組織では、それぞれが意識しているかどうかにかかわらず、データを使う目的は人によってさまざまです。所属する事業部門を前進させるためにデータを使って答えを導き出す人もいれば、所属部門に配布するスプレッドシートやレポートを作成する人もいます。また、クラウドアプリケーションから生データを引き出す人や、チームミーティングで使おうと重要な KPI の簡単なスナップショットを取得する人もいるでしょう。

組織内のそれぞれの役割や業務に対し、データとの関係を把握してその関係を Tableau の役割に割り当ててください。組織内のそれぞれの役割で Tableau を利用するのに必要なスキルを評価するには、各 Tableau 製品で達成できるタスクを理解すること、そしてその製品が前のトピックで詳しく述べた Tableau のライセンスに、どのように対応しているかを理解することが必要です。事前に行う発見と計画の作業の一環として、Tableau に対する短期と長期のロードマップで必要になるライセンスについて計画を立てましょう。

現状の定義

発見のプロセスでは、部門内でデータをどのように配布し利用しているか、そしてチームメンバーがすでに持っているスキルを把握するのに、「データと分析の調査」が役立ちました。調査結果を検討するときは、レポートの配布者、2 次利用者、受領者にユーザーを区分するといいでしょう。

 

将来像の定義

現状を把握した後、次は将来像を定義する必要があります。ユーザーがどのようにデータを操作するようになるかを検討して、必要なライセンスタイプと教育の役割を判断してください。

ライセンスタイプ

「データと分析の調査」で見出した情報を使って、組織内の各役割とデータの関係を評価し、ユーザーのタイプをカテゴリーに分け、ライセンスタイプごとの学習ニーズに何が最適かを見極めてください。将来像の図で示したように、レポートを作成し配布するユーザーは Creator に、また既存のレポートに変更を加え組み合わせるユーザーはおそらく Explorer になります。Viewer はコンテンツ利用者です。詳しくは、「Tableau のライセンスタイプ」をご覧ください。

 

教育の役割

Tableau は、データドリブンな組織の成長に貢献するために必要なスキルを従業員に教育する、処方的な学習過程に対応させて、教育の役割を 12 個に分類しました。教育リソースを独自に整備する場合やトレーニングコースを個別に利用する場合でも、組織内のそれぞれの役割が持つ教育上のニーズを見直すことをお勧めします。詳しくは、「Tableau の教育」と関連トピックをご覧ください。

組織でのデータカルチャーの実現: あらゆる Tableau ユーザーを分析に対する組織の目標に向かわせるための、文化的な標準と技術的な標準を規定する役割です。

 

インサイトの提供とビジュアライゼーションソリューションの開発: Tableau プラットフォームの機能を活用して、アドホックなビジュアライゼーションから埋め込み分析に至るビジネスソリューションを利用、構築する役割です。

 

Tableau の導入と管理: Tableau Server または Tableau Cloud のスケーラブルな導入を計画し、実稼働環境になった後は、ユーザーが必要なときに必要なものを利用できるようにする役割です。

 

Tableau Blueprint プランナー』の「教育の役割の割り当て」タブに挙げられているそれぞれの「教育の役割」に、対応する職名を入力してください。それぞれの教育の役割について詳しくは、「Tableau 教育の役割別のスキル」をご覧ください。

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