイトの容量」(Link opens in a new window)を参照してください。

Web 上で利用可能な機能

Web 上でフローを作成および編集すると、ナビゲーションおよび特定の機能の可用性に多少の相違点があることがわかります。ほとんどの機能はすべてのプラットフォームで利用できますが、一部の機能は Tableau Server または Tableau Online で制限が設けられているか、まだサポートされていません。次の表に相違点がある機能を示します。

機能 Tableau Prep Builder Tableau Server Tableau Online
データへの接続*
フローの構築と編成
データ サンプルのサイズの設定**
インプット ステップでのファイルおよびデータベース表のユニオン作成***
データのクリーニングと加工
データの集計、結合またはユニオン
フローでの R および Python スクリプトの使用****
再利用可能なフロー ステップの作成 (バージョン 2019.3.2 以降)
Web 上でフローを自動的に保存する 該当しません
ファイルの自動復元 該当しません 該当しません
Tableau Desktop でフロー出力を表示する
抽出ファイルを作成する
パブリッシュされたデータ ソースを作成する
フロー出力データを外部データベースに保存する
Einstein Discovery 予測をフローに追加する

* 一部のコネクタは、Web 上でサポートされていない場合があります。サーバーの [接続] ウィンドウを開いて、サポートされているコネクタを確認します。

** Tableau Server および Tableau Online では、データ サンプルのサイズは管理者が設定した制限に従います。

*** インプット ユニオンは、Tableau Server や Tableau Online で編集または作成することはできません。Tableau Prep Builder のみ。

**** Tableau Online でフローを作成または編集する場合、スクリプト ステップを追加することはできません。これは現在、Tableau Prep Builder および Tableau Server でのみサポートされています。

自動保存と下書き作業

サーバー上でフローを作成または編集すると、数秒ごとに作業が下書きとして保存されるため、クラッシュが発生した場合や、誤ってタブを閉じた場合でも、作業が失われることはありません。

下書きは、サインインしているサーバーとプロジェクトに保存されます。下書きを別のサーバーに保存またはパブリッシュすることはできませんが、[ファイル] > [Publish As (名前を付けてパブリッシュ)] メニュー オプションを使用すると、そのサーバー上の別のプロジェクトにフローを保存できます。

下書きのコンテンツは、パブリッシュするまで自分以外のユーザーには表示できません。変更内容をパブリッシュした後にそれを元に戻す必要がある場合は、[リビジョン履歴] ダイアログを使用して以前パブリッシュしたバージョンを表示し、元に戻すことができます。Web 上でのフローの保存の詳細については、Web 上でフローを自動的に保存するを参照してください。

フローのパブリッシュと認証資格情報の埋め込み

フローを Tableau Prep Builder から Tableau Server または Tableau Online にパブリッシュする場合でも、Web 上で新規フローまたは編集済みフローをパブリッシュする場合でも、データベース接続に認証資格情報を埋め込むオプションがあります。認証資格情報を埋め込むことで、手動操作を必要とせずに、データベース接続を含むフローをサーバー上でシームレスに実行できます。

: 認証資格情報の埋め込みは、サーバー上にパブリッシュされたフローを実行する場合にのみ適用されます。Tableau Prep Builder または Web 上でデータベースに接続されているフローを編集する場合は、認証資格情報を手動で入力する必要があります。

Web 上でフローを作成または編集する場合は、まずフローをパブリッシュしてから、フローを実行してデータ分析のフロー出力を生成する必要があります。認証資格情報は、パブリッシュ時にデータベース接続に埋め込むこともできます。既定では、認証資格情報は埋め込まれていません。

[ファイル] > [接続の認証資格情報] のトップ メニューから認証資格情報のオプションを変更することもできます。詳細については、Web 作成でフローをパブリッシュするを参照してください。

ありがとうございます!