フローの構築と編成

フローに含めるデータに接続したら、新しいステップをフローに追加するか、既存のステップの間に新しいステップを挿入してデータのクリーニングと加工を開始できます。

フローを編成するには、既定のステップの色を変更したり、説明を追加してステップやクリーニング操作のコンテキストを提供したりできるほか、複雑なフローを簡単に実行できるようにフローのレイアウトを再編成することもできます。

ステップの追加または挿入

フローを構築するときに、別のステップのタイプを追加して必要なアクションを実行できます。たとえば、[ステップの追加] オプションを使用してクリーニング ステップを追加し、フィールドの分割やフィルターの適用などさまざまな操作を実行して整っていないデータをクリーニングできます。[結合] または [ユニオン] ステップ タイプを使用してデータ表を結合するか、[スクリプト] ステップ タイプを追加して R または Python スクリプトをフローに組み込みます。

フローが具体化されるにつれ、後のステップと同じ詳細レベルを使用するためにフローの前のステップに戻って別のステップ タイプを挿入し、クリーニング ステップの追加やデータの集計といったさまざまなアクションを実行する必要が生じる場合があります。

表示されるメニュー オプションは、お使いの Tableau Prep Builder のバージョンや、フローにステップを追加して次のステップを構築するか、既存のステップの間に新しいステップを挿入するかどうかによって異なります。Tableau Prep Builder バージョン 2019.3.1 以前を使用している場合は、該当するセクションを参照してメニュー オプションを確認してください。

これらのメニューを使用してインプット ステップを追加することはできません。代わりに、[接続] ペインから [フロー] ペインに表をドラッグする必要があります。詳細については、データへの接続を参照してください。

: フローに含める機能またはアクションは、サインインしている Tableau Server のバージョンと互換性がない場合があります。互換性のない機能が含まれるフローは、Tableau Prep Conductor を使用して実行するようにスケジュールすることができません。互換性のないバージョンの管理に関する詳細については、Tableau Prep とのバージョン互換性(Link opens in a new window)を参照してください。

ステップの追加

プラス アイコンが表示されるまでステップにカーソルを合わせ、表示されたアイコンをクリックしてステップのタイプを選択します。このメニューは、ステップを追加してフローの次のステップを作成するときに表示されます。

: オプションは、製品のバージョンによって異なる場合があります。たとえば、Tableau Prep Builder バージョン 2019.4.2 では、[フローの挿入] がこのメニューに追加されました。

次のオプションから選択します。

  • 分岐の追加: フローを別々の分岐に分割します。このオプションは、既存の 2 つのステップの間で [追加] メニューを開くと表示されます。

    : Tableau Prep Builder 2019.4.2 では、既存の 2 つのステップの間に [追加] メニューを開くと、このオプションが [Add Clean Step (クリーン ステップの追加)] に置き換えられていました。

  • [ステップの追加] または [Add Clean Step (クリーン ステップの追加)]: クリーニング ステップを追加して、さまざまなクリーニング操作を実行します。使用できるさまざまなクリーニング操作の詳細については、データのクリーニングと加工を参照してください。
  • 集計の追加: 集計ステップを作成し、集計またはグループ化するフィールドを選択できるようにします。詳細については、値の集計とグループ化を参照してください。

  • ピボットの追加: ピボット ステップを作成し、さまざまなピボット オプションを実行して列データを行に変換したり、行データを列に変換したりできるようにします。詳細については、データのピボット処理を参照してください。

  • 結合の追加: 結合ステップを作成し、他の入力を手動で結合に追加したり、結合句を追加したりできるようにします。別の方法として、ステップをドラッグ アンド ドロップしてファイルを結合することもできます。以下の例では、"Orders_Central (オーダー_中央)" インプット ステップをドラッグして [結合] にドロップしています。

    結合の作成の詳細については、データの結合を参照してください。

    Tableau Prep Builder のバージョン 2019.1.3 以降では、リレーションシップ データを含む表があるデータベースに接続すると、[フロー] ペインのメニューから結合を作成することもできます。この方法を使用したテーブルの結合に関する詳細については、インプット ステップでのデータの結合 (バージョン 2019.1.3 以降)(Link opens in a new window)を参照してください。

  • ユニオンの追加: ユニオン ステップを作成します。表をステップにドラッグし、表示される [追加] オプションにドロップして、ユニオンに表を追加します。別の方法として、ステップを別のステップにドラッグ アンド ドロップしてもファイルのユニオンを作成できます。ユニオンの作成の詳細については、データのユニオン作成を参照してください。

  • スクリプトの追加 (バージョン 2019.3.1 以降): スクリプト ステップを作成し、フローに R スクリプトと Python スクリプトを追加します。詳細については、フローでの R および Python スクリプトの使用を参照してください。

  • 出力の追加: 出力ステップを作成し、出力を抽出ファイル (.tde または .hyper) または .csv ファイルに保存するか、出力をデータ ソースとしてサーバーにパブリッシュします。
  • ステップの貼り付け : 同じフローからコピーしたステップを追加します。同じフロー内のステップをコピーおよび貼り付ける方法の詳細については、データのクリーニングと加工を参照してください。
  • フローの挿入 (バージョン 2019.3.2 以降): 別のフローで保存されたフロー ステップを現在のフローに追加します。ステップの最後に追加することも、既存のステップの間に挿入することもできます。このオプションは、Tableau Prep Builder バージョン 2019.4.2 でこのメニューに追加されました。以前のバージョンでは、フロー ペインの空白部分で右クリックまたは Ctrl を押しながらクリック (MacOS) してフロー ステップを追加していました。フローに保存されたフロー ステップを使用する方法の詳細については、再利用可能なフロー ステップの作成 (バージョン 2019.3.2 以降)を参照してください。

ステップの挿入

既存のステップの間にステップを挿入します。このメニューでは、インプット ステップ タイプまたは出力ステップ タイプは使用できません。オプションは、製品のバージョンによって異なります。Tableau Prep Builder の古いバージョンを使用している場合 は、以下の「バージョン 2019.3.1 以前」セクションを参照してください。

  1. プラス アイコンが表示されるまで、ステップを挿入する場所のフロー線の中央にカーソルを合わせます。次に、アイコンをクリックしてステップのタイプを選択します。

    : オプションは、製品のバージョンによって異なる場合があります。たとえば、Tableau Prep Builder バージョン 2019.4.2 では、[フローの挿入] がこのメニューに追加されました。

  2. 次のオプションから選択します。

    • [ステップの挿入] または [Insert Clean Step (クリーン ステップの挿入)]: 既存のステップの間にクリーニング ステップを挿入して、さまざまなクリーニング操作を実行します。使用できるさまざまなクリーニング操作の詳細については、データのクリーニングと加工を参照してください。

    • 集計の挿入: 既存のステップの間に集計ステップを挿入します。集計またはグループ化するフィールドを選択できます。詳細については、値の集計とグループ化を参照してください。

    • ピボットの挿入: 既存のステップの間にピボット ステップを挿入します。さまざまなピボット オプションを実行して、列データを行に変換したり、行データを列に変換したりできます。詳細については、データのピボット処理を参照してください。

    • 結合の挿入: 既存のステップの間に結合ステップを挿入します。他の入力を手動で結合に追加したり、結合句を追加したりできます。別の方法として、ステップをドラッグ アンド ドロップしてファイルを結合することもできます。以下の例では、"Orders_Central (オーダー_中央)" インプット ステップをドラッグして [結合] にドロップしています。

      結合の作成の詳細については、データの結合を参照してください。

      Tableau Prep Builder のバージョン 2019.1.3 以降では、リレーションシップ データを含む表があるデータベースに接続すると、[フロー] ペインのメニューから結合を作成することもできます。この方法を使用したテーブルの結合に関する詳細については、インプット ステップでのデータの結合 (バージョン 2019.1.3 以降)(Link opens in a new window)を参照してください。

    • ユニオンの挿入: ユニオン ステップを挿入します。表をステップにドラッグし、表示される [追加] オプションにドロップして、ユニオンに表を追加します。別の方法として、ステップを別のステップにドラッグ アンド ドロップしてもファイルのユニオンを作成できます。ユニオンの作成の詳細については、データのユニオン作成を参照してください。

    • ステップの貼り付け: 同じフローからコピーされたステップを既存のステップの間に挿入します。同じフロー内のステップをコピーおよび貼り付ける方法の詳細については、データのクリーニングと加工を参照してください。
    • フローの挿入 (バージョン 2019.3.2 以降): 別のフローで保存されたフロー ステップを現在のフローに挿入します。ステップの最後に追加することも、既存のステップの間に挿入することもできます。このオプションは、Tableau Prep Builder バージョン 2019.4.2 でこのメニューに追加されました。以前のバージョンでは、フロー ペインの空白部分で右クリックまたは Ctrl を押しながらクリック (MacOS) してフロー ステップを追加していました。フローに保存されたフロー ステップを使用する方法の詳細については、再利用可能なフロー ステップの作成 (バージョン 2019.3.2 以降)を参照してください。
バージョン 2019.3.1 以前
  1. プラス アイコンが表示されるまでステップにカーソルを合わせ、表示されたアイコンをクリックしてステップのタイプを選択します。[ステップの挿入] でステップの間にクリーニング ステップを挿入します。他のすべてのオプションによって、フローに分岐が作成されます。

  2. 次のオプションから選択します。

    • 分岐の追加: フローを別々の分岐に分割します。

    • ステップの挿入: 既存のステップの間にクリーニング ステップを挿入して、さまざまなクリーニング操作を実行します。使用できるさまざまなクリーニング操作の詳細については、データのクリーニングと加工を参照してください。

    • 集計の追加: 集計ステップを作成し、集計またはグループ化するフィールドを選択できるようにします。詳細については、値の集計とグループ化を参照してください。

    • ピボットの追加: ピボット ステップを作成し、さまざまなピボット オプションを実行して列データを行に変換したり、行データを列に変換したりできるようにします。詳細については、データのピボット処理を参照してください。

    • 結合の追加: 結合ステップを作成し、他の入力を手動で結合に追加したり、結合句を追加したりできるようにします。別の方法として、ステップをドラッグ アンド ドロップしてファイルを結合することもできます。以下の例では、"Orders_Central (オーダー_中央)" インプット ステップをドラッグして [結合] にドロップしています。

      結合の作成の詳細については、データの結合を参照してください。

      Tableau Prep Builder のバージョン 2019.1.3 以降では、リレーションシップ データを含む表があるデータベースに接続すると、[フロー] ペインのメニューから結合を作成することもできます。この方法を使用したテーブルの結合に関する詳細については、インプット ステップでのデータの結合 (バージョン 2019.1.3 以降)(Link opens in a new window)を参照してください。

    • ユニオンの追加: ユニオン ステップを作成します。表をステップにドラッグし、表示される [追加] オプションにドロップして、ユニオンに表を追加します。別の方法として、ステップを別のステップにドラッグ アンド ドロップしてもファイルのユニオンを作成できます。ユニオンの作成の詳細については、データのユニオン作成を参照してください。

    • スクリプトの追加 (バージョン 2019.3.1 以降): スクリプト ステップを作成して、フローに R スクリプトと Python スクリプトを追加します。詳細については、フローでの R および Python スクリプトの使用を参照してください。
    • 出力の追加: このオプションを選択し、出力を抽出ファイル (.tde または .hyper) または .csv ファイルに保存するか、出力をデータ ソースとしてサーバーにパブリッシュします。

フローで使用するカラー スキーマの変更

Tableau Prep Builder は初期状態で、フローの各ステップに対して単一の色を割り当てます。フロー全体を通してこのカラースキーマが割り当てられるため、データのクリーニング作業、結合、ユニオン、集計を行う際にフロー全体のデータを追跡しやすくなり、操作によって影響を受けるファイルを把握しやすくなります。

各ステップに対して別のカラースキーマを使用する場合、次の作業を行います。

  1. 1 つまたは複数のステップを選択します。

  2. 選択したステップを右クリックして [ステップの色を編集] を選びます。

  3. カラーパレットで色をクリックして適用します。

ステップの色をデフォルトのものにリセットする場合は、次のいずれかの操作を行います。

  • トップ メニューの [元に戻す] をクリックします。

  • Ctrl+Z あるいは Command-Shift-Z (Mac) を押します。

  • 変更したステップを選択し、そのステップを右クリックして [ステップの色を編集] を選んだ後、さらにカラーパレットの下にある [ステップの色をリセット] を選択します。

フロー ステップとクリーニング操作への説明の追加

フローを構築して様々なクリーニング操作を実行する際、後からフローを閲覧し活用するユーザーにとって手順を理解しやすくするために、説明を追加することを望む場合があります。任意の各ステップに対し、[フロー] ペインで直接フローに説明を追加するか、[変更内容] ペインでクリーニング操作に説明を追加して、変更への追加コンテキストを提供できます。この説明は最長 200 文字まで入力できます。

[変更内容] ペインでの変更の表示に関する詳細については、変更内容の表示(Link opens in a new window)を参照してください。

フローの各ステップへの説明の追加

説明を追加する際、メッセージ アイコンがステップの下に追加されます。このアイコンをクリックすれば、フローペインの説明テキストの表示を切り替えられます。

  1. フローペインでステップを選択します。

  2. 次のいずれかを実行します。

    • ステップを右クリックしてメニューから [説明の追加] を選択します。

    • ステップの名前フィールドをダブルクリックしてから [説明の追加] をクリックします。

  3. テキストボックスに説明を入力します。

  4. テキストボックスの外側をクリックするか Enter を押すと、変更が適用されます。初期状態では、ステップの下側に説明が表示されます。メッセージ アイコンをクリックすれば説明を非表示にすることができます。

  5. 説明を編集または削除する場合は、ステップまたは説明を右クリックし、メニューから [説明の編集] あるいは [説明の削除] を選択します。

変更エントリへの説明の追加 (バージョン 2019.1.1 以降)

  1. フロー ペインでステップを選択します。

  2. [変更内容] ペインまたは [変更内容] タブを開きます。

  3. [変更内容] ペインでエントリを右クリックまたは Ctrl を押しながらクリック (MacOS) し、[説明の追加] を選択します。

  4. 変更操作の説明を入力します。

    説明は、変更エントリに対し生成されたテキストの下にコメント アイコンとともに表示されます。

  5. 説明を編集または削除する場合は、変更エントリを右クリックまたは Ctrl を押しながらクリック (MacOS) し、[説明の編集] あるいは [説明の削除] を選択します。

フローのレイアウトの再編成 (バージョン 2019.2.2 以降)

Tableau Prep Builder では、フローを構築するときに既定のレイアウトを使用します。各フローは左から右に向かって配置され、処理されます。インプット ステップがキャンバスの左端から始まり、出力ステップがキャンバスの右端で終了します。ただし、大規模で複雑なフローを構築すると、すぐに把握できなくなってしまいます。

フローのレイアウトをクリーンアップするには、ステップを選択して移動することで、レイアウトをわかりやすく編成できるようになります。たとえば、交差するフロー線を修正したり、フローのステップを移動して余分な空白を除去したりできるほか、フローのステップを再配置して一連のイベントを明確に表示することもできます。

たとえば、次のようなフローは紛らわしく把握することが困難です。

このフローをクリーンアップするには、各ステップを選択し、上下左右にドラッグして、キャンバスの新しい場所にドロップします。左から右へと移動するプロセスのフローを妨害するような位置にフローのステップを移動することはできません。たとえば、結合ステップの前に配置されたユニオン ステップを、フローの結合ステップより後ろにドラッグすることはできません。

許可された場所にフローのステップをドラッグすると、オレンジ色のボックスが表示されます。許可されていない場所ではオレンジ色のボックスが表示されず、ステップをドロップしようとしても元の場所に戻ってしまいます。

フローのステップを移動するには、次の手順を実行します。

  1. [フロー] ペインで、移動するステップを選択します。特定のステップをクリックするか、複数のステップを選択してドラッグするか、または Ctrl (MacOS の場合は Cmd) を押しながらクリックして隣接していない複数のステップを選択します。

  2. ステップを新しい場所にドラッグ アンド ドロップします。

    : 移動後の再編成された内容に満足できない場合は、トップ メニューの [元に戻す] をクリックして、変更を元に戻すことができます。ただし、ステップの移動中にクリーンアップ操作を実行した場合は、それらの操作も元に戻る可能性があります。[元に戻す] オプションでは、実行した順序でアクションが元に戻ります。

動作中の「フロー ステップの再編成」を視聴してください

次の例で、ドラッグ アンド ドロップを使用してフローを再配置する方法を示します。

フロー ナビゲータ ツールの使用

大規模なフローを使用しているときに、前後にスクロールして戻る必要があるフローの特定の領域を検索するのは困難な場合があります。フロー ナビゲータ ツールを使用すると、この作業が簡単になります。フロー ナビゲータは、キャンバスの右下隅に表示されるフローの縮小版です。

グラフィックの任意の領域をクリックしてフローの該当する領域にジャンプするか、次のツールバー オプションを使用して移動します。

ツールバー オプション 説明
フロー ナビゲータ グラフィックを折りたたみます。折りたたんだ状態で表示されるのは、パーセンテージ インジケータのみです。カーソルを合わせるとツールバーが展開され、上矢印 をクリックするとグラフィックが再度展開されます。
フロー ナビゲータ グラフィックを展開します。
画面に収まるようにフローのサイズを変更します。
フローを拡大または縮小します。パーセンテージ インジケータをクリックすると、ビューを 100% 表示に復元できます。

フローからのステップの削除

フローの任意の時点で、ステップやステップ間のフロー線を削除できます。

  • ステップまたはフロー線を削除するには、削除するステップまたは線を選択し、その要素を右クリックして [削除] を選択します。

  • 複数のステップまたはフロー線を削除するには、以下のいずれかの方法を実行します。

    • マウスでフローのセクション全体をドラッグして選択します。次に、選択したステップのいずれかを右クリックし、[削除] を選択します。

    • Ctrl + A (MacOS では Cmd + A) を押してフローの要素をすべて選択するか、Ctrl + クリック (MacOS では Cmd + クリック) で特定の要素を選択してから、[削除] キーを押します。

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