セットの作成

セットを使用すると、データのサブセットを比較し、それに関する質問が行えます。セットは、いくつかの条件に基づいてデータのサブセットを定義するカスタム フィールドです。

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セット アクションで使用することにより、セットをより動的でインタラクティブにすることができます。セット アクションを使用すると、オーディエンスは直接 Viz またはダッシュボードを操作し、分析の側面を制御することができます。ユーザーがビューでマークを選択する際、セット アクションによりセット内の値を変更することができます。

この記事では次を説明します

動的なセットの作成

動的なセットのメンバーは、参照元データの変更に応じて変更されます。動的なセットは 1 つのディメンションのみに基づきます。

動的なセットの作成

  1. [データ] ペインの [ディメンション] で、フィールドを右クリックして、[作成] > [セット]を選択します。

  2. [セットの作成] ダイアログ ボックスで、セットを構成します。次のタブを使用してセットを構成できます。

    • 全般: [全般] タブを使って、セットを計算するときに考慮する 1 つまたは複数の値を選択します。

      または、[すべて使用] オプションを選択すると、新しいメンバーが追加または削除された時にも常にすべてのメンバーを考慮できます。

    • 条件:[条件] タブを使用して、セットに含めるメンバーを決定するルールを定義します。

      たとえば、合計売上高が $100,000 を超える製品だけを含むように条件を指定できます。

      : セット条件は、フィルター条件と同じように機能します。詳細については、ビューからのデータのフィルターを参照してください。

    • 上位: [上位] タブを使用して、セットに含めるメンバーへの制限を定義します。

      たとえば、制限に、合計売上高の上位 5 つの製品だけを含むように指定できます。

      : セット制限は、フィルター制限と同じように機能します。詳細については、ビューからのデータのフィルターを参照してください。

  3. 完了後、[OK] をクリックします。

    新しいセットが [データ] ペインの一番下の [セット] セクションの下に追加されます。セット アイコンが、フィールドがセットであることを示します。

固定セットの作成

固定セットのメンバーは、変更されることはありません。固定セットは 1 つのディメンションまたは複数のディメンションに基づきます。

固定セットの作成

  1. 視覚化で、ビューから 1 つ以上のマーク (またはヘッダー) を選択します。

  2. マークを右クリックして、[セットの作成] を選択します。

  3. [セットの作成] ダイアログ ボックスに、セットの名前を入力します。

  4. 必要に応じて、次のいずれかを実行します。

    • 既定では、セットにはダイアログ ボックスに表示されているメンバーが含まれます。オプションを選択して、代わりにこれらのメンバーを除外することもできます。除外すると、セットには選択しなかったメンバーすべてが含まれます。

    • 列見出しをポイントした時に表示される赤い "x" アイコンをクリックして、考慮しないディメンションを削除します

    • セットに含めない特定の行を削除するには、赤い "x" アイコンをクリックします。このアイコンは、行にカーソルを移動すると表示されます。

    • 選択したマークが複数のディメンションを表す場合、セットの各メンバーはこれらのディメンションの組み合わせとなります。ディメンション値を区切る文字を指定できます。そのために、Separate members by (次の文字でメンバーを分割) に、任意の文字を入力します。

    • 作成した後、セットを [フィルター] シェルフに自動的に移動させるには、[フィルター シェルフに追加] を選択します。

  5. 完了後、[OK] をクリックします。

    新しいセットが [データ] ペインの一番下の [セット] セクションの下に追加されます。セットアイコンが、フィールドがセットであることを示します。

セットでのデータ ポイントの追加または削除

特定のデータ ポイントからセットを作成した場合、セットに別のデータを追加したり、セットからデータを引いたりすることができます。

セットでデータ ポイントを追加または削除するには:

  1. ビジュアライゼーションで、追加または削除するデータ ポイントを選択します。

  2. 表示されたツールチップで、[セット] ドロップダウン アイコンをクリックしてから、[[セット名] に追加] または [[セット名] から削除] をクリックし、特定のセットでデータを追加または削除します。

視覚化内のセットの使用

セットを作成すると、[セット] セクションの [データ] ペイン下部に表示されます。他のフィールドと同じように、Viz にセットをドラッグすることができます。

Tableau Desktop でセットを Viz にドラッグすると、セットのメンバーを表示するか、メンバーを In/Out カテゴリーで集計するかを選択できます。

Tableau Server または Tableau Online では、セットのメンバーは In/Out カテゴリーでのみ集計できます。

セットの In/Out メンバーの表示

ほとんどの場合、セットを Viz にドラッグすると、Tableauは In/Out モードを使ってセットを表示します。このモードはセットを 2 つのカテゴリーに分けます。

  • In - セットに含まれているメンバー。

  • Out - セットに含まれていないメンバー。

たとえば、上位 25 の顧客として定義されたセットでは、上位の顧客は In (入力) カテゴリーの一部で、他のすべての顧客は Out (出力) カテゴリーの一部となります。 

In/Out モードを使用すると、セットのメンバーと他のメンバーを比較することが容易になります。

視覚化の In/Out メンバーの表示

  • Tableau Desktop で、視覚化ワークスペースでセットを右クリックし、[セットの In/Out を表示] を選択します。

セットが In/Out モードの場合、シェルフのフィールドは "IN/OUT" から始まり、その後にセット名が続きます。

注: In/Out モードは以下のワークブックでは利用できません (バージョン 8.2 以前のバージョンで作成された Microsoft Excel やテキスト ファイル データ ソースを使用するワークブック、旧来の接続を使用するワークブック、または Microsoft Access データ ソースを使用するワークブック)。

セットのメンバーを表示

In/Out モードを使ってセットを表示する他の方法として、セットでメンバーをリストすることができます。セットにメンバーを表示することにより、セットのメンバーのみを含むビューにフィルターを自動的に追加します。

個別メンバーを表示するセットの切り替え

  • 視覚化ワークスペースで、セットを右クリックして [セットのメンバーを表示] を選択します。

:キューブの完全修飾メンバー名を表示するには、[データ] ペインでセットを右クリックして、[修飾メンバー名] を選択します。

ユーザーによる設定値の変更の許可

セット アクションを使用すると、オーディエンスはビジュアライゼーションの分析をさらに細かく制御できます。

セット アクションには既存セットがあり、そのセットに含まれる値は Viz でのユーザーのアクションに基づいて更新されます。作成者は作成済みのセットを使用し、セット アクションの範囲を定義することができます。

セット アクションの作成方法および使用方法の詳細については、セット アクションを参照してください。

セットの結合

メンバーを比較するために 2 つのセットを結合できます。セットを結合すると、両セットの全メンバー、両セットに存在するメンバー、1 つのセットだけに存在するメンバーを含む新しいセットを作成できます。

セットを結合することで、複雑な質問に答えてデータのコホートを比較することができます。たとえば、昨年と今年、2 年続けて製品を購入した顧客のパーセントを判断するには、各年の顧客を含む 2 つのセットを結合して、両セットに存在する顧客のみを返すことができます。

2 つのセットを結合するには、それらが同じディメンションを基にしている必要があります。つまり、上位の顧客を含むセットと昨年購入した顧客を含む別のセットを結合します。ただし、上位の顧客セットと上位の製品セットを結合することはできません。

セットの結合

  1. [データ] ペインの [セット] で、結合したい二つのセットを選択します。

  2. セットを右クリックして、[結合セットの作成] を選択します。

  3. [セットの作成] ダイアログ ボックスで、次を実行します。

    • 新しい結合セットの名前を入力します。

    • 結合する 2 つのセットは、2 つのドロップダウン メニューから選択するようにしてください。

    • セットを結合する方法については、次のいずれかのオプションを選択します。

      • 両方のセットのすべてのメンバー - 結合されたセットには、両方のセットのメンバーすべてが含まれます。

      • 両方のセットの共有メンバー - 結合されたセットには、両方のセットに存在するメンバーのみが含まれます。

      • 共有メンバーを除く - 結合されたセットには、2 つ目のセットに存在しない特定セットのメンバーすべてが含まれます。このオプションは、別のセットから 1 つのセットを引いたものに相当します。たとえば、1 つ目のセットにリンゴ、ミカン、梨が含まれ、2 つ目のセットに梨とナッツが含まれている場合、1 つ目のセットの結合部分には、共有メンバーを除くリンゴとミカンだけが含まれます。梨は 2 つ目のセットにも存在するため、結合から除かれます。

    • 必要に応じて、セットが複数のディメンションを示す場合、メンバーを分割する文字を指定します。

  4. 完了後、[OK] をクリックします。

注: この機能は以下のワークブックでは利用できません (バージョン 8.2 以前のバージョンで作成された Microsoft Excel やテキスト ファイル データ ソースを使用するワークブック、旧来の接続を使用するワークブック、または Microsoft Access データ ソースを使用するワークブック)。

セットの例

セットを使用することで複雑な質問に答えたりデータのコホートを比較できる多くの方法があります。セットを使用することで、データのサブセットを定義して比較するいくつかの例を以下に示します。

セットのメンバーは合計にどのように寄与していますか。

セットのメンバーがどのように合計に寄与するかに関し、さまざまな質問があるかもしれません。たとえば、合計売上高の何割がリピート顧客によるものであるかです。セットの IN/OUT モードを使用して、この類の質問に回答することができます。

次の例では、売上データを使用して、5,000 ドル以上の製品を購入した顧客のセットを作成します。

セットの作成

  1. [データ] ペインで [Customer Name] (顧客名) ディメンションを右クリック (Mac では Control を押しながらクリック) して、[作成] > [セット] を選択します。

  2. [セットの作成] ダイアログ ボックスに、セットの名前を入力します。この例では、セットを "Customers (顧客)" とします

  3. [すべて使用] オプションを選択し、新しい顧客が追加されたときにも、条件が常にすべての値に適用されるようにします。

  4. [条件] タブで、[フィールドごと] をクリックし、[販売][合計]5,000 より大きい顧客のみを含むように条件を定義します。

  5. [OK] をクリックします。

視覚化の作成

  1. [データ] ペインの下部にある [セット] エリアから新しいセットを [行] シェルフにドラッグします。

  2. [メジャー]から、"Sales (売上)"[列] シェルフにドラッグします。ビューには、5,000 ドルを超える製品を購入した顧客の合計売上高とその他すべての顧客の合計売上高が表示されます。

  3. 最後に、[列] シェルフの [Sum (Sales) (合計 (売上高))] フィールドでドロップダウン矢印をクリックし、コンテキスト メニューから [簡易表計算] > [合計に対する割合] を選択します。

ビューには、合計売上高の約 39 % を占める 5,000 以上の売り上げの顧客が表示されます。

別のセットには、どれほどのメンバーが存在するのでしょうか。

セットの別の一般的な用途は、データやコホートのサブセットを比較することです。たとえば、どれほどの顧客が去年も今年も購入したのかを考えるかもしれません。または、顧客が特定の製品を購入した場合、どのような製品も他に購入しているでしょうか。複数のセットを作成して結合することで、この類の質問に回答することができます。次の例では、売上データを使用し、どれほどの顧客が 2012 年と 2013 年に製品を購入したかを判断します。

結合セットの作成

  1. [Customer Name (顧客名)] フィールドを [行] シェルフにドラッグします。

  2. [Order Date (発注日)] フィールドを [フィルター] シェルフにドラッグします。

  3. [フィールドのフィルター] ダイアログ ボックスで、[年] を選択し、[次へ] をクリックします。

  4. [フィルター] ダイアログ ボックスで、[2012] を選択し、[OK] をクリックします。

  5. ビューに戻り、キーボードの CTRL + A (Mac では Command - A) を押し、すべての顧客を選択します。

  6. 選択項目を右クリック (Mac では Control を押しながらクリック) し、[セットの作成] を選択します。

  7. [セットの作成] ダイアログ ボックスに、セットの名前を入力します。この例では、セットを "Customers (2012) (顧客 (2012 年))" とします。

  8. [OK] をクリックします。

  9. [フィルター] シェルフで、[注文日] を右クリック (Mac では Control を押しながらクリック) し、[フィルターの編集] を選択します。

  10. [フィルター] ダイアログボックス内で、フィルターを変更して、[2012 年] ではなく [2013 年] のみを含めます。その後、[OK] をクリックします。

  11. 再び、キーボードで CTRL + A (Mac では Command - A) を押して、すべての顧客を選択します。

  12. ビュー内で、選択項目を右クリック (Mac では Control を押しながらクリック) し、[セットの作成] を選択します。

  13. [セットの作成] ダイアログ ボックスに、セットの名前を入力します。このセットを "Customers (2013) (顧客 (2013 年))" とします.

  14. [OK] をクリックします。

  15. [データ] ペイン内で、キーボードの Ctrl キー (Mac では Command キー) を押しながら [Customers 2012 (顧客 2012)][Customers 2013 (顧客 2013)] の両方を選択します。

  16. 選択項目を右クリック (Mac では Control を押しながらクリック) し、[結合セットの作成] を選択します。

  17. [セットの作成] ダイアログ ボックスに、新しいセットの名前を入力します。この例では、セットを "Customers (2012 & 2013) (顧客 (2012 および 2013 年))" とします.

  18. 正しい 2 つのセットがドロップダウン メニューで選択されていることを確認します。

  19. オプションを選択して、[両方のセットの共有メンバー] を含めます。

  20. [OK] をクリックします。

視覚化の作成

  1. ワークブックの下で、[新しいワークシート] アイコンをクリックします。

  2. 新しいワークシート内で、[行] シェルフに [Customer Name (顧客名)] ディメンションをドラッグします。

  3. [行] シェルフの "Customer Name (顧客名)" フィールドのドロップダウン矢印をクリックし、コンテキスト メニューで [メジャー] > [Count (Distinct) (カウント (個別))] を選択します。

  4. 最後に、[データ] ペインの [セット] エリアから [顧客 (2012 年と 2013 年)] フィールドを [フィルター] シェルフにドラッグします。437 人の顧客が 2012 年と 2013 年の両年で購入したことがわかります。

階層セットとその子孫

階層セットは、データを選択されたメンバーとそのすべての子孫にフィルターします。それらは多次元 (キューブ) データ ソースに一意で、Tableau Desktop に接続する前にデータ ソース内で定義されます。

Tableau 内でキューブ データ ソースからセットを作成すると、子孫と階層構造に選択したメンバーが自動的に内包されます。

たとえば、「Dairy (乳製品)」という名前のセットは、「Product (製品)」階層から作成されます。次に示すように、"Dairy (乳製品)" 製品区分のみが含まれます。

次のビューを考えてみましょう。"Product Department (製品部門)" ディメンションは [行] シェルフに、"Store Sales (店舗売上高)" メジャーは [列] シェルフに配置します。

"Dairy (乳製品)" セットを [フィルター] シェルフに配置すると、ビューがフィルターされて "Dairy (乳製品)" 製品カテゴリーのみが含まれることを確認できます。

次に示すように、"Product Department (製品区分)" にドリル ダウンすると "Product Category (製品カテゴリー)" レベル、"Product - Subcategory (製品 – サブカテゴリー)" レベル、および "Brand Name (商標名)" レベルを表示できます。これらの子孫が表示されると、行ヘッダーがビューに追加されます。これは、セットのフィルターにより、フィルターされたメンバーに含まれている詳細レベルを表示できるためです。

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