Tableau の導入

データと分析に重きを置くのに、これほど良いタイミングはありません。規模にかかわらず企業はすでにデータを収集していますが、まず間違いなくその一部だけを分析して、ビジネス上の問題の解決、競争優位性の獲得、企業変革の推進を行っているはずです。急増する企業データやデータベーステクノロジー、そして分析スキルの需要の高まりに伴い、今日の最も有能な IT 組織はすでに、セルフサービスの実現に重点を移しました。その方法が、規模に応じた Tableau の導入と運用に加え、ビジネスユーザーとエキスパートが同様にコンテンツを作成し利用できるように、多種多様なデータソースの整理、統合、一元管理を行うことです。

Tableau は、エンタープライズアーキテクチャを左右するのではなく、それに合わせられる柔軟性の幅を重視しています。Tableau Server および Tableau Online は、既存のテクノロジー投資を活用し、IT インフラストラクチャと融合して、ユーザーのためのセルフサービス型モダン分析プラットフォームを実現します。オンプレミス、クラウド、ホスティングという選択肢があり、お客様の要件に合ったバージョンの Tableau を利用できます。3 つのタイプの比較表を以下に示します。

タイプ 長所 短所
Tableau Server - オンプレミス

ハードウェアとソフトウェアの完全な管理

インフラストラクチャとデータはファイアウォールの内側

ハードウェアとソフトウェアの管理に専任の管理者が必要

ネットワーク外 (モバイル、外部) からのアクセスには別のインフラストラクチャが必要

Tableau Server - パブリッククラウド (IaaS)

マネージドハードウェア上のソフトウェアの完全な管理

インフラストラクチャとデータは同じ場所 (クラウドに移行した場合)

必要に応じてハードウェアの運用を開始/停止できる柔軟性

ソフトウェアの管理に専任の管理者が必要

ネットワーク外 (モバイル、外部) からのアクセスには別のインフラストラクチャが必要

Tableau Online (SaaS)

完全ホスティング型のソリューション (ハードウェア、ソフトウェアのアップグレード)

迅速な導入

外部のオーディエンスでもアクセスが簡単

マルチテナント環境のシングルサイト

キューブは非サポート

ゲストアカウントのアクセス不可

発見の段階で、IT 部門は対応する導入タイプについて『Tableau Blueprint プランナー』の「Tableau のエンタープライズアーキテクチャの調査」を終え、組織の部門やチームから「Tableau のデータと分析の調査」を回収しているはずです。この「エンタープライズアーキテクチャの調査」は、Tableau と統合する予定のテクノロジーやプラットフォームに対する、社内の標準とプロセスを明確にするのに役立ちます。

組織内の役割と責任に応じて、システム管理者と指名された Tableau Server 管理者が、IT 部門の担当者と協力して Tableau Server をインストールする必要があります。Tableau Online の場合は、既存のテクノロジーと統合し、サイト設定を構成します。また、ビジネスチームが記入する「データと分析の調査」では、データの用途、オーディエンスの規模、ユーザーが特定され、優先順位が付けられます。この両方の調査で集められた情報を使って、Tableau Server のサイジングやインストール、構成、または Tableau Online の統合や構成など、導入戦略を策定することになります。管理者は、Tableau Server のインストールまたは Tableau Online の構成に加え、必要に応じて、Tableau Prep Builder、Tableau Desktop、Tableau Mobile、および Tableau Online 向け Tableau Bridge のクライアントソフトウェアのインストールの計画も必要になります。

このヘルプでは、システム統合と導入のベストプラクティスが取り上げられています。導入戦略の策定に役立ててください。なお、Tableau Server のインストール前に計画 (Windows | Linux) と、ベースライン構成 (Windows | Linux) を見直しましょう。全ヘルプは、「Tableau Server を始める前に」 (Windows | Linux) で見ることができます。Tableau Online サイトの構成と管理については、「サイト管理者のロールとタスク」をご覧ください。

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