サーバーの利用状況データ
Tableau Server 管理者は、Tableau Server からの利用状況データを Tableau に送信するかどうかを制御できます。既定ではこのオプションは有効になっており、初期インストール時、または Tableau Server のインストール後に、TSM Web UI またはコマンド ラインを使用して、無効にできます。
Tableau の利用状況データは、製品の使用方法を理解するのに役立ちます。これにより、全体の操作性が向上し、Tableau をさらに強力にする高度にインテリジェントな機能を構築します。
Tableau では、行動データと利用状況データのみ収集します。収集されたデータのサンプルには、ユーザーが特定の機能に関わる時間、製品に使用するパス、クリックする場所、および「データに聞く」 (Ask Data) で尋ねる質問が含まれます。利用状況データは、「Tableau Software プライバシー ポリシー」に従って処理されます。
利用状況データの共有を無効にする
利用状況データの共有は、Tableau Server のインストール時、またはインストール後にいつでも無効にできます。
インストール時に利用状況データの共有を無効にする
Tableau Server のインストール時に Tableau で利用状況データの共有を無効にするには、サーバーの初期設定中に、このオプションをオフにします。詳細については、製品利用状況データを参照してください。
インストール後に利用状況データの共有を無効にする
-
ブラウザで TSM を開きます。
https://<tsm-computer-name>:8850詳細については、Tableau Services Manager の Web UI へのサインインを参照してください。
-
[メンテナンス] タブをクリックします。
-
[サーバーの利用状況データ] の [その他のメンテナンス タスク] で、[Tableau の機能を改善するために使用状況データを送信する] をオフにします。
-
完了したら、[変更を保留中] をクリックし、次に [変更を適用して再起動] をクリックします。
製品の利用状況データを共有しない場合は、次の tsm configuration コマンドを使用してオプションを無効にします。
tsm configuration set -k shareproductusagedata.enabled -v false
tsm pending-changes apply
pending-changes apply
コマンドは、Tableau Server が実行中の場合にはそれが再起動することを知らせるプロンプトを表示します。このプロンプトはサーバーが停止しても表示されますが、その場合には再起動は行われません。--ignore-prompt
オプションを使用してメッセージが表示されないようにできますが、そのようにしても再起動に関する動作が変わることはありません。詳細については、tsm pending-changes applyを参照してください。