トラブルシューティング
このコンテンツは、Tableau Blueprint の一部です。Tableau Blueprint は、組織がデータの活用方法を拡大および改善して、影響力を強化できるよう支援する成熟したフレームワークです。使用を開始する前に、まず評価(新しいウィンドウでリンクが開く)を受けてください。
Tableau Server
トラブルシューティングを行い (Windows | Linux)、サーバープロセスを詳しく分析するには、Tableau Server ログを用います。サポートケースを作成しなければならない場合は、ログファイルを送信する必要があります。Tableau サポートはログファイルを使って問題を診断します。ログファイルのスナップショットを作成して Tableau サポート宛てにアップロードする際は、所定の手順に従ってください (Windows | Linux)。
2019.3 以降、Tableau Advanced Management の一部としてライセンスされる Resource Monitoring Tool を利用すると、全機能の Web ユーザーインターフェイスで Tableau Server の健全性を総合的に調べることができます。Resource Monitoring Tool Agent は Tableau クラスターの各ノード上で実行されてハードウェアの使用状況、パフォーマンス、アクティビティを監視し、それを照合するのは Resource Monitoring Tool Master Server です。これには、ほぼリアルタイムの Tableau のログファイルが含まれており、処理とレポート、特定のユーザーに対する低速ビューの記録、セッションレベルまでのトレースに関するメッセージをマスターサーバーに送信します。
他にも、無料のオープンソースツールの Logshark (英語) が利用できます。このコマンドラインユーティリティを Tableau Server ログに対して実行すると、システムのパフォーマンス、コンテンツの使用状況、エラー状態に関するインサイトを得られる、一連のワークブックが生成されます。Tableau の問題の視覚化、調査、解決に Logshark を活用してください。Logshark の一般的な利用例として、次のものが挙げられます。
- ログに記録された問題をトラブルシューティングする
- ログデータのシステム指標を分析する
- 新しいビルドを利用する場合やシステムに変更を加える場合に、Tableau Server アプリケーションの挙動を履歴データに対して定期的に検証する
ベストプラクティスによる推奨事項
Logshark (英語) は、作成される Tableau ログファイル (zip 形式) のセット全体を使用します。ログは、1 日分のみでも数日分でもかまいません。Logshark には、ログファイルのセットに対応する数多くのプラグインがあり、Tableau ワークブックがテンプレートから自動的に生成されます。
個々のログファイル (Windows | Linux) を表示する場合は、Tableau Log Viewer (英語) が使用できます。このクロスプラットフォームの無料オープンソースツールはシンプルなインターフェイスを持ち、カラム型のレイアウトで Tableau ログファイルを表示します。
Tableau Cloud
Tableau Cloud サイト管理者は、Tableau がインシデントを作成、更新、解決したときにメール、テキスト、Atom フィードまたは RSS フィードの通知を受け取れるようにするには、Salesforce Trust(新しいウィンドウでリンクが開く) の更新をサブスクライブする必要があります。問題が発生した場合は、まず Salesforce Trust(新しいウィンドウでリンクが開く) をチェックして、アクティブなインシデントがあるかどうかを確認します。それでも問題が解決されない場合は、サポートケースを作成する必要があります。