Tableau Resource Monitoring Tool - インシデント

インシデントは、通常とは異なるイベントに対して報告されるもので、人的な注意が必要になる場合があります。インシデントは、グローバル レベルでさまざまなイベントに対して構成したり、環境ごとにカスタマイズしたりすることができます。

環境について報告された現在のインシデントを表示するには、環境を選択した後、[インシデント] メニューから [All Incidents (すべてのインシデント)] を選択して、ログに記録および報告されたすべてのインシデントのリストを表示します。

通知の設定によっては、メールまたは Slack で通知を受け取る場合もあります。通知の仕組みの詳細については、「通知」を参照してください。

通常、インシデントは次の 2 つのタイプに分類できます。

  1. 既定で設定され、変更できないインシデントこれらは “システム定義のインシデント”.と呼ばれます。
  2. ユーザーが構成できるインシデントこれらは “構成可能なインシデント”.と呼ばれます。

すべてのインシデントには、インシデントの重要度レベルがあります。重要度レベルは、具体的に定義されているものです。システム定義のインシデントの場合、Resource Monitoring Tool が重要度レベルを設定します。構成可能なインシデントの場合は、ユーザーが、環境に適したものに応じて重要度レベルを設定します。

重要度レベルのリストは次のとおりです。

 

重要度レベルキー説明
情報informationサービスの中断を引き起こさないインシデントを通知する場合
警告warningサービスの中断を引き起こす可能性のあるインシデント
重要criticalサービスの重大な中断を引き起こすインシデント、またはサービスが完全にダウンしている場合

システム定義のインシデント

以下は、既定で設定されていて、変更できないシステム インシデントのリストです。

インシデントインシデントのレベル説明
エージェント ダウン

warning

1 つ以上のエージェントがダウンし、RMT サーバーがエージェントと通信できない場合、インシデントがログに記録され、報告されます。
エージェントのライセンスなしcritical

これは、Tableau Server が Tableau Resource Monitoring Tool を使用するライセンスが適切でない場合、または接続の問題が原因で発生する可能性があります。考えられる原因の詳細については、エージェント インシデント を参照してください。

環境のダウンcriticalTableau Server がオフラインのときにインシデントがログに記録され、レポートされます。

構成可能なインシデント

これらのインシデントは、環境の特性と組織の優先順位に基づいて構成できます。以下に示すのは、重要度レベル、またはしきい値を設定できるイベントです。リンクには、各イベントに対して構成できる内容の詳細が記載されています。

グローバル レベルでインシデントを構成するには:

  1. [管理] メニューから、[グローバル構成] を選択します。
  2. [インシデント] タブで、インシデントのしきい値と重要度レベルを構成します。

グローバル構成は、その環境がカスタムしきい値を使用していない限り、既存の環境または作成された任意の新しい環境に適用されます。

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