欠落した値や空の行と列の表示または非表示

日付または数値ビンを使用する場合、Tableau にはデータに表されている値のみが表示されます。データに値の範囲全体が含まれていない場合、欠落した値は表示されません。たとえば、日付に 1 月から 3 月までと 9 月から 12 月までのデータが含まれているとします。ただし、6 月、7 月、8 月に記録されたデータがありません。この場合に Tableau で折れ線グラフを作成すると、欠落した月は表示されません。欠落した月を表示して、この期間に記録されたデータが存在しないことを明確にすることもできます。

: ZN() 関数を使用した計算フィールドで、欠落している値を置き換えることができます。詳細は、数値関数を参照してください。

欠落した値の非表示 (既定)

既定では、日付範囲または数値ビンの欠落した値は表示されません。

 

欠落した値の表示

欠落した値を表示して不完全なデータを示すことができます。

 

範囲内の欠落した値を表示するには、日付またはビン ヘッダーを右クリック (Mac では Control を押しながらクリック) し、[欠落した値を表示] を選択します。

: ビューに表示されている欠落した値に対して計算を実行することもできます。これを行うには、上部にある [分析] メニューを開き、[Infer Properties from Missing Values (欠落した値からプロパティを推測する)] を選択します。この例については、生成されたマークを使用した予測モデリングを参照してください。

空の行および列の表示と非表示

日付または数値ビンでないフィールドで作業する場合、Tableau では欠落した値が既定で非表示になります。たとえば、特定の月のワーカーとその勤務時間を表示しているとします。あるワーカーがその月に一度も勤務しなかった場合、そのワーカーのデータベースには行が 1 つもない可能性があります。"Worker (ワーカー)" フィールドを [行] シェルフにドラッグすると、勤務しなかったワーカーが既定で非表示になります。空の行を表示するには、[分析] > [表のレイアウト] [空の行を表示] を選択します。同様に、空の列を表示するには、[分析] > [表のレイアウト] > [空の列を表示] を選択します。

空の行を非表示 (既定)

ボブは 1 月に勤務しなかったため、ボブのデータベースにはレコードがありません。既定で、ボブはリストに表示されません。

 

空の行を表示

ボブは 1 月に勤務しませんでしたが、リストに表示されます。ただし、マークは描画されません。

 

 

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