Tableau サービス マネージャーのジョブ

TSM ジョブは、Tableau Server の構成と保守に役立つ管理タスクです。これらのジョブは、Tableau サービス マネージャーによって実行されます。

主な TSM ジョブを次に示します。

  • クリーンアップ: このジョブは、Tableau Server に cleanup コマンドが発行されたときに作成されます。cleanup コマンドによって古いログ ファイルと一時ファイルが削除されます。TSM CLI の cleanup コマンドに関する詳細については、tsm maintenanceを参照してください。

  • 展開: このジョブは、Tableau Server に対して行う構成の更新を適用するために作成されます。TSM Web インターフェイスや TSM CLI を介して開始できます。TSM CLI コマンドの詳細については、tsm pending-changesを参照してください。構成の更新例には、SSL の有効化、実行ユーザーの有効化、サーバー トポロジの変更などがあります。

    トポロジの変更が行われる回数と複雑さによっては、このジョブが前回の正常な実行よりも長くかかる可能性があります。たとえば、以前の変更がホット トポロジの変更であり、現在の変更が別の内容である場合、現在のジョブの方が前回の変更よりも完了までに時間がかかる可能性があります。

  • バックアップの生成: このジョブは、Tableau Server に backup コマンドが発行されたときに作成されます。backup コマンドによって、Tableau データ (ファイル ストアとリポジトリ内のデータ) のバックアップ ファイルが作成されます。TSM CLI の backup コマンドに関する詳細については、tsm maintenance backupを参照してください。

    バックアップ ジョブの完了までに要する時間は、バックアップが必要なデータの量によって異なります。バックアップするデータの量が前回のジョブ実行時から増加した場合、ジョブの完了までの時間は前回と比べて長くなります。

  • Tableau Server の初期化: このジョブは、インストール プロセス中に Tableau Server を初期化するために開始されます。TSM CLI コマンドの詳細については、tsm initializeを参照してください。

  • 復元: このジョブは、Tableau Server に対して restore コマンドが発行されたときに作成されます。restore コマンドによって、Tableau Server データのバックアップ ファイルが復元されます。TSM CLI の restore コマンドに関する詳細については、tsm maintenanceを参照してください。復元ジョブの完了までに要する時間は、バックアップ ファイルのサイズによって異なります。バックアップ ファイルが以前よりも大きい場合、復元ジョブの完了までにより長い時間がかかります。
  • サーバーの起動: このジョブは、停止していたすべての Tableau Server プロセスを開始するために作成されます。TSM Web インターフェイスや TSM CLI を介して開始できます。TSM CLI コマンドの詳細については、tsm startを参照してください。

  • サーバーの停止: このジョブは、実行中のすべての Tableau Server プロセスを停止するために作成されます。TSM Web インターフェイスや TSM CLI を介して開始できます。TSM CLI コマンドの詳細については、tsm stopを参照してください。

tsm ジョブのキャンセル

ジョブは、TSM Web インターフェイスや TSM CLI を使用してキャンセルできます。詳細については、TSM ジョブのキャンセルを参照してください。

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