管理者アカウントの追加
Tableau Server のライセンス認証の最終ステップは、初期管理者アカウントの追加です。管理者には、ユーザー、グループ、プロジェクトの管理機能など、サーバーに対するすべてのアクセス権が与えられます。
初期管理ユーザーを作成する場合は、サーバーが実行中になっている必要があります。
Tableau Server のアイデンティティ ストアを構成して LDAP または Active Directory を使用している場合は、指定した初期管理ユーザーをディレクトリのアカウントにする必要があります。通常、初期管理ユーザーは、tsm
の実行に使用する Tableau Server コンピューターのユーザー アカウントと区別します。
ただし、Tableau Server のアイデンティティ ストアを構成して LDAP または Active Directory を使用している場合、および初期管理ユーザーが Tableau Server コンピューターで tsmadmin
グループのメンバーになっている場合は、これらのアカウントを同一にすることができます。
前提条件
このトピックの手順を実行する前に、Tableau Server のインストールと構成の指示に従って、次の前提条件を満たしてください。
Tableau Server で初期化が完了すると、インストール プログラムにより Tableau Server 管理者の作成ページが表示されます。
セットアップ中にローカル アイデンティティ ストアを構成した場合、使用する名前とパスワードを指定します。
セットアップ中に LDAP または Active Directory のアイデンティティ ストアを構成した場合は、ディレクトリのメンバーであるユーザー アカウントを指定する必要があります。
- ユーザー名のサフィックスが Tableau Server のプライマリ ドメインと一致しない限り、
username
値に @ マークを含めることはできません。たとえば、Tableau Server がドメイン "myco.com" に接続する場合、"user@example.com@myco.com" というユーザー名は使用できません。
リモートでインストールを進めている場合には、Tableau Server をインストールしている物理 PC で Tableau サービス マネージャーにサインインする必要があります。または、PC にリモートでアクセスし、シェルより tabcmd initialuser コマンドを実行することもできます。
Tableau Server 用の初期管理アカウントを作成する必要があります。
セットアップ中にローカル アイデンティティ ストアを構成した場合、使用する名前とパスワードを指定します。
セットアップ中に LDAP または Active Directory のアイデンティティ ストアを構成した場合は、ディレクトリのメンバーであるユーザー アカウントを指定する必要があります。
- ユーザー名のサフィックスが Tableau Server のプライマリ ドメインと一致しない限り、
username
値に @ マークを含めることはできません。たとえば、Tableau Server がドメイン "myco.com" に接続する場合、"user@example.com@myco.com" というユーザー名は使用できません。
最初のユーザーを作成するには、次の tabcmd
コマンド実行します。
tabcmd initialuser --server http://localhost --username '<new-admin-username>'
例:
tabcmd initialuser --server http://localhost --username 'tableau-admin'
HTTP プロトコルを 80 以外のポートで実行している場合は、ホスト名の後にポートを指定します (例: --server http://localhost:8080
)。
このコマンドを実行した後、管理者パスワードを入力するようシェルから求められます。
次のステップ
Tableau Server 管理者アカウントの作成後は、インストール後のタスクの構成トピックに従って作業し、展開を続行します。
重要: 組み込みの管理ビューを使用する場合は、PostgreSQL ドライバーをインストールする必要があります。サポート対象であるすべてのコネクタのドライバーのリンクおよびインストール手順については、ドライバーのダウンロード ページ(新しいウィンドウでリンクが開く)で確認できます。