Bridge を使用してデータを最新に保つ

Tableau Cloud が直接アクセスできないデータ ソースまたは仮想接続データの場合は、Tableau Bridge を使用してデータを最新の状態に保つことができます。たとえば、ファイアウォールの背後でホストされているデータにデータ ソースが接続する場合は、Bridge を使用します。

注: パブリック インターネットからアクセス可能なクラウドでホストされている参照元データにデータ ソースを接続する場合、ライブ接続と抽出接続は Tableau Cloud から直接実行されます。

Bridge とは

Tableau Bridge は、お使いのネットワーク内のマシンで実行されるクライアント ソフトウェアです。クライアントは Tableau Cloud と連携して、Tableau Cloud が直接アクセスできないプライベート ネットワーク データに接続するデータ ソースを最新の状態に維持します。プライベート ネットワーク データには、オンプレミス データと仮想クラウド データが含まれます。

動作方法

Tableau Bridge は、Excel ファイルや SQL Server データ などのプライベート ネットワーク データと Tableau Cloud 間をつなぐ経路として機能します。クライアントは、アウトバウンド暗号化接続を介して Tableau Cloud と通信し、ファイアウォールの背後のデータと Tableau Cloud サイト間の接続を有効にします。

ファイアウォールの内側にあるデータと Tableau Cloud との間の接続を示します。

Bridge が Tableau Cloud と通信する方法の詳細については、「Tableau Bridge のセキュリティ」を参照してください。

使用できるユーザー

Tableau Cloud の承認ユーザーであれば誰でも Bridge を使用できますが、Bridge は、組織で次の職務を遂行するユーザー (サイト管理者とデータ ソースの所有者) 向けに最適化されています。

サイト管理者 (または Tableau Cloud でサイト管理者またはサイト管理者 Creator ロールを持つユーザー) は Bridge クライアントをインストールして管理します。詳細については、「Bridge の展開計画」を参照してください。

コンテンツ所有者 (または Tableau Cloud で Creator または Explorer (パブリッシュ可能) ロールを持つユーザー) は、通常、独自のコンテンツをパブリッシュして管理します。コンテンツの所有者は Bridge を使用して、Tableau Cloud とプライベート ネットワーク データ間のライブ接続および抽出接続を行います。

  • ライブ接続の場合、Bridge は、データ ソースまたは仮想接続のパブリッシュ プロセスの一部として自動的に検出されます。ライブ接続のサポートは、プールを通じて有効になります。

    データ ソースの詳細: ユーザーには、パブリッシュ プロセス中にライブ接続を使用してデータ ソースをパブリッシュするオプションが表示されます。このオプションは、ネットワーク内からのみアクセス可能なリレーショナル データベースまたはクラウド データベースに対してライブ接続がサポートされている場合に使用できます。

    ユーザーがデータ ソースをパブリッシュした後、プール内の使用可能なクライアントがライブ クエリを実行します。それ以外の処理は必要ありません。

    開始するには、データ ソースを Tableau Cloud にパブリッシュし、ライブ接続を維持するためのオプションを選択します。または、ワークブックをパブリッシュしてから、ライブ接続を指定します。データ ソースのパブリッシュの詳細については、「ライブ接続を使用した Bridge データ ソースのパブリッシュ」を参照してください。

    注: プライベート クラウド データベースに接続するデータ ソースをパブリッシュする場合は、「プライベート クラウドベースのデータ ソースをパブリッシュする」(新しいウィンドウでリンクが開く)で説明されている手順に従って、Bridge を使用してデータの鮮度に関連するタスクを実行してください。

  • 接続抽出の場合、ユーザーはデータ ソースまたは仮想接続の更新スケジュールを設定できます。詳細については、「Bridge 更新スケジュールの設定」を参照してください。

    注: プライベート クラウド データベースに接続するデータ ソースをパブリッシュする場合は、「プライベート クラウドベースのデータ ソースのスケジュールを設定する」(新しいウィンドウでリンクが開く)で説明されている手順に従って、Bridge で実行される更新スケジュールを使用してください。

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