データの役割を使用したデータの検証

データの役割を使用して、フィールドの値が有効かどうかをすばやく特定します。Tableau Prep Builder は、選択可能な標準のデータの役割セットを提供します。または、データ セット内の一意のフィールド値を使用して独自の役割を作成できます。

データの役割を割り当てると Tableau Prep Builder でそのデータの役割に対して定義された標準値とフィールドの値が比較されます。一致しない値は、赤い感嘆符でマークされます。フィールドをフィルタリングして有効な値または無効な値のみを表示し、適切な対応を行って修正します。データの役割をフィールドに割り当てたら、[グループ化と置換] オプションを使用して無効な値をグループ化し、スペリングや読み方を基に有効な値と照合できます。

標準のデータの役割をデータに割り当てる

Tableau Prep Builder によって提供されるデータの役割を、データ型と同じ方法でフィールドに割り当てます。これによりデータの役割でデータ値が示す内容を特定し、Tableau Prep Builder が自動的に値を検証してその役割で有効でない値をハイライトすることができます。

たとえば、地理的データにフィールド値がある場合は、[City (市区町村)] のデータの役割を割り当てることができ、Tableau Prep Builder はフィールド内の値を既知の一連のドメイン値と比較することにより、一致しない値を特定します。

: 各フィールドは個別に分析されるため、国「米国」の都道府県/州「ワシントン」の市区町村値である「ポートランド」は有効な市区町村と都道府県/州の組み合わせでない可能性がありますが、これは有効な市区町村名のため、そのような方法では特定されません。

Tableau Prep Builder は以下のデータの役割を提供しています。

  • メール

  • URL

  • 地理的役割 (現在の地理的データに基づく、Tableau Desktop で使用されるのと同じデータ)

    • 空港
    • 市外局番 (米国)
    • コアベース統計地域/大都市統計地域
    • 市区町村
    • 下院議員選挙区 (米国)
    • 国/地域
    • 欧州地域統計分類単位
    • 都道府県/州
    • 郵便番号

ヒント: Tableau Prep Builder バージョン 2019.1.4 以降では、地理的役割をフィールドに割り当てると、そのデータの役割を使用して、データの役割で定義した標準値を使用した値とのマッチングやグループ化もできます。データの役割を使用した値のグループ化の詳細については、データのクリーニングと加工(Link opens in a new window)を参照してください。

フィールドにデータの役割を割り当てるには、次の手順を実行します。

  1. [プロファイル] ペイン、[結果] ペイン、またはデータ グリッドで、フィールドのデータ型をクリックします。

  2. フィールドのデータの役割を選択します。

    Tableau Prep Builder は、フィールドのデータ値をユーザーが選択するデータの役割の既知のドメイン値やパターン (メールまたは URL) と比較し、一致しない値を赤い感嘆符でマークします。

  3. フィールドのドロップダウン矢印をクリックし、[値を表示] セクションから、すべての値を表示するオプション、またはデータの役割の有効な値か有効でない値のみを表示するオプションを選択します。

  4. 有効でない値を修正するには、フィールドの [その他のオプション]メニューでクリーニング オプションを使用します。フィールド値のクリーニング方法の詳細については、クリーニング操作について(Link opens in a new window)を参照してください。

カスタム データの役割を作成する (バージョン 2019.3.1 以降)

データ セット内のフィールド値を使用して独自のカスタム データの役割を作成し、データをクリーニングするときにフィールド値の検証に使用できる標準の値セットを作成できます。使用するフィールドを選択し、必要に応じて任意のクリーニング操作を適用します。次に、フィールドを Tableau Online または Tableau Server にパブリッシュして、フロー内で使用したり自分のデータの役割を他のユーザーと共有したりします。

カスタムのデータの役割を作成する前に、次の点を確認してください。

  • データ セット内の単一のフィールドからカスタムのデータの役割を作成できます。フィールドの組み合わせからカスタムのデータの役割を作成する方法はサポートされていません。
  • カスタム データの役割は、[文字列] および [数値 (整数)] データ型に割り当てられたフィールドに対してのみ作成できます。
  • カスタムのデータの役割を作成すると、Tableau Prep Builder により、データの役割のパブリッシュに固有のフローに出力ステップが作成されます。
  • カスタムのデータの役割を同じフロー内の複数のサイトにパブリッシュすることはサポートされていません。フローをパブリッシュする場合は、パブリッシュされている場所と同じサイトまたはサーバーにカスタムのデータの役割をパブリッシュする必要があります。
  • カスタムのデータの役割は、パブリッシュするサイト、サーバー、およびプロジェクトに固有です。場所に対するパーミッションを持つすべてのユーザーがカスタムのデータの役割を使用できますが、この役割を選択または適用するには、サイトまたはサーバーにサインインする必要があります。カスタムのデータの役割では、[すべてのユーザー] グループに既定のパーミッションが、新規プロジェクトでは [なし] ではなく [すべてのユーザー] パーミッションに割り当てられます。
  • カスタムのデータの役割は、バージョンに固有ではありません。カスタムのデータの役割を適用すると、最新のバージョンが適用されます。
  • Tableau Server または Tableau Online にパブリッシュされると、サイト、サーバー、およびプロジェクトへのアクセス権を持つユーザーはその場所にあるすべてのデータの役割を表示できます。
    • 適切なパーミッションを持つユーザーは、データの役割に対するパーミッションを移動、削除、または編集できます。
    • 設定可能なパーミッションおよびカスタムのデータの役割に対して実行できるアクションは、フローで実行可能な内容と似ています。詳細については、フローの管理(Link opens in a new window)を参照してください。パーミッションの設定に関する詳細については、Tableau Server ヘルプの「パーミッションの機能」(Link opens in a new window)を参照してください。
  • データの役割を編集するには、Tableau Prep Builder で変更を行ってから、パブリッシュされたデータ ソースの編集で使用した名前と同じ名前でデータの役割を再パブリッシュし、上書きします。

カスタムのデータの役割を作成する

  1. [プロファイル] ペイン、データ グリッド、または [結果] ペインで使用するフィールドを選択して、カスタムのデータの役割を作成します。

  2. フィールドで [その他のオプション] をクリックし、[データの役割としてパブリッシュ] を選択します。

  3. データの役割をパブリッシュするサーバーとプロジェクトを選択します。

  4. [フローの実行] をクリックして、データの役割を作成します。パブリッシュ プロセスが正常に完了すると、Tableau Server または Tableau Online でデータの役割を表示できるようになります。Tableau Server または Tableau Online サイトの負荷に応じて、データの役割の処理に少し時間がかかることがあります。データの役割がすぐに使用できない場合は、しばらく待ってからもう一度選択し直してください。

カスタムのデータの役割を適用する

  1. [プロファイル] ペイン、[結果] ペイン、またはデータ グリッドで、カスタムのデータの役割を適用するフィールドのデータ型をクリックします。

  2. [カスタム] を選択し、フィールドに適用するデータの役割を選択します。

    重要: データの役割がパブリッシュされたサイトまたはサーバーにサインインしていることを確認してください。他の場所ではこのオプションが表示されません。

    Tableau Prep Builder は、フィールドのデータ値をユーザーが選択するデータの役割の既知のドメイン値と比較し、一致しない値を赤い感嘆符でマークします。

  3. フィールドのドロップダウン矢印をクリックし、[値を表示] セクションから、すべての値を表示するオプション、またはデータの役割の有効な値か有効でない値のみを表示するオプションを選択します。

  4. 有効でない値を修正するには、フィールドの [その他のオプション]メニューでクリーニング オプションを使用します。フィールド値のクリーニング方法の詳細については、クリーニング操作について(Link opens in a new window)を参照してください。

カスタムのデータの役割を表示および管理する

Tableau Server および Tableau Online でパブリッシュされたカスタムのデータの役割を表示および管理できます。サイトまたはサーバーにパブリッシュされたすべてのカスタムのデータの役割を表示できます。選択したデータの役割で [その他のアクション] をクリックして、別のプロジェクトに移動するか、パーミッションを変更するか、または削除します。

類似の値をデータの役割でグループ化する

: Tableau Prep Builder バージョン 2019.1.4 および 2019.2.1 では、このオプションに [データの役割の一致] というラベルが付いていました。

地理的なデータの役割をフィールドに割り当てると、そのデータの役割の値を使用して、スペリングや読み方に基づきデータ フィールドの値をグループ化およびマッチングし、標準化することができます。Tableau Prep Builder バージョン 2019.2.3 では、[スペル] または [読み方 + スペル] のいずれかを使用して、無効な値をグループ化し、有効な値に一致させることができます。

データの役割で定義された標準値は、これらのオプションで使用されます。標準値がデータ セットのサンプルにない場合、Tableau Prep Builder はこれを自動的に追加し、元のデータ セットにない値としてマークします。フィールドにデータの役割を割り当てる方法の詳細については、標準のデータの役割をデータに割り当てるを参照してください。

データの役割を使用して値をグループ化するには、以下の手順を完了します。

  1. [プロファイル] ペイン、[結果] ペイン、またはデータ グリッドで、フィールドのデータ型をクリックします。

  2. フィールドに対し、次のデータの役割の中から 1 つ選択します。

    • 空港
    • 市区町村
    • 国/地域
    • 都道府県/州

    Tableau Prep Builder バージョン 2019.3.2 では、カスタム データの役割から選択することもできます。

    標準のデータの役割 (バージョン 2019.1.4 以降) カスタム データの役割 (バージョン 2019.3.2 以降)

    Tableau Prep Builder は、フィールドのデータ値をユーザーが選択するデータの役割の既知のドメイン値と比較し、一致しない値を赤い感嘆符でマークします。

  3. [その他のオプション] をクリックし、[Group Values (値のグループ化)] (以前のバージョンでは [グループ化と置換]) を選択してから、次のオプションを 1 つ選択します。

    • スペル: 無効な値を、文字が追加、削除、または置換されて変わった限りなく近い有効な値に一致させます。
    • 読み方 + スペル: 無効な値を、スペルと読み方に基づいて最も類似する有効な値に一致させます。

      : Tableau Prep Builder バージョン 2019.1.4 または 2019.2.1 では、このオプションが [データの役割の一致] と呼ばれていました。

    また、フィールドの [推奨事項] アイコンをクリックして推奨事項を適用し、無効な値をグループ化して有効な値に置き換えることもできます。このオプションでは、[読み方 + スペル]および [グループ化と置換] オプションを使用します。

    Tableau Prep Builder は、スペルまたはスペルと読み方で値を比較してから、データの役割の標準値の中から類似の値をグループ化します。データ セットに標準値がない場合、値が追加され、赤いドットでマークされます。

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