Bridge を使用した接続
Tableau Cloud が直接接続できないプライベート ネットワーク データにデータ ソースまたは仮想接続を接続する場合、Tableau Bridge を使用すると簡単に接続できます。
サポートする接続
Bridge では、以下で説明する接続シナリオがサポートされます。
サポートされるコネクタ
以下のサポートされていないコネクタにリストされている場合を除き、Bridge では、Tableau Desktop および Tableau Cloud(新しいウィンドウでリンクが開く) でサポートされているコネクタの組み合わせがサポートされます。
サポートされている接続タイプ
Bridge では、抽出とライブの両方の接続タイプがサポートされます。
抽出接続: データ ソースまたは仮想接続で抽出を使用してプライベート ネットワーク データに接続する場合は、Bridge を使用して、これらの抽出のスケジュールされた更新を実行できます。更新のスケジュールは、ほとんどの場合、パブリッシュ プロセスの一部としてコンテンツの所有者が設定できます。抽出をサポートするためのその他の要件については、抽出接続のその他の要件を参照してください。
ライブ接続: Bridge では、ライブ クエリと呼ばれる機能を使用して、プライベート ネットワーク データへのライブ接続を使用したデータ ソースまたは仮想接続をサポートします。コンテンツの所有者が、Tableau Cloud が直接アクセスできないデータへのライブ接続を使用するデータ ソースまたは仮想接続パブリッシュすると、ライブ クエリが自動的に使用されてデータ ソースを最新の状態に維持します。ライブ クエリをサポートするためのその他の要件については、ライブ接続のその他の要件を参照してください。
サポートされているデータ型
Bridge でサポートされるデータ型は、次のカテゴリのいずれかに分類されます。
リレーショナル データ
ファイル データ - Excell ファイル、テキスト ファイル、統計 (.sas7bdat) ファイルなどがあります。
プライベート クラウド データ - Amazon Redshift、Teradata、Snowflake などがあります。詳細については、プライベート クラウド データに Bridge を使用するを参照してください。
- 一部の ODBC データ
一部の Web データ コネクタ (WDC) データ - データには、標準ユーザー名とパスワードを入力してアクセスできます。
Bridge ですべてのコネクタがサポートされる場合に、マルチ接続データ ソースで使用されるデータ (クロスデータベース結合を含むデータ ソース)詳細については、Tableau ナレッジ ベースの「Tableau Bridge でのクロスデータベース結合されたデータ ソースの更新」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
コネクタのサポートの制限
Tableau と同様に、Bridge では、コネクタのプラグイン、Web データ コネクタ、JDBC または ODBC ドライバーを使用してデータに接続するデータ ソースの場合、サポートが制限されます。提供されるサポートの詳細については、Tableau ヘルプの次のトピックを参照してください。
Tableau データベース カスタマイズ (TDC) ファイル(新しいウィンドウでリンクが開く)を使用して汎用的な JDBC 接続または ODBC 接続をカスタマイズする場合は、汎用 JDBC または ODBC 接続に .tdcファイルを使用で説明されている手順を使用して、これらのカスタマイズが Bridge でも使用されていることを確認できます。
ライブ接続を使用して SAP HANA に接続する場合は、パラメーターと変数を無効にする必要があります。パラメーターと変数が使用されている場合、Bridge では SAP HANA 計算ビューへのライブ接続が成功しません。
サポートされていない接続
Bridge でサポートされていないシナリオがいくつかあります。
- Microsoft Analysis Services
- Microsoft PowerPivot
- Oracle Essbase
- SAP NetWeaver Business Warehouse
- Tableau コネクタ SDK(新しいウィンドウでリンクが開く) で構築されたコネクタ (.taco) および Tableau Exchange(新しいウィンドウでリンクが開く) で利用可能なコネクタ
サポートされていない接続タイプ
- ファイルベースのデータへのライブ接続
- Google Cloud SQL、OData、Progress OpenEdge、Tableau 抽出へのライブ接続
- キューブベースのデータへのすべて接続
- 仮想接続で使用する場合の Snowflake
OAuth 対応のプライベート クラウドベースのデータソースに Bridge を使用する
Tableau Bridge では、OAuth を使用するプライベート データに接続する場合と、プライベート データに結合する際に OAuth を使用するパブリック データに接続する場合に、OAuth がサポートされます。Bridge では現在、OAuth を使用する際に次のコネクタがサポートされます: Snowflake、Google BigQuery、Google Drive、Salesforce、OneDrive。ほとんどのデータ ソースでは、ライブ接続と抽出されたデータがサポートされています。
Tableau Cloud が直接接続できるクラウド データへの接続
クラウド データの場合、Tableau Cloud で更新スケジュールを直接設定した方が良い場合がほとんどです。Tableau Cloud でサポートされるコネクタのリストについては、「クラウド プラットフォームでホストされているデータへの直接接続の許可」を参照してください。
その他のクラウド データの抽出の更新
一部のクラウド データでは、標準ユーザー名とパスワードを入力してサインインできます。たとえば、クラウド プラットフォームでホストされる MySQL データベースに接続できる場合があります。このようなシナリオでは、Tableau Cloud でこのタイプのデータに直接接続する抽出の更新スケジュールを設定できます。詳細については、Tableau Cloud での更新のスケジュール」を参照してください。