「データに聞く」 (Ask Data) 機能を使用した自動的なビューの構築

「データに聞く」 (Ask Data) は、データを操作するためのまったく新しい方法で、Tableau で質問を入力すると瞬時に回答が得られます。回答は自動的なデータ ビジュアライゼーションの形で得られ、フィールドを手動でドラッグ アンド ドロップしたり、データ構造のニュアンスを理解したりする必要はありません。

「データに聞く」 (Ask Data) を使用すると洗練された自然な質問をでき、時系列分析や空間分析のような主要な分析概念や、「去年」、「一番早い時期の」、「一番人気の」といった会話調のフレーズの理解がサポートされています。

「データに聞く」 (Ask Data) で Viz を簡単に構築する

  1. Tableau Server または Tableau Online でデータ ソースに移動し、左側の 「データに聞く」 (Ask Data) をクリックします。

  2. このデータ ソースのフィールドについて尋ねる」と書かれているテキスト ボックスに、左側のデータ ソース フィールドから用語を入力します。

    各フィールドにカーソルを合わせ、含まれているデータの詳細を確認します。標準的な Tableau ビューのデータ フィールドと異なり、これらのフィールドはキャンバスにドラッグできません。

  3. 入力を進めると、「データに聞く」 (Ask Data) は可能性のあるデータ フィールドと分析機能の組み合わせを使用して、自動的に入力を完了します。Viz を自動的に作成するには、Enter を押すか、テキスト ボックスの下にある提案されるエントリから選択します。

    こうするだけで、迫力あるデータのビジュアライゼーションが作成完了です。

会話的なスタイルを使用した質問のフレーズの変更

「データに聞く」 (Ask Data) で最初に Viz が作成された後は、[質問を変えるかすべて消去してから、もう一度やり直してください] テキスト ボックスに会話的なフレーズを入力することによってすばやく修正できます。

このテキスト ボックスで次のいずれかを実行します。

  • 「as a bar chart (棒グラフとして)」などのフレーズを入力して Viz タイプを変更します。
  • 「by country (国ごと)」や「in December (12 月に)」などのフレーズを入力して関数を追加します。完全なリストについては、「データに聞く」 (Ask Data) 機能でサポートされる分析機能を参照してください。
  • フィールドを置換するには、「replace [existing field name] with [new field name] ([既存のフィールド名] を [新規フィールド名] で置換)」と入力します。
  • フィールドを削除するには、「remove [field name] ([フィールド名] を削除)」と入力します。
  • Viz をクリアするには、「reset (リセット)」または「clear (クリア)」と入力します。

インターフェイスを使用した質問のフレーズの変更

ユーザー インターフェイスでオプションやデータ フィールドをクリックすることによって質問のフレーズを変更することもできます。

Viz タイプの変更

既定の Viz からデータの十分な情報が取得できない場合は、右上隅にあるメニューをクリックし、以下のサポートされている Viz タイプから選択します。

  • 棒グラフ
  • ガント棒
  • ヒート マップ
  • ヒストグラム
  • 折れ線グラフ
  • マップ
  • 円グラフ
  • 散布図
  • 積み上げ棒グラフ
  • テキスト テーブル
  • ツリーマップ

注: 特定の Viz タイプを自動的に作成するため、「データに聞く」 (Ask Data) がエントリに [Number of Records (レコード数)] などのフィールドを追加する場合があります。

フィールドとデータのカスタマイズ

「データに聞く」 (Ask Data) により、フィールド値の表示方法をいくつかの方法で微調整できます。

  • 縦軸と横軸で使用するフィールドを切り替えるには、テキスト ボックスの上にある [軸の交換] ボタン をクリックします。
  • フィールドとその集計タイプを変更するには (合計から平均など)、テキスト ボックスでフィールド名をクリックします。

  • フィールドがフィルターとして使用されている場合、名前をクリックして値またはワイルドカード パラメーターを指定します。

  • 数値範囲を調整するには、テキスト ボックスで “high (高い)”、“between (の間)”、“cheap (安い)” などの単語をクリックします。

  • フィールドを削除するには、カーソルを合わせて X をクリックします。

日付フィルターの調整

日付フィルターを調整するには、“in (以内の)”、“last (最後の)”、“previous (前の)”、“between (の間)” などの単語をクリックします。その後、次のいずれかをクリックします。

  • [特定の日付] をクリックして、特定の期間または日付の値を入力します。
  • [相対日付] をクリックして、現在の日付を基準にした日付範囲を表示します。
  • [日付範囲] をクリックして、特定の開始点および終了点を入力します。

[特定の日付] では、[日付の詳細] メニューで次のような固有のオプションが提供されます。

  • [期間] オプションでは、連続した日付の範囲が 1 つ表示されます。
  • [日付の値] オプションでは、複数の期間で繰り返すことができる複数の範囲が表示されます。たとえば、複数年にわたる第 1 四半期の売上実績を組み合わせる場合は、[日付の値] で [四半期] を選択します。

時間の経過による差異の比較

[データに聞く] を使用すると、期間を "前年比"、"四半期比" などの語句を伴う期間、または月、週、日の類似の比較と比較できます。結果は、「データに聞く」から保存したワークブックの差分または差の割合表計算として表示されます。

テキスト ボックスで差分計算をクリックして、他のフィールド、集計方法、および期間を選択します。

単純計算を適用する

「データに聞く」 (Ask Data) では 2 つのメジャー間の単純計算がサポートされており、以下の記号を使用して適用できます。

+ メジャーを合計する

- メジャーの差を計算する

* 乗算を行う

/ 除算を行う

「データに聞く」 (Ask Data) で保存されたワークブックでは、これらの計算は計算フィールドになる代わりに [列]、[行]、[マーク] シェルフでアドホック計算になります。詳細については、アドホック計算を参照してください。

データ ソースを再分析する

データ ソースの所有者は、自動、日単位のスケジュール、またはユーザーの要求に応じてのみ[データに聞く]によりデータソースを確認して再分析されるように構成できます。

分析にユーザーの要求が必要で、データ ソースが最近変更されたことがわかっている場合は、左側の [データ] ペインで円で囲まれた "i" をクリックし、[Reindex Data Source (データ ソースのインデックス再作成)] をクリックします。

成功のためのヒント

「データに聞く」 (Ask Data) に対する質問を組み立てるときに、次のヒントを活用すると、より良い結果が得られます。

  • キーワードを使用する - たとえば、“I want to see all the countries that these airports are in (これらの空港があるすべての国を表示したい)” ではなく “by airport and country (空港と国別)” で試してみてください。

  • フィールド名や値の正確な文字列を使用する - たとえば、データ ソースに "Airport Code (空港コード)"、"Airport Name (空港名)"、"Airport Region (空港の地域)" フィールドが含まれる場合、これらを名前で指定します。

  • ランク付けされたリストを表示する - 「データに聞く」 (Ask Data) では、“best (最高)” や “worst (最低)” といった用語はそれぞれ上位 1 位と下位 1 位にマッピングされています。より大規模なランキングを表示する場合は、代わりに “high (高い)” や “low (低い)” を使用します。たとえば、「houses with low sale prices (低価格な家)」と入力します。

  • 通常よりも長い値を引用符で囲む - 行の改行、タブ、3 つ以上の単語、または 50 を超える文字を含む長いフィールド値を分析する場合は、引用符で囲んでください。パフォーマンスを向上させるため、「データに聞く」 (Ask Data) はその長さのフィールドにはインデックスを作成しません。

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