TS イベントのデータ ソース

TS イベントは、主要な監査データ ソースとして機能します。サインイン、パブリッシュ、ビューへのアクセスなど、サイトで発生するさまざまなイベントに関するデータが含まれます。

カスタム ビューを作成する

サイト管理者または管理者インサイト プロジェクトへのアクセス権を付与されているユーザーは、Web 作成を使用して、または Tableau Desktop 経由で Tableau Cloud から管理者インサイトのデータ ソースに直接アクセスして、カスタム ビューを作成することができます。管理者インサイトのデータ ソースへの接続の詳細については、管理者インサイトを使用したカスタム ビューの作成を参照してください。

例: 一番人気のあるビューはどれか?

次のステップに従って、サイトで最も人気のあるビューが表示されるビューを作成します。

  1. TS イベントのデータ ソースに接続します。

  2. [データ] ペインから [アイテム名][行] シェルフに、[イベント数][列] シェルフにドラッグします。

  3. [データ] ペインから [アイテム タイプ][フィルター] シェルフにドラッグし、[ビュー] チェックボックスをオンにします。

データをさらに活用する

Tableau Prep を使用すると、次のフィールドで TS イベントを他の管理者インサイト データ ソースと結合して、サイトの可視性を高めることができます。複数の Tableau Cloud サイトからデータを分析している場合は、「サイト LUID = サイト LUID」でも結合する必要があります。

  • 「アクター ユーザー ID = ユーザー ID」で TS イベントを TS ユーザーに結合します

  • 「アイテム ID = アイテム ID」および「アイテム タイプ = アイテム タイプ」で TS イベントをサイト コンテンツに結合します

詳細については、Tableau Prep ヘルプの「データの集計、結合、ユニオン(新しいウィンドウでリンクが開く)」を参照してください。

データ スキーマ

次の表には、TS イベントのデータ ソースに含まれるフィールドがリストされています。各データ行は、Tableau Cloud サイトで発生する単一のイベントと相関します。

フォルダーフィールド名タイプ説明
Who ActedActor License Role文字列イベントを開始したユーザーのライセンス ロール。Creator、Explorer、Viewer のいずれかです。
Actor Site Role文字列イベントを開始したユーザーのサイト ロール
Actor User Id数値イベントを開始したユーザーのユーザー ID。
Actor User Name文字列イベントを開始したユーザーのメール アドレス
Target User Id数値イベントのターゲットとなったユーザーのユーザー ID。
What Was Acted UponHistorical Item Name文字列イベントが実行された時点でイベントの実行対象となったデータ ソースまたはワークブックの名前。
Historical Item Repository Url文字列

イベントの実行対象となったデータ ソース、ワークブック、またはビューへの一意の URL 形式のパス。

この値は、イベントが実行された期間のアイテムの履歴パスを保持します。

Historical Project Name文字列イベントが発生したプロジェクトの名前。イベント実行時に命名されたものです。
Item Id数値イベントの実行対象となったデータ ソース、ワークブック、またはビューの ID。
Item LUID文字列イベントの実行対象となったデータ ソース、ワークブック、またはビューの LUID。
Item Type文字列イベントがコンテンツに対して実行された場合、値はデータ ソース、ワークブック、またはビューになります。イベントがコンテンツに対して実行されなかった場合、アイテム タイプは NULL になります。
Item Name文字列

サブスクリプションに含まれるアイテムの表示名。

イベントの実行対象となったデータ ソースまたはワークブックの現在の名前。

Item Owner Email文字列

アイテム所有者のメール アドレス。

イベントの実行対象となったビュー、データ ソース、またはワークブックを現在所有しているユーザーのメール アドレス。

Item Owner Id数値イベントの実行対象となったビュー、データ ソース、またはワークブックを現在所有しているユーザーの ID。
Item Repository Url文字列

イベントの実行対象となったデータ ソース、ワークブック、またはビューへの一意の URL 形式のパス。

この値は、アイテムが利用可能な現在のパスを表します。上記の 3 つのアイテムのいずれかに対してイベントが実行されなかった場合、またはアイテムが削除された場合、値は NULL になります。

Project Name文字列イベントが発生したプロジェクトの現在の名前 (コンテンツに対してイベントが実行された場合)。
Site Luid文字列イベントが発生したサイトの LUID
Site Name文字列イベントが発生したサイトの名前
Workbook Name文字列イベントが実行された時点でイベントの実行対象となったワークブックの名前。
What Action Was TakenEvent Date日付/時刻当該のイベントが発生した日時 (UTC)。
イベント日 (ローカル)日付/時刻

当該のイベントが発生した日時。設定したタイムゾーン パラメーターによって調整されます。

注: 古いデータの場合、タイムゾーンで夏時間が使用されていると、このような単純な調整では不正確になります。

Event Id数値イベントの一意の識別子。
Event Name文字列発生した特定のイベントの名前。
Event Type文字列イベントは、作成、アクセス、更新、および削除などのアクション タイプにまとめてグループ化されます。
-Admin Insights Published At日付/時刻管理者インサイトのデータ ソースが最後にパブリッシュされた日時 (UTC)
Count of Distinct Actors計算フィールドユニーク アクター (イベントを開始したユーザー) のカウントを表すメジャー。
Number of Events計算フィールドイベントの合計数を表すメジャー
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