データ ソースの編集
分析を行っているときはいつでも、ワークブックで使用されているデータ ソースを編集することができます。
データ ソースの編集方法
[データ] メニューでデータ ソースを選択し、[データ ソースの編集] を選択します。
データ ソース ページで、データ ソースを変更します。
データ ソースは以下のように編集できます。
カスタム SQL クエリへの接続 (Tableau Desktop)
ストアド プロシージャの使用 (Tableau Desktop)
データ グリッドの操作
[データ ソース] ページのグリッドに対する以下の拡張機能により、データ ソース内のデータがより見やすくなり、分析の準備に役立てることができるようになりました。
列と行の並べ替え
列の並べ替え: [フィールドの並べ替え] ドロップダウン リストから並べ替えオプションを選択して、グリッドとメタデータ グリッド内の列を並べ替えます。表またはデータ ソース順に列を並べ替えます。行の並べ替え: 行を並べ替えるには、並べ替えボタンをクリックします。並べ替えボタンを 1 回クリックすると昇順、もう一度クリックすると降順に列が並べ替えられます。さらにクリックすると並べ替えがクリアされます。
フィールド名の変更またはリセット
列名の変更: 列名をダブルクリックして、フィールドの名前を変更します。
名前のリセット: フィールドの名前を変更した場合、列ドロップダウン メニューをクリックしてから [名前のリセット] を選択し、フィールドの元の名前に戻します。複数の列を選択し、同じアクションを実行することもできます。
を参照してください。
新しい列の作成と抽出データの表示
新しい計算の作成: データ ソースの既存のフィールドに基づいて、新しい計算、グループ、ビンを作成します。[列] ドロップダウン矢印をクリックし、それぞれのオプションを 1 つ選択します。
抽出データの表示: Web データ コネクタ、抽出モードのファイル ベースおよびリレーショナル ベースのデータ ソースの場合、グリッドに抽出データ (MEDIAN などの抽出のみの計算も含める) を表示できます。
値のコピー
値のコピー: グリッド内で値をコピーするには、値を選択して、Ctrl + C (Mac では Command - C) を押します。あるいは、メタデータ グリッド内の値をコピーするには、値を選択してから、右クリックし、[コピー] を選択します。
メタデータを調べる
メタデータ エリアを使用すると、Tableau のデータ ソースの構造をすばやく調べ、変更することができます。メタデータ エリアでは、データ内の列とそのデータ タイプの確認、さらに列の名前変更や列の非表示、列のデータ型の変更、列の場所による役割の変更などの定型的な管理上のタスクを実行できます。
注: メタデータの管理タスクは、多次元データ ソースを扱う場合には異なってきます。
メタデータ エリアに移動する
データ ソースをセット アップしたら、メタデータ エリア ボタンをクリックします。キューブ (多次元) データ ソースに接続している場合は、メタデータ エリアは既定で表示されます。Salesforce や Tableau データ抽出 などの他のデータ ソース タイプの場合、既定のビューは異なります。
メタデータの確認
データ ソースの列は、メタデータ エリアでは行で表現されます。各行には、列のデータ型、Tableauデータ ソースの列名、列の元になっているデータの表名、元になっているデータの列名が表示されます。
メタデータの管理
接続しているデータのタイプによっては、複数の列を一度に非表示にしたり、列の名前をすばやく変更したりするなど、定期的な管理タスクを実行することができます。たとえば、複数の列を一度に非表示にするには、Ctrl キーまたは Command キーを押しながら非表示にする列を選択し、列名の隣のドロップダウン矢印をクリックして、[非表示] をクリックします。データ ソースのメタデータ エリアで変更を加えても、元になるデータには影響しません。
データ ソースの場所の変更
データ ソースを編集する場合、データ ソースの場所を変更することもできます。たとえば、使用しているデータ ソースの名前または場所が変更され、以前の接続情報でアクセスできなくなったとします。この場合、作業内容を失うことなくワークブックに正しい場所を設定できます。
これと同じ方法で、あるデータ ソースに対して実行された分析を類似したデータ ソースに適用できます。市場、製品、売上高、および利益を含む複数のビューを持つワークブックを作成し、この分析を新しいデータ ソースに適用するとします。各ビューを最初から作成する代わりに、元のデータ接続を編集して新しいデータ ソースを指定できます。
データ ソースの場所を変更するには
[データ] ペインでデータ ソースを右クリック (Mac では Control を押しながらクリック) し、[接続の編集] を選択します。
[接続の編集] ダイアログ ボックスで、データ ソースの場所に移動するか、新しいデータ ソースを選択します。
フィールドの参照の置換
新しいデータ ソースに正常に接続すると、以前に元のデータ ソースを参照していたワークブック内のすべてのワークシートが新しいデータ ソースを参照するようになります。新しいデータ ソースは、元のワークブックで使用されていたものと同じフィールド名がない場合、フィールドは無効になり感嘆符 が表示されます。この問題は、フィールドの参照を置換することで迅速に解決することができます。
たとえば、"Customer Name (顧客名)" フィールドを含むデータ ソースに接続されたワークブックがあるとします。データ ソース接続を編集して、"Customer Name (顧客名)" の代わりに "Name (名前)" にフィールド名が変更された以外はすべて同じデータを持つ新しいデータ ソースを参照するようにします。[データ] ペインには "Customer Name (顧客名)" フィールドがまだ表示されていますが、無効のマークが表示されています。このフィールドを有効にするには、参照を置換します。つまり、無効なフィールドを新しいデータ ソースの有効なフィールドにマッピングします ("Customer Name (顧客名)" を "Name (名前)" に対応させるなど)。
フィールドの参照の置換
[データ] ペインで無効なフィールドを右クリック (Mac では Control を押しながらクリック) し、[参照の置換] を選択します。
[参照の置換] ダイアログ ボックスで、無効なフィールドに対応するフィールドを新しいデータ ソースから選択します。
データ ソース名の変更
データ ソースに接続すると、Tableau Desktopで使用する名前を指定するオプションが表示されます。
データ ソースの名前を変更するには
- [データ] メニューで [名前の変更] を選択します。
接続に名前を指定すると、1 つのワークブックを多数のデータ ソースに接続している場合に便利です。割り当てた名前で、接続の詳細を管理できます。また、[データ] メニューでデータ ソースを選択し、[プロパティ] を選択しても、接続のプロパティを確認できます。
データ ソースの複製 (Tableau Desktop)
表を追加する、フィールドを表示および非表示にする、フィールドの既定値を設定するなど、データ ソースを変更することができます。このような変更を加えると、そのデータ ソースを使用するすべてのシートが影響を受けます。データ ソースを複製すると、既存のシートに影響を与えることなく変更を加えることができます。
データ ソースを複製するには
- [データ] メニューでデータ ソースを選択し、[複製] を選択します。
データ ソースを複製すると、複製されたソース名の末尾に「(copy)」が付加されます。