データへの接続
ビューを構築してデータを解析する前に、まず Tableau をデータに接続する必要があります。Tableau は、さまざまな場所に保存された広範な種類のデータへの接続をサポートします。たとえば、データがお使いのコンピューター上のスプレッドシートやテキスト ファイル、またはエンタープライズのサーバー上にあるビッグ データ、リレーショナル、キューブ (多次元) データベース内に保存されている場合があります。アメリカ合衆国国勢調査局情報などの Web 上で利用可能な公開ドメイン データや、Google アナリティクス、Amazon Redshift、Salesforce などのクラウド データベース ソースに接続する場合もあります。
2019.3 以降、Tableau Catalog は、Tableau Server と Tableau Cloud に対する データ管理 の一部として使用できます。Tableau Catalog がお使いの環境で有効になっている場合は、パブリッシュされたデータ ソースへの接続に加えて、Tableau Desktop 上の [接続] ペインにある [Tableau Server] からデータベースおよび表に接続できます。Tableau Catalog の詳細については、Tableau Server または Tableau Cloud のヘルプの「Tableau Catalog について」を参照してください。2021.4 以降、データ管理 には、データへの中心的なアクセス ポイントである仮想接続が含まれています。詳細については、Tableau Server(新しいウィンドウでリンクが開く) または Tableau Cloud(新しいウィンドウでリンクが開く) ヘルプの「仮想接続とデータ ポリシーについて」を参照してください。
Tableau Desktop
Tableau Desktop を起動すると、利用可能なデータ コネクタが [接続] ペイン ([スタート] ページの左ペイン) に表示されます。[データの検索] で [Tableau Server] を選択し、Tableau Server または Tableau Cloud を使用してデータを検索します。ファイル タイプ、共通サーバー タイプまたは最近接続したサーバーの順にリスト表示されます。[詳細] をクリックして、使用できるデータ コネクタの完全なリストを表示します。
Tableau では、サポートされるファイルおよびデータベースに、それらのタイプのデータ用に構築および最適化されたネイティブ コネクタを提供します。ファイルまたはデータベースのタイプが [接続] の下に一覧表示されている場合は、このネイティブ コネクタを使用してデータに接続します。ファイルまたはデータベースのタイプが一覧表示されていない場合は、[その他のデータベース (JDBC)]、[その他のデータベース (ODBC)]、[Web データ コネクタ]、または Tableau Connector SDK を使用する [コネクタ プラグイン] ビルトを使用して独自の接続を作成するオプションを利用することもできます。Tableau では、これらのオプションを使用して作成する接続のサポートが制限されています。
お使いの Tableau Desktop でサポートされているデータ コネクタは、購入されたバージョンによって異なります。詳細については、Tableau Web サイトのデータ コネクタ(新しいウィンドウでリンクが開く)のリストを参照してください。データに接続した後、接続を保存して [接続] ペインの [保存済みデータ ソース] セクションの下に表示させることができます。
作成する各データ接続に異なる情報を提供できます。たとえば、ほとんどのデータ接続では、サーバー名とサインイン情報を提供する必要があります。一部のデータ接続では初期 SQL の実行でき、SSL が有効化されているサーバーでは、接続時に [SSL を要求する] チェック ボックスをオンにする必要があります。次のセクションでは、接続するデータのタイプごとに入力が必要となる特定の情報について説明します。
ヒント: クリップボードを使用してコピーおよび貼り付け、Tableau でデータ ソースをすばやく作成できます。詳細については、クリップボード データを使用したデータ ソースの作成と新しい接続の追加を参照してください。
Tableau Server と Tableau Cloud の Web 作成
Tableau サイトにサインインしてから、[ホーム] ページで [新規] > [ワークブックの作成] の順に選択し、[データへの接続] ページを開きます。ページに表示されるタブは、使用している製品によって異なります。
Tableau Server で、次のタブから選択してデータに接続します。
- このサイト上。パブリッシュされたデータ ソースを参照または検索します。データ管理 がある場合は、仮想接続を使用してデータに接続することもできます。Tableau Catalog で データ管理 を有効にしている場合、データベース、ファイル、テーブルなどの外部アセットに追加で接続することができます。
- ファイル。ブラウザーで Excel またはテキストベースのデータ ソース (.xlsx、.csv、.tsv) を直接アップロードします。
- コネクタ。クラウド データベースや企業のサーバーに格納されているデータに接続します。
データへの接続の詳細については、Creators: Web 上のデータへの接続を参照してください。
Tableau Cloud で、次のタブから選択してデータに接続します。
- このサイト上。パブリッシュされたデータ ソースを参照または検索します。データ管理 がある場合は、仮想接続を使用してデータに接続することもできます。Tableau Catalog で データ管理 を有効にしている場合、データベース、ファイル、テーブルなどの外部アセットに追加で接続することができます。
- ファイル。ブラウザーで Excel またはテキストベースのデータ ソース (.xlsx、.csv、.tsv) を直接アップロードします。
- コネクタ。クラウド データベースや企業のサーバーに格納されているデータに接続します。
- ダッシュボード スターター。Oracle Eloqua、Salesforce、ServiceNow ITSM、および QuickBooks Online からのデータを作成および分析します。
データへの接続の詳細については、Creators: Web 上のデータへの接続を参照してください。
Tableau サイトでサポートされるデータ コネクタは、サイトのサーバーおよびライセンス レベルにより決まります。詳細については、Tableau サイトでできることを参照してください。
データに接続した後、接続を保存し、それをサイトの [データ ソース] セクションに表示させることができます。
新しいコネクタのリクエスト
Tableau にデータのネイティブ (ビルトイン) コネクタがない場合は、Tableau コミュニティでリクエストすることを検討します。コミュニティで [アイデア](新しいウィンドウでリンクが開く) を使用してコネクタを検索し、リクエストが行われているかどうか確認します。すでにリクエスト済みの場合は、投票します。表示されていない場合は、リクエストを追加します。Tableau では定期的にコミュニティの [アイデア] を確認して製品に追加する機能の判断材料としています。