ダッシュボード ベースのカスタム ポータル
注: この概要は、Tableau のビジョナリである Mark Jackson の作品の影響を受けています。プロセスの詳細については、マークのブログをチェックしてください。
Tableau Cloud または Tableau Server の標準のインターフェイスは多くの組織に適していますが、会社ブランドの体験を作成したいが API 開発者スキルを持っていないという場合は、Tableau ダッシュボードに基づいたカスタム ポータルの作成を検討してください。カスタム ポータルを使用することで特定の部門やジョブのロールに関するコンテンツを整理したり、データをより完全に操作するのに役立つ研修を組み込むこともできます。Tableau コンテンツの量が増えるにつれ、カスタム ポータルがユーザーを必要とするデータへ直接導き、簡単に詳しく探索できるよう、関連するビューや Tableau Cloud 検索へのアクセスを提供します。
ポータル デザインのスケッチを描く
Tableau の外で、紙やワイヤーフレーム作成アプリケーションを使用して始めます。組織の構造と、各ユーザーのグループに適用される Tableau ビューの数を考慮してください。コンテンツにすぐにたどり着く、1 レベルのナビゲーションを単純に必要としていますか? または、別のユーザーやレポート タイプのグループへのナビゲーション リンクを提供するメイン ページから開始し、次に、関連ダッシュボードやビューが入った 2 番目のレベルへと進める必要がありますか?
重要な利害関係者やデータ コンシューマーからデザインについて同意が得られたら、次の段階に進むことができます。
ロゴおよびナビゲーション エレメント用の画像を収集する
最初のモックアップを微調整しながらイメージについて考え始め、次に、それらをクリップアートのライブラリや承認済みブランド グラフィックから収集するか、Photoshop or SnagIt などのアプリケーションでゼロから作成します。一般的なグラフ タイプのナビゲーション サムネイルを作成する予定がある場合は、PowerPoint も優れたソースです。
ダッシュボードのレイアウト テキスト、イメージ、および選択されたシート
異なるデバイスでのエレメントの予測可能な配置や拡大縮小を行うため、タイル レイアウトを使用して、ポータル用にダッシュボードを含むワークブックを作成します。次に、テキストおよび画像オブジェクト、ポータルの最前線でハイライトさせるデータ ビューシートの追加を開始します。これらのダッシュボード エレメントの間の隙間を調節するため、空白オブジェクトを挿入してサイズを調節します。詳細については、「ダッシュボードの作成」を参照してください。
ダッシュボード エレメントをコンテンツにリンクさせる
ポータルに 2 番目のナビゲーション レベルがある場合は、フィルター アクションを使用して、メインのダッシュボードからセカンダリ ダッシュボードを示します。データ ビューを直接開くリンクを作成するには、イメージ オブジェクトを右クリックして [URL の設定] を選択します(以下の例では、色の付いた矢印および付随するテキストは、ビュー URL へのリンクです)。データ ソースが事前に読み込まれた空のビューをポイントして、ユーザーに Web 作成ワークスペースで新しい Tableau コンテンツを作成するよう促すこともできます。
ヒント: テキスト オブジェクトにハイパーリンクを追加するには、フル URL を含めます (http://www.tableau.com
など)。
ポータルのパブリッシュ、テストおよび微調整
ワークブックをサーバーにパブリッシュして、ダッシュボード URL をユーザーに配布します。ポータル デザインは、データ分析と同様に、周期的プロセスです。この時点でポータルはまだ未開のため、体験を継続的に改善できるよう、ユーザー フィードバックの収集を開始します
ヒント: 仕上げに、Tableau ツールバーを非表示にして、ポータルにカスタムの外観を与えます。ダッシュボード URL の最後のクエスチョン マークの後に、「:embed=y&:toolbar=n
」を追加します