PostgreSQL
この記事では、Tableau を PostgreSQL データベースに接続し、データ ソースを設定する方法について説明します。
はじめる前に
開始する前に、次の接続情報を収集します。
接続先データベースをホストするサーバーの名前
データベース名
認証方法: 統合認証またはユーザー名とパスワード
SSL サーバーに接続している場合
(オプション) Tableau が接続するたびに初期 SQL ステートメントを実行する
必要なドライバー
このコネクタにはデータベースとやり取りするためのドライバーが必要です。ドライバーがコンピューターにインストールされていない場合、Tableau によって「ドライバー ダウンロード」(新しいウィンドウでリンクが開く)ページへのリンクを含むメッセージが接続ダイアログ ボックスに表示されます。このページで、ドライバーのリンクとインストール手順を確認できます。
接続してデータ ソースを設定する
Tableau を起動し、[接続] の下で [PostgreSQL] を選択します。データ接続の完全なリストについては、[サーバーへ] の [詳細] を選択します。その後、次を実行します。
接続対象のデータベースをホストするサーバーの名前を入力します。
データベースの名前を入力します。
サーバーにサインインする方法を選択します。[統合認証]を使用するか、[ユーザー名とパスワード] を使用するかを指定します。サーバーがパスワードで保護されていて、Kerberos 環境でない場合は、ユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
注: Mac を使用していて、それがドメインに正しく接続されていない場合、Mac はドメインで Kerberos が使用されていることを認識しないため、[認証] ドロップダウン リストは利用できません。
SSL サーバーに接続する場合は、[SSL が必須] チェック ボックスをオンにします。
(任意) ワークブックを開いたときや、抽出を更新、Tableau Server にサインイン、または Tableau Server にパブリッシュするときなど、毎回接続の始めに実行する初期 SQL コマンドを指定するには、[初期 SQL] を選択します。詳細については、初期 SQL の実行を参照してください。
[サインイン] を選択します。
Tableau が接続できない場合は、認証資格情報が正しいことを確認します。引き続き接続に失敗する場合は、コンピューターにおけるサーバーの検出に問題があります。ネットワーク管理者またはデータベース管理者に連絡してください。
データ ソース ページで次の手順を行います。
(任意) ページ上部にある既定のデータ ソース名を選択し、Tableau で使用する一意のデータ ソース名を入力します。たとえば、データの他のユーザーが、どのデータ ソースに接続するか推測するのに役立つ命名規則を使用します。
[表] で、表を選択するかテキスト ボックスを使用して、名前で表を検索します。
Tableau バージョン 2019.2 以降では、空間列に接続できます。詳細については、データベースの空間データへの接続を参照してください。
表をキャンバスにドラッグしてから、シート タブを選択して分析を開始します。
カスタム SQL を使用して、データ ソース全体ではなく、特定のクエリに接続します。詳細については、カスタム SQL クエリへの接続を参照してください。
Mac でのサインイン
Mac で Tableau Desktop を使用する場合、サーバー名を入力して接続するときに、mydb または mydb.test などの相対ドメイン名の代わりに mydb.test.ourdomain.lan などの完全修飾ドメイン名を使用します。
また、Mac コンピューターの [検索ドメイン] リストにドメインを追加し、接続する際には、サーバー名のみを提供する必要があります。[検索ドメイン] リストを更新するには、[システム環境設定] > [ネットワーク] > [詳細] に移動し、[DNS] タブを開きます。
注: Tableau はステートフル接続に依存しているため、pgBouncer を使用することは推奨されていません。Tableau で pgBouncer を使用する必要がある場合は、次の方法で構成する必要があります。
server_reset_query=DISCARD ALL (既定)関連項目
- データ ソースの設定 – このデータ ソースにさらにデータを追加したり、データ分析の前にデータを準備したりします。
- グラフの構築とデータの分析 – データ分析を開始します。