インパクト分析での系統の使用

データの由来を把握することは、データを信頼する上で重要です。また、データを使用している他のユーザーを把握しておくと、環境内でデータに対する変更により受ける影響を分析できます。Tableau Catalog の系統機能は、これらの両方を実行できます。

系統には Data Management Add-on が必要です。2019.3 以降、Tableau Catalog は、Tableau Online と Tableau Server に対する Data Management Add-on で使用できます。お使いの環境で Tableau Catalog が有効になっている場合は、データ ソース、メトリクス、フロー、データベース、およびテーブルの系統にアクセスできます。Tableau Catalog の詳細については、Tableau Server(新しいウィンドウでリンクが開く) または Tableau Online(新しいウィンドウでリンクが開く) ヘルプの「Tableau Catalog について」を参照してください。

系統の移動

[系統] ペインへの移動方法は、作業中のアセットの種類によって異なります。

データ ソースやフローなどの Tableau コンテンツの系統を表示するには、[検索] からコンテンツ アセットに移動して開き、[系統] タブを選択します。

系統はコンテンツ ページの [系統] タブに表示されます

データベースやテーブルなどの外部アセットの系統を表示するには、[外部アセット] からリストのアセットに移動して選択します。たとえば、テーブルを選択すると、名前、タイプ、フル ネーム、説明、列、各列の詳細など、テーブルに関する情報が記載されたページが開きます。テーブルの情報の右側が [系統] ペインで、そのテーブルの系統が表示されています。

[系統] ペインがテーブルまたはデータ ベース ページの右側に表示されます

系統には、系統アンカー (選択したアセット) との関係における依存性を示します系統アンカーには、データベース、テーブル、ワークブック、パブリッシュ済みデータ ソース、フローを使用できます(最初の例では、アンカーは サンプル - スーパーストア データ ソースで、2 つ目の例では "TestResult (テスト結果)" テーブルです)。アンカーの下にあるアセットは、すべてアンカーに直接的または間接的に依存しており、アウトプットまたはダウンストリーム アセットと呼ばれます。アンカーの上にあるアセットは、アンカーが直接的または間接的に依存するアセットで、インプットまたはアップストリーム アセットと呼ばれます。

データ ソースのフィールドまたはテーブルの列を選択すると、系統がコミッション (変数) フィールドが表示されるようにフィルターされているこの "スーパーストア" ワークブックの例のように、フィールド (または列) に依存する、あるいはフィールド (または列) に対するアップストリーム インプットに依存するダウンストリーム アセットのみが表示されるように系統がフィルターされます。

系統は、選択されたフィールドまたは列を含むアセットの数を表示するようにフィルタ―されます

[系統] ペインでアップストリームまたはダウンストリーム アセットを選択して、その詳細を確認することができます。たとえば、[メトリクス] を選択すると、このワークブックに依存するメトリクスのリストが [系統] ペインの左側に表示されます。

[系統] ペインから、最初に選択したアセットに関連するアセットに移動することができます。この場合は、ワークブックから関心のあるリンクへと移動します。

埋め込みアセットが外部アセットに表示される

データ ソースまたはワークブックのパブリッシュ時に [外部ファイルを含める] チェック ボックスがオンになっている場合、Tableau Catalog は外部アセットを ‘埋め込み’ として扱います。外部アセット (データベース、テーブル、またはファイル) がパブリッシュされた Tableau コンテンツ (ワークブック、データ ソース、フロー) に埋め込まれている場合、その外部アセットはコンテンツによって使用されますが、他のユーザーと共有することはできません。埋め込まれた外部アセットは、Tableau コンテンツからアップストリームの系統に表示され、外部アセットに一覧表示されます。

外部アセットが埋め込まれているかどうかを確認するには、外部アセットの詳細ページに移動し、[カテゴリー] に [埋め込みアセット] が表示されているかどうかを確認します。

「埋め込みアセット」は [カテゴリー] ラベルに表示されます

埋め込まれたデータの詳細については 、Tableau Desktop および Web 作成のヘルプの「データを個別にパブリッシュするか、ワークブックに埋め込む」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

系統とカスタム SQL 接続

カスタム SQL を使用する接続の系統を表示する場合、カタログは列情報の表示をサポートしていません。詳細については、Tableau Desktop と Web オーサリングのヘルプの「カスタム SQL の Tableau カタログのサポート」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

Catalog ではキューブはサポートされていません

キューブ データ ソース (多次元データ ソースまたは OLAP データソ ースとも呼ばれます) は、Tableau Catalog ではサポートされていません。キューブ データに依存する Tableau コンテンツ (データ ソース、ビュー、ワークブックなど) では、Catalog にキューブ メタデータまたはキューブ系統は表示されません。

系統カウントとタブ カウントの不一致

Tableau Catalog Lineage ツールと Tableau Server や Tableau Online のタブの間でアセット数が一致しないことに気付くかもしれません。

数が一致しないことは、それぞれの系統とタブで、アセットが異なる方法でカウントされていることによって説明されます。たとえば、Catalog は特定の時点でインデックス化されたアセットのみをカウントすることができますが、Tableau Server や Tableau Online はパブリッシュ済みのアセットをカウントします。カウントに差が出る他の理由には以下のものもあります。

  • アセットの "ビュー" パーミッションを持っている。
  • アセットが非表示である。
  • 任意のフィールドがワークブックで使用されている。
  • アセットが直接的または間接的に接続されている。
  • アセットがパーソナル スペースにある。

ワークブック カウントの不一致の例

一例として、ワークブックでタブ カウントと系統カウントがどのように決まるかを示します。

接続されたワークブックのタブ数は 239 個で、系統のワークブック数は 230 個です

[接続されたワークブック] タブでは、次の両方の条件を満たすワークブックをカウントします。

  • データ ソースに接続している (任意のフィールドがワークブックで実際に使用されているかどうかは問わない)。
  • ユーザーがビューに対するパーミッションを持っている (ワークシート、ダッシュボード、またはストーリーであるかは問わない)。

Tableau Catalog Lineage は、次のすべての条件を満たすワークブックをカウントします。

  • Tableau Catalog によってインデックスが作成されている。
  • データ ソースに接続しており、データ ソース内の少なくとも 1 つのフィールドを使用している。
  • ワークシートを含むダッシュボードやストーリーなど、データ ソース内の少なくとも 1 つのフィールドを使用するワークシートを含んでいる。

パーミッションが制限されているためにメタデータがブロックされる場合や、アセットがパーソナル スペースにある場合、Catalog は引き続きワークブックをカウントします。機密メタデータの一部を表示するのではなく、「必要なパーミッション」を参照してください。詳細については、系統情報にアクセスするを参照してください。

メールを使用して所有者に連絡する

系統の最後は所有者です。所有者のリストには、系統アンカーのダウンストリームにあるコンテンツの所有者または連絡先として割り当てられたユーザーが含まれます。

所有者にメールを送信して、データの変更を通知できます。(所有者にメールを送信するには、系統アンカー コンテンツの "上書き" (保存) 機能が必要です)。

  1. この系統のデータによって影響を受けるユーザーのリストを表示するには、[所有者] を選択します。
  2. メッセージを送信する所有者を選択します。
  3. [メールの送信] をクリックして、メール メッセージのボックスを開きます。
  4. テキスト ボックスに件名とメッセージを入力し、[送信] をクリックします。
ありがとうございます!