管理者インサイトを使用したカスタム ビューの作成

管理者インサイトを使用して、Tableau Cloud 展開で視認性を高めることができます。

管理者インサイトとは、サイトのデータに関する慎重にキュレーションされたデータ ソースと事前作成されたワークブックが事前に設定されている Tableau Cloud のみのプロジェクトです。管理者インサイトのプロジェクトで入手可能なリソースを使用して、サイトに関するさまざまなよくある質問に回答する際に役立つカスタム ビューを作成できます。

例:

  • 組織での Tableau Cloud の普及率はどの程度か?

  • サイトの展開にどのような一般的な傾向があるか?

  • どのコンテンツが人気か?

  • ユーザーは何をしているか?

  • ライセンスをどのように割り当てるべきか?

管理者インサイト データ ソースへの接続

サイト管理者または管理者インサイト プロジェクトへのアクセス権を付与されているユーザーは、Web 作成を使用して、または Tableau Desktop 経由で Tableau Cloud から直接、管理者インサイト データ ソースにアクセスできます。

Tableau Cloud より

  1. Tableau Cloud にサインインし、[管理者インサイト] プロジェクトに移動します。

  2. [作成] > [ワークブック] を選択し、開始するデータ ソースを 1 つ選択します。

Tableau Desktop から

  1. Tableau Desktop を開き、[接続] の下で [Tableau Server] を選択します。

    注: Tableau Cloud にまだサインインしていない場合、[Tableau Server サインイン] ダイアログで [Tableau Cloud] ハイパーリンクをクリックします。Tableau Cloud の認証資格情報を入力し、[サインイン] をクリックします。

  2. 検索ボックスに、目的のデータソースの名前を入力します。

  3. データ ソースを選択し、[接続] をクリックして分析を開始します。

カスタム ビューの作成開始

サイトとユーザー メトリクスの分析方法を考える際は、組織がよく尋ねる次の質問のいくつかについて検討してください。

  • 最も一般的なビューやデータ ソースは何か?

  • 最もアクティブなユーザーは誰か (つまり、誰がパワー ユーザーか)?

  • サイト上で最も実行されることが多いタスクは何か?

  • 使用されているライセンスはいくつか?

  • サイトに 90 日以上サインインしていないのは誰か?

事前作成されたワークブックを確認する

前述の質問 (およびその他の質問) に答えるには、事前作成されたワークブック「管理者インサイト スターター」にアクセスし、どのようなインサイトが得られるかを確認します。このワークブックは、サイトや組織に関連する固有の質問に対処する、より詳細なダッシュボードやワークブックを作成するためのテンプレートとして機能します。

フォーカス: サイト アクティビティ
データ ソース: TS Users

このダッシュボードを使用して、ユーザー ロール別の高度なサイト アクティビティを探索します。

このダッシュボードには、サイトのログとアクティビティ メトリクスを分析できる方法の一部が表示されます。管理者インサイトは、最大 90 日相当のデータ (Advanced Management ライセンスでは 365 日相当) を取得しますが、[Last Publish (最終パブリッシュ日)] と [Last Access (最終アクセス日)] の日付はサイトが作成された日付まで戻ることができます。

このダッシュボードで実行可能な内容:

  • 右上隅のパラメーター コントロールを使用して、[Inactivity threshold (非アクティブなしきい値)] (既定では黄色) を変更する。

  • アクティビティの種類に基づいて、ユーザーにメールを送信できる URL アクションを作成する。たとえば、過去 90 日間でサイトにサインインしていない場合、コンテンツにアクセスしていない場合、またはコンテンツをパブリッシュしていない場合に、ユーザーへメールを送信します。

  • このダッシュボードに追加のビューを作成して、過去 90 日間 (既定) のアクティビティ (サインイン、アクセス、またはパブリッシュ) と過去 30 日間、60 日間、およびすべての日のアクティビティとを比較する。

フォーカス: グループのメンバーシップとライセンス
データ ソース: Groups、TS Events、TS Users

ダッシュボードには、サイト上のグループとグループ化されたユーザーの数が表示されます。グループを選択するには、フィルターを使用するか、グループ内訳ワークシートの行またはマークをクリックします。単一のグループを選択すると、メンバーシップとライセンスの詳細を表示できます。

ダッシュボードには、次の種類の情報が表示されます。

  • グループ メンバーシップ: サイト上のグループおよびグループ化されたユーザーの数

  • ライセンス消費量: サインイン時にライセンスを使用しているグループの割合

  • サイト ロールとライセンス タイプ: どのユーザーがグループのメンバーであり、どのようなサイト ロールが割り当てられているか

このダッシュボードをさらに活用する: メンバーシップ ワークシートからユーザーを選択して、すべてのグループ メンバーにメールを送信します。

フォーカス: サインイン アクティビティ
接続先: TS Events (プライマリ)、TS Users (セカンダリ)

このダッシュボードを使用して、サインイン アクティビティの傾向を探索します。

左側の [Select Events or Distinct Actors (イベントまたは個別のアクターを選択)] セレクターを使用すると、サイトのサインイン関連のアクティビティを週単位、日単位、および時間単位で確認できます。このダッシュボードの背後には 2 つのデータ ソースがあるため、サインイン アクティビティを最近行ったユーザーだけでなく、すべてのユーザーによるサインイン アクティビティを確認できます。

このダッシュボードで実行可能な内容: ダッシュボードを複製し、[Login user breakdown (ログイン ユーザーの詳細)] のみを保持する。次に、[Last Login Date (最終ログイン日)] のフィルターを null に変更して、サイトにサインインしたことがないユーザーのリストを表示します。また、ユーザーが実行するアクションの種類に応じてメールを送信することもできます。

フォーカス: コンテンツへのアクセスと使用状況
接続先: TS Events

ダッシュボードの情報には、次の種類の内容が表示されます。

  • アクセス アクティビティの表示: ビューにアクセスした日付とアクセスしたユーザー。

  • データ ソース アクセス アクティビティ: 1) パブリッシュされたデータ ソースが Web 作成または Tableau Desktop を介して接続された日付、または 2) ユーザーがパブリッシュされたデータ ソースを使用するワークブックを表示またはパブリッシュした日付。

  • ワークブック パブリッシュ アクティビティ: ワークブックがパブリッシュされた日付とパブリッシュしたユーザー。

  • データ ソース パブリッシュ アクティビティ: パブリッシュされたデータ ソースがパブリッシュされた日付とパブリッシュしたユーザー。

このダッシュボードで実行可能な内容: 右上隅にある [プロジェクト名] セレクターを使用して、フィルター処理するサイト上のプロジェクトを選択する。このフィルターは、管理者インサイト スターターのすべてのシートに影響します。

フォーカス: コンテンツの使用量とディスク容量
接続先: Site Content、TS Events

ダッシュボードには、次の種類の情報が表示されます。

  • アクティビティ別のディスク領域使用量: 古いコンテンツとアクティブとみなされるコンテンツ (古さのしきい値を下回る時間枠でアクセスされたコンテンツ) によって使用される領域の量。

  • アイテムによって使用されている領域: サイト上のコンテンツによって使用されている領域の量。x 軸はコンテンツが最後に閲覧されてからの経過日数を示し、y 軸はサイズを示します。

  • 古いコンテンツや未使用のコンテンツによって使用されている領域: 古いコンテンツや未使用のコンテンツによって使用されている領域の合計量。この情報を使用すると、最も古いコンテンツや、最も領域を使用しているコンテンツを確認できます。

このダッシュボードで実行可能な内容:

  • 非アクティブしきい値を使用すると、コンテンツが古いとみなされるまでの未使用の期間を確認できます。この値を変更すると、しきい値を満たさないコンテンツ アイテムをフィルタリングできます。

  • プロジェクト名セレクターを使用すると、コンテンツをプロジェクトごとにフィルタリングできます。このフィルターは、管理者インサイト スターターのすべてのシートに影響します。

  • クリーンなサイトを維持するには、使用されなくなったコンテンツを削除します。不明な場合は、削除する前に、アイテムを選択してコンテンツ所有者にメールを送信します。

フォーカス: コンテンツのオーナーシップとディスク容量
接続先: Site Content、TS Events

ダッシュボードには、次の種類の情報が表示されます。

  • サイト容量: サイトの総容量に対する領域使用量。

  • プロジェクトごとの領域使用量: 最上位プロジェクト別の領域使用量。プロジェクトを選択すると、他のワークシートがフィルタリングされ、コンテンツ アイテム、サイズ、オーナーシップの詳細が表示されます。

  • アイテムごとの領域使用量: ワークブック、データ ソース、フロー、仮想接続などのコンテンツ アイテム別の領域使用量。

  • ユーザーごとの領域使用量: コンテンツ所有者が使用している領域の量を確認し、割り当てられた領域を超えているグループまたはユーザーがいるかどうかを特定します。

このダッシュボードで実行可能な内容: 

  • プロジェクト名セレクターを使用すると、コンテンツをプロジェクトごとにフィルタリングできます。このフィルターは、管理者インサイト スターターのすべてのシートに影響します。

  • アイテムまたはユーザーを選択してメールを送信し、コンテンツがどのように使用されているかを明確にします。

データ ソースを確認する

または、管理者インサイトのデータに直接接続することができます。各フィールド (ディメンションとメジャーの両方) にカーソルを合わせて自分のデータを確認し、キャプチャされているデータの説明を読みます。

TS イベントは、主要な監査データ ソースとして機能します。TS イベントには、サインイン、パブリッシュ、アクセスされたビューなど、サイトで発生するさまざまなイベントに関するデータが含まれます。

例: 一番人気のあるビューはどれか?

  1. 管理者インサイト データ ソースへの接続 に記載されている手順のいずれかを使用して、TS イベント データ ソースに接続します。

  2. [データ] ペインから [アイテム名][行] シェルフに、[イベント数][列] シェルフにドラッグします。

  3. [データ] ペインから [アイテム タイプ][フィルター] シェルフにドラッグし、[ビュー] チェックボックスをオンにします。

このデータ ソースをさらに活用する: Tableau Prep を使用すると、次のフィールドで管理者インサイトのデータ ソースを結合して、サイトの視認性を高めることができます。複数の Tableau Cloud サイトからデータを分析している場合は、「サイト LUID = サイト LUID」でも結合する必要があります。

  • 「アクター ユーザー ID = ユーザー ID」で TS イベントを TS ユーザーに結合します

  • 「アイテム ID = アイテム ID」および「アイテム タイプ = アイテム タイプ」で TS イベントをサイト コンテンツに結合します

詳細については、Tableau Prep ヘルプの「データの集計、結合、ユニオン」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

TS Users には、残っているライセンス、サイト ロール、ユーザーが所有しているワークブックなど、ユーザーに関するデータが含まれます。このデータ ソース には、Tableau Desktop、Tableau Prep、Web 作成、サイト ロール固有の機能の製品アクティブ化と使用データに関連する情報も含まれます。

2024 年 2 月以降、TS ユーザーにはサイトの Tableau Pulse 情報が含まれています。ユーザーが所有するメトリクスの数を追跡するために、新しい [Pulse メトリクス] フィールドが [ユーザー コンテンツ] フォルダーに追加されました。

例: 使用中のライセンス数は?

  1. 管理者インサイト データ ソースへの接続 に記載されている手順のいずれかを使用して、TS ユーザー データ ソースに接続します。

  2. [データ] ペインから [メジャー ネーム][行] シェルフに、[メジャー バリュー][列] シェルフにドラッグします。

  3. [行] シェルフの [メジャー名] フィールドを右クリックして、[フィルターの表示] を選択します。

  4. [メジャー ネーム] フィルターのドロップダウン メニューをクリックし、[カスタマイズ][適用ボタンを表示] の順に選択します。

  5. フィルターで、[許可されている合計ライセンス数] および [使用中の合計ライセンス数] のチェック ボックスを選択し、[適用] をクリックします。

このデータ ソースをさらに活用する: Tableau Prep を使用すると、次のフィールドで管理者インサイトのデータ ソースを結合して、サイトの視認性を高めることができます。複数の Tableau Cloud サイトからデータを分析している場合は、「サイト LUID = サイト LUID」でも結合する必要があります。

  • 「ユーザー LUID = ユーザー LUID」で TS ユーザーをグループに結合します

  • 「ユーザー ID = アクター ユーザー ID」で TS ユーザーを TS イベントに結合します

  • 「ユーザーの電子メール = 所有者の電子メール」または「ユーザーの電子メール = アイテムの親プロジェクトの所有者の電子メール」で TS ユーザーをサイト コンテンツに結合します

詳細については、Tableau Prep ヘルプの「データの集計、結合、ユニオン」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

グループは、ユーザーがグループのメンバーであることを識別します。グループとユーザーをペアリングする一意の組み合わせごとに 1 行のデータがあります。メンバーがいないグループ、およびグループに属していないユーザーを含む行のデータは、空値が「NULL」として表示されます。

例: あるグループに所属するユーザーは誰か?

  1. 管理者インサイト データ ソースへの接続 に記載されている手順のいずれかを使用して、グループ データ ソースに接続します。

  2. [データ] ペインから [グループ名][行] シェルフにドラッグします。

  3. (オプション) ビューで、調べたいグループを選択し、[保持のみ] を選択します。

  4. [データ] ペインから、[ユーザー メール][行] シェルフにドラッグして、[グループ名] フィールドの右側に配置します。

このデータ ソースをさらに活用する: Tableau Prep を使用すると、次のフィールドで管理者インサイトのデータ ソースを結合して、サイトの視認性を高めることができます。複数の Tableau Cloud サイトからデータを分析している場合は、「サイト LUID = サイト LUID」でも結合する必要があります。

  • 「ユーザー LUID = ユーザー LUID」でグループを TS ユーザーに結合します

詳細については、Tableau Prep ヘルプの「データの集計、結合、ユニオン(新しいウィンドウでリンクが開く)」を参照してください。

サイト コンテンツは、サイト上のプロジェクト、データ ソース、フロー、ワークブック、ビューなどに関する基本的な管理情報を提供します。コンテンツ アイテムに関して提供されるデータは、そのアイテム タイプに一意である場合があります。一意のフィールドを持つアイテム タイプは、そのアイテム タイプに対応するタイトルのフォルダーにあります。

2024 年 2 月以降、サイト コンテンツのデータ ソースにはサイトの Tableau Pulse 情報が含まれています。ビューの作成時、Tableau Pulse 専用のフィールドは [メトリクス] フォルダ―内にあります。

注: サイト コンテンツのデータ ソースに接続するユーザーには、各アイテムに設定されている権限に関係なく、サイト上のすべてのコンテンツ アイテムに関するデータが表示されます。管理者以外のユーザーに配布する場合は、このことに注意する必要があります。

例: サイトで公開されているデータ ソースの何パーセントが認定されているか?

  1. 管理者インサイト データ ソースへの接続 に記載されている手順のいずれかを使用して、サイト コンテンツ データ ソースに接続します。

  2. [データ] ペインから [移行済みデータ (カウント)][列] シェルフにドラッグします。

  3. [データ] ペインから [データ ソースのコンテンツ タイプ][フィルター] シェルフにドラッグし、[すべて] のチェックボックスを解除してから、[パブリッシュ済み] のチェックボックスを選択します。

  4. [データ] ペインから [認定済みデータ ソース][マーク] カードの [色] にドラッグします。

  5. [列] シェルフの [CNT (移行済みデータ)] フィールドを右クリックし、[クイックテーブル計算][合計に対する割合] の順に選択します。

このデータ ソースをさらに活用する: Tableau Prep を使用すると、次のフィールドで管理者インサイトのデータ ソースを結合して、サイトの視認性を高めることができます。複数の Tableau Cloud サイトからデータを分析している場合は、「サイト LUID = サイト LUID」でも結合する必要があります。

  • 「アイテム ID = アイテム ID」および「アイテム タイプ = アイテム タイプ」でサイト コンテンツを TS イベントに結合します

  • 「所有者の電子メール = ユーザーの電子メール」または「所有者の電子メール = アイテムの親プロジェクトの所有者の電子メール」でサイト コンテンツを TS イベントに結合します

詳細については、Tableau Prep ヘルプの「データの集計、結合、ユニオン」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

Viz の読み込み時間には、コンテンツ作成者がビューを読み込むときにユーザー エクスペリエンスをより深く理解できるように、サイトでのビューの読み込み時間に関する情報が含まれています。

例: 読み込みに最も時間がかかるビューはどれですか?

  1. 管理者インサイト データ ソースへの接続 に記載されている手順のいずれかを使用して、Viz の読み込み時間のデータ ソースに接続します。

  2. [データ] ペインから [アイテム名][行] シェルフに、[所要時間][列] シェルフにドラッグします。

  3. [データ] ペインから [ステータス コードのタイプ][フィルター] シェルフにドラッグし、[成功] チェックボックスをオンにします。

  4. [列] シェルフで [ディメンション] を右クリックし、[メジャー (カウント)][中央値] の順に選択します。

このデータ ソースをさらに活用する: Tableau Prep を使用すると、次のフィールドで管理者インサイトのデータ ソースを結合して、サイトの視認性を高めることができます。複数の Tableau Cloud サイトからデータを分析している場合は、「サイト LUID = サイト LUID」でも結合する必要があります。

  • “アイテム リポジトリ URL = アイテム リポジトリ URL” で、TS Events とサイト コンテンツに Viz の読み込み時間を結合する

  • “アイテム タイプ = アイテム タイプ” で、TS Events とサイト コンテンツに Viz の読み込み時間を結合する

詳細については、Tableau Prep ヘルプの「データの集計、結合、ユニオン(新しいウィンドウでリンクが開く)」を参照してください。

ジョブ パフォーマンスには、サイトのバックグラウンド ジョブ (抽出更新やフロー実行など) に関するイベントおよびランタイム情報が含まれます。2023 年 5 月以降、Job Performance には、Bridge クライアント名、プール データ、更新の開始時刻と完了時刻を含む Tableau Bridge の更新データが含まれます。

例: サイトで抽出更新とフロー実行がいくつ発生するか?

  1. 管理者インサイト データ ソースへの接続」に記載されている手順のいずれかを使用して、ジョブ パフォーマンス データ ソースに接続します。

  2. [データ] ペインから [アイテム名][アイテム タイプ][所有者のメール][ジョブ タイプ][行] シェルフにドラッグします。

  3. [行] シェルフで [アイテム名] を右クリックして、[並べ替え] を選択します。

  4. [並べ替え] ダイアログで、[並べ替え][フィールド][フィールド名][ジョブ ID] を選択します。ダイアログを閉じます。

  5. [データ] ペインから [開始日 (ローカル)][列] シェルフにドラッグします。

  6. [列] シェルフで [開始日 (ローカル)] を右クリックし、[正確な日付] を選択します。これにより、ディメンションがメジャーに変換されます。

  7. [データ] ペインから [ジョブ結果][実行期間 (日数)] をそれぞれ [マーク] カードの [色] と [サイズ] にドラッグします。

例: ジョブがキューに入れられる平均期間はどれくらいか?

  1. 管理者インサイト データ ソースへの接続」に記載されている手順のいずれかを使用して、ジョブ パフォーマンス データ ソースに接続します。

  2. [データ] ペインから [開始日][列] シェルフに、[開始日 (ローカル)][行] シェルフにドラッグします。

  3. [列] シェルフで [開始日] フィールドを右クリックし、2 番目の値セット (つまり、2022 年 5 月 11 日) から [日] を選択します。これにより、フィールドがメジャーに変換されます。

  4. [行] シェルフで [開始日 (ローカル)] を右クリックし、最初の値セット (つまり、9) から [その他][時間] の順に選択します。

  5. [マーク] カードで、[形状] ドロップダウン メニューから [四角] を選択します。
  6. [データ] ペインから [ジョブがキューに入れられる期間][マーク] カードの [色] にドラッグします。フィールドを右クリックし、[メジャー] > [平均] を選択します。

  7. [データ] ペインから [ジョブ ID][マーク] カードの [サイズ] にドラッグします。フィールドを右クリックし、[メジャー] > [カウント (個別)] を選択します。

このデータ ソースをさらに活用する: Tableau Prep を使用すると、次のフィールドで管理者インサイトのデータ ソースを結合して、サイトの視認性を高めることができます。複数の Tableau Cloud サイトからデータを分析している場合は、「サイト LUID = サイト LUID」でも結合する必要があります。

  • 「アイテム ID = アイテム ID」でジョブ パフォーマンスをサイト コンテンツに結合する

詳細については、Tableau Prep ヘルプの「データの集計、結合、ユニオン(新しいウィンドウでリンクが開く)」を参照してください。

パーミッションには、サイト上のすべてのユーザーとコンテンツに対する有効な権限が含まれています。管理者は、データ ソースを使用して、パーミッションのセキュリティのギャップを特定し、適切なユーザーだけがコンテンツ アイテムにアクセスできるようにすることができます。

注: サイト ロールによって、ユーザーが持つことのできる最大限のパーミッションが決定されます。たとえば、Viewer は、ユーザーまたはグループのルールで許可されていたとしても、Web 編集を行うことはできません。パーミッションの評価順序に基づき、ユーザーはデータ ソースに記載されているものとは異なる機能を持つ場合があります。詳細については、「有効なパーミッション」を参照してください。

例: どのユーザーとグループがコンテンツにアクセスできるか?

  1. 管理者インサイト データ ソースへの接続」に記載されている手順のいずれかを使用して、パーミッション データ ソースに接続します。

  2. [データ] ペインから [アイテム タイプ][アイテム名][アイテムの親プロジェクト名][パーミッションの制御プロジェクト名][行] シェルフにドラッグします。これにより、サイトのコンテンツの階層ビューが作成され、パーミッションがプロジェクト レベルで設定されているか、または、個々のコンテンツごとに設定されているかなど、パーミッションがどのように決定されているかが表示されます。

  3. [データ] ペインから [被付与者名][被付与者タイプ][行] シェルフにドラッグします。これらのディメンションを追加すると、コンテンツにアクセスできるユーザーとグループが表示されます。

  4. [データ] ペインから [機能タイプ][行] シェルフにドラッグします。ユーザーとグループの機能が表示されます。

このデータ ソースをさらに活用する: Tableau Prep を使用すると、次のフィールドで管理者インサイトのデータ ソースを結合して、サイトの視認性を高めることができます。複数の Tableau Cloud サイトからデータを分析している場合は、「サイト LUID = サイト LUID」でも結合する必要があります。

サイトに 1000 人を超えるユーザーがいる場合や、個々のコンテンツ アセットで複数の大規模グループにパーミッションを割り当てている場合、パーミッションを他の管理者インサイトのデータ ソースと結合すると、データセットが大きくなる可能性があります。大規模なグループには数百人のメンバーが含まれます。

  • "アイテム LUID = アイテム LUID" のパーミッションにサイト コンテンツを結合する (左結合)

  • "ユーザー LUID = ユーザー LUID" の TS ユーザーにパーミッションを結合する

  • "被付与者 LUID = グループ LUID" のグループにパーミッションを結合する (右結合)

ヒント: 分析を効率化するには、[すべてのユーザー] のグループ ルールを削除するか、ルールを編集してパーミッションを削除します。

詳細については、Tableau Prep ヘルプの「データの集計、結合、ユニオン(新しいウィンドウでリンクが開く)」を参照してください。

サブスクリプション データ ソースは、作成者と受信者の名前、コンテンツ アイテム、ジョブ ステータス、スケジュールなどを含む、サイト上のサブスクリプションに関する包括的な詳細を提供します。管理者はこのデータを使用して、サブスクリプションを通じてコンテンツにアクセスするユーザーの閲覧エクスペリエンスを向上させることができます。

2024 年 2 月以降、サブスクリプションのデータ ソースにはサイトの Tableau Pulse 情報が含まれます。「サブスクライバー グループ名」と「サブスクライバー グループ LUID」フィールドがユーザー フォルダーに含まれるようになりました。ユーザーがグル―プのメンバーとしてあるメトリクスをフォローしている場合、これらのフィールドにグループ名と LUID が表示されます。

例: 最も人気のある Pulse メトリクスは何か?

次のステップに従って、最も人気のある Tableau Pulse メトリクスを表示するビューを作成します。

  1. 管理者インサイト データ ソースへの接続」に記載されている手順のいずれかを使用して、サブスクリプション データ ソースに接続します。

  2. [データ] ペインから [アイテム タイプ] を [フィルター] シェルフにドラッグし、[メトリクス] チェックボックスをオンにします。

  3. [Item LUID (アイテム LUID)][Item Name (アイテム名)] を [行] シェルフにドラッグします。

  4. [CNT (サブスクライバー ユーザー LUID)] を [列] シェルフにドラッグします。

  5. ツールバーから [Sort Descending (降順に並べ替える)] ボタンを選択して、X 軸を並べ替えます。

    注: Viz にはサブスクライブしているユーザーが個別に表示されます。サブスクライブしているユーザーをグループ別に表示するには、「サブスクライバー グループ名」と「サブスクライバー グループ LUID」フィールドを使用します。

  6. メニューから [分析][計算フィールドの作成] の順にクリックします。

    1. 名前:

      Is Group Follow
    2. 計算:

      NOT ISNULL(Subscriber Group LUID)
  7. [データ] ペインで [グループ フォロー] を [マーク] カードの [色] にドラッグします。

  8. [サブスクライバー グループ名] を [マーク] カードの [詳細] にドラッグします。

    Tip: ユーザーが追加したメトリクスでなはく、ユーザーがフォローしているメトリクスを把握すると、実際に人気を集めているメトリクスを把握することができます。

  9. メニューから [分析][計算フィールドの作成] の順にクリックします。

    1. 名前:

      User Self-Followed
    2. 計算:

      NOT [Is Group Follow] AND [Created By User Email] <> [Subscriber Email]
  10. [データ] ペインで [User Self-Followed] を [マーク] カードの [色] にドラッグします。

例: ユーザーはどれくらいの頻度でサブスクリプションを受け取るか?

次のステップに従って、ユーザーがサブスクリプションを受信する頻度を表示するビューを作成します。

  1. 管理者インサイト データ ソースへの接続に記載されている手順のいずれかを使用して、サブスクリプションと TS イベント データ ソースに接続します。

  2. [データ][ブレンド関係の編集] の順に選択します。

  3. [ブレンド関係] ダイアログで、プライマリ データ ソースを [サブスクリプション] に設定し、[カスタム] ラジオ ボタンを選択します。

  4. [追加] をクリックします。

  5. [フィールド マッピングの追加または編集] ダイアログで、[サブスクライバーのメール][アクター ユーザー名] にマッピングし、[OK] をクリックします。

  6. [OK] をクリックして [ブレンド関係] ダイアログを終了します。

  7. [データ] ペインから [サブスクライバー メール][件名] に、[最終送信日 (ローカル)] を [行] シェルフにドラッグします。

  8. [データ] ペインから [イベント数] を [列] シェルフにドラッグします。

  9. [アイテム LUID][アイテム タイプ][アクター ユーザー名][データ] ペインのリンク フィールドであることを確認します。壊れたリンクがある場合は、フィールド名の横にあるアイコンをクリックして、2 つのデータ ソースをリンクします。

  10. [データ] ペインから [サブスクリプション ステータス][マーク] カードの [色] にドラッグします。

このデータ ソースをさらに活用する: Tableau Prep を使用すると、次のフィールドで管理者インサイトのデータ ソースを結合して、サイトの視認性を高めることができます。複数の Tableau Cloud サイトからデータを分析している場合は、「サイト LUID = サイト LUID」でも結合する必要があります。

  • 「サブスクライバー メール = アクターのユーザー名」で、サブスクリプションと TS イベントを結合します。

詳細については、Tableau Prep ヘルプの「データの集計、結合、ユニオン(新しいウィンドウでリンクが開く)」を参照してください。

トークンには、パーソナル アクセス トークン (PAT)、リフレッシュ トークン、OAuth トークンなど、サイト上のアクティブで期限切れになっていないユーザー トークンに関する情報が含まれています。サイト管理者は、データ ソースを通じてトークンの使用状況と有効期限を監視し、必要に応じて必須のトークンをローテーションできます。

データ ソースには次のトークンが含まれています。

  • OAuth データベース - OAuth 接続に使用されるアクセス トークンを管理します。トークンは、Tableau Cloud ユーザーが削除するか、データ プロバイダーが取り消すまで有効です。詳細については、OAuth 接続を参照してください。

  • OAuth クライアント - Tableau Desktop や Tableau Prep などの接続されたクライアントが使用するリフレッシュ トークンを管理します。詳細については、接続されているクライアントからサイトにアクセスを参照してください。

  • パーソナル アクセス トークン (PAT) - Tableau REST API で作成された自動スクリプトやタスクなど、Tableau Cloud へのサインインに使用される長期認証トークンを管理します。詳細については、個人用アクセス トークンを参照してください。

サイト管理者はいつでも、不要なトークンを持つユーザーのライセンスを解除することで、トークンをすぐに取り消すことができます。ただし、ユーザーがライセンスをもう一度取得するには、新しいトークンを作成する必要があります。特定の種類のトークンを削除または取り消す手順については、前のセクションのリンクに従ってください。

例: OAuth データベース トークンが最後に更新されたのはいつですか?

次の例では、組織内のトークンローテーションのコンプライアンスを測定します。

  1. 管理者インサイト データ ソースへの接続に記載されている手順のいずれかを使用して、トークン データ ソースに接続します。

  2. [データ] ペインから [トークン タイプ] を [フィルター] シェルフにドラッグします。[OAuth データベース] チェックボックスを選択し、[OK] をクリックします。

  3. [データベース タイプ][データベース ユーザー名][最終更新日][行] シェルフにドラッグします。

  4. [行] シェルフで [最終更新日] を右クリックし、コンテキスト メニューから [正確な日付] を選択します。フィールドを連続フィールドから離散フィールドに変更します。

  5. メニューから [分析][計算フィールドの作成] の順にクリックします。

    1. 名前: 最終更新日からの日数

    2. 計算:

      ROUND(TODAY()-[Last Updated])
  6. [OK] をクリックします。

  7. [データ] ペインから、[最終更新日からの日数] を [行] シェルフにドラッグします。フィールドを連続フィールドから離散フィールドに変更します。

例: 埋め込み OAuth データベース トークンの有効期限はいつですか?

ビューの読み込みエラーや抽出更新の失敗などのトラブルを防止するには、埋め込み OAuth データベース トークンの有効期限を監視することが重要です。次の例は、有効期限が近づいているトークンを特定し、ユーザーが認証資格情報をプロアクティブに更新できるようにする方法を示しています。

注: Tableau は、OAuth データベース トークンの有効期限を保存しません。この情報を入手するには、データベース管理者に問い合わせて、各データベース タイプの有効期限の詳細を確認してください。

  1. 管理者インサイト データ ソースへの接続」に記載されている手順のいずれかを使用して、トークン データ ソースに接続します。

  2. [データ] ペインから [トークン タイプ] を [フィルター] シェルフにドラッグします。[OAuth データベース] チェックボックスを選択し、[OK] をクリックします。

  3. [Database Type (データベース のタイプ)][Owner Email (所有者のメール)] を [行] シェルフにドラッグします。

  4. メニューから [分析][計算フィールドの作成] の順にクリックします。この例では、有効期限が 90 日後の Snowflake データベースを使用します。

    1. 名前: Expires At (all tokens)

    2. 計算:

      IF [Token Type] = 'OAuth Database'
      THEN
      IF [Database Type] = 'snowflake'
      THEN DATEADD('day', 90, [Last Updated])
      // add conditions for other database types here //
      ELSE NULL
      END
      ELSE [Expires At]
      END
  5. メニューから [分析][計算フィールドの作成] の順にクリックします。

    1. 名前: Days Until Expiration

    2. 計算:

      DATEDIFF('day', TODAY(), [Expires At (all tokens)])
  6. [Days Until Expiration (有効期限までの日数)] を [行] シェルフにドラッグします。フィールドを連続フィールドから離散フィールドに変更します。

  7. [Days Until Expiration (有効期限までの日数)] を [フィルター] シェルフにドラッグします。[すべての値] を選択し、最大値を 14 に設定します。これにより、14 日後に期限切れになるトークン、またはすでに期限切れになっているトークンがフィルターされます。必要に応じて調整します。

  8. 結果の値を使用して、トークンの有効期限が近づいているユーザーに連絡します。

例: サイト上で PAT を所有しているのはどのユーザーですか?

次の例では、サイト上の PAT を所有するユーザーの名前とサイト ロールが表示されます。フィルターを調整すると、その他のトークン タイプを表示できます。

  1. 管理者インサイト データ ソースへの接続 に記載されている手順のいずれかを使用して、トークンと TS ユーザー データ ソースに接続します。

  2. [データ][ブレンド関係の編集] の順に選択します。

  3. [ブレンド関係] ダイアログで、プライマリ データ ソースを [トークン] に設定し、[カスタム] ラジオ ボタンを選択します。

  4. [追加] をクリックします。

  5. [フィールド マッピングの追加または編集] ダイアログで、[所有者のメール][ユーザーのメール] にマッピングし、[OK]OK の順にクリックします。

  6. [データ] ペインから [トークン タイプ] を [フィルター] シェルフにドラッグします。[PAT] チェックボックスを選択し、[OK] をクリックします。

  7. [データ] ペインから [ユーザー名][ユーザー サイト ロール][有効期限][最終使用日][行] シェルフにドラッグします。

  8. [データ] ペインのリンク フィールドが [ユーザーのメール] であることを確認します。壊れたリンクがある場合は、フィールド名の横にあるアイコンをクリックして、2 つのデータ ソースをリンクします。
  9. [行] シェルフで [有効期限] を右クリックし、コンテキスト メニューから [正確な日付] を選択します。フィールドを連続フィールドから離散フィールドに変更します。

  10. [最終使用日] に対して手順 7 を繰り返します。

このデータ ソースをさらに活用する: Tableau Prep を使用すると、次のフィールドで管理者インサイトのデータ ソースを結合して、サイトの視認性を高めることができます。複数の Tableau Cloud サイトからデータを分析している場合は、「サイト LUID = サイト LUID」でも結合する必要があります。

  • トークン所有者のサイト ロールを確認するには、「所有者のメール」=「ユーザーのメール」でトークンを TS ユーザーに結合します。

  • トークン所有者のグループ メンバーシップを確認するには、「所有者のメール」=「ユーザーのメール」でトークンをグループに結合します。

詳細については、Tableau Prep ヘルプの「データの集計、結合、ユニオン(新しいウィンドウでリンクが開く)」を参照してください。

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