Data Connect について

ご使用の環境では、Data Connect Kubernetes クラスターが一連の Docker コンテナを監視します。コンテナは、1 つまたは複数のエージェントで構成されるランタイム環境をサポートします。エージェントは、タスクを実行したり、組織間でファイアウォールを介して安全に通信できるようにしたりするプログラムです。

Data Connect サービスには以下が含まれます。

  • クラスターの監視とトラブルシューティング: Tableau は、Data Connect エージェントの状態と使用状況を監視します。リソースが最も効果的かつ効率的に使用されるようにするために、テレメトリ データを収集します。

  • クラスターのメンテナンス: アップグレードは自動的に展開され、クラスターの操作とメンテナンスについては、Tableau が所有者として完全に実行します。Data Connect は、ニーズと利用可能なコンピューティング プールに基づいて、ワークロードの展開を自動的に最適化します。

  • アラート監視: 問題を迅速に解決してビジネスへの影響を抑えるために、インシデント管理が継続的に提供されます。

サポートされている接続と環境

現在、Data Connect はオンプレミス環境と VCP 環境 (Amazon Web Services (AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform (GCP)) をサポートしています。

概要

Data Connect アーキテクチャは、3 つの主要コンポーネントと責任境界で構成されます。一部は重複しますが、Tableau は主にアプリケーション層とオーケストレーション層に責任を持ち、お客様はインフラ (コンピューティング、OS、ネットワーク、ストレージ) とその配置場所に責任を持ちます。

開始するには、各 Linux サーバーでスクリプトを実行します。これにより、ご利用の環境内に Tableau が管理する Kubernetes クラスターが作成されます。その後、この Kubernetes クラスターは、クラスターから 2 つの管理対象場所へのアウトバウンド接続を作成することにより Tableau で管理されます。

次に、Docker コンテナを構築して Kubernetes クラスターに展開します。これにより、Tableau は、クラスターからのアウトバウンド接続を介して、Docker コンテナ内に Data Connect エージェントを展開し、リモートで管理できるようになります。接続を確立したら、プライベート ネットワークのデータ ソースへのマッピングを指定し、それを使用してデータにアクセスできます。

データは、Data Connect エージェントから Tableau Cloud に直接送信されます。Data Connect では、外部ネットワーク アクセス、ファイアウォール ホール、またはリモート マシン アクセスは必要ありません。

アーキテクチャ

  1. Tableau Cloud -> オーケストレーション サービス

  2. Kubernetes クラスター -> オーケストレーション サービス

  3. Kubernetes クラスター -> Docker コンテナ

  4. Tableau ユーザー -> Tableau Cloud

  5. Data Connect エージェント (Docker コンテナ) -> Tableau Cloud

  6. Data Connect エージェント (Docker コンテナ) -> 顧客データベース

環境の境界

アプリケーション

Data Connect コンテナは、コンテナ化されたワークロードのスケーラビリティと合理化された管理機能を提供します。

オーケストレーション

リモートで管理およびメンテナンスされる Kubernetes クラスター。Data Connect コンテナをホストします。

インフラストラクチャ

ストレージ、ネットワーク、コンピューティング (OS、CPU、メモリ) は、コンピューティング インフラストラクチャ層に必要なリソースです。

フィードバックをお送りいただき、ありがとうございます。フィードバックは正常に送信されました。ありがとうございます!