旧バージョンでワークブックの互換性があるようにする
ワークブックをダウングレードして、古いバージョンの Tableau 製品を使用しているユーザーと共有することができます。
重要: ワークブックを旧バージョンにダウングレードする場合、旧バージョンで利用できない特徴や機能は互換性のために削除されます。さらに、新しいバージョンで作成された計算フィールドで旧バージョンでは使用できない関数を使用している場合は、バージョンをダウングレードする際にそのフィールドを手動で修正または削除する必要があります。
Tableau Desktop で以前のバージョンにエクスポートする
Tableau Desktop で、[ファイル] > [バージョン名を付けてエクスポート] を選択し、ダウングレード後のバージョンを選択します。(エクスポートできる最も古いバージョンは、Tableau Desktop 10.5 です。)
- ワークブックを [マイ Tableau リポジトリ] や選択したフォルダーに保存します。
Tableau Server へのパブリッシュ時にワークブックをダウングレードする
新しいバージョンの Tableau Desktop を古いバージョンの Tableau Server で使用している場合、[サーバー] > [ワークブックのパブリッシュ] を選択すると古いバージョンの Tableau Server にダウングレードできます。パブリッシュ時にワークブックがダウングレードされることを示す警告メッセージが表示されます。
その後Tableau Desktop の新しいバージョンでダウングレードされたワークブックを開くと、下記に示すメッセージが表示されます。ワークブックがダウングレードされた場合は、削除された機能を再度追加する必要が生じる可能性があります。
注: データ ソースは、パブリッシュ中はダウングレードされません。
Tableau Cloud や Tableau Server で古いバージョンをダウンロードする
Tableau Cloud や Tableau Server を使用している場合、ワークブックをダウンロードして古いバージョンの Tableau Desktop で開くことができます。
使用している Tableau Desktop のバージョンを確認するには、トップ メニューから [ヘルプ] > [Tableau について] を選択します。
Tableau Server や Tableau Cloud で、ダウンロードしたいビューを開きます。
[ダウンロード] ボタンをクリックし、[Tableau ワークブック] をクリックします。
エクスポートするバージョンを選択します。(ダウンロードできる最も古いバージョンは、Tableau Desktop 10.5 です。)
詳細については、「ビューとワークブックのダウンロード」を参照してください。
互換性に関する追加リソース
Tableau 展開ガイドの「バージョン間でワークブックの互換性を確立する」を参照して、さまざまなバージョンの Tableau 製品がどのように相互作用するかについて詳しく学習します。