保存した認証資格情報を使用してデータを更新する
Salesforce、Google アナリティクス、Google BigQuery、OneDrive、Dropbox、Quickbooks Online、Anaplan、Oracle Eloqua および ServiceNow ITSM のデータを最新の状態に保つには、以下を実行する必要があります。
データ接続に認証資格情報を埋め込む。その手順はこのトピックで説明されています
データ ソースまたはワークブックが抽出を含む場合、更新スケジュールに抽出を追加できます。更新をスケジュール設定する手順については、Tableau Cloud での更新のスケジュールを参照してください。
データ ソースまたはワークブックがデータへの直接 (ライブ) 接続を含む場合、データは常に最新であり、それを更新するためにスケジュール化されたタスクを作成する必要はありません。
データ接続に認証資格情報を埋め込む
接続に認証資格情報を埋め込むには、以下の手順に従ってください。
Tableau Cloud にサインインし、[データ ソース] ページに移動します。
更新したい接続のあるデータ ソースを選択し、[アクション] メニューで [接続の編集] を選択します。
[接続の編集] ダイアログ ボックス内のオプションは選択したデータ ソースによって異なります。利用可能なオプションを確認し、ニーズに合ったオプションを選択します。
「<コネクタ名> の認証資格情報の入力をユーザーに要求する」を選択した場合、データを手動で更新する必要があります。これは、ユーザーにデータ ソースをTableau Desktop から再パブリッシュするよう依頼するか、Tableau Cloud で更新タスクを開始することで実行できます。
コネクター固有の認証資格情報
OAuth の認証資格情報を使用する
Google Analytics、Google BigQuery、Google Sheets、OneDrive、Dropbox、Salesforce、および QuickBooks Online で OAuth アクセス トークンを使用することで、安全なデータ接続が確立されます。アクセス トークンは Tableau Cloud からデータにサイン インして、認証資格情報が存在する限り (または手動でアクセスを取り消すまで) データへの Tableau Cloud アクセスを承認することで作成します。新しいアカウントを追加するとき、サイン インページが表示されます。サインインすると、送信する認証資格情報のための新しいアクセス トークンが作成されます。
注: Dropbox は OAuth 資格認証情報を使用しますが、Tableau は現在 Google アカウントを使用した Dropbox への認証をサポートしていません。
ユーザーのグループの専用データベース アカウントを使用する場合のように、共有認証資格情報を埋め込むことができます。または、ユーザーの個別の認証資格情報を埋め込むことができます。アクセス トークンの作成に使用するアカウントでは、更新タスクを実行するためのアクセス レベルを許可する必要があります。
その他の認証資格情報を使用する
Anaplan、Oracle Eloqua、および ServiceNow ITSM はそれぞれデータ接続のための保存された認証資格情報 (例えば、ユーザー名とパスワード) の使用をサポートします。
Salesforce セキュリティ トークンを使用する
Salesforce の標準的な認証資格情報を埋め込む場合、データ にアクセスするには、Salesforce によりセキュリティ トークンが要求される場合があります。組織の信頼できる IP リストに含まれていない IP アドレスから Salesforce 接続にアクセスする場合などです。このセキュリティ トークンをデータ接続で使用されているパスワードに追加する必要があります。
セキュリティ トークンには有効期限があります。Tableau がセキュリティ トークンの有効期限切れで Salesforce 接続を更新できない場合、Tableau は以下のユーザーにアラートを表示します。
関連するワークブックおよびデータ ソースの作成者。
関連するデータ ソースに接続するワークブックの作成者。
サイト管理者。
サーバー上のデータ接続を編集すると、有効期限の切れたセキュリティ トークンを更新することができます。
Salesforce 認証およびセキュリティ トークンの詳細については、Salesforce.com の SOAP API 開発者ガイドの「セキュリティと API」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。