フローでの R および Python スクリプトの使用
バージョン 2019.3.1 以降、R および Python スクリプトを使用して、より複雑なクリーニング操作を実行したり、予測モデリング データをフローに組み込んだりできます。R または Python スクリプトの手順に従ってデータがフローからインプットとして渡されます。次に、Tableau Prep Builder の機能および関数を使用してクリーニングを継続できる出力データとして返されます。
注: フローのインプット ステップとしてスクリプトに接続する動作はまだサポートされていません。また、Tableau Cloud に作成またはパブリッシュされたフローに対しても、スクリプト ステップはまだサポートされていません。
Rserve サーバーまたは Tableau Python (TabPy) サーバーを構成し、フローにスクリプト ステップを追加します。Tableau Prep は、Rserve サーバーに R 用のデータ、Tableau Python サーバー (TabPy) に Python 用のデータを渡し、結果のデータをテーブル形式でフローに返します。引き続き結果にクリーニング操作を適用し、分析用に出力を生成できます。
スクリプトを作成するときは、関数の引数としてデータ フレームを指定する関数を含める必要があります。入力した内容と異なるフィールドを返す場合は、出力とデータ型を定義するスクリプトに getOutputSchema 関数を含める必要があります。この関数を含めないと、出力は入力データのフィールドを使用します。
スクリプト ステップを含む Tableau Server (バージョン 2020.4.1 以降) でフローを作成または編集する場合、スクリプト ステップを実行する Rserve サーバーまたは TabPy サーバーに Tableau Server が接続している必要があります。フローで使用する R または Python を構成する方法およびスクリプトの作成方法に関する詳細については、フローでの Python スクリプトの使用(新しいウィンドウでリンクが開く)またはフローでの R (Rserve) スクリプトの使用(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。