バックアップからの復元

tsm maintenance restore コマンドを使用して Tableau Server データを復元します。Tableau Server の以前のバージョンに戻す場合 (アップグレードで問題が発生した場合など) や、Tableau Server を新しいハードウェアに移行する場合など、システム障害が発生し、データの復元が必要となった場合にはこれを実行することもできます。tsm maintenance restore コマンドを使用し、tabadmin backup および tsm maintenance backup を使用して作成した Tableau Server のバックアップを復元できます。

Tableau Server を復元する際の制限事項

  • tabadmin backup を使用して作成したバックアップを復元しカスタム資産キーを使用した場合は、復元時にファイルをインクルードできるように、 asset_keys.yml ファイルのコピーを保存する必要があります。 詳細については、以下を参照してくださいTableau Server for Windows 2018.1.x 以前をアンインストールする前にアセット キー ファイルを保存する
  • 他の方法で作成されたデータベース バックアップや、仮想マシンのスナップショットは、Tableau Server の復元には使用できません。

  • tsm maintenance restore を使用して Tableau データを復元すると、データ抽出ファイルおよび PostgreSQL データベースの内容がバックアップ ファイル (.tsbak) の内容に上書きされます。Tableau Server の分散インストールを実行している場合は、TSM コントローラーを実行しているノード (通常は初期ノード) で復元を実行します。

  • 稼働中のサーバーと同じタイプのアイデンティティ ストアを持つバックアップからのみ復元可能です。たとえば、ローカル認証を使用しているサーバーからのバックアップは、ローカル認証で初期化された Tableau Server に復元可能ですが、Active Directory 認証を使用しているサーバーからのバックアップは、ローカル認証で初期化されたサーバーには復元できません。

  • バックアップ ファイルは、バックアップが作成されたバージョンと同じか新しいバージョンの Tableau Server バージョンにのみ復元できます。Tableau の古いバージョンに復元することはできません。

  • 復元プロセスでは、Tableau Server が管理するコンテンツと外部アセットを完全に再インデックスする処理が開始されます。このプロセスは CPU リソースを消費し、バックアップと復元中にその消費が顕著になる可能性があります。

バックアップ ファイルから Tableau Server を復元する

注: この操作には、TSM コマンド ラインを使用して実行する必要のある手順が含まれています。TSM CLI を使用するには、インストール済みノードのいずれかでコマンド ラインにアクセスするための管理者アクセス権限と、TSM コマンドを実行するための TSM 管理者認証資格情報が必要です。

  1. (オプション) .tsbak ファイルを既定のファイルのファイルの場所にコピーします。

    restore コマンドは、TSM の basefilepath.backuprestore 変数で定義したディレクトリにバックアップ ファイルがあることを前提としています。既定のディレクトリは次のとおりです。

    C:\ProgramData\Tableau\Tableau Server\data\tabsvc\files\backups\

    ファイル パスおよびその変更方法の詳細については、tsm ファイル パスを参照してください。

    注: バックアップ フォルダーにコピーされたバックアップを復元している場合には、実行サービス アカウント (TSM Web UI の [セキュリティ] で確認可能) に少なくともバックアップ ファイルの読み取りアクセスがあることを確認してください。そうしないと、復元プロセスでバックアップ ファイルを解凍できない場合があり、復元に失敗します。

  2. サーバーを停止します。コマンド プロンプトで、次のように入力します。

    tsm stop

  3. バックアップ ファイルから復元します。コマンド プロンプトで、次のように入力します。

    tsm maintenance restore --file <file_name>

    上記の行では、<file_name> を、復元するバックアップ ファイルの名前に置き換えます。

  4. サーバーを再起動します。

    tsm start

ありがとうございます!