コマンド ラインを使用して RMT サーバーをインストール

Resource Monitoring Tool Server (RMT サーバー) は、ユーザーが操作する Web アプリケーションをホストします。また、エージェントからのデータを照合したり監視したりするバックグラウンド処理の多くを実行します。RMT サーバーは専用のハードウェアにインストールする必要があります。

このトピックでは、コマンド ラインを使用して RMT サーバーをインストールする手順について説明します。コマンド ライン インストールは、Windows オペレーティング システムと Linux オペレーティング システムの両方でサポートされています。

当社の企業価値である「平等」に合致させるため、包括的ではない用語を可能な限り変更しました。場面に応じて用語を変更すると重大な影響につながる可能性があるため、既存の用語を維持します。そのため、CLI コマンドとオプション、インストール フォルダー、構成ファイル、その他のインスタンスには、これらの用語が引き続き使用されます。詳細については、「Tableau ヘルプについて」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

RMT サーバーをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. RMT サーバーのインストール:

    1. rpm または .deb RMT サーバー インストーラーをダウンロードし、RMT サーバーのインストール先のマシンからアクセスできる場所に保存します。

    2. sudo アクセス権を持つユーザーとして RMT サーバーのインストール先のマシンにログインします。

    3. 次のコマンドを実行して、RMT サーバーをインストールします。そこでは、<version> が major-minor-maintenance として書式設定されます。

      CentOS を含む RHEL ライクなディストリビューションの場合:

      sudo yum install <pathtormtserverinstaller>/Tabrmt-Master-x86_64-<version>.rpm

      Ubuntu ディストリビューションの場合:

      sudo apt install ./<pathtormtserverinstaller>/Tabrmt-Master-amd_64-<version>.deb

    これにより、パッケージと、RabbitMQ、Erlang、PostgreSQL データベースを含む前提条件がインストールされます。PostgreSQL データベースは、Tableau Server から収集した利用状況データを保存するために使用されます。その後、RMT サーバーのインストールに進みます。

  2. RMT サーバーの初期化

    RMT サーバーを初期化するときは、エンド ユーザー ライセンス契約 (EULA) に明示的に同意する必要があります。また、既定以外の構成を指定するオプションもあります。RMT サーバーを既定の構成で初期化するには、次のコマンドを実行します。

    sudo /opt/tableau/tabrmt/master/install-scripts/initialize-rmt-master --accepteula

    EULA は /opt/tableau/tabrmt/master/docs フォルダーにあります。

    バージョン 2023.1 より、RMT で使用するカスタム実行アカウントやその他の構成オプションを指定することができます。既定では、RMT は rmt-master というアカウントを作成し、そこで実行します。RMT サーバーが使用するカスタム実行アカウントを指定するには、初期化スクリプトの実行時に --unprivileged-user オプションを含めます。initialize-rmt-master スクリプトで使用可能なすべてのスイッチについては、「RMT サーバー初期化スクリプトのオプション」を参照してください。

  3. RMT サーバーを構成する:
    1. 次のコマンドを tabrmt-master ユーザーとして実行します。

      sudo su --login tabrmt-master

      rmtadmin master-setup [options]

      構成オプションは、コマンド プロンプトまたは構成ファイルから指定できます。オプションを指定しない場合、管理者パスワードを除く既定値が適用されます。管理者ユーザー名が [admin] に設定され、パスワードの入力を求められます。

      必須のパスワード パラメーターを含むコマンド例:

      rmtadmin master-setup --admin-username=<name of the administrator user> --admin-password=<administrator user password>

      次の表に、RMT サーバーの構成に使用される必須オプションと一般的に使用されるオプションを示します。構成オプションの完全なリストについては、「rmtadmin コマンド ライン ユーティリティ」を参照してください。

      注: HTTPS オプションを要求すると、RMT サーバーとユーザー間の通信を安全に行うことができます。通信に HTTPS が必要な場合は、これらの通信に使用する証明書のモードも選択する必要があります。以下の表に、さまざまなオプションを示します。これらのモードと証明書の詳細については、「SSL 証明書のモードと要件」を参照してください。

      オプション必須か?

      既定

      説明
      admin-password

      はい

      パスワードは、コマンド ラインで指定するか、使用するパスワ―ドをファイルに含めて指定できます。いずれかの方法で指定しなければ、パスワードの入力が求められます。

      N/A管理者ユーザーのパスワード
      admin-password-file

      いいえ

      パスワードは、コマンド ラインで指定するか、使用するパスワ―ドをファイルに含めて指定できます。いずれかの方法で指定しなければ、パスワードの入力が求められます。

      N/A

      管理者ユーザーのパスワードが保存されているファイル

      注: tabrmt-master ユーザーはこのファイルへのアクセス権を持っている必要があります。

      admin-usernameいいえadmin管理者ユーザーのユーザー名
      http-portいいえ80 
      require-httpsいいえFalseHTTP トラフィックを HTTPS にリダイレクトします。
      https-certificate-modeいいえ

      "Default"

      使用可能なオプション:

      既定

      ローカル

      HTTPS 証明書に対して実行する証明書検索のタイプ

      既定: このモードでは、インストーラーによって提供される既定の自己署名証明書が使用されます。

      Local: このモードでは、/var/opt/tableau/tabrmt/master/config フォルダーにファイルベースの証明書を指定できます。

      https-certificate-local-name

      いいえ

      注: 指定しない場合、Resource Monitoring Tool は自己署名証明書と共にインストールされ、HTTPS 通信にその証明書を使用します。

      Nullファイル拡張子のない HTTPS 証明書ファイルの名前。
      https-certificate-local-passwordいいえNullHTTPS 証明書に使用するパスワード
      https-certificate-local-password-fileいいえNullHTTPS 証明書に使用するパスワードを含むファイルへのパス
  4. 環境を作成する:

    1. 次のコマンドを実行して、環境を作成します。

      rmtadmin create-env --name=<myenvironment> --api-username=<TableauServer API user name> --api-password=<password for the Tableau Server API user account>

      このコマンドで使用可能なオプションを使用して環境を構成します。考慮すべきいくつかの重要な構成オプションを次に示します。

      • Tableau Server の REST API と Tableau Server リポジトリの構成は、Tableau Server との通信に使用されます。Tableau Server リポジトリの構成はオプションですが、Tableau Server にアクセスするために推奨されている方法です。
      • RMT が Tableau Server リポジトリに接続するときにセキュリティで保護された暗号化接続を構成するオプションがあります。RMT と Tableau Server リポジトリ データベース間の SSL 接続を使用するには、SSL を使用するように Tableau Server を構成する必要があります。詳細については、内部 Postgres 通信用に SSL を設定するを参照してください。

      次の表に、いくつかの一般的なオプションを示します。オプションの完全なリストについては、「rmtadmin コマンド ライン ユーティリティ」を参照してください。

      オプション必須か?既定説明
      --nameありN/A環境 の名前。
      --gateway-url

      あり

       

      N/A

      Tableau Server ゲートウェイへのアクセスに使用される URL。

      --versionありN/Aこの環境が監視する Tableau Server のバージョン。
      --api-usernameなしNullTableau Server API への接続に使用されるアカウントのユーザー名。ユーザー アカウントは、すべての Tableau Server サイトにアクセスできる Tableau Server 管理者である必要があります。
      --api-password

      なし

      (Tableau API ユーザー名を指定する場合は、パスワードを指定するか、ファイル パスとパスワードを含むファイルを指定します)

      Null

      Tableau Server API への接続に使用される Tableau Server API ユーザー アカウントのパスワード。

      --api-password-fileなしNullファイルへのパスと、Tableau Server API ユーザー アカウントのパスワードを含むファイルの名前。
      --repository-serverはい

      Null

      Tableau Server と共にインストールされている PostgreSQL データベースのサーバー名。
      --repository-portはいNullTableau Server リポジトリデータベースのポート番号。
      --repository-usernameはいNull

      Tableau Server リポジトリと共にインストールされている PostgreSQL データベースへの接続に使用するユーザー名。

      Resource Monitoring Tool は、パフォーマンス上の理由から Tableau Server リポジトリ データベースに直接アクセスします。これが動作するには、読み取り専用データベース ユーザーのパスワード セットを使用してリポジトリへのアクセスを有効にする必要があります。詳細については、Tableau Server リポジトリへのアクセスを有効にするを参照してください。

      --repository-passwordはいNull

      Tableau Server と共にインストールされている PostgreSQL データベースへの接続に使用するユーザー アカウント のパスワード。

      Resource Monitoring Tool は、パフォーマンス上の理由から Tableau Server リポジトリ データベースに直接アクセスします。これが動作するには、読み取り専用データベース ユーザーのパスワード セットを使用してリポジトリへのアクセスを有効にする必要があります。詳細については、Tableau Server リポジトリへのアクセスを有効にするを参照してください。

      --repository-password-fileなしNullTableau Server と共にインストールされている PostgreSQL データベースへの接続に使用するユーザー アカウントのパスワードが保存されているファイル名を含むパス。
      --repository-ssl-mode

      なし

      Prefer

      Tableau Server リポジトリ SSL モード。

      Prefer は SSL を優先して、Require は SSL を必須として、Tableau リポジトリへの SSL接続を構成します。

      Disable は SSL を使用せずに、Tableau Server リポジトリへの接続を行います。

      --repository-ssl-thumbprint

      なし

      NullTableau Server によって生成された指紋を指定するか、server.crt ファイルを Resource Monitoring Tool のサーバー (RMT サーバー) マシンにコピーするかを選択できます。証明書ファイルをコピーする場合は、指紋を指定する必要はありません。詳細については、クライアントからの直接接続を許可するよう Postgres SSL を構成するを参照してください。
    2. bootstrap ファイルをダウンロードし、Tableau Server ノードからアクセスできる場所に保存します。

      rmtadmin bootstrap-file --env=<myenvironment> --filename=<The absolute or relative path including the file name>

  5. オプションのステップ - SSD を使用しない場合のみ: Resource Monitoring Tool は、既定で SSD 用に最適化されています。SSD ハードウェアを使用していない場合は、次のコマンドを実行します。

    sudo /opt/tableau/tabrmt/master/tabrmt-master optimize --no-ssd

     

実行可能なユーザー

Resource Monitoring Tool をインストールするには、次のものがすべて必要です。

Windows

  • Resource Monitoring Tool をインストールするマシンでの管理者パーミッション。
  • Tableau Server の管理者サイト ロール
  • Resource Monitoring Tool 管理者アカウント。

Linux

  • エージェントのインストールに使用するユーザー アカウントの sudo へのフル アクセス権
  • Resource Monitoring Tool の管理者アカウント

次のステップ

コマンド ラインを使用してエージェントをインストールする