PostgreSQL 外部リポジトリでの Tableau Server のインストール

このトピックでは、Tableau Server をインストールし、Tableau Server リポジトリ向けの外部サービスを使用するように構成する方法を説明します。

インストールの前に

Tableau Server のインストールと構成

ステップ 1: 構成ファイルの作成

以下の構成設定を使用し、json ファイルを作成します。

{
 "flavor":"<flavor name>",
 "masterUsername":"<admin user name>",
 "masterPassword":"<password>", 
 "host":"<instance host name>",
 "port":5432
}
  • flavor: Tableau Server リポジトリで使用する外部サービスのタイプです。

    • Amazon RDS: "rds" を使用します。
    • Azure データベース: "azure" を使用します。
    • Google Cloud Database: "gcp "を使用します。
    • スタンドアロン PostgreSQL データベース: "generic" を使用します。
  • masterUsername:

    • Amazon RDS: "rails" をユーザー名として使用します。これは RDS インスタンスを作成するときに指定したユーザーです。

      masterUsername には "rails" を使用する必要があります。外部リポジトリが Tableau Server で正しく動作するには、この設定が必要です。

    • Azure Database、Google Cloud PostgresSQL インスタンス、またはスタンドアロン PostgreSQL データベース: 要件を満たすユーザー名を選択します。管理者のユーザー名は postgres を使用することをお勧めします。別のユーザー名を使用する場合は、ユーザー名が pg または azure で始まらないようにしてください。また、ユーザー名は、railstblwgadmintableaureadonly、または tbladminviews にすることはできません。
  • masterPassword: PostgreSQL DB インスタンスを作成するときに指定したものと同じパスワードです。

  • host: PostgreSQL データベース インスタンスのエンドポイントです。

  • port: PostgreSQL DB インスタンスを作成するときに指定したデータベース ポートです。

ステップ 2: Tableau Server のインストールと外部リポジトリの構成

TSM CLI を使用:

  1. TSM のインストールと初期化: このトピックの TSM CLI の使用 の手順に従いステップ 1 ~ 5 を完了し、セットアップ プログラムを実行して TSM をインストールしてください。

  2. Tableau Server のライセンス認証と登録: ライセンス認証手順で Tableau Server キーと Advanced Management キーを指定します。次のコマンドを 2 回実行する必要があります。まずは Tableau Server のプロダクト キーと、次に Advanced Management プロダクト キーと共に実行します。

    tsm licenses activate -k <product key>

  3. 初期ノード設定の構成: このトピックの TSM CLI の使用 の手順に従い、初期ノード設定を構成します。

    重要! 初期ノードを構成するときに、Tableau Server の初期化と開始の手順を実行しないでください。 初期ノード設定の構成トピックの他のステップを完了したら、このページに戻り、残りの指示に従います。

  4. 次のコマンドを使用し、Tableau Server で外部リポジトリを使用するように構成します。

  • 前の手順で作成した json ファイルを使用し、外部リポジトリの設定を指定します。

    tsm topology external-services repository enable -f <filename>.json -c <ssl certificate file>

    json ファイルは、構成設定の最初の手順で作成したファイルです。

    注: SSL 証明書は、Tableau Server と外部リポジトリ間で暗号化された接続を使用している場合にのみ必要です。これが必須ではない場合は、-no-ssl オプションを指定する必要があります。その場合、tsm コマンドは次のようになります。
    tsm topology external-services repository enable -f <filename>.json --no-ssl

  • 変更を適用します。

    tsm pending-changes apply

ステップ 3: tsm による初期化の完了

Tableau Server を初期化して起動するには、以下を実行します。

tsm initialize --start-server --request-timeout 1800

ステップ 4: インストールの完了

管理者アカウントの追加、インストールを完了します。

実行可能なユーザー

Tableau Server 管理者は、Tableau Server のインストールと構成を行うことができます。

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