サイトで Tableau AI を有効にする
Tableau AI を有効にすると、信頼できる Einstein 生成 AI の機能を Tableau プラットフォーム全体で利用できるようになります。Tableau AI は、Tableau Prep フローの計算を自動的に生成し、データを探索するためのインサイトに富んだ質問を提案し、主要なメトリクスを要約し、データセットから魅力的なビジュアライゼーションを直接作成することで、データ分析を強化できます。
Tableau AI は Einstein AI を搭載しており、Einstein Trust Layer(新しいウィンドウでリンクが開く) とセキュリティ コントロールを継承しています。Tableau AI の詳細については、「Tableau AI」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。Einstein 生成 AI に関する一般的な情報については、Salesforce ヘルプの 「Einstein 生成 AI について」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
前提条件
Tableau で生成 AI 機能を使用するには、まずサイトでその機能を有効にする必要があります。たとえば、ビジネス ユーザーの作業フローに合わせて、パーソナライズされた、スマートで文脈に則したメトリクスとインサイトを提供するには、[Tableau Pulse] チェック ボックスをオンにして、この機能をオンにします。
Web 作成、Tableau Prep、または Tableau Catalog で Tableau AI を有効にするには、Tableau+ と、Einstein 生成 AI が設定されている Salesforce 組織への接続が必要です。Tableau+ の詳細については、「Tableau+ について」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
パーミッション
Salesforce 組織を Tableau サイトに接続するには、次のパーミッションがあるユーザー認証資格情報が必要です。
Tableau: Tableau Cloud サイト管理者 (Explorer または Creator)。このサイト ロールの設定とそのパーミッションの詳細については、「ユーザーのサイト ロールの設定(新しいウィンドウでリンクが開く)」を参照してください。
Salesforce: 「アプリケーションのカスタマイズ」プロファイル権限この権限の詳細については、Salesforce ヘルプの「「アプリケーションのカスタマイズ」プロファイル権限で付与されるプロファイル権限(新しいウィンドウでリンクが開く)」を参照してください。
注: Salesforce 組織が Tableau+ のお客様向けにプロビジョニングされた場合、作成される管理者ユーザーには、アプリケーションのカスタマイズ権限がすでに割り当てられているはずです。この権限の詳細については、Salesforce ヘルプの「カスタム権限(新しいウィンドウでリンクが開く)」と「カスタム設定の権限の付与(新しいウィンドウでリンクが開く)」を参照してください。
Einstein 生成 AI を設定する
Salesforce 組織に Einstein 生成 AI を設定するには、次の手順を実行します。
Data Cloud をオンにする
プロビジョニングされた Salesforce 組織で Data Cloud を有効にします。Data Cloud を有効にするには、ユーザーに Data Cloud 管理者のパーミッション一式が割り当てられている必要があります。詳細については、Salesforce ヘルプの「Data Cloud をオンにする」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
Salesforce で Salesforce 組織にログインします。
右上隅にある [設定] アイコン を選択します。
ドロップダウン メニューから [Data Cloud 設定] を選択します。このオプションが表示されない場合は、ユーザーに Data Cloud パーミッションが設定されていない可能性があります。その場合は、Salesforce ヘルプの「Data Cloud 管理者ユーザーを設定する」(新しいウィンドウでリンクが開く)の手順に従います。
右下隅にある [始める] を選択して、組織の Data Cloud のプロビジョニングを開始します。これには数分かかる場合があります。
Salesforce 組織を設定する
Einstein 生成 AI を有効にするように Salesforce 組織を設定します。Salesforce ヘルプの「Einstein 生成 AI を設定する」(新しいウィンドウでリンクが開く)の手順に従い、以下を実施します。
Einstein 生成 AI をオンにする
Einstein Trust を設定し、必要に応じて、個人識別情報 (PII) のデータ マスキングを設定します。
Einstein 生成 AI データの収集と保存をオンにする
Tableau AI の設定
この設定で、Tableau の特定の機能に対して生成 AI 機能を有効にします。
注:この機能は、Einstein Trust Layer 上に構築された生成 AI を使用します。ユーザー体験にシームレスに統合されたデータとプライバシーの制御により、データは安全かつセキュアに保たれます。詳細については、「Einstein Trust Layer」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
管理者として Tableau Cloud にサインインします。
生成 AI 機能を有効にするサイトで、[設定] を選択します。
[Tableau AI] セクションで、生成 AI を有効にする機能領域のチェックボックスをオンにします。
[Tableau Pulse: 主要なメトリクスのインサイトを要約する] を選択すると、パーソナライズされたインサイトの概要が表示され、メトリクスの重要な変化の概要を簡単に把握できるようになります。Tableau Pulse の生成 AI に関する情報については、「Tableau Pulse の Tableau AI」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
注: [Tableau Pulse: 主要なメトリクスのインサイトを要約する] 機能をオンにするために Salesforce 組織にログインする必要はありません。
Web 作成、Tableau Prep、Tableau Catalog で Tableau AI を有効にするには、Salesforce 組織にログインします。
[Salesforce へ接続] を選択します。
[ログイン | Salesforce] ページで、Salesforce 組織の資格情報を入力します。
ユーザー ID には [「アプリケーションのカスタマイズ」プロファイル] 権限を割り当てる必要があります。詳細については、Salesforce ヘルプの「「アプリケーションのカスタマイズ」プロファイル権限で付与されるプロファイル権限(新しいウィンドウでリンクが開く)」を参照してください。
Einstein 生成 AI と Einstein Requests クレジットを利用するには、Salesforce 組織で Einstein 生成 AI が有効になっている必要があります。Einstein Requests の詳細については、「Tableau AI の使用状況」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
[アクセスの許可] ページで、[許可] を選択します。
Salesforce 組織に正常に接続すると、その他の Tableau AI 機能のチェックボックスが有効になります。必要に応じて接続を編集、テスト、または削除することもできます。
[Tableau Web Authoring: Builds visualizations or completes tasks for you using a conversational UI (Tableau Web 作成: 対話型 UI を使用して Viz を構築したり、タスクを完了したりします)] を選択すると、ユーザーが Einstein Copilot の支援を受けて、Viz を作成したり、計算を作成して理解したりできるようになります。Web 作成用の Einstein Copilot の詳細については、「Einstein Copilot for Tableau でデータを探索する(新しいウィンドウでリンクが開く)」を参照してください。
[Tableau Prep: フローの計算を提案する] を選択すると、Einstein Copilot を使用して、計算をわかりやすい言葉で記述するだけで、Tableau Prep の計算フィールドを作成できるようになります。Tableau Prep の Einstein Copilot に関する情報については、「Einstein Copilot の使用(新しいウィンドウでリンクが開く)」を参照してください。
[Tableau Catalog: アセットの説明を下書きする] を選択すると、データ ソース、ワークブック、テーブルの説明を自動的に生成できるようになります。Tableau Catalog の生成 AI に関する詳細については、「Web コンテンツの管理」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。