Splunk
この記事では、Tableau を Splunk データに接続し、データ ソースを設定する方法について説明します。
注: Splunk ODBC コネクタは、Splunk Enterprise 6 と互換性があります。
開始する前に、次の接続情報を収集します。
サーバー URL (複数のデータベースがある場合はデータベース名を含む)
ユーザー名とパスワード
(オプション) Tableau が接続するたびに初期 SQL ステートメントを実行する
Windows コンピューター上の Tableau Desktop でこのコネクターを使用します。
必要なドライバー
このコネクタにはデータベースとやり取りするためのドライバーが必要です。ドライバーがコンピューターにインストールされていない場合、Tableau によって「ドライバー ダウンロード」(新しいウィンドウでリンクが開く)ページへのリンクを含むメッセージが接続ダイアログ ボックスに表示されます。このページで、ドライバーのリンクとインストール手順を確認できます。
Tableau を起動し、[接続] の下で [Splunk] を選択します。データ接続の完全なリストについては、[サーバーへ] の [詳細] を選択します。その後、次を実行します。
サーバーの URL を入力します。HTTPS を使用して Splunk データに接続することをお勧めします。
ユーザー名とパスワードを入力します。
(任意) ワークブックを開いたときや、抽出を更新、Tableau Server にサインイン、または Tableau Server にパブリッシュするときなど、毎回接続の始めに実行する初期 SQL コマンドを指定するには、[初期 SQL] を選択します。詳細については、初期 SQL の実行を参照してください。
[サインイン] を選択します。
Tableau が接続できない場合は、認証資格情報が正しいことを確認します。引き続き接続に失敗する場合は、コンピューターにおけるサーバーの検出に問題があります。サポートが必要な場合は、ネットワーク管理者またはデータベース管理者にお問い合わせください。
サーバーに複数のデータベースが含まれる場合は、サーバー上の特定のデータベースの名前を入力します。
注:データベース名では、大文字と小文字が区別されます。
データ ソース ページで次の手順を行います。
(任意) ページ上部にある既定のデータ ソース名を選択し、Tableau で使用する一意のデータ ソース名を入力します。たとえば、データの他のユーザーが、どのデータ ソースに接続するか推測するのに役立つ命名規則を使用します。
[Saved Search] で、テキスト ボックスに保存された検索名を入力するか、リストから保存された検索を選択したら、それをデータ ソース ページの上部領域にドラッグします。
シート タブを選択して分析を開始します。
Splunk のテーブル間では結合を作成できませんが、次のいずれかを実行することで、複数のテーブルからの Splunk データを組み合わせることができます。
保存済みの検索をセットアップして接続する: 必要なすべての表を単一の検索結果で返すように、Splunk で保存済みの検索をセットアップします。その後、Tableau Desktop からこの保存済みの検索に接続します。
データ ブレンドを使用する: 必要な Splunk 表ごとにデータ ソースをセットアップし、その後、データ ブレンドを使用してデータを組み合わせます。詳細については、データのブレンドを参照してください。
抽出を作成する: Splunk 表ごとに抽出を作成し、その後、クロスデータベース結合を使用して抽出を結合します。詳細については、データの抽出およびデータの結合を参照してください。
ただし、1 つの例外として、Splunk データと異なるデータベース (または、ファイル) からのデータの間でクロスデータベース結合を作成できます。Tableau データ ソースに新しい接続を追加した後、左ペインで表をダブルクリックしてキャンバスに追加する必要があります。通常のクロスデータベース結合の作成時のように、左ペインからキャンバスに表をドラッグすることはできません。クロスデータベース結合の詳細については、データの結合を参照してください。
注: Splunk 表の間でのクロスデータベース結合の作成はサポートされていません。Splunk 表の間でクロスデータベース結合を行うと、最後の Splunk 接続を除き、Tableau データ ソース内のすべての接続が消失します。
関連項目
- データ ソースの設定 – このデータ ソースにさらにデータを追加したり、データ分析の前にデータを準備したりします。
- グラフの構築とデータの分析 – データ分析を開始します。