Creators: Web 上のデータへの接続
ワークブックを作成し、Web 上でビューを構築してデータを分析する前に、データに接続する必要があります。Tableau では、Tableau Desktop からパブリッシュされた Web 上のデータ ソースへの接続や、Tableau Cloud、Tableau Server、Tableau Public を介したデータへの直接接続がサポートされています。
2019.3 以降、Tableau Catalog は Tableau Server と Tableau Cloud の データ管理 の一部として使用できます。Tableau Catalog がお使いの環境で有効な場合は、[探索] からデータに移動して接続するだけでなく、Tableau Catalog から、データベースやテーブルなどのさまざまなタイプのデータに移動して接続することもできます。Tableau Catalog の詳細については、Tableau Server または Tableau Cloud のヘルプの「Tableau Catalog について」を参照してください。2021.4 以降、データ管理 には、データへの中心的なアクセス ポイントである仮想接続が含まれています。詳細については、Tableau Server(新しいウィンドウでリンクが開く) または Tableau Cloud(新しいウィンドウでリンクが開く) ヘルプの「仮想接続とデータ ポリシーについて」を参照してください。
[データに接続] ページを開く
Web では接続するデータにアクセスするのに [データに接続] ページを使用します。Tableau Server または Tableau Cloud にサインインした後、次の 2 つの方法でこのページを開くことができます。
- [ホーム] > [新規作成] > [ワークブック]
- [探索] > [新規作成] > [ワークブック]
Tableau Public を使用している場合は、作成者プロフィールからこのページを開くことができます。
- [マイ プロフィール] > [Viz の作成]
[データに接続] ダイアログには、人気のある混合コンテンツのスクロール可能なリストが表示されます。データ管理 ライセンスを持っている場合は、仮想接続を使用してデータに接続することができます。また、データ管理 を持っていて Tableau Catalog を有効にしている場合は、データベース、ファイル、テーブルなどの外部アセットに接続することができます。
レスポンシブ検索フィールドには、テキストを入力すると更新される候補のリストが表示されます。データのタイプ、認証状況、または選択したデータのタイプに依存するその他のフィルターを使用して結果を絞り込むことができます。たとえば、データのタイプによっては、タグ、接続タイプ、データ品質に関する警告、またはその他の基準に基づいてフィルターできる場合があります。旧バージョンのダイアログの外観と機能は若干異なりますが、全体的な機能はほぼ同じです。
[データに接続] ページに表示されるタブは、使用している製品によって異なります。
Tableau Server では、[このサイト上]、[ファイル]、[コネクタ] のタブから選択してデータへの接続を行います。
[このサイト上] のデータへの接続
- [このサイト上] は、パブリッシュされたデータ ソースの参照や検索を行う場合に選択します。
- [名前] よりデータ ソースを選択し、[接続] ボタンをクリックします。
注: データ ソースへの接続に加えて データ管理 がある場合は、[このサイト上] を選択すると仮想接続を使用してデータに接続できます。Tableau Catalog を有効にすると、データベース、ファイル、およびテーブルにも接続できます。
ファイルへの接続
Tableau は、Excel、テキストベースのデータ ソース (.xlsx、.csv、.tsv)、およびブラウザーで直接 1 つのファイル (.kml、.geojson、.topojson、.json、.zip にパッケージ化された Esri シェープファイルおよび Esri File Geodatabases) のみを必要とする空間ファイル形式のアップロードをサポートしています。[データに接続] ペインの [ファイル] タブで、ファイルをフィールドにドラッグ アンド ドロップするか、[コンピューターからアップロード] をクリックして、ファイルに接続します。アップロードできるファイルの最大サイズは 1 GB です。
コネクタの使用
[コネクタ] タブより、クラウド データベースやエンタープライズのサーバーに格納されているデータに接続できます。作成する各データ接続に接続情報を入力する必要があります。たとえば、ほとんどのデータ接続では、サーバー名とサインイン情報を提供する必要があります。
「サポートされるコネクタ」には、Tableau をこれらの各コネクタ タイプに接続してデータ ソースを設定する方法についての情報が記載されています。[コネクタ] タブに必要なコネクタが表示されない場合、Tableau Desktop からデータに接続し、Web 作成用に Tableau Cloud や Tableau Server にデータ ソースをパブリッシュできます。Tableau Desktop で「データ ソースをパブリッシュする」方法の詳細をご覧ください。
Tableau でデータへの接続に成功すると [データ ソース] ページが開かれ、分析用データの準備を行ったり、ビューの構築を開始できます。詳細については、「Creators: Web 上のデータの準備」を参照してください。
Tableau Server コネクタ
Actian Matrix* Alibaba AnalyticDB for MySQL‡ Alibaba Data Lake Analytics‡ Alibaba MaxCompute‡ Amazon Athena‡ Amazon Aurora for MySQL‡ Amazon EMR Hadoop Hive‡ Amazon Redshift‡ Apache Drill‡ Aster Database* Azure Data Lake Storage Gen2‡ Box‡ Cloudera Hadoop‡ Databricks‡ Datorama by Salesforce‡ Denodo‡ Dremio by Dremio‡ Dropbox‡ Esri コネクタ‡ Exasol‡ | Google BigQuery**‡ Google BigQuery JDBC**‡ Google Cloud SQL‡ Google ドライブ‡ Impala‡ Kognito* Kyvos‡ Hortonworks Hadoop Hive IBM BigInsights IBM DB2‡ IBM PDA (Netezza)* Kyvos‡ MariaDB‡ MarkLogic* Microsoft Azure SQL データベース‡ Microsoft Azure Synapse Analytics‡ Microsoft SQL Server‡ MonetDB* MongoDB BI Connector‡ MySQL‡ | OData‡ OneDrive‡ Oracle‡ Pivotal Greenplum Database‡ PostgreSQL‡ Progress OpenEdge* Presto‡ Qubole Presto‡ SAP HANA (仮想接続のみ)‡ SAP Sybase ASE* SAP Sybase IQ* Salesforce‡ SharePoint Lists‡ SingleStore (旧 MemSQL)‡ Snowflake‡ Spark SQL‡ Teradata***‡ Vertica‡ |
* Linux サーバーでは利用できません。
** Google BigQuery では、Web からデータ ソースを作成するときに OAuth が必要です。サーバー管理者が Google 用に OAuth を設定する(新しいウィンドウでリンクが開く)方法の詳細をご覧ください。
*** Teradata Web 作成では、現在クエリ バンディング機能はサポートされていません。詳細については、「Teradata」を参照してください。
‡データ管理 をお持ちの場合は仮想接続をサポートします。詳細については、Tableau Server ヘルプの「仮想接続とデータ ポリシーについて(新しいウィンドウでリンクが開く)」を参照してください。
Tableau Catalog サポートされるコネクタ
Tableau Catalog は、Tableau Server がサポートする一部のデータ コネクタとの接続をサポートしています。データ ソース、データベース、ファイル、または表がグレー表示されている場合は、Tableau Server から接続することができません。ただし、適切なパーミッションがある場合は、Tableau Desktop の [接続] ペインから接続することができます。
接続後
Tableau でデータへの接続を行うと [データ ソース] ページが開かれ、分析用データの準備を行ったり、ビューの構築を開始できます。詳細については、「Creators: Web 上のデータの準備」を参照してください。
Web 作成でデータを最新に保つ
Tableau Cloud または Tableau Server のアップロード済みファイルを更新する: Web 作成用のファイル (Excel またはテキスト) を手動でアップロードする場合、Tableau ではそのファイルを自動的に更新できません。データを更新するには、[接続の編集] を選択して新しいバージョンのファイルをアップロードします。
Tableau Public で Vz に移動し、[更新の要求] をクリックします。Tableau Desktop Public Edition で [Keep this data in sync (このデータを同期)] を選択して、データを自動的に最新の状態に保つこともできます。
Tableau Cloud のファイルベースのパブリッシュ済みデータ ソースを更新する: ファイルベースのデータを使用するパブリッシュ済みのデータ ソース (Tableau Desktop よりパブリッシュ) が Tableau Cloud にある場合は、Tableau Bridge を使用して最新に保つことができます。詳細については、「Tableau Bridge を使用したデータの鮮度に関するオプションの拡張」を参照してください。