会計年度の日付

日付フィールドを組織の会計年度に関連付けて表さなければならないことがあります。カレンダーの年は 1 月 1 日に始まって 12 月 31 日に終わりますが、組織の会計年度は別の月に始まる場合があります。たとえば、ある会社の会計年度が、6 月 1 日に始まって 5 月 31 日に終わる場合があります。このような場合、一部の日付値は、カレンダー年度でなく、会計年度 (会計年度、会計四半期、および会計週数) を使用してビューに表示するのが適切です。

データ ソースの会計年度の開始月を設定するには、次の手順に従います。

  1. [データ] ペインでデータ ソースを右クリック (Mac では Control を押しながらクリック) し、[日付のプロパティ] ダイアログ ボックスを開きます。

  2. [会計年度の開始] フィールドを適切な月に設定します。

日付ディメンションごとに会計年度の開始月を個別に設定します。[日付] ペインで、日付ディメンションを右クリック (Mac では Control を押しながらクリック) し、[既定のプロパティ] > [会計年度の開始] を選択します。

所定の日付ディメンションのレベルが [会計年度のカレンダー] の使用によって影響を受けるかどうかは、特定の状況によって異なります。

日付レベル会計年度に変換した場合
会計年度が反映されます。たとえば、[会計年度の開始] を 4 月に設定すると、2004 年 6 月 1 日の年は、FY 2005 (2005 会計年度) と表示されます。
四半期

会計四半期が反映されます。たとえば、[会計年度の開始] を 4 月に設定すると、2004 年 6 月 1 日の四半期は、Q1 (第 1 四半期) と表示されます。

動作に変化はありません。カレンダーの月は会計年度の月と同じです。
動作に変化はありません。カレンダーの日は会計年度の日と同じです。
時間動作に変化はありません。カレンダーの時間は会計年度の時間と同じです。
動作に変化はありません。カレンダーの分は会計年度の分と同じです。
動作に変化はありません。カレンダーの秒は会計年度の秒と同じです。
週番号

会計週の番号が反映されます。たとえば、[会計年度の開始] を 4 月に設定すると、2004 年 4 月 1 日の週数は、1 と表示されます。

曜日動作に変化はありません。カレンダーの曜日は会計年度の曜日と同じです。
MM/YYYY動作に変化はありません。この日付形式では、会計年度が割り当てられていても常にカレンダーの日付が表示されます。
M/D/Yこの日付形式では、会計年度が割り当てられていても常にカレンダーの日付が表示されます。

会計年度を使用中であることが明らかに示される日付レベルは、年レベルおよび四半期レベルだけです。具体的には、会計年度および会計四半期には FY のプレフィックスが付きます。これは会計期間であることを示す特別なマークがない会計月や週番号には当てはまりません。

所定の日付ディメンションへの会計年度の割り当ては、Tableauワークブックのフィールドのすべてのインスタンスに適用されます。会計年度の日付は、リレーショナル データ ソースのディメンションにのみ適用されます。

会計年度形式は、年、あるいは年および四半期を含むすべての日付形式に適用されます。特に、カスタム日付形式を適用し、「y」および「q」プレースホルダーを使用するだけの場合、各年の初めに FY が付きます。

日付レベル

日付ディメンションが会計年度カレンダーを使用している場合、ビュー内に表示される以下の日付部分と切り捨てが会計年度に反映されます。

日付部分または切り捨て会計年度を使用する場合
年日付部分[会計年度の開始] を 4 月に設定すると、2004 年 6 月 1 日の年は、FY 2005 (2005 会計年度) と表示されます。
四半期日付部分[会計年度の開始] を 4 月に設定すると、2004 年 6 月 1 日の四半期は、Q1 (第 1 四半期) と表示されます。
週数日付部分 date part[会計年度の開始] を 4 月に設定すると、2004 年 4 月 1 日の週数は、1 と表示されます。
年日付の切り捨て[会計年度の開始] を 5 月に設定すると、2004 年 6 月 1 日の日付は、2004 年 5 月 1 日となります。
四半期日付の切り捨て[会計年度の開始] を 7 月に設定すると、2004 年 6 月 1 日の日付は、2004 年 4 月 1 日となります。
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