パフォーマンス モニタリングの概要
サーバーを監視するときは、サーバーのパフォーマンスが低下しているかどうかや、問題が発生しているかどうかを示すデータを収集/分析します。たとえば、サーバーが処理容量の 100% を長期間使用していることが判明した場合、問題があることがわかります。
収集および分析する必要があるデータは、次の広範なカテゴリーに分類できます。
リソースの利用状況データ - Tableau Server がディスク容量、メモリ、およびプロセッサーなどのハードウェア リソースをどのように使用活用しているか。
セッションと読み込み時間データ - ユーザーによる Tableau Server の操作方法 (ビューの読み込みにかかる時間や、同時ユーザー数などを含む)
バックグラウンド タスク データ - ユーザー アクションと直接結びつけられていないタスクを Tableau Server が実行する方法。たとえば、バックグラウンド タスクには抽出の更新タスク、サブスクリプション タスクなどが含まれます。
このデータの一部は、読み込み時間データや抽出の更新データを含め、Tableau Server に内蔵されている管理ビューから既にアクセス可能です。ただし、リソース利用状況データを収集するには、外部パフォーマンス モニタリング ツールを使用する必要があります。(このセクションでは、Windows Performance Monitor を例として使用します。これは、Windows Server に含まれているためです。)追加の読み込み時間とバックグラウンド タスク データを収集するには、Tableau Server リポジトリに接続できます。
分析するパフォーマンスデータを収集した後、パフォーマンス データの分析の開始点として、このセクションに含まれるサンプル ワークブックを使用できます。パフォーマンス データを 1 か所で分析しやすくするため、作成したビューをカスタム管理ビューとして Tableau Server にパブリッシュできます。
ビルトイン管理ビューの詳細については、管理ビュー を参照してください。
カスタム管理ビューの詳細については、カスタム管理ビューの作成を参照してください。
高度なモニタリング ツールの詳細については、Tableau Resource Monitoring Tool についてを参照してください。
注:同じワークブックを使用し、ビューを Tableau Server にパブリッシュするには、Tableau Desktop が必要です。