ステップ 3: ベース イメージを作成してパブリッシュする

始める前に、前のステップで Docker コンテナ レジストリの情報を取得していることを確認します。

このステップでは、ドライバーを使用してベース イメージを作成し、そのイメージを Docker コンテナ レジストリにパブリッシュします。

各プールには、独自のベース イメージとドライバー セットを設定できます。

次の手順は、RHEL ディストリビューションの例を示したものです。ディストリビューションに固有のパッケージ マネージャー ツールやその他のツールをインストールしなければならない場合があります。

  1. Kubernetes クラスター内の任意のノードにログインします。必要に応じて Docker とサポート ツールをインストールします。

    sudo dnf install -y container-tools
    sudo dnf install -y git podman-docker
  2. Dockerfile を作成します。

    touch Dockerfile
  3. 接続をサポートするドライバーを含めるように Dockerfile を更新します。この Dockerfile で指定されたコマンドは、ベース イメージのビルド時に実行されます。例:

    # example base 
    FROM registry.access.redhat.com/ubi8
    RUN yum -y update
    WORKDIR /
    # Go to https://tableau.com/support/drivers
    # Follow the instructions to install your drivers for linux
    CMD [“/bin/bash”]

    ドライバー ファイルのターゲット ディレクトリはそれぞれ異なります。詳細については、「Tableau ドライバーのダウンロード(新しいウィンドウでリンクが開く)」を参照してください。

    curl コマンドを使用してドライバーをダウンロードする、パブリック JDBC ドライバーの Dockerfile 行の例:

    RUN mkdir -p /opt/tableau/tableau_driver/jdbc
    RUN curl --location --output /opt/tableau/tableau_driver/jdbc/<file> <URL>
    

    コピーを使用した非パブリック JDBC ドライバーの Dockerfile 行の例:

    RUN mkdir -p /opt/tableau/tableau_driver/jdbc
    COPY  <file> /opt/tableau/tableau_driver/jdbc
  4. Kubernetes クラスター ノードにログインしたまま、変数 POOL_ID にブリッジ プール ID の値を設定します。プール ID 値を表示するには、[Data Connect] タブを開き、ブリッジ プール名をクリックします。

    • コピーしたレジストリ値をそれぞれの値に設定します。

      REGISTRY_HOSTNAME=registry_host_name_you_copied
      REGISTRY_USERNAME=registry_user_name_you_copied
      REGISTRY_PASSWORD=registry_password_you_copied
    • プール ID 値を設定します。

      POOL_ID=<pool_id_value>
      
  5. ベース イメージとして使用するコンテナを作成します。

    docker build -f <path_to_dockerfile> -t $REGISTRY_HOSTNAME/bridge-base:$POOL_ID .
  6. ログインして、イメージをローカル コンテナ レジストリにプッシュします。

    docker login --username $REGISTRY_USERNAME $REGISTRY_HOSTNAME
    docker push $REGISTRY_HOSTNAME/bridge-base:$POOL_ID
  7. 構成しているプールの下にあるアクションボタン (...) をクリックし、[Refresh Base Image (ベース イメージを更新)] をクリックします。このアクションにより、ベース イメージを使用した展開が開始され、完了するまでに最大数分かかる場合があります。

    : 新しいベース イメージが作成されて更新されるたびに、新しい展開が作成されます。以前のベース イメージに使用された Bridge エージェントは、割り当てられていないアセットとして保持されます。割り当てられていない Bridge エージェントは削除しないでください。

Data Connect の設定のワークフロー

ステップ1: ステップ1: Tableau に連絡する

ステップ 2: クラスターを設定する

ステップ 3: ベース イメージを作成してパブリッシュする

ステップ4: ドメインをプールにマッピングする

ステップ 5: ライブ接続用のデータ ソースを作成する

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