Tableau Server を分散環境の Google Cloud Platform で自己展開
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パブリック クラウドへの展開は引き続きサポートされますが、サードパーティーのパブリック クラウドへの展開に関するコンテンツは更新されなくなります。
Tableau Server の展開の最新コンテンツについては、「Tableau Server 導入ガイド(新しいウィンドウでリンクが開く)」および Tableau Server ヘルプの「」「展開(新しいウィンドウでリンクが開く)」セクションを参照してください。
アクセスが可能な場合は、Tableau Cloud を使用することをお勧めします。詳細については、以下を参照してください。
- Tableau Cloud 手動移行ガイド
- 管理者向けの Tableau Cloud トライアル版(新しいウィンドウでリンクが開く)
- Tableau Cloud: 管理者向けのスタート(新しいウィンドウでリンクが開く)
概要
Tableau Server は、クラスタとも呼ばれる分散環境にある 2 台の仮想マシン (VM) で実行できます。ただし、可用性の高い (HA) 分散環境で Tableau Server を実行する場合、同じタイプおよび性能の Google Compute Engine (GCE) 仮想マシン (VM) を 3 つ以上ローンチし、それらを追加ノードとして構成する必要があります。このシナリオは、3 つの Google Compute Engine VMがあり、それぞれのインスタンスに Tableau Server がインストールされていると仮定したケースです。1 つのインスタンスは最初のノードとして、他の 2 つのインスタンスは追加のノードとして構成されています。
次の各ステップで、3 つの Google Compute Engine VM から成るクラスタに Tableau Server をインストール、展開し、高可用性を保ちつつスケーラブルな構成を実現する方法をご紹介します。
ステップ 1: Google Cloud Platform Private Cloud (VPC) を作成する
3 つの異なるゾーンにプライベートおよびパブリック サブネットがある既存の Google Cloud Platform カスタム モード Virtual Private Cloud (VPC) が必要です。カスタム モード VPC ネットワークをカスタム サブネットを使用した計画および作成の詳細については、Google Web サイトにある[VPC ネットワークの使用](新しいウィンドウでリンクが開く) を参照してください。
ステップ 1: Google Cloud Platform HIPAA に準拠したプロジェクトを作成する
このアーキテクチャでは、HIPAA に準拠した Google Cloud プロジェクトのセットアップ(新しいウィンドウでリンクが開く)のチュートリアルを参照し、Cloud Healthcare Data Protection Toolkit を使用することができます。また、構成をコードとして扱うため、Google クラウドベースのインフラストラクチャを数ステップで構築することができます。次の図は、アーキテクチャで再利用可能な構成ブロック (Google Cloud Cloud Deployment Manager の構成スクリプトとパラメーター化された構成テンプレート) を使用することによって、セキュリティとコンプライアンスのベストプラクティスをどのように満たすことができるかを示しています。
ステップ 2: 3 つの Google Compute Engine VM を展開する
同じ種類および性能の 3 つの Google Compute Engine 仮想マシン (VM) を、プライベート サブネットで、各 VM をそれぞれのゾーンで展開します。Tableau Server の 「システム要件」 を満たす VM を選択します。Tableau Server をそれぞれの Google Compute Engine VM にインストールし、1 つのノードを初期サーバーとして、他の 2 つのノードを追加のサーバーとして使用します。
Tableau Server を分散 Windows 環境にインストールすることの詳細については、分散型高可用性 Tableau Server インストール および 追加のノードのインストールと構成 を参照してください。
ステップ 3: Tableau Server クラスタで使用する Google Cloud Platform ロード バランサーを作成する
「ロード バランサーの設定」(新しいウィンドウでリンクが開く) を Google Web サイトで読み、ステップに従ってロード バランサーを Google Cloud Platform Virtual Private Cloud (VPC) で起動します。
インターネット向けロードバランサーまたは内部アクセス可能なロードバランサーのいずれかを作成して起動します。
パブリックな、インターネット向けロードバランサーを起動するには、Google Web サイト の「HTTP(S) ロード バランシングのセットアップ」(新しいウィンドウでリンクが開く) にあるステップに従い、2 つのパブリック サブネットを選択します。Google Web サイトの「SSL 証明書」(新しいウィンドウでリンクが開く) で説明されているように、ロードバランサーを SSL で構成するようにします。
内部アクセス可能なロードバランサーを起動するには、Google Web サイト の「内部ロード バランシングのセットアップ」(新しいウィンドウでリンクが開く) にあるステップに従い、2 つのプライベート サブネットを選択します。
お使いのr VPC ネットワーク ファイアウォール ルールが、ポート 80 または 443 でのアクセスのみを許容するように設定されていて、ソースは Tableau Server にアクセスするホストまたはホスト範囲に限られていることを確認します。ファイアウォール ルールの詳細については、Google Web サイトで「ファイアウォール ルールの概要」(新しいウィンドウでリンクが開く) を参照してください。
Ping パスは / として指定します。
Tableau Server インスタンスを選択し、Google Web サイトの 「クロスリージョンロード バランシングの作成」(新しいウィンドウでリンクが開く) の指示に従い、ロードバランサーが複数のゾーン内のインスタンスにわたるトラフィックのバランスをとれるようにします。
Tableau Server を更新し、ロード バランサーを使用するようにします。詳細については、Tableau Server ヘルプのロード バランサーの追加を参照してください。