ユーザーに対してリビジョン履歴の保存を許可する

リビジョン履歴では、ワークブックやデータ ソース (コンテンツ リソース) が時間の経過と共にどのように変更したかを表示できます。ユーザーがコンテンツ リソースを保存 (パブリッシュ) するたびに、Tableau Server は新しいバージョンを作成し、これが最新のバージョンとなります。これにより、以前のバージョンがリビジョン履歴で最新のリビジョンとなります。リビジョン履歴があり、ユーザーは古いバージョンが利用可能であるとわかっているため、自信を持ってコンテンツを試すことができます。

  • この情報は Tableau Server に適用され、パブリッシャーにリビジョンの使用を許可する必要があるサーバー管理者に対するものです。

  • Tableau Cloud では、ワークブックとデータ ソースのリビジョン履歴は、すべてのサイトで有効化されています。ユーザーは最大 10 のリビジョンを保存できます。

  • 潜在的な問題を含め、コンテンツのリビジョンの操作に関する詳細については、Tableau ヘルプの「ユーザー/アナリスト」セクションの「コンテンツのリビジョンの操作」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

ユーザーがリビジョン履歴で操作する必要があるパーミッション

リビジョン履歴にアクセスするには、ユーザーには Creator または Explorer (パブリッシュ可能) サイト ロールに加え、コンテンツ タイプに応じ、次のパーミッションを付与されている必要があります。

  • プロジェクト: 表示および保存

  • プロジェクト内のワークブック: 表示保存ワークブックのダウンロード/名前を付けて保存

  • プロジェクト内のフロー: [表示] > [保存] > [フローのダウンロード/Publish As (名前を付けてパブリッシュ)]
  • プロジェクト内のデータ ソース: 表示保存およびデータ ソースのダウンロード

プロジェクト内の仮想接続には、Creator サイト ロールと表示および上書きのパーミッションが必要です。(仮想接続には、データ管理が必要です。詳細については、「データ管理 について」を参照してください。)

リビジョン履歴を有効化し、許可されるリビジョンの数を設定する

リビジョン履歴はサイト レベルで設定され、既定で有効になっており、各コンテンツ リソースの履歴に保存されるリビジョンは 25 に制限されます。

  1. サーバー管理者としてサイトにサインインし、[設定] を選択します。

  2. [リビジョン履歴] で、[リビジョン履歴の保存] を選択してから、各コンテンツ リソースで許可するリビジョンの最大数を入力します。

  3. [保存] をクリックします。

リビジョンの数を減らすと、最新のリビジョンが保存されます。たとえば、限度を 15 に設定すると、ワークブックやデータ ソースの最新のバージョン 15 個が保存されます。

:サーバー上でバックグラウンド クリーンアップ プロセスが実行するまで、コンテンツ リソースのリビジョン履歴リストに制限への変更が表示されない場合があります。

すべてのリビジョンをクリア

サーバー管理者は、サイトからパブリッシュされたワークブックとデータ ソースの以前のリビジョンをすべて削除できます。パブリッシュされた各ワークブックおよびデータ ソースの最新のバージョンが常に保持されます。

  1. サーバー管理者としてサイトにサインインし、[設定] を選択します。

  2. [リビジョン履歴] で、[リビジョン履歴のクリア] をクリックします。

  3. [保存] をクリックします。

ワークブックのプレビューおよび復元に対するセキュリティ

ユーザーがワークブックのリビジョンの [復元] または [プレビュー] を選択すると、ユーザーのブラウザーとサーバーのバックエンドの間でユーザーのパスワードが交換されます。Tableau Server公開/非公開キー暗号化を使用してこれらのパスワードを暗号化します。これらの公開キーが Tableau Server によって提供されたことを確認するため、SSL (HTTPS) を使用するようサーバーを構成する必要があります。詳細については、SSLを参照してください。

関連項目

Tableau ヘルプの「ユーザー/アナリスト」セクションの「潜在的なリビジョン履歴の問題」(新しいウィンドウでリンクが開く)

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