ODBC/SQL カスタマイズの参考資料
ODBC ドライバーでサポートされる ODBC および SQL 標準の部分を定義するため、Tableau Datasource Customization (TDC) ファイルで次の機能のカスタマイズを設定できます。
SQLGetInfo のためのドキュメント リソース
これらのカスタマイズ内容の名前は、SQLGetInfo のパラメーターとして使用されている識別子から取られています。
詳細については、MSDN ドキュメンテーションおよびソース コード ヘッダー ファイル sqlext.h
で各カスタマイズ内容と関連する数値およびビットマスク値を参照してください。
ODBC API 関数 SQLGetInfo に関する Microsoft ドキュメンテーション:
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms711681%28VS.85%29.aspx(新しいウィンドウでリンクが開く)
SQLGetInfo と使用される ODBC API 識別子値に関するサンプル ヘッダー ファイル「
sqlext.h
」:http://cpansearch.perl.org/src/MIMER/DBD-Mimer-1.00/sqlext.h(新しいウィンドウでリンクが開く)
SQLGetInfo 長整数型値
SQL_ODBC_INTERFACE_CONFORMANCE | 現在使用されていません。 |
SQL_SQL_CONFORMANCE | 整数ビットマスク。データ ソースが SQL 標準を遵守するレベルを、次のように定義します: 「1」はエントリー レベル SQL-92 準拠、「2」は FIPS 127-2 トランジショナル、「4」は中間、「8」は完全準拠。 |
SQL_CATALOG_USAGE | 整数ビットマスク。カタログ識別子を使用することができる SQL ステートメントを定義します。 |
SQL_SCHEMA_USAGE | 整数ビットマスク。スキーマ識別子を使用することができる SQL ステートメントを定義します。 |
SQL_AGGREGATE_FUNCTIONS | 整数ビットマスク。サポートされている標準的な SQL 集計形式を定義します。 |
SQL_NUMERIC_FUNCTIONS | 整数ビットマスク。サポートされている SQL スカラー数値関数を定義します。 |
SQL_STRING_FUNCTIONS | 整数ビットマスク。サポートされている SQL スカラー文字列関数を定義します。 |
SQL_TIMEDATE_FUNCTIONS | 整数ビットマスク。サポートされている SQL スカラー日付 / 時刻関数を定義します。 |
SQL_TIMEDATE_ADD_INTERVALS | 整数ビットマスク。TIMESTAMPADD スカラー関数でサポートされている日付 / 時刻間隔を定義します。 |
SQL_TIMEDATE_DIFF_INTERVALS | 整数ビットマスク。TIMESTAMPDIFF スカラー関数でサポートされている日付 / 時刻間隔を定義します。 |
SQL_DATETIME_LITERALS | 整数ビットマスク。DATE / TIME 制限および INTERVAL を表現するのにサポートされている SQL-92 リテラルを定義します。 |
SQL_SYSTEM_FUNCTIONS | 整数ビットマスク。次の特殊な SQL システム スカラー関数のサポートを定義します: IFNULL、DBNAME、および USERNAME。 |
SQL_SQL92_VALUE_EXPRESSIONS | 整数ビットマスク。テスト値および操作値をサポートしている論理関数を定義します: CASE、CAST、および NULLIF。 |
SQL_SQL92_NUMERIC_VALUE_FUNCTIONS | 整数ビットマスク。次を含む非数値データから数値を生成することができる関数を定義します: EXTRACT (日付 / 時刻部分抽出)、CHAR_LENGTH, CHARACTER_LENGTH、および POSITION(.. IN ..)。 |
SQL_SQL92_STRING_FUNCTIONS | 整数ビットマスク。サポートされている文字列操作関数を定義します。 |
SQL_SQL92_DATETIME_FUNCTIONS | 整数ビットマスク。現在の日付、時刻、またはタイムスタンプの決定をサポートしている日付 / 時刻操作関数を定義します。 |
SQL_OJ_CAPABILITIES | 整数ビットマスク。サポートされている外部結合の型を定義します。 |
SQL_SQL92_RELATIONAL_JOIN_OPERATORS | 整数ビットマスク。サポートされている JOIN 操作の型を定義します。例: INNER、OUTER。 |
SQL_SQL92_PREDICATES | 整数ビットマスク。値の論理テストをサポートしている述語を定義します。例: IS NULL, LIKE, IN. |
SQL_CONVERT_FUNCTIONS | 整数ビットマスク。1 つのデータ型から別のデータ型への CAST または CONVERT をサポートしている ODBC スカラー関数を定義します。 |
SQL_CONVERT_TINYINT | 整数ビットマスク。ODBC スカラー関数 CONVERT を使用してこの名前付きの型を変換することができる他のデータ型を判別します。 |
SQL_CONVERT_SMALLINT | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQL_CONVERT_INTEGER | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQL_CONVERT_BIGINT | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQL_CONVERT_REAL | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQL_CONVERT_FLOAT | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQL_CONVERT_DOUBLE | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQL_CONVERT_CHAR | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQL_CONVERT_VARCHAR | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQL_CONVERT_LONGVARCHAR | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQL_CONVERT_DECIMAL | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQL_CONVERT_NUMERIC | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQL_CONVERT_BIT | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQL_CONVERT_GUID | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQL_CONVERT_BINARY | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQL_CONVERT_VARBINARY | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQL_CONVERT_LONGVARBINARY | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQL_CONVERT_DATE | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQL_CONVERT_TIME | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQL_CONVERT_TIMESTAMP | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQL_CONVERT_INTERVAL_DAY_TIME | 整数ビットマスク。上記と同じ。 |
SQLGetInfo 短整数型値
SQL_CURSOR_COMMIT_BEHAVIOR | 短整数値。データ ソースのコミット時に準備されたステートメントがクローズされる場合は、"0" です。 |
SQL_MAX_IDENTIFIER_LEN | 整数値。識別子で使用できる最大文字数を定義します。Tableau は、文字列の終端文字として 1 文字分の余白を残しています。 |
SQL_TXN_CAPABLE | 短整数値。データソースがトランザクションをサポートしていない場合は、"0" です。 |
SQL_QUOTED_IDENTIFIER_CASE | 整数ビットマスク。 |
SQLGetInfo 文字列値
SQL_COLUMN_ALIAS | ブール値。"データ ソースが SELECT 句に挙げられている列の別名の使用をサポートしている場合、「Y」になります。 |
SQL_IDENTIFIER_QUOTE_CHAR | 文字列値。引用する識別子として使用できる文字を示します。接続カスタマイズは XML ドキュメントであるため、すべてのエンティティは正しくエンコードする必要があります。たとえば、二重引用符は「"」になります。また、この文字は識別子前後では開きかっこおよび閉じかっことして機能するため、識別子を囲うために「[]」が必要なデータ ソースではサポートされていない場合があります。 |
SQL_CATALOG_NAME_SEPARATOR | 文字値。識別子をカタログ、スキーマ、または表名で修飾する場合、識別子間に使用する区切り文字を示します。一般的なピリオドです。 |
SQL_SPECIAL_CHARACTERS | 文字列値。識別子文字列で許可されている特殊文字を示します。 |
SQL_CATALOG_TERM | 文字列値。この ODBC データ ソースの Tableau 接続ダイアログに表示される、データベース カタログの説明用語です。 |
SQL_SCHEMA_TERM | 文字列値。この ODBC データ ソースの Tableau 接続ダイアログに表示される、データベース スキーマの説明用語です。 |
SQL_TABLE_TERM | 文字列値。この ODBC データ ソースの Tableau 接続ダイアログに表示される、データベース表の説明用語です。 |
SQL_DRIVER_NAME | 文字列値。データベース ODBC ドライバーの名前です。 |
SQL_DRIVER_VER | 文字列値。ODBC ドライバーのバージョン番号です。 |
SQL_DRIVER_ODBC_VER | 文字列値。ドライバーがサポートしている ODBC API のバージョンです。 |
SQL_ODBC_VER | 文字列値。Windows ODBC ドライバー マネージャーがサポートしている ODBC のバージョンです。カスタマイズする必要はありません。 |
SQL_DBMS_NAME | 文字列値。データベース ベンダーの名前です。 |
SQL_DBMS_VER | 文字列値。データベース システムのバージョンです。 |
SQL_SERVER_NAME | 文字列値。データベース サーバーの名前付きネットワーク アドレスです。 |
SQL_USER_NAME | 文字列値。現在認証されているユーザーの名前です。 |
関連項目
その他のデータベース (ODBC) – ODBC コネクターを使用してデータに接続する方法を説明します。
Tableau および ODBC – ODBC に関する背景情報を提供、Tableau による ODBC ドライバーの機能の判断方法を説明、およびよく寄せられる質問をリストします。
接続のカスタマイズと微調整 – 機能とパフォーマンスの改善のために接続情報を微調整する方法について説明します。
Tableau 機能のカスタマイズの参考資料 – データ ソースによりサポートされている Tableau 機能定義に使用できるカスタマイズを一覧表示します。