TSM ジョブのキャンセル
TSM ジョブは、TSM Web インターフェイスや TSM CLI を介してキャンセルできます。TSM ジョブは多数ありますが、進行中の場合は特定のジョブのみキャンセルできます。まだ開始していないジョブは、TSM CLI を使用していずれもキャンセルすることができます。
TSM Web インターフェイス: ジョブの実行中にキャンセルできるジョブの場合、以下に表示されているように [ジョブ] ダイアログ ボックスで [キャンセル] オプションを使用できます。
TSM CLI: TSM CLI を使用してジョブをキャンセルするには、tsm jobsを参照してください。
TSM ジョブ全般の詳細については、Tableau サービス マネージャーのジョブを参照してください。
進行中のジョブのキャンセル
ジョブを既に実行中の場合は、特定のジョブ (クリーンアップ、ファイル ストアの使用停止、バックアップの生成、サーバーの再起動、サーバーの起動) のみをキャンセルできます。キャンセルの動作は、ジョブやキャンセル時のジョブの状態によって異なる場合があります。これについては、以下で詳しく説明します。
- クリーンアップ: クリーンアップ ジョブをキャンセルすると、クリーンアップを実行するために開始されたサービスがすべて停止します。キャンセルされた時期によっては、一部のファイルが削除されて一部が削除されないため、結果的に部分的なクリーンアップになる可能性があります。
- ファイル ストアの使用停止: このジョブをキャンセルすると、Tableau Server ファイル ストア トポロジが、使用停止プロセスを開始する前の状態に戻ります。
- バックアップの生成: このジョブをキャンセルすると、バックアップに使用されていたサービスがすべて停止し、Tableau Server でバックアップ プロセスの一部として作成されたファイルの削除が試行されます。
- サーバーの再起動:
- Tableau Server プロセスが停止すると、ジョブがキャンセルされる: ジョブはキャンセルされ、サービスは停止状態に到達しようとします。
- Tableau Server プロセスの再起動中にジョブがキャンセルされる: ジョブはキャンセルされますが、サービスは再起動を試みます。
- サーバーの起動: ジョブはキャンセルされますが、プロセスでは引き続き起動が試行されます。
- サーバーの停止: ジョブはキャンセルされ、サービスは停止しようとします。
ジョブをキャンセルする主な理由を次に示します。
- tsm ジョブは一度に 1 つずつしか実行できないため、別のジョブを実行する必要がある場合は、現在のジョブをキャンセルする必要があります。
- 実行中のジョブに、実行する予定のない Tableau Server への変更が含まれている場合。