サブスクリプションのデータ ソース

サブスクリプションのデータ ソースは、作成者と受信者の名前、コンテンツ アイテム、ジョブ ステータス、スケジュールなど、サイト上のサブスクリプションに関する詳細を提供します。サイト管理者はこのデータを使用して、サブスクリプションを通じてコンテンツにアクセスするユーザーの閲覧エクスペリエンスを向上させることができます。

2024 年 2 月以降、サブスクリプションのデータ ソースにはサイトの Tableau Pulse 情報が含まれます。「サブスクライバー グループ名」と「サブスクライバー グループ LUID」フィールドがユーザー フォルダーに含まれるようになりました。ユーザーがグループのメンバーとしてあるメトリクスをフォローしている場合、これらのフィールドにグループ名と LUID が表示されます。

カスタム ビューを作成する

サイト管理者または管理者インサイト プロジェクトへのアクセス権を付与されているユーザーは、Web 作成を使用して、または Tableau Desktop 経由で Tableau Cloud から管理者インサイトのデータ ソースに直接アクセスして、カスタム ビューを作成することができます。管理者インサイトのデータ ソースへの接続の詳細については、管理者インサイトを使用したカスタム ビューの作成を参照してください。

例: ユーザーはどれくらいの頻度でサブスクリプションを受け取るか?

次のステップに従って、ユーザーがサブスクリプションを受信する頻度を表示するビューを作成します。

  1. サブスクリプションと TS イベントのデータ ソースに接続します。

  2. [データ][ブレンド関係の編集] の順に選択します。

  3. [ブレンド関係] ダイアログで、プライマリ データ ソースを [サブスクリプション] に設定し、[カスタム] ラジオ ボタンを選択します。

  4. [追加] をクリックします。

  5. [フィールド マッピングの追加または編集] ダイアログで、[サブスクライバーのメール][アクター ユーザー名] にマッピングし、[OK] をクリックします。

  6. [OK] をクリックして [ブレンド関係] ダイアログを終了します。

  7. [データ] ペインから [サブスクライバー メール][件名] に、[最終送信日 (ローカル)] を [行] シェルフにドラッグします。

  8. [データ] ペインから [イベント数] を [列] シェルフにドラッグします。

  9. [アイテム LUID][アイテム タイプ][アクター ユーザー名][データ] ペインのリンク フィールドであることを確認します。壊れたリンクがある場合は、フィールド名の横にあるアイコンをクリックして、2 つのデータ ソースをリンクします。

  10. [データ] ペインから [サブスクリプション ステータス][マーク] カードの [色] にドラッグします。

例: 最も人気のある Pulse メトリクスは何か?

次のステップに従って、最も人気のある Tableau Pulse メトリクスを表示するビューを作成します。

  1. サブスクリプションのデータ ソースに接続します。

  2. [データ] ペインから [アイテム タイプ] を [フィルター] シェルフにドラッグし、[メトリクス] チェックボックスをオンにします。

  3. [アイテム LUID][アイテム名] を [行] シェルフにドラッグします。

  4. [CNT (サブスクライバー ユーザー LUID)] を [列] シェルフにドラッグします。

  5. ツールバーから [降順に並べ替える] ボタンを選択して、X 軸を並べ替えます。

    注: Viz にはサブスクライブしているユーザーが個別に表示されます。サブスクライブしているユーザーをグループ別に表示するには、「サブスクライバー グループ名」と「サブスクライバー グループ LUID」フィールドを使用します。

  6. メニューから [分析][計算フィールドの作成] の順にクリックします。

    1. 名前:

      Is Group Follow
    2. 計算:

      NOT ISNULL(Subscriber Group LUID)
  7. [データ] ペインで [グループ フォロー] を [マーク] カードの [色] にドラッグします。

  8. [サブスクライバー グループ名] を [マーク] カードの [詳細] にドラッグします。

    ヒント: 他のユーザーが追加したメトリクスでなはく、自分で選択したメトリクスをフォローしているユーザーを把握すると、実際に人気を集めているメトリクスを特定することができます。

  9. メニューから [分析][計算フィールドの作成] の順にクリックします。

    1. 名前:

      User Self-Followed
    2. 計算:

      NOT [Is Group Follow] AND [Created By User Email] <> [Subscriber Email]
  10. [データ] ペインで [ユーザーが自分でフォロー] を [マーク] カードの [色] にドラッグします。

データをさらに活用する

Tableau Prep を使用すると、次のフィールドでサブスクリプションを他の管理者インサイト データ ソースと結合して、サイトの可視性を高めることができます。複数の Tableau Cloud サイトからデータを分析している場合は、「サイト LUID = サイト LUID」でも結合する必要があります。

  • 「サブスクライバー メール = アクターのユーザー名」で、サブスクリプションと TS イベントを結合します。

詳細については、Tableau Prep ヘルプの「データの集計、結合、ユニオン(新しいウィンドウでリンクが開く)」を参照してください。

データ スキーマ

次の表には、サブスクリプションのデータ ソースに含まれるフィールドがリストされています。データの各行は、サブスクリプションと受信者の組み合わせに対応します。

フォルダーフィールド名タイプ説明
コンテンツアイテム LUID文字列サブスクリプションに含まれるアイテムの LUID。
アイテム タイプ文字列サブスクリプションに含まれるアイテムのタイプ (ワークブックまたはビュー)
アイテム名文字列サブスクリプションに含まれるアイテムの表示名
アイテム所有者のメール文字列アイテム所有者のメール アドレス
アイテムのハイパーリンク文字列サイト上のアイテムの完全な URL
日付作成日時日付/時刻サブスクリプションが作成された日時 (UTC)
作成日時 (ローカル)日付/時刻サブスクリプションが作成された日時。タイムゾーン パラメーターによって調整されます。
最終送信日時日付/時刻サブスクリプションが最後に送信された日時 (UTC)
最終送信日時 (ローカル)日付/時刻サブスクリプションが最後に送信された日時。タイムゾーン パラメーターによって調整されます。
サブスクリプションデータ条件文字列サブスクリプションを送信するときの条件 (「常に」または「データが利用可能なとき」)
画像が添付されているかブール値サブスクリプション メールに画像が添付されているかどうかを示します
PDF が添付されているかブール値サブスクリプション メールに PDF が添付されているかどうかを示します
抽出更新がトリガーされるかブール値サブスクリプションに関連付けられているデータ抽出が更新されたかどうかを示します
スケジュール LUID文字列スケジュールの UUID
スケジュール名文字列スケジュールの名前
件名文字列サブスクリプションの件名
サブスクリプション LUID文字列サブスクリプションの LUID
サブスクリプション ステータス文字列サブスクリプションのステータス (アクティブまたは一時停止)
ユーザーサブスクリプションを作成したユーザーのメール文字列サブスクリプションを作成したユーザーのメール アドレス
サブスクリプションを作成したユーザーの LUID文字列サブスクリプションを作成したユーザーの LUID
サブスクライバーのメール文字列サブスクリプションを受信するユーザーのメール アドレス
サブスクライバー ユーザー LUID文字列サブスクリプションを受信するユーザーの LUID
サブスクライバー グループ名文字列ユーザーがグループのメンバーとしてメトリクスをフォローしている場合は、そのグループの名前。
サブスクライバー グループ LUID文字列ユーザーがグループのメンバーとしてメトリクスをフォローしている場合は、そのグループの LUID。
-管理者インサイトがパブリッシュされた日時日付/時刻管理者インサイトのデータ ソースが最後にパブリッシュされた日時 (UTC)
受信者数数値受信者の個別のカウント
サブスクリプション数数値サブスクリプションの個別のカウント
タイムゾーン文字列日付を表示するためのタイムゾーンを指定します。このフィールドは、UTC からのオフセット時間数を決定するために使用される整数値を表します。夏時間の調整は考慮されません。