分析拡張機能を使用した式の受け渡し

Tableau は、R、MATLAB、および Python との統合用の外部サービスに式を渡すために使用できる関数セットをサポートしています。以前は、この機能は「外部サービス」と呼ばれていました。バージョン 2020.1 以降、この機能は分析拡張機能と呼ばれます。

Tableau は、次のサービスとの統合をサポートしています。

式用の SCRIPT 関数

Tableau Desktop では、分析拡張機能に式を渡して結果を取得するために 4 種類の SCRIPT 関数を使用できます。関数は次のとおりです。

SCRIPT_BOOL

SCRIPT_INT

SCRIPT_REAL

SCRIPT_STR

詳細と例についてはSCRIPT_BOOLを参照してください。これらの SCRIPT_ 関数は表計算関数であるため、アドレシングと区分の概念が適用されます。(これらの概念の説明については、基本: 方向の指定と区分の指定を参照してください。)Tableau は区分ごとに分析拡張機能へ 1 つの呼び出しを行います。

分析拡張機能への接続にはオーバーヘッドが関係するため、可能な場合には、個別の値ではなく、ベクターとして値を渡します。たとえば、方向の指定を [セル] に設定 (たとえば、ビューのフィールドをクリックし、[次に沿って計算] > [セル] を選択) した場合、Tableau は分析拡張機能に対して行ごとに個別の呼び出しを行います。データのサイズによっては、外部サービスへの個別の呼び出しがかなりの数になる場合があります。代わりに詳細レベルで使用する各行を特定する列を使用する場合、Tableau が 1 つのセルでそれらの値を渡すことができるよう、その列に沿って計算できます。

分析拡張機能接続の構成

Tableau では、一連の SCRIPT 関数による分析拡張機能への接続が許可されています。これらの分析拡張機能を使用するには、外部サーバーへの接続を確立する必要があります。現在 Rserve、MATLAB Server、および Python Server への接続がサポートされています。

R の場合は、アプリケーションが R 機能へアクセスできるサーバーへの接続が必要です。詳細については、「Rserve」(Link opens in a new window)を参照してください。Rserve のインストール、実行、構成、および R スクリプトや R セキュリティの最適化の詳細については、Tableau コミュニティの投稿「R 実装ノート」(Link opens in a new window)を参照してください。Tableau での R の使用の詳細については、ブログ記事「Tableau 8.1 および R」(Link opens in a new window)を参照してください。

Tableau Desktop は、プレーンテキストまたは SSL 暗号化トラフィックのいずれかを経由して R に接続できます。使用するタイプについては、システム管理者にお問い合わせください。

: R 統合用に、Tableau は R のバージョン 3.4.4 ~ 3.5.1、および Rserver のバージョン 0.6-8 ~ 1.7.3 でテストされています。

分析拡張機能接続を構成するには:

  1. Tableau Desktop で、[ヘルプ] メニューをクリックし、[設定とパフォーマンス][分析拡張機能の接続の管理] の順に選択します。

    Example of Analytics Extensions connection dialog box set up for an Rserve or TabPy connection.

  2. 接続する分析拡張機能のタイプを [RServe] または [TabPy/External API] のいずれかから指定します。[TabPy/External API] オプションは、TabPy および MATLAB への接続に対応します。

  3. ドメイン名または IP アドレスを使用してサーバーを入力または選択します。ドロップダウン リストには、最近接続した localhost とサーバー、および [無効] オプションが含まれています。

  4. ドメインまたは IP アドレスを使用してサーバー名を入力または選択します。ドロップダウン リストには最近接続した localhost とサーバーが含まれています。

  5. ポートを指定します。

    • ポート 6311 は プレーンテキスト Rserve サーバーの既定のポートです。

    • ポート 4912 は SSL 暗号化 Rserve サーバーの既定のポートです。

    • ポート 9004 は TabPy の既定のポートです。

  6. サーバーで認証資格情報が必要な場合は、[ユーザー名およびパスワードを指定してサインイン] を選択して [ユーザー名] および [パスワード] フィールドを有効にします。これらのフィールドに認証資格情報を追加します。

    サーバーで SSL 暗号化を使用している場合は、[SSL が必須] オプションを選択します。Tableau Server は、オペレーティング システムのキー ストアにインストールされている証明書を読み取り、セキュリティで保護された接続を確立します。

    : TabPy または RServe への接続時に、Tableau は PEM 暗号化証明書のみをサポートします。

  7. [テスト接続] をクリックします。

  8. [OK] をクリックします。

接続を確立できない場合はエラー メッセージが表示されます。メッセージ内の [詳細を表示] をクリックして、サーバーによって返される診断情報を参照します。

分析拡張機能接続が必要なワークブックの共有

分析拡張機能を含むワークブックを他のユーザーに送信する必要が生じる場合があります。このユーザーは他のコンピューター上で Tableau Desktop の異なるコピーを使用している可能性があります。または、ユーザーが分析拡張機能を含む Tableau Server からワークブックをダウンロードする可能性があります。ワークブックを他のユーザーと共有する場合は、そのユーザーのコンピューターで分析拡張機能接続を構成する必要があります。

分析拡張機能接続が必要なワークブックのパブリッシュ

分析拡張機能接続に依存するワークブックを Tableau Server にパブリッシュする前に、Tableau Server を構成して独自の分析拡張機能接続を確立する必要があります。Tableau サーバー ヘルプの「分析拡張機能への接続の構成」(Windows(Link opens in a new window) | Linux(Link opens in a new window)) を参照してください。

分析拡張機能スクリプトを含むワークブックは Tableau Online にパブリッシュできません。

Rserve 分析拡張機能の中間証明書チェーン

Tableau Server バージョン 2020.1 では、Tableau Server 経由で Rserve 外部接続に接続している Tableau Desktop コンピューター (Windows と Mac) に完全な証明書チェーンをインストールする必要があります。この要件は、Rserve がセキュア接続でハンドシェイクを管理する方法が原因です。

Tableau Desktop にルート証明書をインポートするだけでは不十分であり、証明書チェーン全体をクライアント コンピューターにインポートする必要があります。

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