クラウド プラットフォームにホスティングされたデータへのライブ接続の許可
Tableau Cloud ワークブックの参照元のデータを管理するためのオプションは多数あります。ビジネス ニーズに応じて、データを最新の状態に保つ方法を選択できます。データ ソースに応じて、ライブ接続を活用したり、抽出を作成して抽出スケジュールを定義したりすることで、データを最新の状態に保つことができます。また、認証資格情報を埋め込むことも、コンテンツに接続するビューを開いたときに、データにアクセスするための認証資格情報を提供するようユーザーに要求することもできます。
クラウド プラットフォーム上にリレーショナル データがある場合、ワークブックとデータ ソースを Tableau Cloud にパブリッシュするときに、そのデータへのライブ接続を使用できます。ライブ接続を使用すると、データの静的抽出をパブリッシュする必要はありません。
暗号化接続を有効にする
参照元データ ソースについては、SSL を使用した接続の暗号化が可能です。Tableau Desktop で接続を作成するときに、ホストされている SQL データへの接続に対して SSL 暗号化を有効にできます。暗号化された接続を有効にするには、次のステップを実行します。
ヒント: Tableau Cloud がデータ プロバイダーの承認リスト (許可リスト) に記載されていることを確認します。
Tableau Desktop で、データに接続します。
[サーバー接続] ダイアログ ボックスで、[SSL が必須] チェック ボックスを選択します。
PostgreSQL、SQL Server 互換の接続、およびデータ ソースに証明書を埋め込むオプションがないその他の接続の場合は、[OK] をクリックして終了します。
一部の互換接続では、リンクされているテキストは [SSL が必須] チェック ボックスの下に表示されます。これは、自己署名証明書などの代替証明書ファイルを指定できることを示します。
(オプション) 自己署名またはその他のカスタム証明書を使用して、SSL 経由でこのデータを接続します。
表示されるリンクを選択します。
[SSL 証明書の構成と使用] ダイアログで、証明書の .pem ファイルを指定します。
たとえば、Amazon RDS でホストされているデータへの MySQL 接続の場合このアドレスで Amazon の自己署名証明書ファイルを示すことができます。
信頼できない証明書
自己署名証明書や社内 CA によって署名された証明書など、Tableau Cloud では信頼されない証明書を使用している場合は、Tableau Cloud からの接続に問題が発生する可能性があります。次のいずれかのソリューションを試してください。
- コネクタでカスタム証明書の埋め込みが許可されている場合は、カスタム証明書を使用します。(これは前のセクションで使用した方法です)
- 信頼できるパブリック CA によって署名された、データベース用の新しい証明書を取得します。
- Tableau の接続プロキシである Tableau Bridge を使用します。TDC ファイルやプロパティ ファイルを使用するか、Windows システムの信頼ストアに証明書をインストールすることにより、Bridge を実行しているマシンで信頼されるように証明書を構成できます。
サポートされるコネクタ
サポートされているコネクタのリストについては、「Creators: Web 上のデータへの接続」トピックの「Tableau Cloud」タブを参照してください。
コネクタでサポートされる機能の詳細については、Tableau ユーザー ヘルプの「サポートされるコネクタ」セクションの特定のコネクタ トピックを参照してください。
注: このリスト内のすべてのコネクタが Tableau Prep Conductor でサポートされているわけではありません。サポートされているコネクタのリストを表示するには、Tableau Prep Builder を開いて [接続] ペインを展開します。
関連項目
Tableau ヘルプの「サポートされるコネクタ」(新しいウィンドウでリンクが開く)