Tableau 関数 (カテゴリ別)
このリファレンスの Tableau の機能はカテゴリ別にまとめられています。カテゴリをクリックすると機能を参照できます。または、Ctrl + F キー (Mac では Comman-F キー) を押して検索ボックスを開くと特定の機能のページを検索できます。
ABS
構文 | ABS(number) |
出力 | 数値 (正) |
定義 | 指定された <number> の絶対値を返します。 |
例 | ABS(-7) = 7 2 番目の例では、Budget Variance フィールドに含まれているすべての数値の絶対値を返します。 |
注 | SIGN も参照してください。 |
ACOS
構文 | ACOS(number) |
出力 | 数値 (ラジアン単位の角度) |
定義 | 指定された <number> のアークコサイン (角度) を返します。 |
例 | ACOS(-1) = 3.14159265358979 |
注 | 逆関数 COS は、ラジアン単位の角度を引数として受け取り、コサインを返します。 |
ASIN
構文 | ASIN(number) |
出力 | 数値 (ラジアン単位の角度) |
定義 | 指定された <number> のアークサイン (角度) を返します。 |
例 | ASIN(1) = 1.5707963267949 |
注 | 逆関数 SIN は、ラジアン単位の角度を引数として受け取り、サインを返します。 |
ATAN
構文 | ATAN(number) |
出力 | 数値 (ラジアン単位の角度) |
定義 | 指定された <number> のアークタンジェント (角度) を返します。 |
例 | ATAN(180) = 1.5652408283942 |
注 | 逆関数 |
ATAN2
構文 | ATAN2(y number, x number) |
出力 | 数値 (ラジアン単位の角度) |
定義 | 2 つの数値 (x と y) の間のアークタンジェント (角度) を返します。結果はラジアン単位です。 |
例 | ATAN2(2, 1) = 1.10714871779409 |
注 | ATAN 、TAN 、COT も参照してください。 |
CEILING
構文 | CEILING(number) |
出力 | 整数 |
定義 | <number> を等しいかより大きな最も近い整数に切り上げます。 |
例 | CEILING(2.1) = 3 |
注 | FLOOR と ROUND も参照してください。 |
データベースの制限 |
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COS
構文 | COS(number) 引数の数値はラジアン単位の角度です。 |
出力 | 数値 |
定義 | 角度のコサインを返します。 |
例 | COS(PI( ) /4) = 0.707106781186548 |
注 | 逆関数 |
COT
構文 | COT(number) 引数の数値はラジアン単位の角度です。 |
出力 | 数値 |
定義 | 角度のコタンジェントを返します。 |
例 | COT(PI( ) /4) = 1 |
注 | ATAN 、TAN 、PI も参照してください。角度を度単位からラジアン単位に変換するには、RADIANS を使用します。 |
DEGREES
構文 | DEGREES(number) 引数の数値はラジアン単位の角度です。 |
出力 | 数値 (度) |
定義 | ラジアン単位の角度を度単位に変換します。 |
例 | DEGREES(PI( )/4) = 45.0 |
注 | 逆関数
|
DIV
構文 | DIV(integer1, integer2) |
出力 | 整数 |
定義 | <integer1> を <integer2> で割った割り算の整数部分を返します。 |
例 | DIV(11,2) = 5 |
EXP
構文 | EXP(number) |
出力 | 数値 |
定義 | 指定された <number> で e を累乗した値を返します。 |
例 | EXP(2) = 7.389 |
注 | LN も参照してください。 |
FLOOR
構文 | FLOOR(number) |
出力 | 整数 |
定義 | <number> を等しいかより小さな最も近い整数に切り下げます。 |
例 | FLOOR(7.9) = 7 |
注 | CEILING と ROUND も参照してください。 |
データベースの制限 |
|
HEXBINX
構文 | HEXBINX(number, number) |
出力 | 数値 |
定義 | x、y 座標を最も近い六角形のビンの x 座標にマッピングします。ビンの横幅は 1 です。入力時には適切に拡大縮小する必要があります。 |
例 | HEXBINX([Longitude]*2.5, [Latitude]*2.5) |
注 | HEXBINX と HEXBINY は、六角形のビン用のビニング関数とプロット関数です。六角形のビンは、マップなどの x/y 平面内でデータを可視化するための効率的で洗練されたオプションです。ビンは六角形なので、各ビンは円に近似し、データ点からビンの中心への距離のばらつきを最小限に抑えます。これにより、クラスタリングがより正確かつ有益なものになります。 |
HEXBINY
構文 | HEXBINY(number, number) |
出力 | 数値 |
定義 | x、y 座標を最も近い六角形のビンの y 座標にマッピングします。ビンの横幅は 1 です。入力時には適切に拡大縮小する必要があります。 |
例 | HEXBINY([Longitude]*2.5, [Latitude]*2.5) |
注 | HEXBINX も参照してください。 |
LN
構文 | LN(number) |
出力 | 数値 引数がゼロ以下の場合、出力は |
定義 | <number> の自然対数を返します。 |
例 | LN(50) = 3.912023005 |
注 | EXP と LOG も参照してください。 |
LOG
構文 | LOG(number, [base]) オプションの基底の引数が存在しない場合は、10 が基底として使用されます。 |
出力 | 数値 |
定義 | 指定された基底について数値の対数を返します。 |
例 | LOG(16,4) = 2 |
注 | POWER と LN も参照してください。 |
MAX
構文 | MAX(expression) または MAX(expr1, expr2) |
出力 | 引数と同じデータ型、または引数の一部が Null の場合 NULL 。 |
定義 | 2 つの引数の最大値を返します (2 つの引数は同じ型でなければなりません)。
|
例 | MAX(4,7) = 7 |
注 | 文字列の場合
データベースのデータ ソースでは、 日付の場合 日付の場合、 集計として
比較として
|
MIN
構文 | MIN(expression) または MIN(expr1, expr2) |
出力 | 引数と同じデータ型、または引数の一部が Null の場合 NULL 。 |
定義 | 2 つの引数の最小値を返します (2 つの引数は同じ型でなければなりません)。
|
例 | MIN(4,7) = 4 |
注 | 文字列の場合
データベースのデータ ソースでは、 日付の場合 日付の場合、 集計として
比較として
|
PI
構文 | PI() |
出力 | 数値 |
定義 | 数値定数 pi (3.14159...) を返します。 |
例 | PI() = 3.14159 |
注 | 入力がラジアン単位の三角関数に便利です。RADIANS も参照してください。 |
POWER
構文 | POWER(number, power) |
出力 | 数値 |
定義 | <number> を <power> で指定された回数掛け合わせます。 |
例 | POWER(5,3) = 125 |
注 | 5^3 = POWER(5,3) = 125 のように、^ 記号を使用することもできます。 |
RADIANS
構文 | RADIANS(number) |
出力 | 数値 (ラジアン単位の角度) |
定義 | 指定された <number> を度単位からラジアン単位に変換します。 |
例 | RADIANS(180) = 3.14159 |
注 | 逆関数 DEGREES は、角度をラジアン単位で受け取り、度単位で返します。 |
ROUND
構文 | ROUND(number, [decimals]) |
出力 | 数値 |
定義 | 指定された桁数に オプションの |
例 | ROUND(1/3, 2) = 0.33 |
注 | MS SQL Server などの一部のデータベースでは、桁数に負の値を指定できます。たとえば、-1 は数値を十の位で丸め、-2 は百の位で丸めます。このことは、すべてのデータベースに当てはまるわけではありません。たとえば、Excel と Access には当てはまりません。 ヒント: |
SIGN
構文 | SIGN(number) |
出力 | -1、0、または 1 |
定義 | <number> の符号を返します。数値が負の場合は -1、数値がゼロの場合は 0、数値が正の場合は 1 を返します。 |
例 | SIGN(AVG(Profit)) = -1 |
注 | ABS も参照してください。 |
SIN
構文 | SIN(number) 引数の数値はラジアン単位の角度です。 |
出力 | 数値 |
定義 | 角度のサインを返します。 |
例 | SIN(0) = 1.0 |
注 | 逆関数 |
SQRT
構文 | SQRT(number) |
出力 | 数値 |
定義 | <number> の平方根を返します。 |
例 | SQRT(25) = 5 |
注 | SQUARE も参照してください。 |
SQUARE
構文 | SQUARE(number) |
出力 | 数値 |
定義 | <number> の平方を返します。 |
例 | SQUARE(5) = 25 |
注 | SQRT と POWER も参照してください。 |
TAN
構文 | TAN(number) 引数の数値はラジアン単位の角度です。 |
出力 | 数値 |
定義 | 角度のタンジェントを返します。 |
例 | TAN(PI ( )/4) = 1.0 |
注 | ATAN 、ATAN2 、COT 、PI も参照してください。角度を度単位からラジアン単位に変換するには、RADIANS を使用します。 |
ZN
構文 | ZN(expression) |
出力 | 任意、または 0 |
定義 | 式の値が Null でない場合は この関数を使用すると、Null 値をゼロに置き換えることができます。 |
例 | ZN(Grade) = 0 |
注 | Null を含む可能性のあるフィールドを計算で使用する場合に便利な関数です。フィールドを ZN でラップすると、Null による計算エラーの発生を防ぐことができます。 |
ASCII
構文 | ASCII(string) |
出力 | 数値 |
定義 | <string> の最初の文字の ASCII コードを返します。 |
例 | ASCII('A') = 65 |
注 | これは CHAR 関数の逆です。 |
CHAR
構文 | CHAR(number) |
出力 | 文字列 |
定義 | ASCII コード <number> で符号化される文字を返します。 |
例 | CHAR(65) = 'A' |
注 | これは ASCII 関数の逆です。 |
CONTAINS
構文 | CONTAINS(string, substring) |
出力 | ブール値 |
定義 | 指定された文字列に指定された部分文字列が含まれている場合、true を返します。 |
例 | CONTAINS("Calculation", "alcu") = true |
注 | 論理関数(新しいウィンドウでリンクが開く) IN およびサポートしている RegEx については、その他の関数についてのドキュメント(新しいウィンドウでリンクが開く)も参照してください。 |
ENDSWITH
構文 | ENDSWITH(string, substring) |
出力 | ブール値 |
定義 | 特定の文字列が指定されたサブ文字列で終わる場合は、true を返します。行末の空白は無視されます。 |
例 | ENDSWITH("Tableau", "leau") = true |
注 | サポートしている RegEx については、その他の関数についてのドキュメント(新しいウィンドウでリンクが開く)も参照してください。 |
FIND
構文 | FIND(string, substring, [start]) |
出力 | 数値 |
定義 | 文字列内の部分文字列のインデックス位置を返します。部分文字列が見つからない場合は 0 を返します。文字列の最初の文字の位置は 1 です。 オプションの数値引数 |
例 | FIND("Calculation", "alcu") = 2 FIND("Calculation", "Computer") = 0 FIND("Calculation", "a", 3) = 7 FIND("Calculation", "a", 2) = 2 FIND("Calculation", "a", 8) = 0 |
注 | サポートしている RegEx については、その他の関数についてのドキュメント(新しいウィンドウでリンクが開く)も参照してください。 |
FINDNTH
構文 | FINDNTH(string, substring, occurrence) |
出力 | 数値 |
定義 | 指定した文字列内の部分文字列が n 番目に現れる位置を返します。ここで、n は引数 occurrence によって定義されます。 |
例 | FINDNTH("Calculation", "a", 2) = 7 |
注 |
サポートしている RegEx については、その他の関数についてのドキュメント(新しいウィンドウでリンクが開く)も参照してください。 |
LEFT
構文 | LEFT(string, number) |
出力 | 文字列 |
定義 | 文字列の左端から <number> 個の文字を返します。 |
例 | LEFT("Matador", 4) = "Mata" |
注 | MID と RIGHT も参照してください。 |
LEN
構文 | LEN(string) |
出力 | 数値 |
定義 | 文字列の長さを返します。 |
例 | LEN("Matador") = 7 |
注 | 空間関数(新しいウィンドウでリンクが開く) LENGTH と混同しないでください。 |
LOWER
構文 | LOWER(string) |
出力 | 文字列 |
定義 | 指定された <string> をすべて小文字にして返します。 |
例 | LOWER("ProductVersion") = "productversion" |
注 | UPPER と PROPER も参照してください。 |
LTRIM
構文 | LTRIM(string) |
出力 | 文字列 |
定義 | 指定された <string> を先頭の空白を削除して返します。 |
例 | LTRIM(" Matador ") = "Matador " |
注 | RTRIM も参照してください。 |
MAX
構文 | MAX(expression) または MAX(expr1, expr2) |
出力 | 引数と同じデータ型、または引数の一部が Null の場合 NULL 。 |
定義 | 2 つの引数の最大値を返します (2 つの引数は同じ型でなければなりません)。
|
例 | MAX(4,7) = 7 |
注 | 文字列の場合
データベースのデータ ソースでは、 日付の場合 日付の場合、 集計として
比較として
|
MID
構文 | (MID(string, start, [length]) |
出力 | 文字列 |
定義 | 指定された オプションの数値引数 |
例 | MID("Calculation", 2) = "alculation" MID("Calculation", 2, 5) ="alcul" |
注 | サポートしている RegEx については、その他の関数についてのドキュメント(新しいウィンドウでリンクが開く)も参照してください。 |
MIN
構文 | MIN(expression) または MIN(expr1, expr2) |
出力 | 引数と同じデータ型、または引数の一部が Null の場合 NULL 。 |
定義 | 2 つの引数の最小値を返します (2 つの引数は同じ型でなければなりません)。
|
例 | MIN(4,7) = 4 |
注 | 文字列の場合
データベースのデータ ソースでは、 日付の場合 日付の場合、 集計として
比較として
|
PROPER
構文 | PROPER(string) |
出力 | 文字列 |
定義 | 指定された |
例 | PROPER("PRODUCT name") = "Product Name" PROPER("darcy-mae") = "Darcy-Mae" |
注 | スペースや句読点などの英数字以外の文字も区切り文字として扱われます。 |
データベースの制限 | PROPER は、一部のフラット ファイルおよび抽出でのみ使用できます。PROPER をサポートしていないデータ ソースで PROPER を使用する必要がある場合は、抽出の使用を検討してください。 |
REPLACE
構文 | REPLACE(string, substring, replacement |
出力 | 文字列 |
定義 | <string> で <substring> を検索し、それを <replacement> で置き換えます。<substring> が見つからない場合、文字列は変更されません。 |
例 | REPLACE("Version 3.8", "3.8", "4x") = "Version 4x" |
注 | その他の関数についてのドキュメント(新しいウィンドウでリンクが開く)の REGEXP_REPLACE も参照してください。 |
RIGHT
構文 | RIGHT(string, number) |
出力 | 文字列 |
定義 | 文字列の右端から <number> 個の文字を返します。 |
例 | RIGHT("Calculation", 4) = "tion" |
注 | LEFT と MID も参照してください。 |
RTRIM
構文 | RTRIM(string) |
出力 | 文字列 |
定義 | 指定された <string> を末尾の空白を削除して返します。 |
例 | RTRIM(" Calculation ") = " Calculation" |
注 | LTRIM と TRIM も参照してください。 |
SPACE
構文 | SPACE(number) |
出力 | 文字列 (具体的にはスペースのみ) |
定義 | 指定された文字数分の空白からなる文字列を返します。 |
例 | SPACE(2) = " " |
SPLIT
構文 | SPLIT(string, delimiter, token number) |
出力 | 文字列 |
定義 | 指定した文字列を基に、区切り文字を使用して連続したトークンに文字列を分割したサブストリングを返します。 |
例 | SPLIT ("a-b-c-d", "-", 2) = "b" SPLIT ("a|b|c|d", "|", -2) = "c" |
注 | 文字列は区切り文字とトークンが交互に連続する文字列として解釈されます。そのため、文字列が
サポートしている REGEX については、その他の関数についてのドキュメント(新しいウィンドウでリンクが開く)も参照してください。 |
データベースの制限 | split コマンドと custom split コマンドは、次の種類のデータ ソースで使用できます。Tableau データ抽出、Microsoft Excel、テキスト ファイル、PDF ファイル、Salesforce、OData、Microsoft Azure Market Place、Google アナリティクス、Vertica、Oracle、MySQL、PostgreSQL、Teradata、Amazon Redshift、Aster Data、Google Big Query、Cloudera Hadoop Hive、Hortonworks Hive、Microsoft SQL Server。 データ ソースによっては、文字列の分割に制限があります。このトピックで後述する SPLIT 関数の制限事項を参照してください。 |
STARTSWITH
構文 | STARTSWITH(string, substring) |
出力 | ブール値 |
定義 | string が substring で始まる場合は、true を返します。先頭の空白は無視されます。 |
例 | STARTSWITH("Matador, "Ma") = TRUE |
注 | CONTAINS、およびサポートしている REGEX については、その他の関数についてのドキュメント(新しいウィンドウでリンクが開く)も参照してください。 |
TRIM
構文 | TRIM(string) |
出力 | 文字列 |
定義 | 指定された <string> を、先頭と末尾の空白を削除して返します。 |
例 | TRIM(" Calculation ") = "Calculation" |
注 | LTRIM と RTRIM も参照してください。 |
UPPER
構文 | UPPER(string) |
出力 | 文字列 |
定義 | 指定された <string> をすべて大文字にして返します。 |
例 | UPPER("Calculation") = "CALCULATION" |
注 | PROPER と LOWER も参照してください。 |
注: 日付関数は、構成された会計年度の開始を考慮しません。「会計年度の日付」を参照しください。
DATE
文字列や数値の式を日付の型に変換する関数。式は、認識可能な形式である必要があります。
構文 | DATE(expression) |
出力 | 日付 |
定義 | 指定された数値、文字列、または日付の <expression> に対して、日付を返します。 |
例 | DATE([Employee Start Date]) DATE("September 22, 2018") DATE("9/22/2018") DATE(#2018-09-22 14:52#) |
注 |
|
DATEADD
日付部分 (月、日など) に指定された期間を開始日に加えます。
構文 | DATEADD(date_part, interval, date) |
出力 | 日付 |
定義 | 指定された <date> の指定された <date_part> に、<interval> で指定された数値を追加した日付を返します。例えば、開始日に 3 か月を足したり、12 日間を足したりするなどです。 |
例 | すべての締め切り日を 1 週間延長する DATEADD('week', 1, [due date]) 2021 年 2 月 20 日の 280 日後 DATEADD('day', 280, #2/20/21#) = #November 27, 2021# |
注 | ISO 8601 の日付をサポートしています。 |
DATEDIFF
2 つの日付の差を日付部分 (週、年など) の数で返します。
構文 | DATEDIFF(date_part, date1, date2, [start_of_week]) |
出力 | 整数 |
定義 | <date_part> の単位で表された、<date1> と <date2> の差異を返します。例えば、バンドに入った日と抜けた日を引き算して、その人がバンドにいた期間を確認します。 |
例 | 1986 年 3 月 25 日と 2021 年 2 月 20 日の間の日数 DATEDIFF('day', #3/25/1986#, #2/20/2021#) = 12,751 その人がバンドに参加していた月数 DATEDIFF('month', [date joined band], [date left band]) |
注 | ISO 8601 の日付をサポートしています。 |
DATENAME
指定された日付部分の名前を、個別の文字列として返します。
構文 | DATENAME(date_part, date, [start_of_week]) |
出力 | 文字列 |
定義 | <date> の <date_part> を文字列として返します。 |
例 | DATENAME('year', #3/25/1986#) = "1986" DATENAME('month', #1986-03-25#) = "March" |
注 | ISO 8601 の日付をサポートしています。 よく似た計算に DATEPART があります。これは、指定された日付部分の値を、連続した整数として返します。 計算結果の属性 (ディメンションかメジャーか、連続か不連続か) と日付の書式を変更すると、 逆関数 DATEPARSE は、文字列値を受け取り、日付として書式設定します。 |
DATEPARSE
特別にフォーマットされた文字列を日付として返します。
構文 | DATEPARSE(date_format, date_string) |
出力 | 日付 |
定義 | <date_format> 引数は <date_string> フィールドがどのように配置されているかを示します。文字列フィールドはさまざまな順序で配置することができるため、<date_format> は正確に一致する必要があります。完全な説明と書式設定の詳細については、「フィールドを日付フィールドに変換する」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。 |
例 | DATEPARSE('yyyy-MM-dd', "1986-03-25") = #March 25, 1986# |
注 |
|
データベースの制限 |
|
DATEPART
指定された日付部分の名前を、整数として返します。
構文 | DATEPART(date_part, date, [start_of_week]) |
出力 | 整数 |
定義 | <date> の <date_part> を整数として返します。 |
例 | DATEPART('year', #1986-03-25#) = 1986 DATEPART('month', #1986-03-25#) = 3 |
注 | ISO 8601 の日付をサポートしています。 よく似た計算に 逆関数 |
DATETRUNC
この関数は、日付の丸め機能と考えることができます。特定の日付を受け取り、希望する特別な条件でその日付の変化形を返します。すべての日付には、日、月、四半期、および年の値が必ずあるため、DATETRUNC
は、指定された日付部分までの各日付部分に最小値を設定します。詳細については、例を参照してください。
構文 | DATETRUNC(date_part, date, [start_of_week]) |
出力 | 日付 |
定義 | <date_part> で指定された精度で <date> を切り捨てます。この関数は新しい日付を返します。たとえば、月の中旬にある日付を月レベルで丸めた場合、この関数はその月の第 1 日を返します。 |
例 | DATETRUNC('day', #9/22/2018#) = #9/22/2018# DATETRUNC('iso-week', #9/22/2018#) = #9/17/2018# (2018/9/22 を含む週の月曜日) DATETRUNC(quarter, #9/22/2018#) = #7/1/2018# (2018/9/22 を含む四半期の最初の日) 注: 週と ISO 週では、 |
注 | ISO 8601 の日付をサポートしています。
例えば、 |
DAY
日付の日の部分 (1 ~ 31) を整数として返します。
構文 | DAY(date) |
出力 | 整数 |
定義 | 指定された <date> の日の部分を整数として返します。 |
例 | Day(#September 22, 2018#) = 22 |
注 | WEEK 、MONTH 、QUARTER 、YEAR 、および ISO の相当するものも参照してください。 |
ISDATE
文字列が有効な日付形式かどうかを確認します。
構文 | ISDATE(string) |
出力 | ブール値 |
定義 | 指定された <string> が有効な日付の場合、true を返します。 |
例 | ISDATE(09/22/2018) = true ISDATE(22SEP18) = false |
注 | 必須の引数は文字列でなければなりません。ISDATE は、日付データ型のフィールドには使用できません。計算によりエラーが返されます。 |
ISOQUARTER
構文 | ISOQUARTER(date) |
出力 | 整数 |
定義 | 指定された <date> の ISO8601 週ベースの四半期の部分を整数として返します。 |
例 | ISOQUARTER(#1986-03-25#) = 1 |
注 | ISOWEEK 、ISOWEEKDAY 、ISOYEAR 、および非 ISO の相当するものも参照してください。 |
ISOWEEK
構文 | ISOWEEK(date) |
出力 | 整数 |
定義 | 指定された <date> の ISO8601 週ベースの週を整数で返します。 |
例 | ISOWEEK(#1986-03-25#) = 13 |
注 | ISOWEEKDAY 、ISOQUARTER 、ISOYEAR 、および非 ISO の相当するものも参照してください。 |
ISOWEEKDAY
構文 | ISOWEEKDAY(date) |
出力 | 整数 |
定義 | 指定された <date> の ISO8601 週ベースの曜日を整数で返します。 |
例 | ISOWEEKDAY(#1986-03-25#) = 2 |
注 | ISOWEEK 、ISOQUARTER 、ISOYEAR 、および非 ISO の相当するものも参照してください。 |
ISOYEAR
構文 | ISOYEAR(date) |
出力 | 整数 |
定義 | 指定された <date> の ISO8601 週ベースの年を整数で返します。 |
例 | ISOYEAR(#1986-03-25#) = 1,986 |
注 | ISOWEEK 、ISOWEEKDAY 、ISOQUARTER 、および非 ISO の相当するものも参照してください。 |
MAKEDATE
構文 | MAKEDATE(year, month, day) |
出力 | 日付 |
定義 | 指定された <year> 、<month> 、<day> から構成される日付値を返します。 |
例 | MAKEDATE(1986,3,25) = #1986-03-25# |
注 | 注: 値を誤って入力した場合、4 月 31 日は存在しないというエラーが返されるのではなく、 Tableau のデータ抽出で利用できます。他のデータ ソースで利用可能か確認します。
|
MAKEDATETIME
構文 | MAKEDATETIME(date, time) |
出力 | 日時 |
定義 | <date> と <time> を組み合わせた日付時刻を返します。日付は、日付、日付時刻、または文字列の種類になることがあります。時刻は日付時刻である必要があります。 |
例 | MAKEDATETIME("1899-12-30", #07:59:00#) = #12/30/1899 7:59:00 AM# MAKEDATETIME([Date], [Time]) = #1/1/2001 6:00:00 AM# |
注 | この関数は、MySQL 互換の接続 (Tableau では MySQL および Amazon Aurora) でのみ使用できます。
|
MAKETIME
構文 | MAKETIME(hour, minute, second) |
出力 | 日時 |
定義 | 指定された <hour> 、<minute> 、<second> から構成される日付値を返します。 |
例 | MAKETIME(14, 52, 40) = #1/1/1899 14:52:40# |
注 | Tableau は時刻のデータ型をサポートしておらず、日付時刻のみをサポートしているため、出力は日付時刻になります。フィールドの日付部分は 1899 年 1 月 1 日になります。 MYSQL 互換の接続でのみ使用できる |
MAX
構文 | MAX(expression) または MAX(expr1, expr2) |
出力 | 引数と同じデータ型、または引数の一部が Null の場合 NULL 。 |
定義 | 2 つの引数の最大値を返します (2 つの引数は同じ型でなければなりません)。
|
例 | MAX(4,7) = 7 |
注 | 文字列の場合
データベースのデータ ソースでは、 日付の場合 日付の場合、 集計として
比較として
|
MIN
構文 | MIN(expression) または MIN(expr1, expr2) |
出力 | 引数と同じデータ型、または引数の一部が Null の場合 NULL 。 |
定義 | 2 つの引数の最小値を返します (2 つの引数は同じ型でなければなりません)。
|
例 | MIN(4,7) = 4 |
注 | 文字列の場合
データベースのデータ ソースでは、 日付の場合 日付の場合、 集計として
比較として
|
MONTH
構文 | MONTH(date) |
出力 | 整数 |
定義 | 指定された <date> の月を整数で返します。 |
例 | MONTH(#1986-03-25#) = 3 |
注 | DAY 、WEEK 、QUARTER 、YEAR 、および ISO の相当するものも参照してください。 |
NOW
構文 | NOW() |
出力 | 日時 |
定義 | 現在のローカル システムの日付と時刻を返します。 |
例 | NOW() = 1986-03-25 1:08:21 PM |
注 |
日付時刻でなく日付を返す同様の計算である データ ソースがライブ接続の場合、システムの日付と時刻は別のタイムゾーンになる可能性があります。これに対処する方法の詳細については、「ナレッジベース」を参照してください。 |
QUARTER
構文 | QUARTER(date) |
出力 | 整数 |
定義 | 指定された <date> の四半期を整数で返します。 |
例 | QUARTER(#1986-03-25#) = 1 |
注 | DAY 、WEEK 、MONTH 、YEAR 、および ISO の相当するものも参照してください。 |
TODAY
構文 | TODAY() |
出力 | 日付 |
定義 | 現在のローカル システムの日付を返します。 |
例 | TODAY() = 1986-03-25 |
注 |
日付ではなく日付時刻を返す同様の計算である NOW も参照してください。 データ ソースがライブ接続の場合、システムの日付は別のタイムゾーンになる可能性があります。これに対処する方法の詳細については、「ナレッジベース」を参照してください。 |
WEEK
構文 | WEEK(date) |
出力 | 整数 |
定義 | 指定された <date> の週を整数で返します。 |
例 | WEEK(#1986-03-25#) = 13 |
注 | DAY 、MONTH 、QUARTER 、YEAR 、および ISO の相当するものも参照してください。 |
YEAR
構文 | YEAR(date) |
出力 | 整数 |
定義 | 指定された <date> の年を整数で返します。 |
例 | YEAR(#1986-03-25#) = 1,986 |
注 | DAY 、WEEK 、MONTH 、QUARTER 、および ISO の相当するものも参照してください。 |
date_part
Tableau の多くの日付関数は引数 date_part
を取ります。これは、日付のどの部分 (日、週、四半期など) を考慮するかを関数に伝える文字列定数です。使用できる有効な date_part
の値は次のとおりです。
date_part | 値 |
---|---|
'year' | 4 桁の年 |
'quarter' | 1 ~ 4 |
'month' | 1 ~ 12 または "1 月"、"2 月" など |
'dayofyear' | 年初来日数 (1 月 1 日は 1、2 月 1 日は 32 など) |
'day' | 1 ~ 31 |
'weekday' | 1 ~ 7 または "日曜日"、"月曜日" など |
'week' | 1 ~ 52 |
'hour' | 0 ~ 23 |
'minute' | 0 ~ 59 |
'second' | 0 ~ 60 |
'iso-year' | ISO 8601 の 4 桁の年 |
'iso-quarter' | 1 ~ 4 |
'iso-week' | 1 ~ 52、週の開始は常に月曜日 |
'iso-weekday' | 1 ~ 7、週の開始は常に月曜日 |
AND
構文 | <expr1> AND <expr2> |
定義 | 2 つの式の論理積を実行します (この論理計算は、両方が true の場合に true を返します)。 |
出力 | ブール値 (True または False) |
例 | IF [Season] = "Spring" AND "[Season] = "Fall" 「(季節 = 春) と (季節 = 秋) の両方が同時に真である場合は、「黙示録なので履き物は関係ありません」と返します。」 |
注 | 多くの場合、IF や IIF とともに使用されます。NOT と OR も参照してください。 両方の式が
注: |
CASE
構文 | CASE <expression>
|
出力 | <then> の値のデータ型に応じて異なります。 |
定義 |
|
例 |
「[季節] フィールドを確認してください。値が「夏」の場合は、「サンダル」を返します。値が「冬」の場合は、「ブーツ」を返します。[季節] フィールドの内容が計算内の選択肢と一致しない場合は、「スニーカー」を返します。」 |
注 | WHEN、THEN、ELSE、END とともに使用されます。 ヒント: 多くの場合、グループを使用して複雑な CASE 関数と同じ結果を取得したり、前の例のように CASE を使用してネイティブのグループ化機能を置き換えたりすることができます。自身のシナリオで、どちらの方がパフォーマンスがよいかを確認できます。 |
ELSE
構文 | CASE <expression>
|
定義 | IF 式または CASE 式で、テスト結果がいずれも true でない場合に返す既定値を指定するためのオプションの部分。 |
例 | IF [Season] = "Summer" THEN 'Sandals' CASE [Season] |
注 | CASE、WHEN、IF、ELSEIF、THEN、END とともに使用されます。
|
ELSEIF
構文 | [ELSEIF <test2> THEN <then2>] |
定義 | IF 式のオプションの部分であり、最初の IF に一致しない場合に追加の条件を指定するために使用されます。 |
例 | IF [Season] = "Summer" THEN 'Sandals' |
注 |
|
END
定義 | IF 式または CASE 式を閉じるために使用されます。 |
例 | IF [Season] = "Summer" THEN 'Sandals' 「「季節」=「夏」の場合、「サンダル」を返します。そうでない場合は、次の式を確認します。「季節」=「冬」の場合、「ブーツ」を返します。どちらの式も true でない場合は、「スニーカー」を返します。」 CASE [Season] 「[季節] フィールドを確認してください。値が「夏」の場合は、「サンダル」を返します。値が「冬」の場合は、「ブーツ」を返します。[季節] フィールドの内容が計算内の選択肢と一致しない場合は、「スニーカー」を返します。」 |
注 |
IF
構文 | IF <test1> THEN <then1> |
出力 | <then> の値のデータ型に応じて異なります。 |
定義 | 一連の式をテストし、最初の真の |
例 | IF [Season] = "Summer" THEN 'Sandals' 「「季節」=「夏」の場合、「サンダル」を返します。そうでない場合は、次の式を確認します。「季節」=「冬」の場合、「ブーツ」を返します。どちらの式も true でない場合は、「スニーカー」を返します。」 |
注 |
IFNULL
構文 | IFNULL(expr1, expr2) |
出力 | <expr> の値のデータ型に応じて異なります。 |
定義 | Null 以外の場合は |
例 | IFNULL([Assigned Room], "TBD") 「[割り当てられた部屋] フィールドが Null でない場合は、その値を返します。[割り当てられた部屋] フィールドが Null の場合は、代わりに「TBD」を返します。」 |
注 | ISNULL と比較します。 ZN も参照してください。 |
IIF
構文 | IIF(<test>, <then>, <else>, [<unknown>]) |
出力 | 式内の値のデータ型によって異なります。 |
定義 | 条件が満たされているかどうかを確認し (<test> )、テストが true の場合は <then> を返し、テストが false の場合は <else> を返し、テストが Null の場合は <unknown> のオプションの値を返します。オプションの unknown (不明) が指定されていない場合は、IIF は Null を返します。 |
例 | IIF([Season] = 'Summer', 'Sandals', 'Other footwear') 「「季節」=「夏」の場合、「サンダル」を返します。そうでない場合は、「その他の履物」を返します。」 IIF([Season] = 'Summer', 'Sandals', 「「季節」=「夏」の場合、「サンダル」を返します。そうでない場合は、次の式を確認します。「季節」=「冬」の場合、「ブーツ」を返します。どちらも true でない場合は、「スニーカー」を返します。」 IIF('Season' = 'Summer', 'Sandals', 「「季節」=「夏」の場合、「サンダル」を返します。そうでない場合は、次の式を確認します。「季節」=「冬」の場合、「ブーツ」を返します。どちらの式も true でない場合は、「スニーカー」を返します。」 |
注 |
つまり、以下の計算では、A=A が true と評価されるとすぐに式の評価をやめるため、結果はオレンジではなく赤になります。
|
IN
構文 | <expr1> IN <expr2> |
出力 | ブール値 (True または False) |
定義 | <expr1> の値が <expr2> のいずれかの値と一致する場合、TRUE を返します。 |
例 | SUM([Cost]) IN (1000, 15, 200) 「コスト フィールドの値は 1000、15、または 200 ですか?」 [Field] IN [Set] 「フィールドの値はセット内に存在しますか?」 |
注 |
WHEN も参照してください。 |
ISDATE
構文 | ISDATE(string) |
出力 | ブール値 (True または False) |
定義 | 指定された <string> が有効な日付の場合、true を返します。入力式は文字列 (テキスト) フィールドである必要があります。 |
例 | ISDATE("2018-09-22") 「文字列 2018-09-22 は適切にフォーマットされた日付ですか?」 |
注 | 有効な日付とみなされる日付は、計算を評価するシステムのロケール(新しいウィンドウでリンクが開く)によって異なります。例: アメリカでは:
イギリスでは:
|
ISNULL
構文 | ISNULL(expression) |
出力 | ブール値 (True または False) |
定義 |
|
例 | ISNULL([Assigned Room]) 「[割り当てられた部屋] フィールドは Null ですか?」 |
注 | IFNULL と比較します。 ZN も参照してください。 |
MAX
構文 | MAX(expression) または MAX(expr1, expr2) |
出力 | 引数と同じデータ型、または引数の一部が Null の場合 NULL 。 |
定義 | 2 つの引数の最大値を返します (2 つの引数は同じ型でなければなりません)。
|
例 | MAX(4,7) = 7 |
注 | 文字列の場合
データベースのデータ ソースでは、 日付の場合 日付の場合、 集計として
比較として
|
MIN
構文 | MIN(expression) または MIN(expr1, expr2) |
出力 | 引数と同じデータ型、または引数の一部が Null の場合 NULL 。 |
定義 | 2 つの引数の最小値を返します (2 つの引数は同じ型でなければなりません)。
|
例 | MIN(4,7) = 4 |
注 | 文字列の場合
データベースのデータ ソースでは、 日付の場合 日付の場合、 集計として
比較として
|
NOT
構文 | NOT <expression> |
出力 | ブール値 (True または False) |
定義 | 1 つの式で論理否定を実行します。 |
例 | IF NOT [Season] = "Summer" 「季節が夏でない場合は、「サンダルを履かないでください」を返します。そうでない場合は、「サンダルを履いてください」と返します。」 |
注 |
OR
構文 | <expr1> OR <expr2> |
出力 | ブール値 (True または False) |
定義 | 2 つの式の論理和を実行します。 |
例 | IF [Season] = "Spring" OR [Season] = "Fall" 「(「季節」=「春」) または (「季節」=「秋」) のいずれかが true の場合、「スニーカー」を返します。」 |
注 | 多くの場合、IF や IIF とともに使用されます。DATE と NOT も参照してください。 いずれかの式が
注: |
THEN
構文 | IF <test1> THEN <then1>
|
定義 | IF 、ELSEIF 、CASE の式の必須部分であり、特定の値またはテストが true の場合に返す結果を定義するために使用されます。 |
例 | IF [Season] = "Summer" THEN 'Sandals' 「「季節」=「夏」の場合、「サンダル」を返します。そうでない場合は、次の式を確認します。「季節」=「冬」の場合、「ブーツ」を返します。どちらの式も true でない場合は、「スニーカー」を返します。」 CASE [Season] 「[季節] フィールドを確認してください。値が「夏」の場合は、「サンダル」を返します。値が「冬」の場合は、「ブーツ」を返します。[季節] フィールドの内容が計算内の選択肢と一致しない場合は、「スニーカー」を返します。」 |
注 |
WHEN
構文 | CASE <expression>
|
定義 | CASE 式の必須部分。<expression> と一致する最初の <value> を見つけ、対応する <then> を返します。 |
例 | CASE [Season] 「[季節] フィールドを確認してください。値が「夏」の場合は、「サンダル」を返します。値が「冬」の場合は、「ブーツ」を返します。[季節] フィールドの内容が計算内の選択肢と一致しない場合は、「スニーカー」を返します。」 |
注 | CASE、THEN、ELSE、END とともに使用されます。
CASE <expression>
|
ZN
構文 | ZN(expression) |
出力 | <expression> のデータ型によって異なります。または 0 です。 |
定義 | Null でない場合は <expression> を返し、それ以外は 0 を返します。 |
例 | ZN([Test Grade]) 「テストの成績が Null でない場合は、その値を返します。テストの成績が Null の場合は、0 を返します。」 |
注 |
ISNULL も参照してください。 |
ATTR
構文 | ATTR(expression) |
定義 | すべての行に単一の値がある場合に式の値を返します。それ以外の場合はアスタリスクを返します。NULL 値は無視されます。 |
AVG
構文 | AVG(expression) |
定義 | 式内のすべての値の平均を返します。NULL 値は無視されます。 |
注 | AVG は数値フィールドでのみ使用できます。 |
COLLECT
構文 | COLLECT(spatial) |
定義 | 引数フィールドの値を組み合わせる集計計算。NULL 値は無視されます。 |
注 | COLLECT は空間フィールドでのみ使用できます。 |
CORR
構文 | CORR(expression1, expression2) |
出力 | -1 から 1 までの数値 |
定義 | 2 つの式のピアソン相関係数を返します。 |
例 | example |
注 | ピアソン相関係数は、2 つの変数の間の線形関係を測定します。結果は -1 から +1 の範囲となります。ここで、1 は完全な正の線形関係を示し、0 は変数間に線形関係がないことを示し、−1 は完全な負の線形関係を示します。 CORR 結果の 2 乗は、線形傾向線モデルの R-2 乗の値に相当します。「傾向線モデルの用語」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。 テーブル スコープの LOD 式での使用 CORR を使用すると、テーブル スコープの詳細レベルの式(新しいウィンドウでリンクが開く)を使用して、集計していない散布図で相関関係を視覚化できます。例: {CORR(Sales, Profit)} 詳細レベルの式では、相関はすべての行で実行します。 |
データベースの制限 |
他のデータ ソースについては、データを抽出するか |
COUNT
構文 | COUNT(expression) |
定義 | アイテムの数を返します。Null 値は数に含まれません。 |
COUNTD
構文 | COUNTD(expression) |
定義 | グループ内の一意のアイテム数を返します。Null 値は数に含まれません。 |
COVAR
構文 | COVAR(expression1, expression2) |
定義 | 2 つの式の標本共分散を返します。 |
注 | 共分散は 2 つの変数の変化をまとめて定量化します。ある変数の値が大きい場合は、平均して、他の変数の大きい値に対応している傾向があるため、プラスの共分散は変数が同じ方向に移動する傾向があることを示します。標本共分散では、母共分散で (
|
データベースの制限 |
他のデータ ソースについては、データを抽出するか |
COVARP
構文 | COVARP(expression 1, expression2) |
定義 | 2 つの式の母共分散を返します。 |
注 | 共分散は 2 つの変数の変化をまとめて定量化します。ある変数の値が大きい場合は、平均して、他の変数の大きい値に対応している傾向があるため、プラスの共分散は変数が同じ方向に移動する傾向があることを示します。母共分散は標本共分散に (n-1)/n を乗算したものです。ここで、n は Null でないデータ ポイントの合計です。母共分散は、対象のすべてのアイテムに対して利用可能なデータがある場合に最適です。反対に、アイテムのランダムなサブセットのみがある場合には、標本共分散 (
|
データベースの制限 |
他のデータ ソースについては、データを抽出するか |
MAX
構文 | MAX(expression) または MAX(expr1, expr2) |
出力 | 引数と同じデータ型、または引数の一部が Null の場合 NULL 。 |
定義 | 2 つの引数の最大値を返します (2 つの引数は同じ型でなければなりません)。
|
例 | MAX(4,7) = 7 |
注 | 文字列の場合
データベースのデータ ソースでは、 日付の場合 日付の場合、 集計として
比較として
|
MEDIAN
構文 | MEDIAN(expression) |
定義 | 式のすべてのレコードの中から中央値を返します。Null 値は無視されます。 |
注 | MEDIAN は数値フィールドでのみ使用できます。 |
データベースの制限 |
他のデータ ソース タイプの場合は、この関数を使用してデータを抽出ファイルに抽出できます。「データの抽出」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。 |
MIN
構文 | MIN(expression) または MIN(expr1, expr2) |
出力 | 引数と同じデータ型、または引数の一部が Null の場合 NULL 。 |
定義 | 2 つの引数の最小値を返します (2 つの引数は同じ型でなければなりません)。
|
例 | MIN(4,7) = 4 |
注 | 文字列の場合
データベースのデータ ソースでは、 日付の場合 日付の場合、 集計として
比較として
|
PERCENTILE
構文 | PERCENTILE(expression, number) |
定義 | 指定された <number> に対する指定された式の百分位値を返します。<number> は 0 と 1 の間 (0 と 1 を包む) の数値定数である必要があります。 |
例 | PERCENTILE([Score], 0.9) |
データベースの制限 | この関数は次のデータ ソースで使用できます。非レガシー Microsoft Excel およびテキスト ファイル接続、抽出および抽出専用のデータ ソース タイプ (Google Analytics、OData、または Salesforce など)、Sybase IQ 15.1 以降のデータ ソース、Oracle 10 以降のデータ ソース、Cloudera Hive および Hortonworks Hadoop Hive データ ソース、EXASolution 4.2 以降のデータ ソース。 他のデータ ソース タイプの場合は、この関数を使用してデータを抽出ファイルに抽出できます。「データの抽出」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。 |
STDEV
構文 | STDEV(expression) |
定義 | サンプル母集団に基づいて、指定された式のすべての値の統計的標準偏差を返します。 |
STDEVP
構文 | STDEVP(expression) |
定義 | バイアス母集団に基づいて、指定された式のすべての値の統計的標準偏差を返します。 |
SUM
構文 | SUM(expression) |
定義 | 式内のすべての値の合計を返します。NULL 値は無視されます。 |
注 | SUM は数値フィールドでのみ使用できます。 |
VAR
構文 | VAR(expression) |
定義 | 母集団の標本に基づいて、指定された式のすべての値の統計的分散を返します。 |
VARP
構文 | VARP(expression) |
定義 | 母集団全体について、指定された式のすべての値の統計的変異を返します。 |
FULLNAME( )
構文 | FULLNAME( ) |
出力 | 文字列 |
定義 | 現在のユーザーのフル ネームを返します。 |
例 | FULLNAME( ) サインインしたユーザーのフルネームを返します (「Hamlin Myrer」など)。 [Manager] = FULLNAME( ) Hamlin Myrer というマネージャーがサインインしている場合、この例では、ビューの [マネージャー] フィールドに「Hamlin Myrer」が含まれているときにのみ TRUE を返します。 |
注 | この関数は以下をチェックします。
ユーザー フィルター フィルターとして使用すると、 |
ISFULLNAME
構文 | ISFULLNAME("User Full Name") |
出力 | ブール値 |
定義 | 現在のユーザーのフル ネームが指定されたフル ネームに一致する場合に |
例 | ISFULLNAME("Hamlin Myrer") |
注 |
この関数は以下をチェックします。
|
ISMEMBEROF
構文 | ISMEMBEROF("Group Name") |
出力 | ブール値または Null |
定義 | 現在 Tableau を使用しているユーザーが指定された文字列と一致するグループのメンバーである場合は |
例 | ISMEMBEROF('Superstars') ISMEMBEROF('domain.lan\Sales') |
注 |
Tableau Cloud または Tableau Server にユーザーがサインインしている場合、グループ メンバーシップは Tableau グループによって決定されます。指定された文字列が「全ユーザー」の場合、この関数は TRUE を返します。
ユーザーのグループ メンバーシップに変更が加えられた場合、グループ メンバーシップに基づくデータの変更は、新しいセッションを使用してワークブックまたはビューに反映されます。既存のセッションには古いデータが反映されます。 |
ISUSERNAME
構文 | ISUSERNAME("username") |
出力 | ブール値 |
定義 | 現在のユーザーのユーザー名が、指定された username に一致する場合は TRUE を、一致しない場合は FALSE を返します。 |
例 | ISUSERNAME("hmyrer") |
注 |
この関数は以下をチェックします。
|
USERDOMAIN( )
構文 | USERDOMAIN( ) |
出力 | 文字列 |
定義 | 現在のユーザーのドメインを返します。 |
注 | この関数は以下をチェックします。
|
USERNAME( )
構文 | USERNAME( ) |
出力 | 文字列 |
定義 | 現在のユーザーのユーザー名を返します。 |
例 | USERNAME( ) サインインしているユーザーのユーザー名 (「hmyrer」など) を返します。 [Manager] = USERNAME( ) hmyrer というマネージャーがサインインしている場合、この例では、ビューの [マネージャー] フィールドに「hmyrer」が含まれているときにのみ TRUE を返します。 |
注 | この関数は以下をチェックします。
ユーザー フィルター フィルターとして使用すると、 |
USERATTRIBUTE
注: Tableau Cloud の埋め込みのワークフローでのみ使用できます。詳細については、「認証と埋め込みビュー」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
構文 | USERATTRIBUTE('attribute_name') |
出力 | 文字列または Null |
定義 |
|
例 | 「地域」が、JWT に含まれるユーザー属性であり、サイト管理者によって設定済みの接続済みアプリを使用して Tableau に渡されているとします。 ワークブックの作成者は、ビジュアライゼーションを設定し、指定された地域に基づいてデータをフィルターすることができます。そのフィルターでは、次の計算を参照できます。 [Region] = USERATTRIBUTE("Region") 西部地域の User2 が埋め込まれたビジュアライゼーションを表示すると、Tableau は適切な西部地域のデータのみを表示します。 |
注 | <'attribute_name'> が複数の値を返すと予測される場合は、USERATTRIBUTEINCLUDES 関数を使用することができます。 |
USERATTRIBUTEINCLUDES
注: Tableau Cloud の埋め込みのワークフローでのみ使用できます。詳細については、「認証と埋め込みビュー」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
構文 | USERATTRIBUTEINCLUDES('attribute_name', 'expected_value') |
出力 | ブール値 |
定義 | 次の両方が true の場合に
そうでない場合は |
例 | 「地域」が、JWT に含まれるユーザー属性であり、サイト管理者によって設定済みの接続済みアプリを使用して Tableau に渡されているとします。 ワークブックの作成者は、ビジュアライゼーションを設定し、指定された地域に基づいてデータをフィルターすることができます。そのフィルターでは、次の計算を参照できます。 USERATTRIBUTEINCLUDES('Region', [Region]) 西部地域の User2 が埋め込まれたビジュアライゼーションにアクセスすると、Tableau はユーザー属性 [地域] が [地域] フィールドの値のいずれかと一致するかどうかをチェックします。true である場合、ビジュアライゼーションは適切なデータを表示します。 北部地域の User3 が同じビジュアライゼーションにアクセスすると、[地域] フィールドの値と一致するものがないため、データを表示することができません。 |
FIRST( )
現在の行からパーティション内の最初の行までの行数を返します。たとえば、次のビューには四半期ごとの売上高が示されています。FIRST() が日付パーティション内で計算される場合、2 番目の行からの最初の行のオフセットは -1 です。
例
現在の行のインデックスが 3 の場合、FIRST()
= -2
.
INDEX( )
値に関しては並べ替えをせずに、パーティション内の現在の行のインデックスを返します。最初の行のインデックスは 1 から始まります。たとえば、次の表には四半期ごとの売上高が示されています。INDEX() が日付パーティション内で計算される場合、各行のインデックスは 1、2、3、4 のようになります。
例
パーティション内の 3 番目の行の場合、INDEX() = 3
.
LAST( )
現在の行からパーティション内の最後の行までの行数を返します。たとえば、次の表には四半期ごとの売上高が示されています。LAST() が日付パーティション内で計算される場合、2 番目の行からの最後の行のオフセットは 5 です。
例
現在の行のインデックスは 7 個中 3 つ目の場合、LAST() = 4
.
LOOKUP(expression, [offset])
現在の行からの相対オフセットとして指定されたターゲット行にある式の値を返します。パーティション内の最初/最後の行に相対的なターゲットには、オフセット定義の一部として FIRST() + n と LAST() - n を使用してください。offset
を省略した場合は、比較対象行をフィールド メニューで設定できます。この関数は、ターゲット行を特定できない場合は、NULL を返します。
次のビューには四半期ごとの売上高が示されています。LOOKUP (SUM(Sales), 2)
が日付パーティション内で計算される場合、各行には 2 四半期後の売上高が表示されるようになります。
例
LOOKUP(SUM([Profit]),
FIRST()+2)
はパーティション内の 3 番目の行の SUM(Profit) を計算します。
MODEL_EXTENSION_BOOL (model_name, arguments, expression)
TabPy 外部サービス上に展開されている名前付きモデルによって計算された式のブール結果を返します。
Model_name は、使用する展開済みの分析モデルの名前です。
各引数は、展開されたモデルが受け入れる入力値を設定する単一の文字列であり、分析モデルによって定義されます。
式を使用して、Tableau から分析モデルに送信される値を定義します。結果を集計するには、必ず集計関数 (SUM、AVG など) を使用してください。
関数を使用する場合、式のデータ型と順序は入力引数のデータ型と一致する必要があります。
例
MODEL_EXTENSION_BOOL ("isProfitable","inputSales", "inputCosts", SUM([Sales]), SUM([Costs]))
MODEL_EXTENSION_INT (model_name, arguments, expression)
TabPy 外部サービス上に展開されている名前付きモデルによって計算された式の整数結果を返します。
Model_name は、使用する展開済みの分析モデルの名前です。
各引数は、展開されたモデルが受け入れる入力値を設定する単一の文字列であり、分析モデルによって定義されます。
式を使用して、Tableau から分析モデルに送信される値を定義します。結果を集計するには、必ず集計関数 (SUM、AVG など) を使用してください。
関数を使用する場合、式のデータ型と順序は入力引数のデータ型と一致する必要があります。
例
MODEL_EXTENSION_INT ("getPopulation", "inputCity", "inputState", MAX([City]), MAX ([State]))
MODEL_EXTENSION_REAL (model_name, arguments, expression)
TabPy 外部サービス上に展開されている名前付きモデルによって計算された式の実際の結果を返します。
Model_name は、使用する展開済みの分析モデルの名前です。
各引数は、展開されたモデルが受け入れる入力値を設定する単一の文字列であり、分析モデルによって定義されます。
式を使用して、Tableau から分析モデルに送信される値を定義します。結果を集計するには、必ず集計関数 (SUM、AVG など) を使用してください。
関数を使用する場合、式のデータ型と順序は入力引数のデータ型と一致する必要があります。
例
MODEL_EXTENSION_REAL ("profitRatio", "inputSales", "inputCosts", SUM([Sales]), SUM([Costs]))
MODEL_EXTENSION_STRING (model_name, arguments, expression)
TabPy 外部サービス上に展開されている名前付きモデルによって計算された式の文字列結果を返します。
Model_name は、使用する展開済みの分析モデルの名前です。
各引数は、展開されたモデルが受け入れる入力値を設定する単一の文字列であり、分析モデルによって定義されます。
式を使用して、Tableau から分析モデルに送信される値を定義します。結果を集計するには、必ず集計関数 (SUM、AVG など) を使用してください。
関数を使用する場合、式のデータ型と順序は入力引数のデータ型と一致する必要があります。
例
MODEL_EXTENSION_STR ("mostPopulatedCity", "inputCountry", "inputYear", MAX ([Country]), MAX([Year]))
MODEL_PERCENTILE(target_expression, predictor_expression(s))
予測値が観測されたマーク以下である確率 (0 から 1 の間) を返します。マークは、ターゲット式と他の予測変数で定義されます。これは、累積分布関数 (CDF) とも呼ばれる事後予測分布関数です。
この関数は、MODEL_QUANTILE の逆です。予測モデリング関数について詳しくは、Tableau における予測モデリング関数の仕組みを参照してください。
例
次の式は、注文数に対して調整された、売上合計のマークの分位を返します。
MODEL_PERCENTILE(SUM([Sales]), COUNT([Orders]))
MODEL_QUANTILE(quantile, target_expression, predictor_expression(s))
指定した分位数で、ターゲット式と他の予測変数によって定義された推定範囲内のターゲット数値を返します。これは事後予測分位です。
この関数は、MODEL_PERCENTILE の逆です。予測モデリング関数について詳しくは、Tableau における予測モデリング関数の仕組みを参照してください。
例
次の式は、注文数に対して調整された、売上合計の予測中央値 (0.5) を返します。
MODEL_QUANTILE(0.5, SUM([Sales]), COUNT([Orders]))
PREVIOUS_VALUE(expression)
前の行のこの計算の値を返します。現在の行がパーティション内の最初の行の場合は、指定された式を返します。
例
SUM([Profit]) * PREVIOUS_VALUE(1)
は SUM(Profit) の累積積を計算します。
RANK(expression, ['asc' | 'desc'])
パーティション内の現在の行に対して標準の競争ランクを返します。同一の値には同一のランクが割り当てられます。昇順または降順を指定するには、オプションの 'asc' | 'desc'
因数を使用してください。既定では降順です。
この関数を使用すると、値のセット (6、9、9、14) は (4、2、2、1) とランク付けされます。
Null はランキング関数では無視されます。これらには番号が付けられておらず、百分位値のランク計算のレコード総数に含まれません。
異なるランキング オプションの詳細については、ランク計算を参照してください。
例
次の図は、値のセットにおけるさまざまなランキング関数 (RANK、RANK_DENSE、RANK_MODIFIED、RANK_PERCENTILE、および RANK_UNIQUE)) の効果を示しています。データ セットには、14 名の生徒 (生徒 A から生徒 N) に関する情報が含まれています。[年齢] 列には各生徒の現在の年齢が表示されます (すべての生徒は 17 歳から 20 歳の間です)。その他の列には、年齢値に対する各ランク関数の結果が示されます。常に、関数の既定の順序 (昇順または降順) が前提となります。
RANK_DENSE(expression, ['asc' | 'desc'])
パーティション内の現在の行に対して密度ランクを返します。同一の値には同一のランクが指定されますが、数列にギャップは挿入されません。昇順または降順を指定するには、オプションの 'asc' | 'desc'
因数を使用してください。既定では降順です。
この関数を使用すると、値のセット (6、9、9、14) は (3、2、2、1) とランク付けされます。
Null はランキング関数では無視されます。これらには番号が付けられておらず、百分位値のランク計算のレコード総数に含まれません。
異なるランキング オプションの詳細については、ランク計算を参照してください。
RANK_MODIFIED(expression, ['asc' | 'desc'])
パーティション内の現在の行に対して変更された競争ランクを返します。同一の値には同一のランクが割り当てられます。昇順または降順を指定するには、オプションの 'asc' | 'desc'
因数を使用してください。既定では降順です。
この関数を使用すると、値のセット (6、9、9、14) は (4、3、3、1) とランク付けされます。
Null はランキング関数では無視されます。これらには番号が付けられておらず、百分位値のランク計算のレコード総数に含まれません。
異なるランキング オプションの詳細については、ランク計算を参照してください。
RANK_PERCENTILE(expression, ['asc' | 'desc'])
パーティション内の現在の行に対して百分位値のランクを返します。昇順または降順を指定するには、オプションの 'asc' | 'desc'
因数を使用してください。既定では昇順です。
この関数を使用すると、一連の値 (6、9、9、14) は (0.25、0.75、0.75、1.00) とランク付けされます。
Null はランキング関数では無視されます。これらには番号が付けられておらず、百分位値のランク計算のレコード総数に含まれません。
異なるランキング オプションの詳細については、ランク計算を参照してください。
RANK_UNIQUE(expression, ['asc' | 'desc'])
パーティション内の現在の行の一意のランクを返します。同一の値に異なるランクが指定されます。昇順または降順を指定するには、オプションの 'asc' | 'desc'
因数を使用してください。既定では降順です。
この関数を使用すると、値のセット (6、9、9、14) は (4、2、3、1) とランク付けされます。
Null はランキング関数では無視されます。これらには番号が付けられておらず、百分位値のランク計算のレコード総数に含まれません。
異なるランキング オプションの詳細については、ランク計算を参照してください。
RUNNING_AVG(expression)
パーティション内の最初の行から現在の行までの、指定された式の累積平均を返します。
次のビューには四半期ごとの売上高が示されています。RUNNING_AVG(SUM([Sales])
が日付パーティション内で計算される場合、結果は四半期ごとの売上高の累積平均になります。
例
RUNNING_AVG(SUM([Profit]))
は SUM(Profit) の累積平均を計算します。
RUNNING_COUNT(expression)
パーティション内の最初の行から現在の行までの、指定された式の累積数を返します。
例
RUNNING_COUNT(SUM([Profit]))
は SUM(Profit) の累積数を計算します。
RUNNING_MAX(expression)
パーティション内の最初の行から現在の行までの、指定された式の累積最大値を返します。
例
RUNNING_MAX(SUM([Profit]))
は SUM(Profit) の累積最大値を計算します。
RUNNING_MIN(expression)
パーティション内の最初の行から現在の行までの、指定された式の累積最小値を返します。
例
RUNNING_MIN(SUM([Profit]))
は SUM(Profit) の累積最小値を計算します。
RUNNING_SUM(expression)
パーティション内の最初の行から現在の行までの、指定された式の累積合計を返します。
例
RUNNING_SUM(SUM([Profit]))
は SUM(Profit) の累積合計を計算します。
SIZE()
パーティション内の行数を返します。たとえば、次のビューには四半期ごとの売上高が示されています。日付パーティション内には 7 行があるため、日付パーティションの Size() は 7 になります。
例
現在のパーティションに 5 行含まれる場合、SIZE() = 5
。
SCRIPT_BOOL
指定された式からブールの結果を返します。式は実行中の分析拡張サービス インスタンスに直接渡されます。
R 式では、パラメーターに .argn (先頭にピリオド) を使用してパラメーターを参照します (.arg1、.arg2、など)。
Python 式では、_argn (先頭にアンダースコア) を使用します。
例
この R の例では、.arg1 は SUM([Profit]) に等しくなります。
SCRIPT_BOOL("is.finite(.arg1)", SUM([Profit]))
それ以外の場合は False を返します。次の例はワシントンのストア ID に対して True を返します。この例は "IsStoreInWA" という計算フィールドの定義となる可能性があります。
SCRIPT_BOOL('grepl(".*_WA", .arg1, perl=TRUE)',ATTR([Store ID]))
Python 用のコマンドは以下のようになります。
SCRIPT_BOOL("return map(lambda x : x > 0, _arg1)", SUM([Profit]))
SCRIPT_INT
指定された式から整数の結果を返します。式は実行中の分析拡張サービス インスタンスに直接渡されます。
R 式では、パラメーターに .argn (先頭にピリオド) を使用してパラメーターを参照します (.arg1、.arg2、など)。
Python 式では、_argn (先頭にアンダースコア) を使用します。
例
この R の例では、.arg1 は SUM([Profit]) に等しくなります。
SCRIPT_INT("is.finite(.arg1)", SUM([Profit]))
次の例では、k-means クラスタリングが 3 つのクラスタ作成に使用されます。
SCRIPT_INT('result <- kmeans(data.frame(.arg1,.arg2,.arg3,.arg4), 3);result$cluster;', SUM([Petal length]), SUM([Petal width]),SUM([Sepal length]),SUM([Sepal width]))
Python 用のコマンドは以下のようになります。
SCRIPT_INT("return map(lambda x : int(x * 5), _arg1)", SUM([Profit]))
SCRIPT_REAL
指定された式から実際の結果を返します。式は実行中の分析拡張サービス インスタンスに直接渡されます。R
R 式では、パラメーターに .argn (先頭にピリオド) を使用してパラメーターを参照します (.arg1、.arg2、など)。
Python 式では、_argn (先頭にアンダースコア) を使用します。
例
この R の例では、.arg1 は SUM([Profit]) に等しくなります。
SCRIPT_REAL("is.finite(.arg1)", SUM([Profit]))
次の例では、温度の値をセ氏からカ氏に変換します。
SCRIPT_REAL('library(udunits2);ud.convert(.arg1, "celsius", "degree_fahrenheit")',AVG([Temperature]))
Python 用のコマンドは以下のようになります。
SCRIPT_REAL("return map(lambda x : x * 0.5, _arg1)", SUM([Profit]))
SCRIPT_STR
指定された式から文字列の結果を返します。式は実行中の分析拡張サービス インスタンスに直接渡されます。
R 式では、パラメーターに .argn (先頭にピリオド) を使用してパラメーターを参照します (.arg1、.arg2、など)。
Python 式では、_argn (先頭にアンダースコア) を使用します。
例
この R の例では、.arg1 は SUM([Profit]) に等しくなります。
SCRIPT_STR("is.finite(.arg1)", SUM([Profit]))
次の例ではより複雑な文字列から州名の省略形を抽出します (元のフォーム 13XSL_CA, A13_WA において)。
SCRIPT_STR('gsub(".*_", "", .arg1)',ATTR([Store ID]))
Python 用のコマンドは以下のようになります。
SCRIPT_STR("return map(lambda x : x[:2], _arg1)", ATTR([Region]))
TOTAL(expression)
表計算パーティションで指定された式の合計を返します。
例
このビューから始めるものとします。
計算エディタを開いて、[総計] という名前の新しいフィールドを作成します。
[総計] を [テキスト] にドロップして、SUM(Sales) と置き換えます。ビューが、既定の [次を使用して計算] 値に基づいて値を合計した結果に変わります。
ここで、既定の [次を使用して計算] 値は何か、という疑問が生じさます。[データ] ペイン内の [総計] を右クリック (Mac では Control を押しながらクリック) して、[編集] を選択します。少量の追加の情報を使用できます。
既定の [次を使用して計算] 値は、[表 (横)] です。結果は、[総計] が表の各行の横の合計となります。そのため、各行で横方向に表示される値は、元のバージョンの表の値の合計となります。
元の表の "2011/Q1 (2011 年第 1 四半期)" 行の値は、$8601、$6579、$44262、および $15006 でした。SUM(Sales) を [総計] で置き換えた後の表内の値は、すべて $74,448 で、4 つの元の値の合計になります。
[テキスト] にドロップすると、[総計] の横に三角形が表示されます。
これは、このフィールドが表計算を使用していることを示します。フィールドを右クリックして [表計算の編集] を選択し、関数を異なる [次を使用して計算] 値にリダイレクトできます。たとえば、それを Table (Down) に設定できます。その場合、表は次のようになります。
WINDOW_AVG(expression, [start, end])
ウィンドウ内の式の平均を返します。ウィンドウは現在の行からのオフセットにより定義されます。パーティション内の最初または最後の行からのオフセットには、FIRST()+n および LAST()-n を使用してください。開始と終了を省略すると、パーティション全体が使用されます。
たとえば、次のビューには四半期ごとの売上高が示されています。日付パーティション内の期間平均は、全日付にわたって平均した売上高の値を返します。
例
WINDOW_AVG(SUM([Profit]), FIRST()+1, 0)
は、2 行目から現在の行までの SUM(Profit) の平均を計算します。
WINDOW_CORR(expression1, expression2, [start, end])
ウィンドウ内の 2 つの式のピアソン相関係数を返します。ウィンドウは、現在の行からのオフセットとして定義されます。パーティション内の最初または最後の行からのオフセットには、FIRST()+n および LAST()-n を使用してください。開始と終了を省略すると、パーティション全体が使用されます。
ピアソン相関係数は、2 つの変数の間の線形関係を測定します。結果は -1 から +1 の範囲となります。ここで、1 つの変数のプラスの変化はもう一方の変数の対応する倍率のプラスの変化を示し、1 は正確なプラスの直線関係を示します。0 は分布間に線形の関係がないことを示し、−1 は正確なマイナスの関係を示します。
同等の集計関数:CORR があります。Tableau 関数 (アルファベット順)(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
例
次の計算式は、5 行前から現在の行の SUM(Profit) および SUM(Sales) のピアソン相関係数を返します。
WINDOW_CORR(SUM[Profit]), SUM([Sales]), -5, 0)
WINDOW_COUNT(expression, [start, end])
ウィンドウ内の式の数を返します。ウィンドウは現在の行からのオフセットにより定義されます。パーティション内の最初または最後の行からのオフセットには、FIRST()+n および LAST()-n を使用してください。開始と終了を省略すると、パーティション全体が使用されます。
例
WINDOW_COUNT(SUM([Profit]), FIRST()+1, 0)
は、2 行目から現在の行までの SUM(Profit) の件数を計算します。
WINDOW_COVAR(expression1, expression2, [start, end])
ウィンドウ内の 2 つの式の標本共分散を返します。ウィンドウは、現在の行からのオフセットとして定義されます。パーティション内の最初または最後の行からのオフセットには、FIRST()+n および LAST()-n を使用してください。開始および終了引数を省略すると、ウィンドウはパーティション全体となります。
標本共分散では、母共分散によって (WINDOW_COVARP 関数で) 使用される n ではなく、non-null データ ポイントの数である n-1 を使用して共分散計算を標準化します。標本共分散は、データが、大きな母集団に対する共分散の見積もりに使用されるランダムな標本の場合に適しています。
同等の集計関数:COVAR があります。Tableau 関数 (アルファベット順)(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
例
次の計算式は、2 行前から現在の行の SUM(Profit) および SUM(Sales) の標本共分散を返します。
WINDOW_COVAR(SUM([Profit]), SUM([Sales]), -2, 0)
WINDOW_COVARP(expression1, expression2, [start, end])
ウィンドウ内で 2 つの式の母共分散を返します。ウィンドウは、現在の行からのオフセットとして定義されます。パーティション内の最初または最後の行からのオフセットには、FIRST()+n および LAST()-n を使用してください。開始と終了を省略すると、パーティション全体が使用されます。
母共分散は標本共分散に (n-1)/n を乗算したものです。ここで、n は Null でないデータ ポイントの合計です。母共分散は、対象のすべてのアイテムに対して利用可能なデータがある場合に最適です。反対に、アイテムのランダムなサブセットのみがある場合には、標本共分散 (WINDOW_COVAR 関数を使用) が適しています。
同等の集計関数:COVARP があります。Tableau 関数 (アルファベット順)(新しいウィンドウでリンクが開く)
例
次の計算式は、2 行前から現在の行の SUM(Profit) および SUM(Sales) の母共分散を返します。
WINDOW_COVARP(SUM([Profit]), SUM([Sales]), -2, 0)
WINDOW_MEDIAN(expression, [start, end])
ウィンドウ内の式の中央値を返します。ウィンドウは現在の行からのオフセットにより定義されます。パーティション内の最初または最後の行からのオフセットには、FIRST()+n および LAST()-n を使用してください。開始と終了を省略すると、パーティション全体が使用されます。
たとえば、次のビューには四半期ごとの利益が示されています。日付パーティション内のウィンドウの中央値は、全日付にわたる利益の中央値を返します。
例
WINDOW_MEDIAN(SUM([Profit]), FIRST()+1, 0)
は、2 番目の行から現在の行までの SUM(Profit) の中央値を計算します。
WINDOW_MAX(expression, [start, end])
ウィンドウ内の式の最大値を返します。ウィンドウは現在の行からのオフセットにより定義されます。パーティション内の最初または最後の行からのオフセットには、FIRST()+n および LAST()-n を使用してください。開始と終了を省略すると、パーティション全体が使用されます。
たとえば、次のビューには四半期ごとの売上高が示されています。日付パーティション内の期間最大値は、全日付にわたる売上高の最大値を返します。
例
WINDOW_MAX(SUM([Profit]), FIRST()+1, 0)
は、2 番目の行から現在の行までの SUM(Profit) の最大値を計算します。
WINDOW_MIN(expression, [start, end])
ウィンドウ内の式の最小値を返します。ウィンドウは現在の行からのオフセットにより定義されます。パーティション内の最初または最後の行からのオフセットには、FIRST()+n および LAST()-n を使用してください。開始と終了を省略すると、パーティション全体が使用されます。
たとえば、次のビューには四半期ごとの売上高が示されています。日付パーティション内の期間最小値は、全日付にわたる売上高の最小値を返します。
例
WINDOW_MIN(SUM([Profit]), FIRST()+1, 0)
は、2 番目の行から現在の行までの SUM(Profit) の最小値を計算します。
WINDOW_PERCENTILE(expression, number, [start, end])
ウィンドウ内の指定した百分位値に対応する値を返します。ウィンドウは現在の行からのオフセットにより定義されます。パーティション内の最初または最後の行からのオフセットには、FIRST()+n および LAST()-n を使用してください。開始と終了を省略すると、パーティション全体が使用されます。
例
WINDOW_PERCENTILE(SUM([Profit]), 0.75, -2, 0)
は、2 行前から現在の行に SUM(Profit) の 75% を返します。
WINDOW_STDEV(expression, [start, end])
ウィンドウ内の式のサンプルの標準偏差を返します。ウィンドウは現在の行からのオフセットにより定義されます。パーティション内の最初または最後の行からのオフセットには、FIRST()+n および LAST()-n を使用してください。開始と終了を省略すると、パーティション全体が使用されます。
例
WINDOW_STDEV(SUM([Profit]), FIRST()+1, 0)
は、2 番目の行から現在の行までの SUM(Profit) の標準偏差を計算します。
WINDOW_STDEVP(expression, [start, end])
ウィンドウ内の式のバイアス標準偏差を返します。ウィンドウは現在の行からのオフセットにより定義されます。パーティション内の最初または最後の行からのオフセットには、FIRST()+n および LAST()-n を使用してください。開始と終了を省略すると、パーティション全体が使用されます。
例
WINDOW_STDEVP(SUM([Profit]), FIRST()+1, 0)
は、2 番目の行から現在の行までの SUM(Profit) の標準偏差を計算します。
WINDOW_SUM(expression, [start, end])
ウィンドウ内の式の合計を返します。ウィンドウは現在の行からのオフセットにより定義されます。パーティション内の最初または最後の行からのオフセットには、FIRST()+n および LAST()-n を使用してください。開始と終了を省略すると、パーティション全体が使用されます。
たとえば、次のビューには四半期ごとの売上高が示されています。日付パーティション内で計算される期間合計は、全四半期にわたる売上高の合計を返します。
例
WINDOW_SUM(SUM([Profit]), FIRST()+1, 0)
は、2 番目の行から現在の行までの SUM(Profit) の合計を計算します。
WINDOW_VAR(expression, [start, end])
ウィンドウ内の式の標本分散を返します。ウィンドウは現在の行からのオフセットにより定義されます。パーティション内の最初または最後の行からのオフセットには、FIRST()+n および LAST()-n を使用してください。開始と終了を省略すると、パーティション全体が使用されます。
例
WINDOW_VAR((SUM([Profit])), FIRST()+1, 0)
は、2 番目の行から現在の行までの SUM(Profit) の分散を計算します。
WINDOW_VARP(expression, [start, end])
ウィンドウ内の式のバイアス分散を返します。ウィンドウは現在の行からのオフセットにより定義されます。パーティション内の最初または最後の行からのオフセットには、FIRST()+n および LAST()-n を使用してください。開始と終了を省略すると、パーティション全体が使用されます。
例
WINDOW_VARP(SUM([Profit]), FIRST()+1, 0)
は、2 番目の行から現在の行までの SUM(Profit) の分散を計算します。
これらの RAWSQL パススルー関数を使用すると、初めに SQL 式を Tableau によって解釈しないで直接データベースに送信できます。Tableau で認識されていないカスタム データベース関数がある場合は、パススルー関数を使用してこれらのカスタム関数を呼び出すことができます。
通常、データベースは Tableau に表示されているフィールド名を理解できません。パススルー関数に含める SQL 式は Tableau によって解釈されないため、式で Tableau フィールド名を使用すると、エラーが発生することがあります。代替構文を使用すると、Tableau計算のための正しいフィールド名または式をパススルー SQL に挿入できます。たとえば、いくつかの値の中央値を計算する関数があると、この関数を Tableau 列 [Sales] に対して呼び出す方法は次のとおりです。
RAWSQLAGG_REAL(“MEDIAN(%1)”, [Sales])
Tableau では式が解釈されないため、集計を定義する必要もあります。集計式を使用する場合は、RAWSQLAGG 関数を使用できます。
RAWSQL パススルー関数に関係が含まれている場合、この関数は、抽出やパブリッシュされたデータ ソースでは動作しません。
RAWSQL 関数
Tableau では、次の RAWSQL 関数を利用できます。
RAWSQL_BOOL(“sql_expr”, [arg1], …[argN])
指定された SQL 式からブールの結果を返します。SQL 式は参照元データベースに直接渡されます。SQL 式では、データベース値の代替構文として %n を使用してください。
例
次の例では、%1 は [Sales]、%2 は [Profit] に等しくなります。
RAWSQL_BOOL(“IIF( %1 > %2, True, False)”, [Sales], [Profit])
RAWSQL_DATE(“sql_expr”, [arg1], …[argN])
指定された SQL 式から日付の結果を返します。SQL 式は参照元データベースに直接渡されます。SQL 式では、データベース値の代替構文として %n を使用してください。
例
次の例では、%1 は [Order Date] に等しくなります。
RAWSQL_DATE(“%1”, [Order
Date])
RAWSQL_DATETIME(“sql_expr”, [arg1], …[argN])
指定された SQL 式から日付と時刻の結果を返します。SQL 式は参照元データベースに直接渡されます。SQL 式では、データベース値の代替構文として %n を使用してください。次の例では、%1 は [Delivery Date] に等しくなります。
例
RAWSQL_DATETIME(“MIN(%1)”, [Delivery Date])
RAWSQL_INT(“sql_expr”, [arg1], …[argN])
指定された SQL 式から整数の結果を返します。SQL 式は参照元データベースに直接渡されます。SQL 式では、データベース値の代替構文として %n を使用してください。次の例では、%1 は [Sales] に等しくなります。
例
RAWSQL_INT(“500
+ %1”, [Sales])
RAWSQL_REAL(“sql_expr”, [arg1], …[argN])
参照元データベースに直接渡される指定された SQL 式から数値結果を返します。SQL 式では、データベース値の代替構文として %n を使用してください。次の例では、%1 は [Sales] に等しくなります。
例
RAWSQL_REAL(“-123.98 * %1”, [Sales])
RAWSQL_SPATIAL
参照元データ ソースに直接渡される指定された SQL 式から空間を返します。SQL 式では、データベース値の代替構文として %n を使用してください。
例
次の例では、%1 は [Geometry] に等しくなります。
RAWSQL_SPATIAL("%1", [Geometry])
RAWSQL_STR(“sql_expr”, [arg1], …[argN])
参照元データベースに直接渡される指定された SQL 式から文字列を返します。SQL 式では、データベース値の代替構文として %n を使用してください。次の例では、%1 は [Customer Name] に等しくなります。
例
RAWSQL_STR(“%1”, [Customer Name])
RAWSQLAGG_BOOL(“sql_expr”, [arg1], …[argN])
指定された集計 SQL 式からブールの結果を返します。SQL 式は参照元データベースに直接渡されます。SQL 式では、データベース値の代替構文として %n を使用してください。
例
次の例では、%1 は [Sales]、%2 は [Profit] に等しくなります。
RAWSQLAGG_BOOL(“SUM( %1) >SUM( %2)”, [Sales], [Profit])
RAWSQLAGG_DATE(“sql_expr”, [arg1], …[argN])
指定された集計 SQL 式から日付の結果を返します。SQL 式は参照元データベースに直接渡されます。SQL 式では、データベース値の代替構文として %n を使用してください。次の例では、%1 は [Order Date] に等しくなります。
例
RAWSQLAGG_DATE(“MAX(%1)”,
[Order Date])
RAWSQLAGG_DATETIME(“sql_expr”, [arg1], …[argN])
指定された集計 SQL 式から日付と時刻の結果を返します。SQL 式は参照元データベースに直接渡されます。SQL 式では、データベース値の代替構文として %n を使用してください。次の例では、%1 は [Delivery Date] に等しくなります。
例
RAWSQLAGG_DATETIME(“MIN(%1)”, [Delivery Date])
RAWSQLAGG_INT(“sql_expr”, [arg1,] …[argN])
指定された集計 SQL 式から整数の結果を返します。SQL 式は参照元データベースに直接渡されます。SQL 式では、データベース値の代替構文として %n を使用してください。次の例では、%1 は [Sales] に等しくなります。
例
RAWSQLAGG_INT(“500
+ SUM(%1)”, [Sales])
RAWSQLAGG_REAL(“sql_expr”, [arg1,] …[argN])
参照元データベースに直接渡される指定された集計 SQL 式から数値結果を返します。SQL 式では、データベース値の代替構文として %n を使用してください。次の例では、%1 は [Sales] に等しくなります。
例
RAWSQLAGG_REAL(“SUM( %1)”, [Sales])
RAWSQLAGG_STR(“sql_expr”, [arg1,] …[argN])
参照元データベースに直接渡される指定された集計 SQL 式から文字列を返します。SQL 式では、データベース値の代替構文として %n を使用してください。この例では、%1 は [Discount] に等しくなります。
例
RAWSQLAGG_STR(“AVG(%1)”,
[Discount])
空間関数を使用すると、高度な空間分析を実行し、テキスト ファイルやスプレッドシートなど他の形式のデータを含む空間ファイルを組み合わせることができます。
AREA
構文 | AREA(Spatial Polygon, 'units') |
出力 | 数値 |
定義 | <spatial polygon> の総表面積を返します。 |
例 | AREA([Geometry], 'feet') |
注 | 対応している単位名 (計算では
|
BUFFER
構文 | BUFFER(Spatial Point, distance, 'units')
|
出力 | ジオメトリ |
定義 | 空間ポイントの場合、半径が ラインストリングの場合、ラインストリングから半径距離内のすべての点を含めることによって形成される多角形を計算します。 |
例 | BUFFER([Spatial Point Geometry], 25, 'mi') BUFFER(MAKEPOINT(47.59, -122.32), 3, 'km') BUFFER(MAKELINE(MAKEPOINT(0, 20),MAKEPOINT (30, 30)),20,'km')) |
注 | 対応している単位名 (計算では
|
DISTANCE
構文 | DISTANCE(SpatialPoint1, SpatialPoint2, 'units') |
出力 | 数値 |
定義 | 指定された <unit> で 2 つのポイント間の距離を返します。 |
例 | DISTANCE([Origin Point],[Destination Point], 'km') |
注 | 対応している単位名 (計算では
|
データベースの制限 | この関数はライブ接続でのみ作成することができますが、データ ソースが抽出に変換された場合も引き続き機能します。 |
INTERSECTS
構文 | INTERSECTS (geometry1, geometry2) |
出力 | ブール値 |
定義 | 2 つのジオメトリが空間で重なっているかどうかを示す True または False を返します。 |
注 | サポートされている組み合わせ: ポイント/ポリゴン、ライン/ポリゴン、およびポリゴン/ポリゴン |
MAKELINE
構文 | MAKELINE(SpatialPoint1, SpatialPoint2) |
出力 | ジオメトリ (線) |
定義 | 2 点間に線のマークを生成します |
例 | MAKELINE(MAKEPOINT(47.59, -122.32), MAKEPOINT(48.5, -123.1)) |
注 | 出発地と目的地のマップを作成するのに役立ちます。 |
MAKEPOINT
構文 | MAKEPOINT(latitude, longitude, [SRID]) |
出力 | ジオメトリ (点) |
定義 |
オプションの |
例 | MAKEPOINT(48.5, -123.1) MAKEPOINT([AirportLatitude], [AirportLongitude]) MAKEPOINT([Xcoord],[Ycoord], 3493) |
注 |
|
LENGTH
構文 | LENGTH(geometry, 'units') |
出力 | 数値 |
定義 | 指定された <units> を使用して、<geometry> 内の 1 つまたは複数のライン ストリングの測地パスの長さを返します。 |
例 | LENGTH([Spatial], 'metres') |
注 | ジオメトリ引数にライン ストリングがない場合、他の要素は許可されますが、結果は <NaN> になります。 |
OUTLINE
構文 | OUTLINE(spatial polygon) |
出力 | ジオメトリ |
定義 | 多角形のジオメトリをライン ストリングに変換します。 |
注 | 塗りつぶしとは異なるスタイルを設定できる、枠線用の別のレイヤーを作成する場合に便利です。 マルチ多角形内の多角形をサポートします。 |
SHAPETYPE
構文 | SHAPETYPE(geometry) |
出力 | 文字列 |
定義 | Empty、Point、MultiPoint、LineString、MultiLinestring、Polygon、MultiPolygon、Mixed、およびサポートされていないものなどの空間 <geometry> の構造を説明する文字列を返します。 |
例 | SHAPETYPE(MAKEPOINT(48.5, -123.1)) = "Point" |
VALIDATE
構文 | VALIDATE(spatial geometry) |
出力 | ジオメトリ |
定義 | 空間値内のジオメトリのトポロジの正確性を確認します。ポリゴンの周囲が交差するなどの問題により値を分析に使用できない場合、結果は null になります。ジオメトリが正しければ、結果は元のジオメトリになります。 |
例 |
|
正規表現
REGEXP_REPLACE(string, pattern, replacement)
正規表現のパターンが置換文字列に置き換えられている特定の文字列のコピーを返します。この関数はテキスト ファイル、Hadoop Hive、Google BigQuery、PostgreSQL、Tableau Data Extract、Microsoft Excel、Salesforce、Vertica、Pivotal Greenplum、Teradata (バージョン 14.1 以上)、Snowflake、および Oracle データ ソースで利用できます。
Tableau データ抽出では、パターンおよび置換を定数にする必要があります。
正規表現の構文の詳細については、お使いのデータ ソースのドキュメントを参照してください。Tableau 抽出の場合、正規表現の構文は ICU 規格 (Unicode の国際的なコンポーネント)、Unicode サポートのための成熟した C/C++ ライブラリと Java ライブラリのオープン ソース プロジェクト、ソフトウェアの国際化、およびソフトウェアのグローバル化に準拠しています。オンラインの ICU ユーザー ガイドの「正規表現」(新しいウィンドウでリンクが開く)のページを参照してください。
例
REGEXP_REPLACE('abc 123', '\s', '-') = 'abc-123'
REGEXP_MATCH(string, pattern)
指定した文字列のサブストリングが正規表現パターンに一致した場合に true を返します。この関数はテキスト ファイル、Google BigQuery、PostgreSQL、Tableau Data Extract、Microsoft Excel、Salesforce、Vertica、Pivotal Greenplum、Teradata (バージョン 14.1 以降)、Impala 2.3.0 (Cloudera Hadoop データ ソースを介して)、Snowflake、および Oracle データ ソースで利用できます。
Tableau データ抽出では、パターンを定数にする必要があります。
正規表現の構文の詳細については、お使いのデータ ソースのドキュメントを参照してください。Tableau 抽出の場合、正規表現の構文は ICU 規格 (Unicode の国際的なコンポーネント)、Unicode サポートのための成熟した C/C++ ライブラリと Java ライブラリのオープン ソース プロジェクト、ソフトウェアの国際化、およびソフトウェアのグローバル化に準拠しています。オンラインの ICU ユーザー ガイドの「正規表現」(新しいウィンドウでリンクが開く)のページを参照してください。
例
REGEXP_MATCH('-([1234].[The.Market])-','\[\s*(\w*\.)(\w*\s*\])')=true
REGEXP_EXTRACT(string, pattern)
正規表現のパターンと一致する文字列の一部を返します。この関数はテキスト ファイル、Hadoop Hive、Google BigQuery、PostgreSQL、Tableau Data Extract、Microsoft Excel、Salesforce、Vertica、Pivotal Greenplum、Teradata (バージョン 14.1 以上)、Snowflake、および Oracle データ ソースで利用できます。
Tableau データ抽出では、パターンを定数にする必要があります。
正規表現の構文の詳細については、お使いのデータ ソースのドキュメントを参照してください。Tableau 抽出の場合、正規表現の構文は ICU 規格 (Unicode の国際的なコンポーネント)、Unicode サポートのための成熟した C/C++ ライブラリと Java ライブラリのオープン ソース プロジェクト、ソフトウェアの国際化、およびソフトウェアのグローバル化に準拠しています。オンラインの ICU ユーザー ガイドの「正規表現」(新しいウィンドウでリンクが開く)のページを参照してください。
例
REGEXP_EXTRACT('abc 123', '[a-z]+\s+(\d+)') = '123'
REGEXP_EXTRACT_NTH(string, pattern, index)
正規表現のパターンと一致する文字列の一部を返します。部分文字列は n 番目 (n は指定されたインデックス) のキャプチャリング グループと照合されます。index が 0 の場合、文字列全体が返されます。この関数は、テキスト ファイル、PostgreSQL、Tableau Data Extract、Microsoft Excel、Salesforce、Vertica、Pivotal Greenplum、Teradata (バージョン 14.1 以降)、および Oracle データ ソースで利用できます。
Tableau データ抽出では、パターンを定数にする必要があります。
正規表現の構文の詳細については、お使いのデータ ソースのドキュメントを参照してください。Tableau 抽出の場合、正規表現の構文は ICU 規格 (Unicode の国際的なコンポーネント)、Unicode サポートのための成熟した C/C++ ライブラリと Java ライブラリのオープン ソース プロジェクト、ソフトウェアの国際化、およびソフトウェアのグローバル化に準拠しています。オンラインの ICU ユーザー ガイドの「正規表現」(新しいウィンドウでリンクが開く)のページを参照してください。
例
REGEXP_EXTRACT_NTH('abc 123', '([a-z]+)\s+(\d+)', 2) = '123'
Hadoop Hive 固有の関数
注: PARSE_URL および PARSE_URL_QUERY 関数は、Cloudera Impala データ ソースにのみ対応しています。
GET_JSON_OBJECT(JSON string, JSON path)
JSON パスに基づいた JSON 文字列内の JSON オブジェクトを返します。
PARSE_URL(string, url_part)
コンポーネントが url_part で定義されている特定の URL 文字列のコンポーネントを返します。有効な url_part の値は、'HOST'、'PATH'、'QUERY'、'REF'、'PROTOCOL'、'AUTHORITY'、'FILE'、'USERINFO' などです。
例
PARSE_URL('http://www.tableau.com', 'HOST') = 'www.tableau.com'
PARSE_URL_QUERY(string, key)
特定の URL 文字列内にある指定したクエリ パラメーターの値を返します。クエリ パラメーターはキーで定義されます。
例
PARSE_URL_QUERY('http://www.tableau.com?page=1&cat=4', 'page') = '1'
XPATH_BOOLEAN(XML string, XPath expression string)
XPath 式がノードに一致した場合、または true に評価された場合に true を返します。
例
XPATH_BOOLEAN('<values> <value id="0">1</value><value id="1">5</value>', 'values/value[@id="1"] = 5') = true
XPATH_DOUBLE(XML string, XPath expression string)
XPath 式の浮動小数点値を返します。
例
XPATH_DOUBLE('<values><value>1.0</value><value>5.5</value> </values>', 'sum(value/*)') = 6.5
XPATH_FLOAT(XML string, XPath expression string)
XPath 式の浮動小数点値を返します。
例
XPATH_FLOAT('<values><value>1.0</value><value>5.5</value> </values>','sum(value/*)') = 6.5
XPATH_INT(XML string, XPath expression string)
XPath 式の数値を返します。または、XPath 式が数字に評価できない場合はゼロを返します。
例
XPATH_INT('<values><value>1</value><value>5</value> </values>','sum(value/*)') = 6
XPATH_LONG(XML string, XPath expression string)
XPath 式の数値を返します。または、XPath 式が数字に評価できない場合はゼロを返します。
例
XPATH_LONG('<values><value>1</value><value>5</value> </values>','sum(value/*)') = 6
XPATH_SHORT(XML string, XPath expression string)
XPath 式の数値を返します。または、XPath 式が数字に評価できない場合はゼロを返します。
例
XPATH_SHORT('<values><value>1</value><value>5</value> </values>','sum(value/*)') = 6
XPATH_STRING(XML string, XPath expression string)
最初に一致したノードのテキストを返します。
例
XPATH_STRING('<sites ><url domain="org">http://www.w3.org</url> <url domain="com">http://www.tableau.com</url></sites>', 'sites/url[@domain="com"]') = 'http://www.tableau.com'
Google BigQuery 固有の関数
DOMAIN(string_url)
URL 文字列が指定された場合に、ドメインを文字列として返します。
例
DOMAIN('http://www.google.com:80/index.html') = 'google.com'
GROUP_CONCAT(expression)
各レコードの値をコンマで区切られた 1 つの文字列に連結します。この機能は、文字列に対して SUM() を実行するのと同じです。
例
GROUP_CONCAT(Region) = "Central,East,West"
HOST(string_url)
URL 文字列が指定された場合に、ホスト名を文字列として返します。
例
HOST('http://www.google.com:80/index.html') = 'www.google.com:80'
LOG2(number)
数値の対数 (底 2) を返します。
例
LOG2(16) = '4.00'
LTRIM_THIS(string, string)
最初の string から、2 つ目の string を先頭から削除した文字列を返します。
例
LTRIM_THIS('[-Sales-]','[-') = 'Sales-]'
RTRIM_THIS(string, string)
最初の string から、2 つ目の string を末尾から削除した文字列を返します。
例
RTRIM_THIS('[-Market-]','-]') = '[-Market'
TIMESTAMP_TO_USEC(expression)
TIMESTAMP データ型を UNIX タイムスタンプ (ミリ秒単位) に変換します。
例
TIMESTAMP_TO_USEC(#2012-10-01 01:02:03#)=1349053323000000
USEC_TO_TIMESTAMP(expression)
UNIX タイムスタンプ (ミリ秒単位) を TIMESTAMP データ型に変換します。
例
USEC_TO_TIMESTAMP(1349053323000000) = #2012-10-01 01:02:03#
TLD(string_url)
URL 文字列が指定された場合に、URL 内のトップ レベル ドメインと国/地域ドメイン (ある場合) を返します。
例
TLD('http://www.google.com:80/index.html') = '.com'
TLD('http://www.google.co.uk:80/index.html') = '.co.uk'
関数についてより詳しく知りたいですか?
関数のトピック(新しいウィンドウでリンクが開く)をご覧ください。